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リスニングルームによせられたコメント
リスニングルームによせられたコメントをまとめたコーナーです。多くの方の熱いコメントを期待しています。(2008年3月10日記)
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- この演奏を聴いて、ウィーンフィルは、金管などが容赦なく大きな音で演奏するのでそれに合わせて弦楽器しっかり音の出る現代のものを使用して、コンサートマスターは更にはっきりした大きな音を出すために太くて短めのヴィオラの弓を使うという話を思い出しましたよ。
「火星」の金管の鳴り方なんか野蛮な感じがそれらしくておもしろいですが、そこんとこのアンサンブルはセル先生が聴いたら眉をひそめそうです。
この録音セッションのはまり方は、当時のフリッチャイ/ベルリンフィルに匹敵しますね。
- 2013-04-07:ヨシ様
- 「冥王星」は曲としても不要ですね。
私もそう思います。
ホルストが作曲した「惑星」は、この全7曲なのですから。
- 2013-04-07:セル好き
- テヌート気味でコンスタントに綺麗に響く感じはカラヤンらしい感じがします。
試しに’67のセル/クリーブランド盤と聴き比べてみましたが、セル盤の折り目を緩くするとこんな感じになりそうで、案外妙に基本線が似ている様でもあり、アンサンブルをキープするあまりちょっとおどおどした感じもあり。鑑賞者側からすれば、別にこれを聴かなくてもという結論に。
- 2013-04-06:ヨシ様
- ウィンナワルツ。いいですね。
クリップスの指揮も素晴らしい。
ちなみに来年(2014年)のニューイヤーの指揮は
バ氏らしいです。
大嫌いなので絶対に見ません。
もちろん聴きもしません。
ティーレマンだったら良かったのに・・・
- 2013-04-06:Hide
- シューベルトのトリオとならび歴史的名演奏です。ブラームスの世界にぐいぐいと引き込まれていきます。フォイアマンのチェロがむちゃくちゃ良く歌うし、二楽章の主題のボーイングはハイフェッツより巧いです。ハイフェッツが室内楽への興味を一時失ったのはフォイアマンの死の直後です。二人は技術を競い合う親友であったようです。5年位?の空白があってピアティゴルスキーを入れてトリオを再開しました。
それから、シューベルトのトリオはこのサイトにアップされているはずです。
もうひとつ、ベートーヴェンの大公があるのですが、この録音を商売にしている人が多いのでアップして問題ないでしょうか?
- 2013-04-04:セル好き
- 序奏の得も言われぬ空気感のあと、軽めのティンパニで肩の力の抜けた演奏への期待が高まりますね。
弟子への「ドライブするなキャリーしろ」という指示を実践した演奏です。
ベルリンじゃそうも行かなかったようで、結構ドライブしてますよね。少し遅れてシカゴではショルティーがフリッツ・ライナーが素地を作っていたお陰もあって縦横無尽に引っ張り回してその上を行きましたが。
滋賀出身で京都で勉強して東京で成功した人が京都に帰って錦を飾ったような感じでしょうか。作曲者も地元系だし。ホームの良さが結実しているのでしょう。
- 2013-04-03:ももパパ
- カラヤンのブルックナーといえば、どうしても違和感を感じてしまう小生。
しかし、この録音はいいですね!並みの指揮者よりいい!
なんだろう、肩の力を抜いたカラヤンらしからぬブルックナー、自然な感じで好感がもてる。
- 2013-04-01:シグレイン
- 素晴らしい。
録音も演奏も本当に素晴らしい。
このシリーズをどしどしアップしていただけることに期待します。
- 2013-04-01:菅野茂
- これアナログレコードで持ってました、いい録音なのでこのシリーズ全部のアップに期待しています!
- 2013-04-01:ユッキ
- カラヤンのデッカ盤は本当に良いですよね。
個人的にはモーツァルトの交響曲40番、41番のLPが大好きでした。
ホルストやJシュトラウスも名盤でしたよね。
アップを楽しみにしています!
- 2013-03-31:やもり
- 6曲まとめての感想です。
最初に聴いたときは確かに「緩い」と感じましたが、二度目には「重い」に変わりました。一貫して感じられるのは、一音一音を大切に「熱く」弾いているということです。この辺りが「濃厚」と通じるのかもしれません。
最近は「精緻な音楽作りが定番」とのことですが、そのアルバンベルクも、例えばケラー四重奏団の後で聴くと、凝縮感というか緊張感が足りないように感じます。デジタル録音時代は「精緻」が当たり前で、プラスアルファが必要なのかもしれません。演奏も進歩していると思いたいです。
バルトークの弦楽四重奏は、噛めば噛むほど味が出てきます。対位法などのテクニックが駆使されているのが一因でしょう。素晴らしい曲のアップ、ありがとうございました。
- 2013-03-30:oTetsudai
- 「春」は好きな曲です。ただ気に入った演奏に出会うことは本当に希です。ここのサイトで紹介されている中ではこのグリュミオー/ハスキルは最上の演奏だと思います。春、雪が溶けて小川として水が流れ出る様は、このように生気に満ちていないと感動しません。おっしゃる通り、美しさではなく勢いに感動します。この輝くばかりの演奏は音楽の楽しさと憧れの源泉です。そういう意味で若い演奏家はもっと自分の演奏を世に出して欲しいものです。若さなどすぐに遠ざかります。コンクールで優勝すれば周りがお膳立てするかもしれません。でも「ゆず」ではありませんが、どんどん街に出て自分のファンを増やしていく努力が必要ではないかと思っています。(音楽学校の教員になりたいのなら別ですが・・・)
- 2013-03-30:Guinness
- この演奏はこれまで数多く聴いた演奏の中でも最高ランクです。実に新鮮な解釈を覚えました。デトロイト響の上手さも目を見張るものがあり、パレーとの演奏を今後開拓したく思います。
- 2013-03-28:oTetsudai
- 現代においてはあらゆるところで音楽が氾濫しているので音楽の意味とかが当時とは全く変わっているようにも思います。とあるところで二週間ほど音楽から隔絶された後でクラシック音楽を聴く機会がありましたがそれは特殊な経験でした。スピーカーから出る音が水のように身体に染み渡すのです。そういう意味で日本の今の環境では生活環境の中で音楽が氾濫し、身体が音楽から身を守るために拒否反応さえ感じることがあります。この演奏を聴いてふとそんなことを考えてしまいました。ルツェルン祝祭弦楽合奏団と言えば上品な色のレコードジャッケットのアルヒーフを思い出します。かなり高価だったように記憶していますが、このような場で聴けるとは光陰矢のごとし。このような演奏はその価値がわかるように、耳が音楽に飢えたときに聴きたいものです。
- 2013-03-27:蔵田 誠
- ユングさんの仰るとおり、「作品の真価と演奏の素晴らしさを伝えるには十分すぎるほどの音質です。すぐれたモノラル録音は下手なステレオ録音よりははるかに魅力的だといわれますが、そのことを納得させるだけのクオリティです。」
バルトークの鋭く、厳しい響きが、一種の”快感”につながる演奏です。
ハンガリーSQを追加されたようですネ。
早速、聴きたいと思っています。
- 2013-03-27:カンソウ人
- 演奏そのものは覇気に富んでいて素晴らしい。
前進するリズム、快い拍動、現代感覚、聞き終わっての曲の形が印象付けられている事。
その事は次の世代に受け継がれます。
しかし、歴史はその方向へは進みませんでした。
彼は、結節点の直前に居たのです。
結節点には居ない事を、強調したいと思います。
チェンバロを弾いていても、研究者+演奏者のカークパトリックの演奏よりも、曲の持つ意味を正確に表現する人が現れたのでした。
原点尊重主義は悪い事では無いのです。
恣意的に勝手気ままに読んでいた時代があったのです。
その反動としての、作曲者が書いた楽譜に戻ろうというのは、誰が考えても正しい。
そのうちに、音楽学は色んな事実をあばき出してきたのです。
その当時、楽譜をどのように読んだのか。
単純に、楽典通りには読まなかった事が、記録に残っていたのです。
ドルメッチの古い時代の音楽の本は、南九州の大学図書館にも、並んでいました。
それらを参考にして、楽譜を読んで演奏した人はいました。
説得力がある演奏をしたのは、グールドとレオンハルトです。
グールドは、チェンバロで弾くことで出す効果を、ピアノで出しました。
バッハ以外の曲は、異なる想念の表現として利用しました。
音楽を単に演奏するのではなくて、表現したい内容を、演奏で表現したのです。
ここには、深く拘らないで、先へ行きます。
レオンハルトのやり方は、(グールドのやり方は違いますが)チェンバロを演奏する人の規範となります。
それは、彼の勝利でもあり、彼の演奏が埋もれる原因にもなります。
感覚的に、レオンハルト以上の煌めきを感じさせる演奏者は、後から後から出てきます。
コープマンは当然として、日本人の曽根さんなんかも、そうです。
カーブを曲がったのは、グールドとレオンハルトでした。
グールドには、直接に追随する人はありません。
彼の演奏は創造的であり、曲の再評価のための再評価の試みでした
神から、再録音の時間が彼には与えられていなかったことは、残念と言う以外にはありません。
弟子もいないし、ゴールトベルク変奏曲の再録音だけが完成しました。
何人かのピアニストは、彼の業績を受け止めて、再評価に値する演奏をしています。
アンドラーシュ・シフ、アンジェラ・ヒューイットなどは、その代表者でしょうね。
見かけは違うでしょうが、ポリーニやバレンボイムも何がしかの影響を得ているでしょう。
バッハの録音は無くても、ジメルマンの演奏の突き詰めた感じには、その影響があると信じます。
レオンハルトには、コープマン、鍋島、鈴木、曽根等弟子が一杯居て、それぞれに素晴らしい。
追随者は多く優秀で、本人は長生きして演奏活動を続ける事が出来た。
ただ、グールドの演奏は、人類がバッハを聴く限り、朽ちる事は無いでしょう。
バッハ受容史としては、フィッシャー、ランドフスカ、リヒター、レオンハルト、誰か若いチェンバリスト、クラヴィコードに増幅を掛けてあたかもロックのように演奏してグルダ。
をここに載せて頂ければ嬉しいです。
カークパトリックはすでにあります。
残念な事に、グールドはお喋りしながら弾いていて、どう編集しても曲にならない。
本当にへそ曲がりだと思います。
- 2013-03-26:BIWAKO
- マジャール魂の炸裂するバルトークの弦楽四重奏曲第3番の凝縮された音楽を聞いています。演奏も録音も素晴らしいですね。ユング様、ありがとうございました。
- 2013-03-26:けろぴん
- 55年製と81年製では音質の面からして単純に比較するのはフェアじゃないですよ。55年製はアナログ・モノ録音ですから時には歪んでいる。でもテンポが速くても恐ろしく丁寧に弾いていて各声部がハッキリ聴こえるところがさすがグールドですね。若々しさが出ている。81年製はグールド48歳の時の演奏でピアニストとして全盛期に当たります。テンポなんてその日の気分で決めたのでしょう。カラダ前身で弾いている。特に「グールド・フォルテ」は素晴らしい。他の人には真似ができません。比較的奔放に弾いていて悠然としてます。どちらも好きです!ちなみにゴルドベルグはバッハのクラヴィア曲の作品の中では比較的難度は低い方です。知人が初見で弾いてましたから。
- 2013-03-26:平井正名
- なんともこの曲そしてこの名演奏は魔性の力をもっているようです。何故だかわからぬうちに、顔はほころび、ひきしまり、そして手は動き出し立ち上がるという奇妙な体験をいたしました。要は、身体が制御不能な状態に陥ってしまうのです。
そして、最終楽章が終わった後の、呪縛から解き放たれたかのような快感、ほっと息をついている自分、そしてyung様が紹介しておられる「バルトークの弦楽四重奏曲は演奏が終わった後にやってくる無音の瞬間が一番美しい!」という言葉の意味がなんとなく分かったような気がいたしました。そして、演奏会では一瞬しかない無音(最近では一瞬もない場合も多いのですが)と違い、パソコンの前で一人聴いているとこの瞬間はかなりの長い時間持続され、至福の時を味わえるのです。
- 2013-03-24:平井正名
- 多分初めて聴くバルトークの弦楽四重奏曲第1番を堪能させていただきました。今は本当に有難い時代で、こんな素晴らしいものが聴けるとは想像もしていませんでした。
かつてかつての昔々のことですが、家庭教師のバイト代をすべてレコードにつぎこんでも、この曲までは手が回らなかったのが現実です。そして、馴染みのクラシック喫茶(今はそんなものはないのでしょうね)に行っても、この曲がかかっていることはまずはなかったでしょう。
ベートーベンの枯淡の境地ともいえる弦楽四重奏曲第14番を彷彿とさせる第一楽章、そしてそれを現実のリアルな世界に引き戻そうとするその後の楽章の展開の素晴らしさに思わず時を忘れてしまいました。ハンガリーSQの演奏も素晴らしいですね。まさしくyung様がおっしゃるマジャールの魂のように思いました。
- 2013-03-24:平井正名
- この第二番そして第三番も「心」のない音楽として記憶に残りました。そんな「心」のない曲と思いつつも、思わず立ち上がって指揮のまねやらガッツポーズをしているなんて変ですよね。さすがバルトークです。
ハンガリーSQ、最高です。今はジプシー音楽と言っては差別用語と批判される昨今ですが、なんとなく演奏の中にそんなものを感じさせてくれます。ハンガリーの酒場で聴くあのギタギタ・ベトベトのバイオリンは最高なのですから。
- 2013-03-22:セル好き
- どうもストレスの溜まる演奏です。
確かにUK系のオケにしては前に出過ぎる感じです。
カーゾンにしてみればホームなのにアウエーになってしまったようです。
マスタリングでピアノを際立たせればちょっと聴きやすくなるかも。
ゼルキン/Ph.オーマンディー盤とかなら協奏曲らしいですがオケがまとまりすぎているかも。
この組み合わせの第2番はとにかく美しく名演だと思います。
- 2013-03-21:ろば
- 3点です。
自分にはトンデモ演奏のたぐいに聴こえてしまいました。
ソリストもオケも自己主張が激しくて、音楽になっていないように感じます。
この曲ではギレリス&ヨッフム、オピッツ&デイヴィス、ワイセンベルク&ジュリーニ、アラウ&ジュリーニぐらいしか聴いていないのですが、カーゾン&セルは自分のコレクションには加わらないと思います。
しかし、自分が知らない世界はまだまだあるんだと感心しきりです。
- 2013-03-21:ろば
- 8点です。
アラウのピアノに若干不満があるので7点にしようかと悩みましたが、ジュリーニの熱演に押されて8点にしました。
自分にはジュリーニとブラームスの相性は良いみたいで、充実した演奏に感じました。
ジュリーニはワイセンベルクとも組んで素晴らしい名演を残してくれましたが、基本的な解釈はこの頃から変わりなかったのだとわかりました。
- 2013-03-18:oTetsudai
- 最初にクレンペラーの演奏を聴きました。その立派な演奏に感動したのですが、フルトヴェングラーの演奏もアップされているのでついでに聴いてみました(なんと贅沢な)。違いは特に第2楽章です。クレンペラーの演奏は明らかにハイドンの系譜であることを示していますが、フルトヴェングラーの演奏はベートーベンそのものであり、フルトヴェングラーそのものなのです。本当に若い頃、第5を購入し、毎日複数回聴いていたことを思い出します。フルトヴェングラーが(私のために)第五を毎日指揮してくれる幸福感(妄想ですが)は最上のものでした。彼の音楽は「常に高潔であれ、一流であれ」という叱咤激励でもあります。時を経てもフルトヴェングラーに魅入られるのは、音楽を通して人生に影響を与えるくらいの感動があるからではないかと今でも思っています。
- 2013-03-18:唯井 遡
- これは素敵な演奏です。
また、録音もクリアー。
セルの指揮下、クリーブランドのオケが一糸乱れず演奏する合奏能力にまず驚きます。
そして、この自重の指揮者はスコアに忠実でありながら、ドヴォルザークの民族色豊かなメロディーを端正に演奏していますネ。
その完成度の高さたるや、名盤に値するものです。
こういう名盤にめぐり合わせたことを幸せに思います。
- 2013-03-16:oTetsudai
- 小学校の頃からおなじみの曲ですが「時の踊り」の意味がわからず、普通そんなことで悩まないでしょうが、不思議に思っていました。今回この曲を聴くにあたり、バレエ曲とのことですので、どんな踊りなのかを探しておりましたら、(演出の違いもあるでしょうが)12人+2人の踊りで、12人が文字盤、2人が長針・短針を表しているかのような映像に遭遇しました。確かに時の踊りだ、と納得した次第です。横道にそれましたが、この演奏は繊細に踊りを表現していて眼前でバレエを見ているかのような錯覚を覚えるすばらしい演奏でした。
- 2013-03-12:平井正名
- カルロスのお父さんの演奏を初めて聴くことができました。まずは、こんな贅沢をさせていただいたyung様に感謝いたします。齢を重ねるというのもいいものですね。
この演奏を聴いていて、不思議な感覚にとらわれたのは、これはどこかで聴いたことがあるという思いでした。小生、セル・クリーブランドの来日公演を幸運なことにも会場で聴いています。そして、セル帰国後、しばらくしての訃報でした。
この曲は、色々な演奏を聴いていますが、あの有名なセル・クリーブランド盤さえ、来日公演当日の演奏とは違うのです。そして、当日の演奏に最も近いのが、このエーリッヒ・クライバー・コンセルトヘボー盤のような感じがいたします。今はもう聴けない幻の名演奏・白鳥の歌に再び出会えるとは、感謝の念、しきりです。
- 2013-03-11:平井正名
- 最も聴きたかったカーゾン・セル盤をアップしていただいてありがとうございました。たっぷりあの素晴らしい2楽章を楽しませていただきました。
でも、この音楽は恐ろしい曲であることに、yung様のブログで気づかされました。これは協奏曲ではなく、対決曲(そんなものはないでしょうが)ではないかという思いにとりつかれています。
そこで、かつて購入したバレンボイム・ラトルのDVDを引っ張り出してみました。ラトルがベルリンフィル就任後、初のヨーロッパ公演のようで相手はバレンボイムですから申し分のないところです。一方、バレンボイムは指揮をしていますから、この若造、どれぐらいできるのかなという感じがありありとうかがえます。
そして、第3楽章のあの勝ち誇ったラトルの表情、そしてこれ以上はないと思うベルリンの響き、これにはさすがのバレンボイムも脱帽したようで、花束を贈られしぶしぶ愛嬌をふりまいているようでした。
なぜカラヤンはこの曲をやらなかったのか。さすがに素晴らしい指揮者・経営者だったのですね。
最後になり失礼ですが、ザバリッシュさんのご冥福を心よりお祈りいたします。
- 2013-03-11:蔵田 誠
- モーツァルトにユングさんの仰る「光と影が交錯する木漏れ日の世界」を求める方には些かキツイ演奏かも知れませんネ。
しかし、ユングさんが饒舌に語るように、「このモノラル録音によるリリーの演奏を聴くと、それだけが唯一絶対の解でない事を教えられます。」と言えましょう。
確かに、この演奏には好き嫌いがハッキリ出るでしょう。
私には、例えばヘブラーの弾くソナタは楽譜に成るほど忠実かも知れませんが何の”魅力”を感じませんでした・・・。
モノラルとはいえ立派な録音で、リリーの”魅力”が発見できる。
それは又、これまで(?)とは違うモーツァルトの世界が発見できる貴重なものだと感じました。
ところで、リリーの協奏曲の録音はないのでしょうか?
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[2025-04-19]

ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調, Op.68(Brahms:Symphony No.1 in C Minor, Op.68)
ヨーゼフ・カイルベルト指揮 ベルリン・フィルハーモニ管弦楽団 1951年録音(Joseph Keilberth:Berlin Philharmonic Orchestra Recorded on 1951)
[2025-04-16]

モーツァルト:弦楽四重奏曲第23番 ヘ長調 K.590(プロシャ王第3番)(Mozart:String Quartet No.23 in F major, K.590 "Prussian No.3")
パスカル弦楽四重奏団:1952年録音(Pascal String Quartet:Recorded on 1952)
[2025-04-12]

ロッシーニ:管楽四重奏曲第4番 変ロ長調(Rossini;Quatuor No.4 in B flat major)
(fl)ジャン- ピエール・ランパル (cl)ジャック・ランスロ (hrn)ジルベール・クルシエ (basson)ポール・オンニュ 1963年初出((fl)Jean-Pierre Rampal (cl)Jacques Lancelotelot (basson)Paul Hongne (hrn)Gilbert Coursier Release on 1963)
[2025-04-09]

ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調 作品27(Rachmaninoff:Symphony No.2 in E minor, Op.27)
アルトゥール・ロジンスキ指揮:ニューヨーク・フィルハーモニック 1945年1月15日録音(Artur Rodzinski:New York Philharmonic Recorded on January 15, 1945)
[2025-04-06]

ロッシーニ:管楽四重奏曲第1番 ヘ長調(Rossini;Quatuor No.1 in F major)
(fl)ジャン- ピエール・ランパル (cl)ジャック・ランスロ (hrn)ジルベール・クルシエ (basson)ポール・オンニュ 1963年初出((fl)Jean-Pierre Rampal (cl)Jacques Lancelotelot (basson)Paul Hongne (hrn)Gilbert Coursier Release on 1963)
[2025-04-02]

モーツァルト:セレナーデ第13番ト長調, K.575 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」(Mozart:Serenade in G Major, K.525 "Eine kleine Nachtmusik")
ヨーゼフ・カイルベルト指揮 バンベルク交響楽団 1959年録音(Joseph Keilberth:Bamberg Symphony Recorded on 1959)
[2025-03-28]

ラヴェル:スペイン狂詩曲(Ravel:Rhapsodie espagnole)
シャルル・ミュンシュ指揮:ボストン交響楽団 1950年12月26日録音(Charles Munch:The Boston Symphony Orchestra Recorded on December 26, 1950)
[2025-03-24]

モーツァルト:セレナード第6番 ニ長調, K.239「セレナータ・ノットゥルナ」(Mozart:Serenade in D major, K.239)
ヨーゼフ・カイルベルト指揮 バンベルク交響楽団 1959年録音(Joseph Keilberth:Bamberg Symphony Recorded on 1959)
[2025-03-21]

シューベルト:交響曲第2番 変ロ長調 D.125(Schubert:Symphony No.2 in B-flat major, D.125)
シャルル・ミュンシュ指揮 ボストン交響楽団 1949年12月20日録音(Charles Munch:The Boston Symphony Orchestra Recorded on December 20, 1949)
[2025-03-17]

リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲, Op.34(Rimsky-Korsakov:Capriccio Espagnol, Op.34)
ジャン・マルティノン指揮 ロンドン交響楽団 1958年3月録音(Jean Martinon:London Symphony Orchestra Recorded on March, 1958)