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ジャケット聞き
「ジャケット買い」という言葉がありました。
店頭に並べられているレコードのジャケットに引きつけられて、中味は全く分からないままに買ってしまうことです。
残念な事に、一辺30㎝のLPレコードと一辺が12㎝しかないCDとではジャケットの魅力には本質的な差が生じてしまいました。それが、ファイル音源になってしまうとジャケットそのものがなくなってしまいました。
それ故に「ジャケット買い」という言葉は既に「死語」になってしまっていたのですが、ジワジワとアナログレコードが復権してくるにつれて、再び一辺30㎝の「芸術」とも言うべきレコードジャケットに注目が集まり始めました。
「Blue Sky Label」でもその様な流れを受けて、2017年の夏頃からジャケットを表示するようにしました。
そして、気がつけば1年の時が経過して、それなりのレコードジャケットを表示できるようになってきました。(ただし、どうしてもジャケットの画像が入手できないときはその代わりに演奏家の写真を表示しています。)
そうなれば、「ジャケット買い」ならぬ「ジャケット聞き」といものがあってもいいものだろうと考えた次第です。
アルバムの中味はよく分からなくても、ジャケットの魅力から聞いてみようというのも有りだろう!!と言う次第です。
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218
(Vn)ヴァーシャ・プシホダ:エンニオ・ジェレッリ指揮、RAIトリノ交響楽団 1957年録音
ただの「芸人」で終わりたくないという思いが強かったのでしょうか
ポンキエッリ:ラ・ジョコンダより時の踊り
ゲオルク・ショルティ指揮 コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団 1958年6月録音
恐るべし、ハンガリーの猛獣
ベートーベン:ピアノ・ソナタ第5番 ハ短調 Op.10-1
(P)マリア・ユーディナ:1950年録音
豪快さと深い瞑想性の融合
ボッケリーニ:チェロ協奏曲 変ロ長調 G.482
(Cello)ピエール・フルニエ ルドルフ・バウムガルトナー指揮 ルツェルン音楽祭弦楽合奏団 1961年10月10日~14日録音
二つの楽しみを味わえる
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488(cadenzas:Mozart)
(P)アニー・フィッシャー エードリアン・ボールト指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1959年2月13日~15日&4月22日録音
カデンツァの問題について調べてみようと思わせてくれたことも、このフィッシャー録音のもう一つの賜物でした
ショパン:ポロネーズ第6番 変イ長調, Op.53「英雄」
(P)アルトゥール・ルービンシュタイン:1964年3月4日~6日録音
ルービンシュタインの「大きさ」
チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲 作品33
(Cello)レナード・ローズ:ジョージ・セル指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック 1952年録音
完璧なプロポーションをこそ大切氏にした演奏
ベートーベン:弦楽四重奏曲第9番 ハ長調「ラズモフスキー3番」Op.59-3
パスカル弦楽四重奏団:1952年録音
ラテン的な気質からベートーベンを眺めればどう映るかを私たちに提示している
デュカス:「魔法使いの弟子」
ゲオルク・ショルティ指揮 イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 1957年3月録音
ショルティのアプローチに内在する価値を嗅ぎ取って「感心」するくらいの幅の広さは持ってもいいのではないでしょうか
リスト:ファウスト交響曲
アタウルフォ・アルヘンタ指揮 パリ音楽院管弦楽団 1955年6月10日~11日&13日~14日録音
解像度の高いバランスの良い響き
ベートーベン:15の変奏曲とフーガ 変ホ長調 「エロイカ変奏曲」 Op. 35
(P)アルフレッド・ブレンデル 1958年&1960年録音
後年のブレンデルと較べれば、はるかに勢いの良さが前に出ている
モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番 ハ長調 K.503
(P)ジュリアス・カッチェン:カール・ミュンヒンガー指 シュトゥットガルト室内管弦楽団 1966年9月14日~16日録音
カッチェンのモーツァルトは生真面目にすぎるかもしれません
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op.108
(Vn)ハイメ・ラレード:(P)ウラディーミル・ソコロフ 1959年11月4日~5日録音
多彩な音色のパレットを持っている自分への自信の表れ
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第1番 ヘ長調 BWV.1046
オットー・クレンペラー指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1962年11月3日録音
フィラデルフィアのクレンペラー
バッハ :平均律クラヴィーア曲集 第1巻(BWV 864‐BWV 869)
(Cembalo)ワンダ・ランドフスカ:1949年3月&1950年2月録音
二度とこの世に現れることのない宝物のような存在
[2024-12-17]
ハイドン:弦楽四重奏曲 ニ長調, Op.33, No.6 Hob.3:42(Haydn:String Quartet No.33 in D major, Op.33, No.6, Hob.3:42)
プロ・アルテ弦楽四重奏団:1932年10月7日録音(Pro Arte String Quartet]Recorded on December 7, 1932)
[2024-12-13]
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調, Op.47「クロイツェル」(Beethoven:Violin Sonata No.9 in A major, Op.47 "Kreutzer")
(Vn)ミッシャ・エルマン:(P)ジョセフ・シーガー 1955年録音(Mischa Elman:Joseph Seger Recorded on 1955)
[2024-12-10]
ショパン:ワルツ 変イ長調, Op.42(第5番)&ショパン:3つのワルツ, Op.64 (第6番~第8番)(Chopin:Waltzes, Op.42&Waltzes No.6, Op.64)
(P)ギオマール・ノヴァエス:1953年発行(Guiomar Novaes:Published in 1953)
[2024-12-05]
モーツァルト:弦楽四重奏曲第18番 イ長調 K.464(Mozart:String Quartet No.18 in A major, K.464)
パスカル弦楽四重奏団:1952年録音(Pascal String Quartet:Recorded on 1952)
[2024-12-01]
グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲イ短調 作品82(Glazunov:Violin Concerto in A minor, Op.82)
(Vn)ナタン・ミルシテイン:ウィリアム・スタインバーグ指揮 ピッツバーグ交響楽団 1957年6月17日録音(Nathan Milstein:(Con)William Steinberg Pittsburgh Symphony Orchestra Recorded on June 17, 1957)
[2024-11-28]
ハイドン:弦楽四重奏曲 ハ長調「鳥」, Op.33, No.3,Hob.3:39(Haydn:String Quartet No.32 in C major "Bird", Op.33, No.3, Hob.3:39)
プロ・アルテ弦楽四重奏団:1931年12月1日録音(Pro Arte String Quartet Recorded on December 1, 1931)
[2024-11-24]
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調, Op.98(Brahms:Symphony No.4 in E minor, Op.98)
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1952年9月29日&10月1日録音(Arturo Toscanini:The Philharmonia Orchestra Recorded on September 29&October 1, 1952)
[2024-11-21]
ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調, Op.11(Chopin:Piano Concerto No.1, Op.11)
(P)エドワード・キレニ:ディミトリ・ミトロプーロス指揮 ミネアポリス交響楽団 1941年12月6日録音((P)Edword Kilenyi:(Con)Dimitris Mitropoulos Minneapolis Symphony Orchestra Recorded on December 6, 1941)
[2024-11-19]
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77(Brahms:Violin Concerto in D major. Op.77)
(Vn)ジネット・ヌヴー:イサイ・ドヴローウェン指揮 フィルハーモニア管弦楽 1946年録音(Ginette Neveu:(Con)Issay Dobrowen Philharmonia Orchestra Recorded on 1946)
[2024-11-17]
フランク:ヴァイオリンソナタ イ長調(Franck:Sonata for Violin and Piano in A major)
(Vn)ミッシャ・エルマン:(P)ジョセフ・シーガー 1955年録音(Mischa Elman:Joseph Seger Recorded on 1955)