ようこそ Blue Sky Label へ!
著作権は保護の面ばかりが語られますが、保護期間が過ぎたものは人類共有の財産にするという側面も重要です。 すでに著作権の保護期間をすぎた素晴らしい作品と録音をクラシック音楽の世界はもっています。 このサイトでは、そのような偉大な音楽家たちの5500をこえる歴史的名演をフリーで全曲お聞きいただけます。最新の更新/リスニングルームの更新履歴
ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調, Op.90(Brahms:Symphony No.3 in F major, Op.90)・・・[2025-05-03]
ヨーゼフ・カイルベルト指揮 バンベルク交響楽団 1963年録音(Joseph Keilberth:Bamberg Symphony Recorded on 1963)
カイルベルトと言えば「質実剛健にして武骨と言っていいほどの音楽づくり」という言葉が思い浮かぶので、ずいぶん古い人のように思えていました。しかし、振り返ってみればカラヤンと同年生まれで、1965年と1966年には単身で来日してN響の指揮台に立っています。 私が思い込んでいたほどに「古い人」ではなったのですね。 そんなカイルベルトの経歴を見てみればバンベルク響との関係が大きな比重を占めています。 バンベルク響のことを語る上で第2次大戦後の「ドイツ人追放」のことは切り離すことはできません。特...続きを読む名演奏を聞く
スメタナ:「我が祖国」
カレル・アンチェル指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 1963年1月7,10,13&14日録音
アンチェルと言えば、いつも語られるのはナチス支配下で拘束されてアウシュビッツ収容所におくられ、そこで生まれたばかりの幼子も含めて家族全員が虐殺されたという事実です。
そして、アンチェル自身はその音楽的才能によって「利用価値」があるとされて生き延びることが出来たのです。
アンチェル自身はこの事実についてほとんど語ることはありませんでした。
その様なアンチェルにとって音楽と向き合うことはそのまま「生きる」と言うことと同義であったはずです。
愛する音楽がどれほどの「真実」をもって演奏できるかが大切であり、その「真実」を実現することこそが絶望を乗り越える一歩だったはずなのです。
そんなアンチェルによって鍛え上げられたチェコフィルの素晴らしさには驚かされます。
深い感情と緊張感を失わぬピアニシモの美しさは言うまでもなく、どれほどのフォルテシモでも一切の乱れや混濁を見せない強さにも驚かされます。
そのレベルに到達するめに積み上げたトレーニングは厳しいものだった想像されますが、その厳しさにオケのメンバーが耐えられたのは、それが音楽のために絶対に必要だというアンチェルの求めの真摯さを共有できたからでしょう。
【最近の更新(10件)/リスニングルームの更新履歴】
[2025-04-30]
ショパン:ノクターン Op.37&Op.48(Chopin:Nocturnes for piano, Op.37&Op.48)(P)ギオマール・ノヴァエス:1956年発行(Guiomar Novaes:Published in 1956)
考え抜かれた演奏
[2025-04-27]
ロッシーニ:管楽四重奏曲第6番 ヘ長調(Rossini;Quatuor No.6 in F major)(fl)ジャン- ピエール・ランパル (cl)ジャック・ランスロ (hrn)ジルベール・クルシエ (basson)ポール・オンニュ 1963年初出((fl)Jean-Pierre Rampal (cl)Jacques Lancelotelot (basson)Paul Hongne (hrn)Gilbert Coursier Release on 1963)
「弦楽のためのソナタ」の管楽編曲版ですか?
[2025-04-25]
ブラームス:交響曲第2番 ニ長調, 作品73(Brahms:Symphony No.2 in D major, Op.73)ヨーゼフ・カイルベルト指揮 ベルリン・フィルハーモニ管弦楽団 1962年録音(Joseph Keilberth:Berlin Philharmonic Orchestra Recorded on 1962)
これを見逃していたとは…
[2025-04-22]
ロッシーニ:管楽四重奏曲第5番 ニ長調(Rossini;Quatuor No.5 in D major )(fl)ジャン- ピエール・ランパル (cl)ジャック・ランスロ (hrn)ジルベール・クルシエ (basson)ポール・オンニュ 1963年初出((fl)Jean-Pierre Rampal (cl)Jacques Lancelotelot (basson)Paul Hongne (hrn)Gilbert Coursier Release on 1963)
「弦楽のためのソナタ」の管楽編曲版ですか?
[2025-04-19]
ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調, Op.68(Brahms:Symphony No.1 in C Minor, Op.68)ヨーゼフ・カイルベルト指揮 ベルリン・フィルハーモニ管弦楽団 1951年録音(Joseph Keilberth:Berlin Philharmonic Orchestra Recorded on 1951)
これを見逃していたとは…
[2025-04-16]
モーツァルト:弦楽四重奏曲第23番 ヘ長調 K.590(プロシャ王第3番)(Mozart:String Quartet No.23 in F major, K.590 "Prussian No.3")パスカル弦楽四重奏団:1952年録音(Pascal String Quartet:Recorded on 1952)
実態は「ジャック・デュモン弦楽四重奏団」
[2025-04-12]
ロッシーニ:管楽四重奏曲第4番 変ロ長調(Rossini;Quatuor No.4 in B flat major)(fl)ジャン- ピエール・ランパル (cl)ジャック・ランスロ (hrn)ジルベール・クルシエ (basson)ポール・オンニュ 1963年初出((fl)Jean-Pierre Rampal (cl)Jacques Lancelotelot (basson)Paul Hongne (hrn)Gilbert Coursier Release on 1963)
「弦楽のためのソナタ」の管楽編曲版ですか?
[2025-04-09]
ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調 作品27(Rachmaninoff:Symphony No.2 in E minor, Op.27)アルトゥール・ロジンスキ指揮:ニューヨーク・フィルハーモニック 1945年1月15日録音(Artur Rodzinski:New York Philharmonic Recorded on January 15, 1945)
ロジンスキーという男は妥協を許さない存在です。
[2025-04-06]
ロッシーニ:管楽四重奏曲第1番 ヘ長調(Rossini;Quatuor No.1 in F major)(fl)ジャン- ピエール・ランパル (cl)ジャック・ランスロ (hrn)ジルベール・クルシエ (basson)ポール・オンニュ 1963年初出((fl)Jean-Pierre Rampal (cl)Jacques Lancelotelot (basson)Paul Hongne (hrn)Gilbert Coursier Release on 1963)
「弦楽のためのソナタ」の管楽編曲版ですか?
[2025-04-02]
モーツァルト:セレナーデ第13番ト長調, K.575 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」(Mozart:Serenade in G Major, K.525 "Eine kleine Nachtmusik")ヨーゼフ・カイルベルト指揮 バンベルク交響楽団 1959年録音(Joseph Keilberth:Bamberg Symphony Recorded on 1959)
いくつもの選択肢