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リスニングルームによせられたコメント
リスニングルームによせられたコメントをまとめたコーナーです。多くの方の熱いコメントを期待しています。(2008年3月10日記)
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- 5月下旬にさしかかって、暑くもなく寒くもなく、いい日和ですね。こんな日が毎日ならなあ、そしてこのサイトを何度訪れたことでしょう。
この23番は、46年なんで音がいいかも?という程度でダウンロードしましたが、いいですねえ!マイクが近いのが私の趣味ですがこれは、そうですよ。
さて、今後は、全集モノをたくさん作ってもらってますので、カラヤン・フィルハーモニアのベートーベン、YUNG氏推薦(と思っているのですが)ペルルミュテールのモーツァルト・ソナタ集、シェルヘンのハイドンなどを、聞き比べていこうと思います。また、感想を書かせてもらいます。たのしみです。
- 2008-05-17:佐藤
- コリンズのシベリウスの交響曲第1番と第2番はロンドンのLPで良く聞きました。
厳しい音楽作りをしていますが,美しいメロディの部分はテンポを落として実にロマンティックに歌いあげていました。
コリンズの指揮した1番と2番では1番の方が好きですが,2番の最終楽章の最後の所のドラマチックな盛り上がりは見事だったと思います。
去年の秋にCD店でデッカの全集を見つけ早速買いましたが,やはり1番と2番が良かったです。
古くはカヤヌスの指揮した録音が有名ですが,それを聞いてみたいです。
またシベリウスの管弦楽曲は男らしさの中に繊細な情緒をたたえていてとても好きです。これも何かお持ちでしたらお願い致します。
コリンズを評価して頂いてありがとうございます。
- 2008-05-17:夜のガスパル
- “クナもバッハの前では敬虔”・・・いつもながらユング君のコメントは大事なところ突いてるなーと思います。
それにしてもこの録音は夢のように美しい。色々指摘したいところがありますが、第3楽章のコーダでのシュナイダーハンのバイオリンの甘い音色が切なすぎる。この曲はグリュミオーのLP(指揮はレッパード)が好きで聴いているが、その部分だけはこちらの演奏のほうが際立って美しいと思う。バッハのV協はそれこそいろんな録音がひしめいているが、私のとってこの録音の占める位置はとても大きい。
なおシュナイダーハンはアッツモン指揮でのLPでもこの曲を入れており、そこでもこれに近い表現をしている。こういう表現は時代がかって聴こえるのは確かだが“古色蒼然”で片付けられるべきものではないと思う。私は人の心を打つことに臆病な一部の古楽器的な演奏こそ間違ったバッハと思えてならない。カザルスも言っていたはずだと思うのだが。
- 2008-05-11:かなパパ
- いろいろ聴き比べをしていて、フルトヴェングラーのを聴いたところ、「なんだこれは!!」
ユングさんの言うとおり、細部の細かいからみはすべて塗りつぶされて音の固まりのようでした。冒頭の3分間だけ聴いて他の指揮者の演奏に変更してしまいました。
特に1楽章の特徴は、各楽器の旋律のからみにあると思っています。
楽譜を見ても終始、その旋律のからみのすばらしさがわかります。
フルトヴェングラーのような有名な指揮者が、この様な指揮をしていたなんて、非常に残念です。
- 2008-05-10:Massey
- 終楽章を正しい速度=速く、で演奏しています。この後で全集を作ったベームが律儀に2倍のスピードでBPOに弾かせてるのを考えると、ラインスドルフは慧眼の持ち主ですよ。ラインスドルフのMOZARTはどれを聴いてもハズレはなさそうですよ。モノながら、録音は優秀明晰です。
- 2008-05-08:Joshua
- これは最高の音楽ですよ。理屈抜きで、皆さんにお勧めします。
レコードでは、ウェストミンスターから出ていたものです。
ブダペストもいいですが、現代モノはどれもしつこく聞こえますね。
アルバンベルク、メロス、タカーチ、ジュリアード、どれもバリリの後では、もうひとつです。この地味に扱われがちな、13番という隠れた名曲、未だご存じない人は、MP3にもアップロードしてもらってますので、繰り返しますが、「みなさん、この演奏を聴きましょう!!」
- 2008-05-06:ますだよしお
- ライナーのMOZARTがいいなあ、と思っていたら、このラインスドルフもいいじゃないですか!丁寧だし、熱さもあるし、オケのロイヤルフィルもいい線行ってますよ。さすが、ワルターの弟子、とうのは早計としても、この知られざるモノラル時代唯一(?)の交響曲全集の価値は見直すべきですね(YUNG氏に同感)
ラインスドルフはRCAにフィガロやドンジョヴァンニ(あの指環のニルソンが出演!)、名花アンナ・モッフォをタイトルロールに、蝶々婦人、ラ・ボエームを入れてましたね。小生の第2の愛読書昭和49年刊「ステレオ名曲に聴く(小林利之著)」より。
エーリヒ・ラインスドルフ(Erich Leinsdorf)は 1993年まで生きていたんですね。
来日とかはしたんでしょうか? Wikipediaに、
after the sudden death of Artur Bodanzky in 1939, Leinsdorf was named the Met's "head
of German repertoire".In 1942 Leinsdorf became a naturalized American citizen.
From 1943 he had a brief three-year post as Music Director of the Cleveland Orchestra
とあり、YUNG氏アップロードなるボダンツキの後任のメト、ロジンスキーとセルに挟まれてのクリーブランド(その間、徴兵され軍楽隊のバンドリーダー)、ロチェスターへの降格・・
・・・ボストン響監督に8年。70年代以降はレコード界では地味だったと思うのですが、
ベルリン響の主席とか、メト、NYPを中心とした客演生活で過ごしたようですね。チェリビダッケとも、また一風違う裏街道を歩んだ名指揮者・・・・・それで片付けるには惜しい人です。
- 2008-05-06:夜のガスパル
- 『一期一会の素晴らしい演奏』というユング君のコメントがぴったりだと思います。第一チェロのカザルスが、時にはうなり声をあげて他のメンバーをリードしており、カザルスの偉大さを強く感じます。実際、カザルスの音楽創りの中で若いスターンが太い音で小細工なしに真っ直ぐ本質に向かっており立派です。それにしても、これほど血が通い脈を打つ様な音楽にはなかなかめぐり合えません。有名な2楽章も良いですが、悠然と歌われる第一楽章は生きる喜び、人として存在する喜びを感じます。色々な曲において“これを超える演奏は無理”と感じる録音がいくつかありますが、その最右翼ではないでしょうか。モノラル録音ながら他を聴く気になれません。
しかしユング君のコメントはどれも素晴らしいですね。
- 2008-05-04:津田泰孝
- アゴーギグはあっさりめではあるが方向が明確だし、なによりも音色の変化が素晴らしい名演と思います。
- 2008-05-04:中務 浩
- ユング君のコメントを見て聴いてみたくなりました。私はクナや朝比奈さんのブルックナー演奏が大好きです。そういえば無類のブルックナー好きの友人が私に海賊版などの新しい(実際は古い演奏ですが、、)物が手に入った時にカセットに録音してくれた時、なぜかその中にフルトヴェングラーのもありました。一度も聴かずにどこかにしまっておいたのですが、このような聴きかたもあるのだと思うと、引っ張り出して聴いてみたくなりました。もちろんテンシュテットの3番も聴いてみたいです。久しぶりにブルックナー熱が自分の中で再燃しました。クナの有名なミュンヘンフィルの8番は、もう自分にとりましては愛すべき演奏で、熱心に聴いていた高校生の頃にタイムスリップさせてくれる唯一の物です。そういうつきあいかたもありですよね。
- 2008-05-04:アマデウス
- この演奏つまんない!
もーちょっと曲想つけたら?
- 2008-05-04:koco
- N響2月定期を指揮したチョン・ミョンフン以来ブル7だけでなくブル4なども聴き始めてお気に入りの交響曲がいくつかありますが、野性的とも評される第3楽章はほんとうにイイですね
それと、シューリヒトという指揮者は個人的にお気に入りの指揮者の一人なので、ぜひこれからもアップできるものがあれば... と思います(ただ高齢になってから名声を得たということですが)
- 2008-05-03:ますだよしお
- 62年前に、こんないい音(ほとんどスクラッチノイズが感じられず、楽器間の分離も良い)のマーラーがあったんですよ。これに遡る37年録音の同曲メンゲルベルグ盤もとても聴きやすい音ですね。4番というのは、第3楽章の終わり際を除くと録音に向いた曲なのではないでしょうか。わが愛読書の宇野功芳著「ブルーノ・ワルター(レコードによる演奏の歩み)」(音楽之友社)のマーラー4番の項には、「この曲をワルターがステレオに再録音しないで世を去ったのは、かえすがえすも残念である。」とあります。レコード評ですので、リマスター後のCDで大幅改善されたのかもしれませんね。ちなみに、41年録音のエロイカも聞かせていただきましたが、いい音ですね。音割れがありません。同時期のシューマンの3番「ライン」も、できればアップロード願いたいですね。功芳曰く「非常な名演奏」、らしいです。
- 2008-05-01:サーラ水心
- もう、あの頃から50年近く過ぎ去ってしまったなあ。そのころ、片田舎の徳島でもラジオ『文化放送』の電波はキャッチできた。夜10時30分?旺文社提供『百万人の英語』。ハイドンの『時計』の音楽に続く『五十嵐しんじろう先生』の張り切った声・・。なつかしいな!
- 2008-04-29:tomochan2002
- 家にあるLPよりいい音なので、LPからパソコンに録音するのをやめました。
- 2008-04-29:亜季
- 1950年…没年の録音で、この上なくピュアな美しさと深い孤独が、胸に染みます。
リパッティが不治の病におかされていたことと、彼の演奏に対する評価を結びつけることは邪道かもしれません。
しかし、彼の深刻な病状が、結果的に彼がコマーシャリズムに呑み込まれるのを防いだことも一面の事実だと思います。
彼の発病以降、本人、聴衆、音楽プロデューサーからも「ウケる、売れる」といったコマーシャリズム的要求は一切消失したと想像します。
そして、きらめく結晶のように純粋な演奏が残されました。
- 2008-04-28:hal
- モーツァルトの系譜はメンデルスゾーンへ繋がっている!
この曲を聴く度にそう思わされます。
それは、彼らがどちらも若くして天性の才能を発揮し、そして夭折していったという事実だけに留まらないような気もするのです。
モーツァルトもメンデルスゾーンも、"歌"をその音楽の本質的なところに持っていると言うところは誰しもが認めるところでしょうが、そこに悲しみを内包して見せたのがモーツァルトで、ただ美しいだけで終わってしまったのがメンデルスゾーンであると人は言います。
しかしそれは本当でしょうか。自分はメンデルスゾーンの旋律を聴くたびに、そこに言いようもない深い感情を感じるのです。
この五番は最たるもので、「宗教改革」という副題が指すように信仰心が表れているだけではなく、いや、仮にそうだとしたら私たちは第一楽章の迸る激情や第二楽章の長閑な牧歌を前に何と言えば良いのでしょうか、より普遍的な人間の感情を説いているかのように聞こえます。
それはユダヤ人と宗教の問題を更に超えた、もっと普遍的なところにある様々な感情の葛藤、仮にこのような言い方が許されるのならば、"青春"が、この曲からは聞こえてくるのです。
そしてその葛藤を経た第四楽章、信仰の象徴たる「神はわがやぐら」が有機的に曲を作り出していく時、私は神を寄る辺として生きて行こうとする美しい信仰の告白を聞くと共に、笑われるかもしれませんが、ジュピターシンフォニーの第四楽章の影を聞くのです。
メンデルスゾーンは古典的な様式美を守り通した人物ですから、その音楽は、ロマン的解釈からすれば確かに感情は希薄に聞こえるのかもしれません。
しかしこの21歳の若き作曲家の、青春の慟哭と敬虔な信仰が奇跡的にも一つになったこの曲が
21世紀の私たちの耳に届く時、私たちは本当にそう簡単に言いきってしまって良いのでしょうか。つまりメンデルスゾーンの音楽は低俗で薄っぺらい、と。
ベートーヴェンが讃えられた19世紀にあって、モーツァルトの系譜を歩めた可能性のある作曲家はメンデルスゾーンだけだったように思います。
シューベルトもシューマンもブラームスも、皆自分の内側へ内側へと入っていってしまいました。
しかしメンデルスゾーンだけは、自分自身を遠くから見つめる術を知っていた。
そしてそれこそ、どんな苛酷な時にも楽しく美しい歌を書き続けた、モーツァルトの姿ではなかったでしょうか。
惜しむらくはその彼すらも若くして天に召されてしまったということです。
私は彼の後に、モーツァルトの後継と呼べるような作曲家を知りません。
そして私は、四楽章の終盤(この録音だと11:50ですね)、単に音階を一つ一つ登っていくだけの単純な、それこそモーツァルトのように単純な旋律に、いつも涙するのです。
- 2008-04-26:ますだよしお
- これは隠れた名演ですよ。
凄いスピード!一糸乱れず着いていくシカゴのオケメンたち。
録音がいいので、メカニックの優秀さが一層楽しめます。
もちろんそれだけじゃ、すぐに厭きます。どう言うのかな?
トスカニーニそっくり、は言い過ぎでしょうか?
ともかく、熱さも十分伝わってくる演奏なのです。
ついでながら、アイネクライネも良かったですね。
小生がこの演奏に触れたのは、10代の頃、世界名曲全集モーツァルトの巻でした。このシリーズにはライナーのレアものがあって、田園、ハイドンのV字(88番)など楽しんだものです。
(若杉弘・読響の軍隊・ト短調とか、大橋国一の「楽に寄す」とか今思うと貴重な音源です)
YUNG氏にリクエストですが、ライナー時代のシカゴで、上記の田園、V字のほかに、英雄の生涯、ドンファン、ブラームスの3番シンフォニーなどが入るようでしたら、ぜひアップロードしてください。
当時の主席ホルン奏者フィリップ・ファーカスの「いい音」が楽しめますよ。
- 2008-04-26:kuriking
- 正直、演奏家の方ごとの違いが分かる程、クラシックを
特に同じ曲を聴き比べたコトはないのですが
このピアノの音は大好きです。
こういう音を聴きたくて、クラシックを聴いてる気がします。
- 2008-04-25:
- ラフマニノフの第3番のコンチェルトは、ロマン派のピアノ協奏曲の究極の姿でありこの曲の後にはロマン派のピアノコンチェルトは存在できないということに尽きる。多少近代的ではあるが、プロコフィエフの第3番がこの曲と並列して存在している。このことを下敷きにして、多様な解釈が可能なのだと思う。音楽の歴史はこの曲を肯定している。またこの曲は職業としてのピアニストの存在を私には意識させる。指の動くこと、音量があること、音色の美しいこと、旋律を歌わせることができること、オーケストラと協調できる柔軟さがあること、過度に個性を打ち出さないこと、などなど。この曲の演奏に必要なことは、コンクールの覇者には当然満たされているだろう。話は変わるが、ヨーロッパ初演はコルトーだったとか。録音はあるのだろうか?
- 2008-04-16:作曲家志望
- 早速6番を聴かせてもらいました。
吉松隆経由でこの曲を知って以来一番好きなシンフォニーです。
演奏ですが、とても丁寧なので驚きました。
あまり聴きなれないテンポなので、1楽章の疾走感が薄れるのでは?とも思いましたが
杞憂でした。強すぎず、弱すぎず、とても良い案配でオケが鳴っており、
とても聴きやすかったです。
- 2008-04-13:亜季
- もちろん、他のピアニストの舟歌がダメなわけではありません。
ポリー二の音色は繊細で美しいですし、コルトーの演奏は盛り上がります。
でも、リパッティの舟歌の自然さには、ただ驚嘆するのみです。
他の人の演奏では、どうしてもピアニストの解釈と個性がにじみますが、(当然ですよね)リパッティの舟歌を聞くと、もはやピアニストの存在すら透明になっているようです。
眼前に広がるのは、静かにゆらぐ水面…気がつくと自分は小船の中にいます。
一切の恣意的なコントロールから解き放たれたピアノの音が、とめどなく溢れ出し、ゆらぎ、そっと小船を押してゆくのです。
- 2008-04-12:セル好き
- こういう感じの演奏って、最近じゃ内田光子さんが第一人者ですね。
- 2008-04-07:dive
- とても聴きやすい演奏でびっくりしました。
通常聞く分には全く支障のないレベルです。こういう演奏が聴けて本当に嬉しいです。
ベートーベンのスペシャリストだったというのも理解できます。
この演奏は、今後とも時々聴こうと思います。
アップしてくれて本当にありがとうございます。
- 2008-04-06:ますだよしお
- 昨日清水の夜桜を見てきていたく感動しましたが、YUNG氏のあたりの山桜も盛りではないでしょうか。この曲は若い頃好きでしたね。ジュリアードSQのライブ版CDで知りました。ベー7の終楽章に似た、盛り上がりがこの曲にはあり、同種の聞き方をしている諸氏もおられるのでは?カップリングに多い10番ハープ、この第1楽章もコーダの掛け合いに息を呑みますね。ブダペストはうまいですね。(特にViola) 師匠となるこの団体にはバルトークの録音はなさそうですが、ジュリアードも良く聞いてたんじゃないでしょうか?
小生が中学生の頃馴染んだ廉価版LPシリーズ(モノラルシリーズが多い)がこうやってパソコンで聞けるなんて隔世の感です。長生きはするもんです!その辺の事情はウェストミンスターのバリリ四重奏団も同じ。(30数年前)バリリの癒し(特に13番変ロ長調、作品130)、ブダペストの直截さ(12、14、15番あたり)といったとこでしょうか。
場所時間を選ばず音楽が聴ける、音楽環境の遍在化のおかげですね。
- 2008-04-06:ますだよしお
- 第3楽章レント・アッサイを聞いて思い出すのは、吉田秀和氏がFMで、ブダペストの第1ヴァイオリン、ジョセフ・ロイスマンを追悼して、この楽章をかけていたことです。1970年代。 ステレオ時代のベートーベン全集もいつか聞いてみたいものです
- 2008-04-06:ますだよしお
- ホルン、高嶺の花のように、この楽器は難しく(4オクターブの音域)うまく吹けないのに放っておけず、気になって知らず知らず夢中に聞き続けてしまうのです。オケの中のホルンも個性がそれぞれにあり面白いですが、ブレインで言えば、この2番のコンツェルとがいいですね。
ただ、ブレインでLP時代ブラームスのホルントリオがBBC音源で出ていて、これがモーツァルトの5重奏曲とカプリング、CDになったものはいまだ見つけていません。最高ですよ。
ブレインは、スマートで角が無く、簡単に言うと「かっこよく」吹く、という印象が強いですが、57年(死の年)のこの録音は、ブラームスの終楽章で派手に音を割るし、モーツァルトは
例の44年グリラー四重奏団とのSPより、ずっと克明に天衣無縫の音の上下がとらえられています。たとえば、BPOの歴代主席中では、ラドヴァン・ヴラトコヴィッチが一番ブレインに近いんではないかと思います。バボラクもいいですが、(いわゆる名曲では)やや安全運転。ザイフェルトはソロよりオケマン。ハウプトマンも系統は違えどオケマン。重厚に鳴らす人たちです。
・・・最後にニュースを1つ。
ストリーミングには無いのですが、ブラームスのホルントリオ(ソロ:VPO主席のコッホ氏)をYUNG氏はMP3でアップロードしていただいています。これが、「ウィンナホルンの実にいい音!!」録音もモノラルとは信じがたいほど!コッホの音は、ちなみに、Mozartのディヴェルティメント17番でもや10番グランパルティータでも聞けますよ。ブレインとはまた別の美味な音です。みなさん、Barylliで検索しましょう。
- 2008-04-06:クラ☆おた
- 実は、私、この曲があまり好きではなかったんデス。でも、ある時テレビでチャイコフスキー国際コンクールで優勝した神尾真由子さんの特番をやってたンですね。
その番組の中で、神尾さんが何回かこの曲を演奏してたんデスよ。(たぶん優勝記念の凱旋コンサートかなんかでN響と協演してたとおもいマス。)それ聴いたらいっぺんに好きになっちゃったんですネ。
いや〜不思議なモンですョ。なんか、女性である神尾さんからあふれ出る男らしさと力強さに惚れてしまったというか・・・・。
まぁ、とりあえずそれがキッカケでこの曲を好きになりました!!!
ハイフェッツは力強い、というよりもそのずば抜けた超絶技巧を聴かせる、見せる(魅せる)マジシャン?ってカンジですネ。
- 2008-04-01:クラ☆おた
- ショパンには、〜集(マズルカ集とかポロネーズ集とか。)というものが結構たくさんありますが、私はワルツ集が一番好きデス。(その中でも、特に7番。)
リパッティについては、私はなにも知らなかったのですが聴いてみて、とても良い演奏だな〜。と思いました。まさに「真っ白なショパン」ですね。若々しさにあふれてマス。
- 2008-04-01:クラ☆おた
- 24のカプリースって、24番だけダントツに有名になっちゃってマスよね。(笑)
「1番〜23番も聴いてあげて。」と、言いたくなってしまいます。あまりにもかわいそうデスヨ。
(そんな事言っときながら自分も24番が一番好きなんですケド・・・。)
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[2025-07-20]

ショパン:ポロネーズ第6番 変イ長調, Op.53「英雄」(管弦楽編曲)(Chopin:Polonaize in A flat major "Heroique", Op.53)
ルネ・レイボヴィッツ指揮 ロンドン新交響楽団 1961年録音(Rene Leibowitz:New Symphony Orchestra Of London Recorded 1961)
[2025-07-18]

バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565(Bach:Toccata and Fugue in D Minor, BWV 565)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)
[2025-07-16]

ワーグナー:ローエングリン第3幕への前奏曲(Wagner:Lohengrin Act3 Prelude)
ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1959年12月30日録音(Eugene Ormandy:Philadelphis Orchestra Recorded on December 30, 1959)
[2025-07-15]

ワーグナー:「タンホイザー」序曲(Wagner:Tannhauser Overture)
ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1964年12月7日録音(Eugene Ormandy:Philadelphis Orchestra Recorded on December 7, 1964)
[2025-07-11]

ベートーベン:交響曲第6番 ヘ長調 作品68 「田園」(Beethoven:Symphony No.6 in F major, Op.68 "Pastoral")
ヨーゼフ・カイルベルト指揮 バンベルク交響楽団 1960年録音(Joseph Keilberth:Bamberg Symphony Recorded on 1960)
[2025-07-09]

エルガー:行進曲「威風堂々」第1番(Elgar:Pomp And Circumstance Marches, Op. 39 [No. 1 In D Major])
サー・ジョン・バルビローリ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1962年8月28日~29日録音(Sir John Barbirolli:Philharmonia Orchestra Recorded on August 28-29, 1962)
[2025-07-07]

バッハ:幻想曲とフーガ ハ短調 BWV.537(J.S.Bach:Fantasia and Fugue in C minor, BWV 537)
(organ)マリー=クレール・アラン:1961年12月10日~12日録音(Marie-Claire Alain:Recorded December 10-12, 1961)
[2025-07-04]

メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調, Op.64(Mendelssohn:Violin Concerto in E minor Op.64)
(Vn)ヨーゼフ・シゲティ:トーマス・ビーチャム指揮 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 1933年録音(Joseph Szigeti:(Con)Sir Thomas Beecham London Philharmonic Orchestra Recoreded on 1933)
[2025-07-01]

ベートーベン:交響曲第5番 ハ短調 「運命」 作品67(Beethoven:Symphony No.5 in C minor, Op.67)
ヨーゼフ・カイルベルト指揮 ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽楽団 1958年録音(Joseph Keilberth:Hamburg Philharmonic Orchestra Recorded on 1958)
[2025-06-29]

ヘンデル:組曲第12番(第2巻) ト短調 HWV 439(Handel:Keyboard Suite No.12 (Set II) in G Minor, HWV 439)
(P)エリック・ハイドシェック:1964年9月18日~21日&30日録音(Eric Heidsieck:Recorded 0n September 18-21&30, 1964)