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リスニングルームによせられたコメント
リスニングルームによせられたコメントをまとめたコーナーです。多くの方の熱いコメントを期待しています。(2008年3月10日記)
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- ものすごく素晴らしい演奏です。メンデルスゾーンの素晴らしさを描ききった演奏です!!セルとクリーブランドの献身に感謝です!!
- 2021-02-02:コタロー
- トスカニーニのこの演奏を一聴して驚いたのは、第1楽章の第1主題に、軽いポルタメントがかけられていることです。このことに象徴されるように、曲全体がしなやかで透徹した美しさに貫かれているのが魅力です。
ちなみに、私の手元には、トスカニーニが1950年に録音したこの曲を収めたCDがあるので、試しに聴いてみました。
1950年の録音は、より完成度の高い演奏ですが、全体に少し取り澄ました感じがします。
結果的には、トスカニーニ自身がより若い(といっても70代初めですが)この演奏に軍配が上がりそうです。
彼の「ジュピター」のアップも楽しみにしております。
- 2021-02-02:Sammy
- 私にとってクナッパーツブッシュ指揮の演奏は、今は亡き音楽評論家某U氏の熱烈なお勧めに従っていろいろ聞いては見たものの、なんだかとてつもないが、何かぶっきらぼうでくせの強いものを聞かされた感じが残ることが多く、面白いとは思ってもあまり好きに派なれませんでした。
今回も半ばからかい半分で聴き始めて、意外にもまっとうな演奏に驚かされました。4番の改訂版は近年ヴァンスカやヴェルザー=メストによる録音も出て再評価されつつあるようですが、既に複数の版のあまたの演奏が溢れているこの作品であってみれば、今更クナの演奏が改訂版であることに目くじらを立てる理由もなさそうです。(ちなみに初稿の雑多の楽想が畳みかけるように現れる、未整理ながら荒々しくあふれかえるようなスケール感もまた魅力的と感じます)
むしろyungさんもご指摘の素朴なオーケストラの味わいが生かされ、しかし全体としては落ち着いたまとまりがしっかりとあり、同時代の音楽にやや無理に寄せた改訂版の面白さも分かりやすく伝わってくるので、これもまたいいものだ、と思った次第です。このよどみない流れはyungさんが言われるように、恐らく演奏が極めて順調に行った、ということかも、とも感じられます。
録音もモノラルですが明瞭で、十分楽しめる音では、と思います。
- 2021-02-02:CanBeetho
- 私はモーツァルトを敬遠し続けてきました。ベートーヴェンの交響曲を千回聴いてようやく1回聴くかどうかくらいです。
ところが今回、管理人さんの解説で、私が最大級に評価しているトスカニーニが「モーツァルトの音楽にうんざりするんだ」と述べたらしいと知り、ちょっとうれしくなりました。そして演奏も聴かせてもらいました。
まず驚いたといいますか少々しゃくだったのが、ベートーヴェンの交響曲よりも音がいいことです。私はきわめて安いパソコンを使っていますが、それでも違いは明らかです。
そもそもベートーヴェンの第3番や7番の冒頭に典型的な、音を瞬間的に減衰・消音させるような不自然さがありません。ピアノや弦楽器ならともかく管楽器が一瞬で消音させることはありえないはずです。
レコードに加工される以前の録音が残っていて、それから最新の音響工学によるトスカニーニのベートーヴェンの復刻版が出てほしい、というのが私の見果てぬ夢です。
話がモーツァルトからはずれて恐縮です。そういえば、つい先日のラジオで、モーツァルトは少年時代に天然痘に感染して生死の境をさまよったと言ってました。
- 2021-02-01:コタロー
- クナッパーツブッシュのブルックナー「ロマンティック」、待望の登場です。
セッション録音が予定より早く終わったということは、彼も絶好調だったのでしょう。
彼がウィーン・フィルを指揮すると、とりわけ弦楽器の美しさが際立ってきますね。一方、金管楽器の扱いは意外とあっさりしています。
ただし、彼は改訂版を使用しているので、例えば、第3楽章ではトリオに入る直前に音楽の勢いを急に弱めたり、第4楽章の2分21秒付近にはシンバルの一撃が加えられています。
確かに、彼のブルックナーは今となってはスタンダードではないのかもしれません。しかし、当時のウィーン・フィルの優雅な響きと相まって、十分魅力的な演奏だと思います。
- 2021-01-30:セル好き
- 一聴してして全く違和感なし。
やはりあれかと聴き比べたのは、75年のクライバーVPO盤。
アンサンブル、音色とも遜色なし。むしろ美点もあり。
よく見るとユング氏も4番でクライバーを思い出したよし。
(そのうち古いラックからレコード引っ張り出して比べてみます。)
ますますショルティーなんかを聴く気がしなくなりました。
- 2021-01-30:コタロー
- スタインバーグはこの交響曲において第4楽章の提示部を反復していますね。
一般的に、1970年代初めまでは、第4楽章の提示部は反復しないのが半ば常識のようになっていました(クレンペラーのような例外はありますが)。実際、「提示部を反復したら、それまで持続してきた緊張感がそがれてしまう」と公言する音楽評論家も存在したぐらいですから(脚注参照)。
そのような流れを覆したのが、1974年に録音された、あのカルロス・クライバーがウィーン・フィルを指揮した名演奏ではないでしょうか。その後、原典尊重の風潮が高まり、反復するのが当たり前になっていったと思われます。
その意味では、1965年の時点で反復を実行したスタインバーグは、この曲に何か新機軸を打ち出そうという考えがあったのかもしれませんね。
いささか理屈っぽい話になってすみません。
(脚注)1971年に、現代音楽の作曲家ピエール・ブーレーズがニュー・フィルハーモニア管弦楽団を指揮した、ベートーヴェンの交響曲第5番の国内盤がCBSソニーから発売されました。この演奏では、第3楽章のスケルツォとトリオがそっくり反復されており、それが当時大きな話題を呼びました。オーディオ雑誌の「ステレオ」(音楽之友社)はわざわざ特集を組み、その中でその演奏に関する座談会が企画されました。上記の発言はその際に出たものの要旨です。
- 2021-01-30:CanBeetho
- スタインバーグの演奏がアップされても何となく見過ごしてきましたが、管理人さんの解説に第9番は「マーラー版」を使っていると書かれているのに気づき聴いてみました。
通常版では第一楽章からは出てこないトロンボーンが、まるで怪獣映画の効果音のように鳴り出すので目を見張りました。
ただし楽章が進むにつれて次第に平凡な演奏になっていきます。竜頭蛇尾と言っては失礼か。
では第5番はどうかと聴かせてもらうと、運命が向こうから襲い掛かってくるのを迎え撃つ、というよりこちらから運命に挑んでいく感じで、これも出だしは勢いがあります。そして尻つぼみにならないのが良い。
ついでにもう一つアップされていた1954年録音の第5番も聴かせてもらいましたら、そちらは標準的すぎると言いますか模範演奏のような印象でした。
- 2021-01-29:CanBeetho
- フルトヴェングラー/フィッシャーによるピアノ協奏曲第五番がFlashPlayerの壁で聴くことが出来ないことを昨日お伝えさせていただきましたところ、早速に変更していただきどうもありがとうございました。
おまけにセル指揮によるこのヴァイオリン協奏曲も変更していただいたので、何度聴いてもベートーヴェンらしいと思えないこの曲を、しかも常に敬遠し続けてきたセルの指揮で聴かせてもらいました。
すると驚くことに今まで聴いたこの曲の演奏の中では最もしっくりきて、わかりやすいものでした。
ついでに、もう一つアップされているエリカモリーニのヴァイオリン、セルの指揮による演奏も聞かせてもらいましたが、そちらはまたしても私にはよくわからない演奏でした。
- 2021-01-25:たかりょう
- むつかしいことはわかりませんが、楽しく聞かせていただきました。40年でこの音!楽しんで演奏しているように感じられ、それぞれの楽器の音色も楽しめます。前へ前へ進んでいく感じも好きです。何しろ楽しい!
- 2021-01-24:コタロー
- 先日、子ども時代の私にオーケストラを聴く楽しさを最初に教えてくれた恩人がオーマンディだということを申し上げました。その中でも「くるみ割り人形」の「花のワルツ」は大のお気に入りで、何度も繰り返し聴いていました。しかし、当時家にあったオーマンディのLPは、通常の「組曲」の曲目しか収録されていませんでした。
今回のハイライト版はバレエの進行順に演奏され、しかも「雪片のワルツ」「パ・ド・ドゥ」「終幕のワルツ」といった、組曲にはない「おいしい部分」が収録されているのがとてもいいですね。
アップありがとうございました。
- 2021-01-18:コタロー
- 私の手元にはピエール・モントゥーが1961年に、珍しくシカゴ交響楽団を指揮したこの曲のCDがあります。
基本的なアプローチはサンフランシスコ響の演奏と大きな変化はありませんが、ステレオ録音ということで、音質は飛躍的に向上しています。また、シカゴ交響楽団を採用したことで、より緻密なアンサンブルを実現しており、クライマックスの部分では壮絶ともいえるような表現を見せています。
それまで私にとって、フランクの交響曲はどちらかというと苦手な音楽でしたが、モントゥーのCDを聴いて払拭できました。まさに目から鱗が落ちたといってもいいでしょう。
そんなわけで、モントゥーがシカゴ交響楽団を指揮した演奏がアップされると良いですね。
- 2021-01-17:クライバーファン
- 第1楽章だけ聞きました。大変優れた演奏ですが感銘を受けませんでした。演奏に何か欠けたものがあるのかというとそんなことは全くありません。
単に私が、フルトヴェングラーの1954年のウィーンでやった録音のような重々しいロマンティックな解釈に毒されているからです。ああいうものを好むのが本当に良いのかということを考えされられました。
ここでのセルの演奏にはフルトヴェングラーのような余計な味付けは一切ありません。ただ楽譜に書いてある通りに弾いているだけです。そして思ったのですが、ベートーヴェン本人が聞いたらセルの演奏の方をよっぽど好むのではないかと思いました。そういう意味ではフルトヴェングラーよりセルの演奏の方がよっぽど正しいのです。正しくて優れた演奏を私がなぜ楽しめないのか考えされられました。
単純に私に音楽性がなく、正しいものを素直に良いと思えない可能性が高ですね笑
何回か聞いて、自分はなぜ、フルトヴェングラーの1954年のウィーンでやった録音のようなものを好むのか考えてみたいと思います。
- 2021-01-14:コタロー
- クラシック音楽を聴き始めたころの私にとって、ジョージ・セルがオーケストラの何たるかを教えてくれた指揮者だとすれば、純粋にオーケストラを聴く楽しさを教えてくれた指揮者がユージン・オーマンディであるといえるでしょう。
そういう意味で、この2人の指揮者は、自分がクラシック音楽に関わってきた過程で、欠かすことのできない恩人といえます(偶然ですが、ともにハンガリー出身ですね)。
オーマンディの「白鳥の湖」では、とりわけ第4幕の「小さな白鳥たちの踊り」など、何とも言えない哀愁を感じさせて印象深いです(これは組曲版には入らない曲ですね)。
なお、「白鳥の湖」のハイライト版では、ピエール・モントゥー指揮ロンドン交響楽団のものが選曲も妥当で、演奏にもエレガンスが感じられて、私の中では高評価です。
- 2021-01-14:yk
- バレー音楽をクラッシックの中でどのように位置づけるのか・・・と言うのは人によるのでしょうね。バレー音楽と言うのはyungさんも指摘するように当然「(踊りの)舞台との融合によって成り立つ音楽」であり、バレー無しの音楽だけで聴くと言うのは作曲の本来の目的から外れた変則的な・・・恐らく何らかの要素の欠落した・・・状況には違いありません。
私は、バレー音楽を・・・特にチャイコフスキー・・・を愛するモノですが、それでも「白鳥の湖」の音楽をその舞台(及び物語)と切り離して聴いているか・・・と言うと(恐らく)ソウではなくて何らかの形で舞台を頭で思い浮かべ物語を追いながら聴いている。そのバレーの舞台と言うのは勿論バレリーナたちの洗練され研ぎ澄まされた”舞踏芸術”を楽しむものに違いありませんが、同時に何といっても視覚的に美しいバレリーナがいてこその舞台であり、そこには所謂”脂粉の香り”漂う艶やかさ、バレリーナに憧れる女の子たちの憧れの吐息、必ずしも”高尚”だけとも言えないスノッブも入り混じった男性ファンの熱い視線、etc. etc. の入り混じった独特の雰囲気をもったもので、それは同じクラッシックの範疇の舞台芸術であるオペラの舞台とも大きく異なるところがある。おそらくyungさんが言うバレー音楽の”薄さ”はバレーのそう言った雰囲気とも不可分なものなのだと思いますが、逆に言えばそう言ったバレーの舞台・劇場の雰囲気の薄い演奏はバレー音楽としてはその魅力が半減するようにも(私には)感じられところがあります。その意味では、オーマンディの演奏はいかにも彼らしい鮮やかなものですが、どこか物足りないところもある演奏でした(もっとも、オーマンディ自身はバレー音楽に纏わりつく”脂粉の香”など余計なものとして意図的に排除した・・・・と言うことのようにも思いますが・・・)。
- 2021-01-13:コタロー
- 私とネヴィル・マリナーとのファースト・コンタクトは1970年代初頭に録音されたヴィヴァルディの「四季」でした。このレコード、当時の価格で2300円もしていたので、ダブルジャケットで、なんと全曲スコア付きという豪華なものでした。演奏の方は実に奇想天外、ソロ・ヴァイオリンはあちらこちらで即興演奏を繰り広げ、通奏低音が前面にしゃしゃり出るといったあんばいでした。でもとてもファンタスティックで面白い演奏だったです。
それに比べるとこの時代のマリナーはまだおとなしくて端正ですね。音楽の素の美しさをストレートに表していて、これまたとても魅力的です。
そういえば、マリナーの指揮の師匠は、かのピエール・モントゥーでした。
それがマリナーの如才ない指揮ぶりを築き上げていった原因なのかもしれませんね。
- 2021-01-11:joshua
- この曲はご多分に漏れずCBSソニーのモノラル廉価盤LPで知ったのですが、ちょっと昔話をさせて頂くと、中学校の音楽の聴き取りテストの開始時テーマ曲でもありました。試験前の受験生心理と、出だしの神秘的かつ不安な情緒が共鳴していたものです。
そのテストでは、和音の指摘問題はからきし駄目でしたが、曲名を答える問題はスピーカー不調時も先生に褒めてもらえるほどでした♪。
冒頭のソニーのLPはフランチェスカッティのソロ、その後Arthur Grumiaux(フルネ指揮フォンタナレーベル)、マイケル・レビンと聴いていき、ラジオでハイフェッツにであったときはなんと速い・上手い・正確と思ったものです。
でもトスカニーニじゃありませんが、録音のせいか、音色が乾いていて曲芸的に聞こえ、当時併せてよく聴いていたオイストラフのような豊かな音色で弾けないものか、とcry for the moon したものでした。
その後、同演奏が音の良いCD(RCAです)で再登場すると、両者の差は縮まっていきました。とはいえ、当初の印象は消えたわけではありません。
ちなみに、オイストラフのサンサーンスは記憶にないですねえ。
同じ、ソ連で佐藤陽子の師匠レオニード・コーガンがミュンシュ伴奏でしたか、弾いていますが、いいですねえ。ミュンシュもラレードのご紹介であったように実に合わせが上手い!
さて、ミルシテインのこの曲は、私的には今回初めてです。「ハバネラ」も聴きたいですね。昨年末来、スタインバーグを度々紹介頂いてますが、ミルシテインとつながってきますね。60年代のミルシテインはスタインバーグと協奏曲の共演を実にたくさん残してますね。
有名どころは全部じゃないでしょうか。
フィストラーリとの共演を物色した昔でしたが、スタインバーグ伴奏で十分満足どころか、スタインバーグは交響曲でもブラームスの名演を残している。
フィストラーリはやはりバレー音楽。これを推薦していたのは、故志鳥栄八郎・42でスモン病を患い視力低下の中、クラシックの啓発本を書いてくれました。
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昨日のコメントで、ミュンシュの伴奏でレオニード・コーガンの演奏と書いていましたが訂正します。メインはハチャトリアンの協奏曲で、伴奏は同じボストン・シンフォニーでもピエール・モントゥーが指揮。この顔合わせで、コーガンはサンサーンスの「ハバネラ」を弾いていたのでした。それも、カプリチオーソでオイストラフを聴いたことがないなどと書いた後で、何気なくYUNGさんの演奏家別をのぞいてみると、有るではないですか。ミュンシュ指揮ボストン伴奏でオイストラフの序奏とロンドカプリチオーソが!でも「ハバネラ」はなく、この二曲セットで見かけることが多かった自分の勘違いによる混同でした。でも、けがの功名でオイストラフに会えて良かったです。鮮やかさには欠けますが、想像どおり「豊かな音色」で丁寧に弾いてくれていました。手遊び(てすさび)で入れた録音とページの終わり際に書かれていますが、オハコ(十八番)ではないにせよ、オイストラフ、その人が弾いてくれること自体が、わたくし聴く者の幸せです。
- 2021-01-10:コタロー
- モーツァルトの交響曲K.134は愛すべき音楽ですね!若書きの魅力満載の作品だと思います。
ゴールドベルクの演奏は、音楽そのものが活気にあふれているうえに、主旋律だけでなく内声部をしっかりと響かせることによって、音楽的な充足感がもたらされているのが素晴らしいと思います。
ゴールドベルクは、バッハのブランデンブルク協奏曲は全曲録音してくれましたが、モーツァルトの交響曲の録音がたった3曲なのは残念です。
でも、この素敵なK.134が入ってくれたのは、せめての幸運なのかもしれませんね。
アップありがとうございました。
- 2021-01-09:コタロー
- この演奏は、私淑する某音楽評論家が絶賛したものですね。アップしていただき、ありがとうございました。
ハイドシェックの演奏は、何ものにもとらわれず、生き生きとした自由闊達なもので、大変魅力的です。とりわけ、詩情あふれる第2楽章と、得も言われぬ愉悦を感じさせる第3楽章が素晴らしいです。
それにしても、ハイドシェックを発掘して紹介したこの音楽評論家は慧眼の持ち主ですね。
なお、彼の父親は、昭和を代表する漫談家の牧野周一氏であることをご存知でしたか?
- 2021-01-08:コタロー
- リストのピアノ協奏曲第1番というと、1960年代にはなかなかの人気曲で、リヒテルやアルゲリッチなどの大御所が競って録音していたものです。
それが1970年代以降になると何故か人気が落ち始めたのです。それは私なりに考えてみると、全曲で約20分という規模の小ささもあるでしょうが、やはり音楽的に深みがやや乏しいのが大きな原因ではないでしょうか。それはこのハイドシェックの優れたピアノをもってしても払拭できていない気がします。
- 2021-01-07:toshi
- ハイドシェックは私の友人が大ファンで知りました。
ちなみに友人はハイドシェックを評価する評論家とも懇意にしていたので、私が洗脳されているかもしれませんが^^
ハイドシェックは良いと思いますが、フランス系の演奏家に共通することですが、日本人は馴染みが薄くレコードやCDも余り売れないのでどうしてもマイナーになる傾向があります。
だから宇和島の方のように熱烈なファンがハイドシェックを呼んで演奏会を開催するなんてことが起きます。
フランスものなんて洒落ていて良いですよ!
師のコルトーのことですが、ある評論家の分析ではコルトーの弟子は皆それぞれタイプが違い、各人の個性を伸ばすタイプの師匠だったのではないかという事です。
それにしてもハイドシェックの音は色があって良いですね。
- 2021-01-07:tks
- 余計なお世話のような気もしますが、この録音のフルートソロがマルセル・モイーズであることを申し添えておきます。この録音とブランデンブルクの第5をカップリングしたLPがあり(東芝EMIのGRシリーズ)、ジャケットはモイーズの写真でした。SP時代からモイーズの名演として、名高いものでした。
(ちなみに、合奏団にメニューインがいたかどうかは分かりませんでした。ブランデンブルクの時はいなかったようです。)
- 2021-01-05:コタロー
- これは私が高校生のとき、初めてモーツァルトの交響曲のレコードを買った演奏です。ジャケットに用いられた1970年の万博公演の写真が印象に残っています。当時、私は家庭用の普及型のステレオ(三菱「ダイヤトーン」)を使っていたため、幾分金属的な録音だと思いました。しかし、緊張感のなかに程よい歌心を感じさせるセルの演奏には感銘を受けました。また、もう一方の面には「交響曲第39番」が収録されていました。これは古典的均整美を感じさせるクール・ビューティな演奏で大いに満足しました。録音はこちらの方が古いにも関わらず、マイルドで聴きやすい音質でした。そのためか、聴く頻度は「交響曲第39番」の方が断然多かったです。
ところで、レコードに「交響曲第40番」の録音データが「1967年、ロンドン」と記載されているのに当時意外な感じを受けましたが、これは要するに、かのビートルズで有名になったアビー・ロード・スタジオにおける録音だったのですね。
- 2021-01-02:omori satoru
- いつも楽しく聞いてます。この録音昔から好きです。ベートーヴェンに正面から向き合った力みなぎる演奏と思います。特に一楽章のティンパニ強打、終楽章再現冒頭でのシカゴの輝き、ベートーヴェンの勝利ここにあり。
- 2021-01-01:ナルサス
- 晴らしい音源をアップしていただきありがとうございます。
個人的にはクレンペラーに対して苦手意識みたいなものがありましたが、80分超の長丁場を一気に聞き通せました。
近年のブル5の演奏は、音楽の流れに重きを置いた機動的な演奏が増えてきていて、分厚くゆっくり演奏するスタイルは過去の産物になりつつありますが、そのような旧スタイルの中でも代表的な演奏に感じました。
それにしても(セッション録音ということを含む必要はあるでしょうが)当時のフィルハーモニア管弦楽団は素晴らしいです。
(大フィルを悪く言いたくありませんが)朝比奈も本当はこのような演奏を志向していたのでしょうか。
- 2020-12-30:joshua
- プラハの劇的表現は、若い頃聴き込んだせいもあって、このシューリヒト、パリだからこそと思っていました。最近、ヘルマン・パウル・マクシミリアン・アーベントロートのプラハを聴いて、似てるな!と思いました。それほど歳の違いはなく、キャリアも地方都市のオケを振りたまにメジャーなオケから呼ばれたのも似ています。アーベントロートはヘビースモーカーでしたけど、自転車でまち往来したのも両者の共通点。ドイツの小都市で、こんな風にモーツァルトを演奏する流行りがあったのかも?と勝手な類推も、楽しいものです。
- 2020-12-30:コタロー
- この演奏に関連する文章を見つけましたので、紹介いたします。参考になれば幸いです。
彼は、「海」について、ドビュッシーに面と向かってこういったそうだ。
『この曲はオーケストレーションがまずいですね。これではすっきりといきません。しかしながら、かく申す私、トスカニーニはあなたの望んでおられたことをよく存じております。それで、私はもっとよいようにと、オーケストレーションを変えたのです』
ドビュッシーはことのほかトスカニーニの演奏が気にいったということである。事実、トスカニーニの録音した「海」は彼の最大の業績の一つである。
「アルトゥーロ・トスカニーニ」『分析的演奏論:人間の光と影』ヒューエル・タークイ著、三浦淳史訳、音楽之友社、昭和48年:p.16 より
- 2020-12-29:コタロー
- この教会カンタータの1曲目の「合唱」は、のちに「ミサ・ブレヴィス(キリエとグローリアのみからなる、簡略化されたミサ曲)ト長調」の「キリエ」に転用されています。
私自身、独身時代にバッハの合唱曲だけを歌う合唱団に所属していたことがあり、そこで最初に歌ったのがその「ミサ・ブレヴィス」だったのです。
そのため、実に懐かしい思い出が込み上げてきて、感慨深いものがあります。
- 2020-12-27:ナルサス
- ユング様のシゲティ評には大いに納得いたしかねます。
多くを語らずとも、このシャコンヌこそ、イコール理由と言ってもよいくらいです
ハイフェッツのシャコンヌは冒頭20秒で聞くのをやめたのに、この演奏は冒頭の一音から金縛りにあいました。
間違いなく、人類が録音として手に入れられる最高のシャコンヌはシゲティによるこの演奏です。
私はこの演奏でシゲディと出会い、シャコンヌと出会いました。
シャコンヌは一挺のヴァイオリンで全宇宙を描きあげたとまで語られますが、針小棒大でないことはこの演奏が最も良く示してくれていると思います。
これぞ「魂に響く音楽」です。
- 2020-12-26:豊島行男
- 素晴らしい演奏だと思います。
柴田先生の評論は私も昔読みましたが、やはり相当な偏りがあるように感じました。
ショルティ&ロンドン響のマーラーには、とてつもない情熱を感じるのです。
決して単なる楽譜の再現ではないと思います。
ショルティ&ロンドン響との録音をご紹介くださりありがとうございました(^^)
溜飲が下がりました。
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[2026-03-03]

ハイドン:弦楽四重奏曲 ニ長調, Hob.III:63(Op.64-5) 「雲雀」(Haydn:String Quartet in D major, Hob.III:63(Op.64-5) "Lark")
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団:1954年5月録音(Vienna Concert House Quartet:Recorded on May, 1954)
[2026-02-28]

グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲イ短調 作品82(Glazunov:Violin Concerto in A minor, Op.82)
(Vn)マイケル・レビン:ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1954年12月17日録音(Michael Rabin:(Con)Lovro von Matacic The Philharmonia Orchestra Recorded on December 17. 1954)
[2026-02-25]

ハイドン:弦楽四重奏曲第60番 イ長調 Op.55, No.1, Hob.3:60(Haydn:String Quartet No.60 in A Major, Op.55, No.1, Hob.3:60)
プロ・アルテ弦楽四重奏団:1936年11月19日録音(Pro Arte String Quartet]Recorded on November 19, 1936)
[2026-02-22]

ベートーヴェン:弦楽三重奏曲 第1番 変ホ長調, Op.3(Beethoven:String Trio in E-flat major, Op.3)
パスキエ・トリオ:1950年代録音(Pasquier Trio:Recorded on 1950s)
[2026-02-18]

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第16番へ長調, Op.135(Beethoven:String Quartet No.16 in F major Op.135)
ハリウッド弦楽四重奏団:1957年4月22日,5月11日&6月1日,3日,12日,20日録音(The Hollywood String Quartet:Recorded on April 22, May 11 & June 1, 3, 12, 1957)
[2026-02-16]

スメタナ:わが故郷より(Smetana:from my hometown)
(Vn)ヴァーシャ・プシホダ:(P)リディア・ベフトルト 1949年録音(Vasa Prihoda:(P)Lydia Beftot Recorded on 1949)
[2026-02-12]

シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調, Op.47(Sibelius:Violin Concerto in D minor Op.47)
(Vn)ダヴィド・オイストラフ:シクステン・エールリンク指揮 ストックホルム・フェスティヴァル管弦楽団 1954年録音(David Oistrakh:(Con)Sixten Ehrling Royal Stockholm Philharmonic Orchestra Recorded on 1954)
[2026-02-10]

フォーレ:夜想曲第12番 ホ短調 作品107(Faure:Nocturne No.12 in E minor, Op.107)
(P)エリック・ハイドシェック:1960年10月21~22日録音(Eric Heidsieck:Recorded 0n October 21-22, 1960)
[2026-02-08]

ハイドン:弦楽四重奏曲第59番 ホ長調 Op. 54, No. 3, Hob.III:59(Haydn:String Quartet No.59 in E major, Op. 54, No.2, Hob.3:59)
プロ・アルテ弦楽四重奏団:1936年11月19日録音(Pro Arte String Quartet]Recorded on November 19, 1936)
[2026-02-06]

ラヴェル:ピアノ三重奏曲 イ短調(Ravel:Piano Trio in A minor)
(Vn)ジャン・パスキエ:(P)リュセット・デカーヴ (Cello)エティエンヌ・パスキエ 1954年発行(Pierre Pasquier:(Cello)Etienne Pasquier (P)Lucette Descaves Published in 1954)