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リスニングルームによせられたコメント
リスニングルームによせられたコメントをまとめたコーナーです。多くの方の熱いコメントを期待しています。(2008年3月10日記)
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- ワルターの田園はオーディオチェックに使っています。
第1楽章の中間部分、低弦の心臓の鼓動のようなリズムに合わせてヴァイオリンが高まっていく部分が、いかに心を揺さぶって聴こえるかというのが基準です。ワルターの至芸を実感できる瞬間です。
- 2015-07-05:yseki118
- 数ヶ月前のことですが、ショルティのリングを聴こうと思い、昔、大金を出して買ったCDボックスを開いてみたら、緩衝材のスポンジがCDのレーベル面に癒着してとんでもないことになっていて、愕然としてしまいました。
ユングさんが「ラインの黄金」だけでもファイル化してくれていて助かりました。
久しぶりに聴くショルティのリングは漫画みたいで面白いです。演出過剰という言い方もできますが、ここまで面白く聴かせてくれるのですから大したものです。
音質も、とても50年以上も前の録音とは思えません。
このところ、毎日のように聴いています。
できたら、ショルティのリングの全曲をファイル化していただきたいと思います。
- 2015-07-04:yseki118
- モントゥーの田園で思い出されるのは中学校の音楽のテストの時のことです。音楽鑑賞のテストということで、事前にベーム・ウィーンフィルの演奏を聞き込んで臨みました。(因みに当時の最新録音版でした。)そして、当日流されたのが、このモントゥー・ウィーンフィルの演奏だったのです。中でも第5楽章で、太陽が燦々と輝いているのが目に見えるように感じたのを今でも鮮明に覚えています。ベーム・ウィーンフィルでは、そこまでは感じませんでした。
- 2015-07-04:原 響平
- ジュリーニの演奏は、マーラー版を使用しての演奏で、重厚なオーケストラの響きをベースに金管を適度に強奏させる。聴いていて、すこぶる高い満足感を得ることが出来る。確か、同時期に録音した、ストラビンスキーの火の鳥も名演だった。私がジュリーニの演奏に興味を覚えたのは、1970年代の後半からの録音で、シューベルトのグレイト、そして、マーラーの交響曲No9番は、今でも名演誉れ高き演奏だ。そして、1980年代にロスフィルと再録音したこの曲もやはり演奏スタイルは変わらず名演だ。ジュリーニは1950年代からすでに高いオーケストラコントロール技術を持っていたことがこの演奏で判る。1960年代の録音もある程度は聴いているが、再度、聴き直して見ると新たな発見がありそうだ。さて、少し残念なのが、シューマンの他の交響曲の録音が無いこと。
- 2015-06-13:史郎
- 何年か前から拝聴させていただいております。
このルービンシュタインのショパンを聴いてからというもの、他の演奏が物足りなくて・・・。
作業がとても大変だっただろうと拝察致しますが、Google Chrome での拝聴も叶い、ありがとうございます。
- 2015-06-10:Lisadell
- 土臭いデスか?
言葉を替えただけかもしれませんが、生々しいとおっしゃって頂きたかったです。
この曲はショルティがお気に入りでしたが、1・3楽章ばかり聴いていて(変拍子とポリリズムというロック・ジャズ的な聴き方)2楽章の良さが判りませんでした。
バルトーク全般としてセルやショルティ、ブーレーズではわからなかったバルトークのメロディの繋がりをフリッチャイさんの演奏で感じられるようになりました。
それもこれも、ゲザ・アンダとのピアノコンチェルトをアップしてくださったのがキッカケですから、ユング君さんには感謝しております。
フリッチャイ箱、買ってしまいました。
- 2015-06-09:セル好き
- とにかく一気に弾ききった感じのこの演奏は、音質はやや淡泊ですが熱を帯びたライブ感のある仕上がりで非常に心地の良いものです。
CBSソニーベスト100というレギュラー盤のときに、この曲の最初のコレクションでした。当時は、レコードの盤質が良くなかったようですが、SBMなんかでリマスターされると実は結構綺麗な録音なのが多い様です(当時のメインマイクはSONY C37だとか)。
後年のボストン響盤は、マーキュリー録音ばりのプレゼンスですが、いささか老境に入った感じは否めないかも。
- 2015-06-04:Primavera
- この録音が聴きたくてこちらに辿りつきました。
30年ほど前にバイトしておりました名曲喫茶で、お客様のリクエストが途絶えた時に、よくかけたレコードです。店の当時の空気をありありと思いだします。
竹針でアームが手動のターンテーブル、タンスのようなスピーカー。。。紫煙とコーヒーの香り。
評伝や映画で知る範囲で、、、グッドマンは朴訥でひょうひょうとした人物という印象を持っています。なんというか「自分色をつけてしまわない」「聴く人が自由に受け取れるようにあえて無色」な音楽が、心地よいです。
アップ感謝いたします。
- 2015-06-04:D.Saigo
- 「無人島への1枚」はグールドの81年版「ゴルドベルグ」という話らしいですが、私としては、それ以外にこのパルティータ、バルトークの「弦楽四重奏曲(ジュリアード)」、「無伴奏チェロ組曲(カザルス、フルニエ)」「平均律(バルヒャ)」「イギリス組曲(グールド)」も持っていきたい、と駄々をこねます。
「どうしてもひとつ」といわれたら、かなり悩んだあげく、パルティータを選ぶことになるでしょう。
さほど長いとも思われない彼の演奏家人生の中で、この演奏は高くそびえる峰のひとつではないでしょうか。何度聞いても、そのたびにいつのまにか聞き込んでしまいます。
- 2015-06-03:Joshua
- かつて、黒田恭一さんが日曜の朝FM番組で、これをかけてくれました。15年ほど前のはなしです。もう一曲のベートーヴェンはソナタ8番「悲愴」。懐かしさとともに、当時それまでに聴いたことのない奇妙な印象を思い出します。
同曲異演奏を聴く楽しみを与えてくれたことは確かであり、若気の至りグールドでも私には構わない、という人は多いのじゃないですか。解説の最後にいみじくもYUNGさんがそう仰ってるように読んで取れました。
- 2015-06-02:セル好き
- 名曲なので、期待感でついついハードルが上がってしまいますが、素晴らしい演奏だと思います。
これを聴いて、ある演奏を思い出しました。アニメ版の「のだめカンタービレ」での演奏です。のだめはデビューなのに、リハーサルとは異なるゆったりとした、巨匠然とした演奏が始まり、指揮のシュトレーゼマンもちょっと慌てる場面が印象的でしたが、この調子で全体がうまくいけば凄い演奏だと感じました。なお実写版では省略されている場面です。
- 2015-05-25:原 響平
- ワルターの演奏は、優しくて、慈愛に満ちて、しかもロマンチックな音色に支配されている。BGM的な演奏とは対極に位置するため、聴き終わった後の満足感は、すこぶる高い。特に、皇帝円舞曲は、重厚な響きとゆったりとしたテンポが相まって、このアルバムの魅力を高めている。又、録音もモノラルながら素晴らしい。ウインナ・ワルツは、ライナーの演奏がベストだが、このワルターの演奏も、お勧め。
- 2015-05-25:ラヂオ好き
- 今日のNHK-FM「名演奏ライブラリー」のオッテルロー特集で初めてこの演奏を聴きましたがあまりに素晴らしいのでもしかしたらこちらのサイトにも・・と覗いた次第です
サイト主様もこの演奏の評価されてたようでとてもうれしく思います
モノラルゆえに埋もれてしまった感のある音源ですがもっと世間に知られてもいい名演奏の1つだと思います
(ステレオ音源でしたら今でも名盤ガイドに残ったレベルだと思います)
- 2015-05-21:D.Saigo
- 確かに、現代曲に関してはこちらの中にストンと入ってくる瞬間があるような気がします。
その昔、ただ格好つけてウェーベルン、ベルク、シェーンベルクを聞いていたころ、
高橋悠治のウェーベルンの変奏曲Op.27をきっかけに、「これは、いいわ!」と思えるようになりました。
そこから、もう一度いろいろと聞きなおして、それまで見逃していた「美しさ」と出会ったしだいでした。
実は、初めてグールドの演奏を聴いたのは、グールド・クラフトのこの曲だったのですよ・・・。バッハより先にこの曲でグールドを聞いていたわけです。
バッハの演奏で有名な人だなんて知らなかったのですね(なんということだ!)。
- 2015-05-19:トリス
- スバラシー!!
こんな格調高いヨハン・シュトラウスの演奏は他にないでしょうね
クラウスのシュトラウスも素敵だけれどワルターのこの演奏はそれ以上だと思います。
それとウィーンの森の物語のチター音色も素敵でしたね
- 2015-05-18:Joshua
- Buschさんのコメントに続き、同じ曲で恐縮ですが、少し感想を述べます。どうもこのバルビローリとの競演は、モーツァルトに限ると外れではないでしょうか。同じイタリアの血を引くフランチェスカッティなら上手くいったかもしれません。ハイフェッツらしい切れのよさ、爽快感がここには乏しく、優美でありながら何か窮屈そうに聴こえますが、録音のせいばかりではないでしょう。30年後サージェントとの共演は颯爽としていますよ。第1楽章8分半という驚く速さのBuschほどではないにしても9分半。グリュミオーのモノラル盤で9分10秒。この演奏では、9分50秒。されど、数字以上の長さを感じてしまいます。今はそういってる私ですが、実は昔この演奏で感激した記憶が残っていまして、今なぜこう思うのか戸惑っております。どんな演奏も通過地点ということでしょうか?
ハイフェッツはワルターとの共演を聞きませんね。トスカニーニとは例のベートーヴェンが有名ですが、ミュンシュやライナーも似た路線だと思います。先述のフランチェスカッティ、ワルターとの3,4番モーツァルト。このハイフェッツと何となく似ていて、伴奏に責任の一端がありそうです。5番はチューリヒで録音していて名演らしく、偽作の名作6番は別として、ワルターが選曲しなかったのがまた不思議です。
コーガンのYoutubeもいい演奏でしたし、フェラス、ミルシテインも同様でした。CDに登場してほしいものです。オイストラフはBPOの弾き振りでしたが、風評ほど良くない。春先アップいただいたスターン然り。クレーメルは冷たい。そうなると、中学時代40年前、吉田秀和がかけてくれたクーレンカンプがやけに懐かしくなってくる。もう録音テープは影もないが、あの誠実なひきっぷりが貧しいSP盤から聴こえてきたのが懐かしいです。
女流では、モリーニがセル指揮フランスのオケとのライブがいい。ティボーとその弟子のオークレールはいい!ムターはカラヤン時代がいい。いまはこわい。ヒラリー・ハーンも似た感じ。うまいけどねえ。日本じゃ千住さんが結構いい。前橋さん、久保陽子、川久保さん、後藤みどり、潮田益子あたりが残してくれてないかな?、と思いは尽きません。
- 2015-05-15:Joshua
- ブッシュ54歳の録音、これから7年の後アメリカで没す。
ベートーヴェンのカルテットなどが30年代なのに、これだけ晩年にポコッと録音されてるのが不思議です。これはレコードで出ていたようで、大阪豊中の図書館でも見つけました。録音は当時としては芳醇です。私と当年同じ齢のブッシュはもはや若くありません。なのに、なんという快速。こんなに速く弾ききった第1楽章は10種類以上聞いてきた自分にはなかったことです。アドルフに何があったのか?初回に聴いた5年前は「速い」が粗い?と思っていたのが、意外ときっちり弾ききっていて、しかもおしゃれに弾いているところも多い。そういう聴き方をしている自分なのか、以前とは違った聞き方ができるようになった自分なのか判然としませんが、この演奏は埋もれさせておくにはもったいないです。このサイトからもっと多くの人に聴かれますように。
- 2015-05-14:D.Saigo
- おっしゃる通り! 流麗ですね。
涼やかな演奏が実に心地よい。
特に、このパルティータ3番は軽やかですね。
眉間にしわをよせてバッハを聞きたくないので、
シゲティは1回聞いただけで、避けてきました。
(シゲティのファンの方、すみません)
たまたま所有していたのがシェリングだったので、
それを聞き続けてきたというところです。
これからしばらくは、マルティの演奏を、繰り返し聞きそうです。
- 2015-05-12:ytk
- 「すごく熱い演奏だと感じました。最終楽章の鐘の音は、見事な録音ですが、音程的には微妙にもう少し低いと最高だと思います。」
と書きましたが、
「すごく熱い演奏だと感じました。最終楽章の鐘の音は、見事な録音ですが、3つ目の音は音程的には微妙にもう少し低いと最高だと思います。」
です。
- 2015-05-12:ジェネシス
- 私にとって当初しばらくはこの演奏がベストワンでした。なんせあの57年「英雄」のセルですから。
でも、やがてコンドラシン-RCA響盤が現れます。スペイン奇想曲と裏表で一枚という贅沢盤でしたから自分では購入していないでしょう。ただ、これのお陰でセル盤が遠のいて行き、セルは巨匠だけど神様ではなくなりました。私にとって。
ロシア?うーむ、でもコンドラシンという指揮者はロシア人でもロシアっぽさが無くって、いや、少なくて西側で好まれた人でしょう。
むしろ、セルのこの曲を此処までやらなくても、揃えなくてもという感想を持ちます。
じゃ、あの「英雄」は一体何なのでしょうね。鬼の様にクリアさを追い求めて結局は感動させてしまうチカラは。私にとってはですが。
- 2015-05-12:ヴィターリDEグッターリ
- 半世紀以上前に父が情操教育に必要だといって当時出始めていたステレオを買ってくれました。付属のデモレコード48回転から紡ぎだされたのがこの華々しい冒頭部分でした。演奏者は分かりませんが、以来クラッシック街道ひた走りです。いつも素敵な音楽をありがとうございます。
- 2015-05-09:Dr335
- 晩年の崩れた?演奏ばかり聴いていた私にとっては,「丁寧なバーンスタイン」は,かえって新鮮な気もします.想像するに,この時期のバーンスタインは,同じCBS系列のエピックのセル&クリーヴランドの演奏を結構意識していたのではないでしょうか.50年代前半のNYPの演奏は,暖色系の弦に少しポルタメントがかかったりして,古き良き時代を感じさせるのですが,セル&クリーヴランドの精緻さに驚いたレニーは,NYPの近代化を目指したのかと思います.セルの音楽は,精緻さの中に,テンポも表現もぎりぎりこれしかない,というような強烈な自己主張が見えるのが特徴と思いますが,それができるのはセルだけで,形だけ真似しても面白い音楽にはなりません.きちんとしているが雰囲気に乏しい,ちょっと昔の小澤征爾の演奏に通じる感じがします.いや,こちらが先で,それを小澤が継承したわけですね.
- 2015-05-06:D.Saigo
- これはまた、ゆっくりとした演奏ですね。90分超ですか…。
バルヒャの演奏は70分ぐらいだったか…?
グールドとの関連は抜きにして、これはこれで、しっかりした演奏ですよね。
「がんばって」最後まできいてみました。(眠らずに!)
ただ、私の駄耳のせいか、最初のアリアの部分に限らず、いたるところでテンポが揺れているように聞こえます。最近、耳が遠くなったような気もしますし、
リズム感も鈍くなったか…?!
それにしても、ユング様のおかげで、さまざまな演奏に接することができます。
おそらく、このサイトがなければ、私にとっての「ゴルドベルグ」は
バルヒャ1枚、グールド2枚で終わっていたでしょう。
ありがたいことです。
- 2015-04-29:題名のない子守唄
- サンフランシスコ響盤は、特に最後の2楽章はアッチェレランドの追い込み方が半端じゃないんですよね。第4楽章の終わり方も印象的。地方オケとの録音なので好き放題やりました感が前面に出てます。ウィーンフィル盤は、これと比べるとおとなしくなっちゃって物足りないです。
- 2015-04-26:Joshua
- 文章による批評は怖いもので、宇野氏の講談社+α文庫(廃刊)本では、この演奏が、3種類ある中で「録音も含めて最も悪い」とされていました。(同じ1951年でもこちらはカイロでの演奏。ローマでの5月1日盤は49年につぐ評価を得ています。)
虚心坦懐に聴けば、実にいい演奏です!
宇野氏が、いつどこから発売された演奏を聴いたのか当然不明ですが、1998年の発刊から15年経った今、「このサイトのこの演奏」のように相当美しく克明に聴き取れる演奏だと気づかされるわけです。一体に、YUNG氏のサイトでは、わたしが聴いてきた同曲同録音は、音が改善されています。録音状態が鑑賞評価を左右するのは明らかで、このことはありがたく思っています。この4月23日盤は、感動的です!
ここからは、蛇足になりますが、49年盤が今度は気になりだしましたところ、レコ芸1月号で、ワーナークラシックからSACD復刻が出ました。國土氏の批評は、「LPとは別物の如く」ですが、これを信じ過ぎると多少ガッカリですが、CDしか聴けない私には、SACDの出す音が「かくや!」と想像はされる出来栄えです。音のよくなった分、そしてこれ以上の音改善は想像しがたいですが、より大きな感動が得られたのは事実です。それに、気づくと、音がいいし細部が聴き取れるので、反復して聴いています。それも感動要素を作ってるんじゃないかと。49年会場にいた人たちは、65年後のこうした聴かれ方なぞ、つゆ想像できなかったでしょうに。(エンジニアは除いて)
昔聴き入った演奏が、自然な復刻でよりよい音で聴ける。
理科嫌いのわたしでも、このことに関しては、科学技術に感謝したい思いです。ひょっとして、音作りの魔法に騙されているのかも。
そういう思いが聴いていて時折しないでもありませんが、どうなんでしょうねえ?
YUNGさんや諸氏方々に教えを乞いたいです。
<管理人のコメント>
>一体に、YUNG氏のサイトでは、わたしが聴いてきた同曲同録音は、音が改善されています。
そう言うお褒めにいただけるならば、それは「音作りの魔法」ではなくて、丁寧に音源となるファイルを作成していることに尽きるかと思います。
昔のオーディオは出口のクオリティが全てでしたから、スピーカーが王様でした。
今のオーディオは入り口が全てです。
PCオーディオならばファイルのクオリティと、その純度をいかに落とさないでDAコンバータまで届けるかが勝負です。ここでクオリティが落ちれば、後はどれほど高価なアンプやスピーカーをあてがっても意味を持ちません。SACDがCDに対してアドバンテージを持つのはそのためですが、CDクオリティであっても十分に配慮を持っでデータを取り出せばSACDと遜色ないレベルで再生できるはずです。
- 2015-04-26:原 響平
- モントウー指揮の幻想交響曲のなかで、この演奏がベスト。ウイーンフィルとの演奏をLP時代から聴いてきたが、このサンフランシスコ交響楽団との録音を聴いてからは、メインで聴くのはこの演奏ばかり。とにかく、第4楽章と、第5楽章の迫力のある演奏は、聴いていて気持ちが良い。モントウーの絶頂期は、ひょっとしたら1950年頃だった?。さて、晩年の北ドイツ放送響の演奏は、録音が悪く、さらに枯れた演奏で、オススメ出来ない。丁度、アンセルメが、晩年にニューフィルハーモニア管と再録音した、ストラビンスキーの火の鳥と似ている。巨匠の晩年は、この音を聴けぐらいの威勢の良さは、全く影を潜め,刺が無くなる事が多い。
- 2015-04-25:Sammy
- 1951年とはにわかに信じがたい鮮明な録音から、気迫で弾けそうな勢いのある音楽が飛び出してきます。オーケストラのちょっと味のある音色を生かしたニュアンス豊かな部分も見事ですが、特に終盤の総突撃するような迷いのない一気呵成の音楽は清々しいとしか言いようがありません。
- 2015-04-21:momochanpapa
- ベーム博士の演奏は、レクイエムだけでなく、今更ですが聴けば聞くほど入り込んでしまいます。 流行りスタリというのはおこがましく、そういう輩は現在の右向け右的な大衆化だと思います。(指揮もオケも標準化?)現在の演奏にはない、望めない、出来る人がいない、演奏だと思ってます。いいものは変わることなくいい。
- 2015-04-21:Shigeru Kan-no
- 一見凄いようで後で思いだしても印象が薄い指揮者っています。サイモン・ラットルがそうですね。部分部分は素晴らしいのですがバーンスタインのような壮大な全体が見えてこない演奏。
- 2015-04-15:菊ぱぱ
- ブラームス、市販されてるディスクはほとんど入手して若年の頃から聴いてきました。4番の刷り込みはこのワルター盤です。親父の安物の蓄音器でLPを鳴らして…。
私はこのワルター盤の(殊にコロムビア響盤の)第1楽章第2主題に入る直前の経過句でのリズム(特に八分音符)の扱いを気に入ってます。格別です。オシャレです。
ユングさんのご指摘通り、録音も十分な響きを確保してますしネ!
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[2024-11-28]
ハイドン:弦楽四重奏曲 ハ長調「鳥」, Op.33, No.3,Hob.3:39(Haydn:String Quartet No.32 in C major "Bird", Op.33, No.3, Hob.3:39)
プロ・アルテ弦楽四重奏団:1931年12月1日録音(Pro Arte String Quartet]Recorded on December 1, 1931)
[2024-11-24]
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調, Op.98(Brahms:Symphony No.4 in E minor, Op.98)
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1952年9月29日&10月1日録音(Arturo Toscanini:The Philharmonia Orchestra Recorded on September 29&October 1, 1952)
[2024-11-21]
ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調, Op.11(Chopin:Piano Concerto No.1, Op.11)
(P)エドワード・キレニ:ディミトリ・ミトロプーロス指揮 ミネアポリス交響楽団 1941年12月6日録音((P)Edword Kilenyi:(Con)Dimitris Mitropoulos Minneapolis Symphony Orchestra Recorded on December 6, 1941)
[2024-11-19]
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77(Brahms:Violin Concerto in D major. Op.77)
(Vn)ジネット・ヌヴー:イサイ・ドヴローウェン指揮 フィルハーモニア管弦楽 1946年録音(Ginette Neveu:(Con)Issay Dobrowen Philharmonia Orchestra Recorded on 1946)
[2024-11-17]
フランク:ヴァイオリンソナタ イ長調(Franck:Sonata for Violin and Piano in A major)
(Vn)ミッシャ・エルマン:(P)ジョセフ・シーガー 1955年録音(Mischa Elman:Joseph Seger Recorded on 1955)
[2024-11-15]
モーツァルト:弦楽四重奏曲第17番「狩」 変ロ長調 K.458(Mozart:String Quartet No.17 in B-flat major, K.458 "Hunt")
パスカル弦楽四重奏団:1952年録音(Pascal String Quartet:Recorded on 1952)
[2024-11-13]
ショパン:「華麗なる大円舞曲」 変ホ長調, Op.18&3つの華麗なるワルツ(第2番~第4番.Op.34(Chopin:Waltzes No.1 In E-Flat, Op.18&Waltzes, Op.34)
(P)ギオマール・ノヴァエス:1953年発行(Guiomar Novaes:Published in 1953)
[2024-11-11]
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 イ短調, Op.53(Dvorak:Violin Concerto in A minor, Op.53)
(Vn)アイザック・スターン:ディミトリ・ミトロプーロス指揮 ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団 1951年3月4日録音(Isaac Stern:(Con)Dimitris Mitropoulos The New York Philharmonic Orchestra Recorded on March 4, 1951)
[2024-11-09]
ワーグナー:「神々の黄昏」夜明けとジークフリートの旅立ち&ジークフリートの葬送(Wagner:Dawn And Siegfried's Rhine Journey&Siegfried's Funeral Music From "Die Gotterdammerung")
アルトゥール・ロジンスキー指揮 ロイヤル・フィルハーモニ管弦楽団 1955年4月録音(Artur Rodzinski:Royal Philharmonic Orchestra Recorded on April, 1955)
[2024-11-07]
ベートーベン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 作品58(Beethoven:Piano Concerto No.4, Op.58)
(P)クララ・ハスキル:カルロ・ゼッキ指揮 ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団 1947年6月録音(Clara Haskil:(Con)Carlo Zecchi London Philharmonic Orchestra Recorded om June, 1947)