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ウェーバー:舞踏への招待

シュナーベル 1947年録音


原曲はピアノ曲です

「舞踏への招待」と言うとオーケストラ曲じゃなかったの?とお思いになるかもしれません。今日ではそちらの方が有名ですから。

しかし、原曲はこちらの方、つまりピアノ曲だったのです。そして、今ではそちらの方が有名になってしまっているオーケストラ番はベルリオーズによる編曲版です。自分が編曲したものならいざ知らず、他人が勝手に編曲した方のバージョンが有名になると言うのではウェーバーも苦笑いしているかもしれません。
これとよく似た作品としてムソルグスキーの「展覧会の絵」が思い浮かびますが、あれは少なくとも原曲はピアノ曲であり、オーケストラ番はラベルによる編曲であることはよく知られています。
ところが、こちらの方は、ピアノ曲を聴いた人が、「これは家庭での演奏用にピアノ版に編曲したんだな!」と思われかねないほど、オーケストラ版の方が有名になってしまっています。

そんなわけで、もう一度強調しておきます。
こちらのピアノ曲の方がオリジナルです。


シュナーベルへの認識をあらたにさせられる輝かしい音色が楽しめます

今まで聴いたシュナーベルの録音の中では一番輝かしい音色です。
正直言って、これを聴いてちょっと驚きました。シュナーベルというのはもう少しなよっとしたイメージがあったのですが、それが録音や復刻によるもんだとすればちょっと認識を改めないといけません。

実はこの音源はある方からリクエストがあったものです。その音源に関してはユング君も承知していたのですが、その時はパスをしてしまいました。その後、その方からなかなか素晴らしい演奏だとのお話をいただいたわけです。
しかし、その手のCDは一度パスをすると入手が難しいというのがこの業界の常識ですから、ちょっと残念でしたが諦めるしかありませんでした。ところが、どこかで意識の中に残っていたのでしょう。とあるCDショップの在庫一掃の投げ売りセールの中に発見したのです。
うれしかったですね。

そして聴いてみたところ、実に素晴らしい演奏です。
教えていただいた方に感謝あるのみです。

この演奏を評価してください。

  1. よくないねー!(≧ヘ≦)ムス~>>>1~2
  2. いまいちだね。( ̄ー ̄)ニヤリ>>>3~4
  3. まあ。こんなもんでしょう。ハイヨ ( ^ - ^")/>>>5~6
  4. なかなかいいですねo(*^^*)oわくわく>>>7~8
  5. 最高、これぞ歴史的名演(ξ^∇^ξ) ホホホホホホホホホ>>>9~10



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