Home|コメント
リスニングルームによせられたコメント
	リスニングルームによせられたコメントをまとめたコーナーです。多くの方の熱いコメントを期待しています。(2008年3月10日記)
前のページ/
次のページ- 2017-12-07:benetianfish
- ここ一月ほど室内楽にハマっているのですが、これは面白いくらい厳しい演奏ですね。適当にBGMとして流すのではなく、気合を入れて聴かないと、一発でノックアウトされてしまいそうです。もしハイフェッツが、このノリのままでバルトークなども録音していたら...大変な事になっていたでしょう(笑)。
- 2017-11-26:しょうちゃん
- 胸のすく思いをさせられる大好きな曲です。昔、園田高広さんの演奏を聴いて感激した思い出があります。第三楽章も限りなく透明で優しさに満ち溢れています。カッチェンのこの曲の演奏は初めて聴きました。間奏曲の演奏ぶりの延長線上を想定していましたら少し違ったみたいです。
 昔、友人に聴かされたリヒテルの演奏(レコードは確か廉価版でした。オケは思い出せません。)迫力満点だった記憶があります。
- 2017-11-21:な~さん
- ホロヴィッツの演奏が軽やかでブリリアントとすると無骨で男性的な演奏といえるのでは?
 ラフマニノフが描いた曲の本当の姿はこれなのではと思う。
- 2017-11-20:な~さん
- 速いだけの演奏は今ならいくらでもあるけど、たしかに歌っている。
 ウソでしょと言いたくなる。
 ホロヴィッツのテクニックがここまで凄かったのか!
 あらゆる意味でピアニストの頂点に君臨する人。
 まさに天下の奇才。もうこのような人は現れないだろ。
 この録音はまさに世界遺産。
- 2017-11-16:north fox
- クラシックだ、ジャズだ、ポピュラーだと分類することにあまり意味がない演奏(録音)ですね。この手の演奏(録音)はひと頃のアメリカに多いですがーキース・ジャレットとチック・コリアでのモーツァルトの2台のピアノのための協奏曲とかジョン・ルイスの平均律クラヴィア曲集とかもありますーやはり上手い演奏でなければつまらないだけです。これも流石にマントヴァーニ、十分楽しめます。彼の楽団員は一流オーケストラの首席奏者並みのギャラ(ギャラ=技量とは限りませんが)で集めたといわれています。
- 2017-11-13:コロコロ
- こんなラソブル聞いたことなかった。まるで日本の川柳か落語を思わせるね。こういう遊びがなくなってしまって、音楽を楽しむことがなくなっているんだ。アメリカのよき時代だったのかな。そういうものを反映した演奏だよ。
- 2017-11-09:benetianfish
- このグーセンス版のメサイアと言い、ハミルトン・ハーティ版の水上の音楽と言い、たまには何も考えずに楽しめる、ハリウッドのアクション映画(最近は重いのばかりで、こんな軽い娯楽映画は無くなりましたが...)みたいなクラシック音楽を聴いても、罰は当たりませんよねっ(笑)。
- 2017-11-07:ほんのむし
- マリナーといえば、サートン・ダートとやったブランデンブルク協奏曲の最初の録音をよく聞きました。2番もホルンを使ったり、変わったところもありましたが、ドイツ系のものとは全く違った雰囲気で、楽しくて、1番など何度も何度も聞きました。創意ってものだったのかな。
- 2017-11-05:原 響平
- シューリヒトのシューマン交響曲No3と言えば、まず先にパリ音楽院菅と録音した演奏が素晴らしい。シューリヒトの全盛期の演奏というか、非常にパワフルな演奏で、コーダーに生命の息吹を集中させた演奏構成には舌を巻く程だ。さて、今回の10年後演奏は、同じ指揮者が演奏したとは思えないぐらいの差異がある。先ず、演奏に潤いが無い。そして、抑揚感が乏しい為に聴く者に感動を与える事は無い。これは、シューリヒトが意図的に「ライン」と言う呼称を付けられた作品にたいして、荒れ狂う様なライン河と、180度正反対の、静かに、そしてゆっくりと流れる大河のライン河を表現したかったのだと想像する。そのくらい、この演奏は枯れている。残響の無い録音もそれに花を添える。
- 2017-10-25:Joshua
- トランペットが無茶苦茶上手いですねえ!
 シカゴのハーセスも故人となりましたが習い始めは、ボストンの奏者に師事していたようです。
 ひょっとしてエキストラで吹いていたのでは?
- 2017-10-24:toshi
- メニューインの演奏が若い時にくらべ壮年期は良くない。これは良く言われますよね。ある評論家の方が、若い時に大成したので普通の演奏家がやらなけばいけない基礎練習を怠ったことと、従軍演奏をしていたのでそれで、肉体的に消耗したことが原因でないか、という推測をされていました。確かに壮年期のメニューインは肉体的なことに悩んていたのかもしれませんね。楽器を弾くことにヨガを取り入れたり。
- 2017-10-23:せいの
-  38番「プラハ」に続いて聴かせていただきました。ありがとうございます。
 
 プラハ以上に「耳にたこ」ができるほど接することの多いこの曲がなんと新鮮に響くことでしょう。中低音に起伏と変化をもたせることで全体の色彩感を出しているのがこの演奏の特色でしょうか。それが作為的に聴こえないのはシューリヒトのセンスの良さなのかもしれませんね。それから、もしかしたらオーケストラの精度の問題から生じる怪我の功名かもしれませんが、高音と低音や対旋律が微妙にずれるところが往年の名ピアニストがやっていた、右手と左手を微妙にずらして曲に立体感を持たせることと重なって、表情を豊かにしているように思いました。
 
 また、メヌエット楽章が快速で、スケルツォ楽章のように響いて新鮮で、新しい曲を聴いているようで、それでいて、不自然さを感じさせないところにも感銘を受けました。
 
 シューリヒト・パリオペラ座管のこの2曲を聴いて、ピアニストのリリー・クラウスがかつて言った「モーツァルトは燃え立つ炎です」という言葉を思い出しました。まさに炎のような演奏ですね。
- 2017-10-22:せいの
-  この音源をアップロードしてくださってありがとうございます。
 
 以前から聴きたいと思いつつ、なかなか入手できなかった音源です。
 
 聴いて驚きました。「耳にタコができるほど(^^)」聴き続けてきたこの曲が、まさに今はじめて聴くような衝撃とともに心に響いてきました。
 
 変幻自在、まるでオペラでも観ているかのようにフレーズごとに色や心に浮かぶ景色が変わっていって、退屈することがありませんでした。一方、そういう演奏は得てして木に竹を接いだような不自然な演奏になるきらいがあるものですが、この演奏からはまったくそういう不自然さを感じませんでした。よく耳を傾けると、内声部や対旋律を際立たせたり、細部に気を配って音楽の流れを良くしているように感じました。
 
 しかも、長調なのに、「疾走する悲しみ」とでも言うのでしょうか、モーツアルトの慟哭さえ聴こえてくるようです。
 
 この音源を、時間がないけど何か聴いてすっきりしたいと思ったときのお供にさせていただきます。
- 2017-10-22:原 響平
- このシューリヒトの演奏は名演ですね。他にもシューリヒトはモーツアルトの交響曲を録音していますが、これがベストです。録音も、オーケストラのフワッとした音色を克明に捉えており、更に、演奏者の息吹が聞き取れそうなくらい、熱気を感じる事ができる演奏。一般的にモーツアルトの作品は、不協和音が無い為、どちらかと言えば読書をしながらBGM風に聞き流す事が多いが、この演奏は、その様な視聴を断固として拒否するぐらいのインパクトが有る。
- 2017-10-21:せいの
-  ベートーヴェンの弦楽四重奏曲の中では14番の幽玄な響きが好きで,パブリックドメインになった音源をいろいろ聞き比べてみました。
 
 わたしはこちらのヴェーグ四重奏団とかバリリ四重奏団のような、ふくよかでちょっとおっとりした演奏が好きなようです。逆にブダペスト四重奏団のような「厳しい」音楽はどうも苦手なようです。もともと一連の弦楽四重奏曲はベートーヴェンの強い意志が反映されてか、凝縮した厳しい響きで構成されているようですので、ブダペスト四重奏団のような演奏で聴くと息が詰まってしまいそうなのです。
 
 たぶん、ベートーヴェンの四重奏曲を好まれる方はそういう意思の力や密度を楽しんでいらっしゃるのではないかと思うので、わたしはベートーヴェンの四重奏曲のいい聞き手ではないのかもしれませんね
- 2017-10-19:Joshua
- 燃え上がるような第1楽章です。これを「近代人アイデンティティの危機」なんて文学的意味に勝手に解釈して、高校時代聴き入ったものです。廉価版LPでしたよ。後年30台で「吹く」より「聴く」ことが多くなった頃、宇野氏の論評に出会い、偶然の一致とはいえ、よく聴いていたものを褒めてあったのに気をよくしました。
 読書でも一緒ですが、青春の一時期に聴いた感慨は蘇ってきません。同じ演奏だと頭では分かっていても。それだけ一期一会で真剣に昔は聴いていたんだと思います。
 mp3は音とびもしないし、音割れや、誇りから生じるノイズもないのですから。
- 2017-10-14:のうすけ
- ボストン時代のミュンシュ大好きです!
 あつさと明晰さを両立させた音作り、剛直な演奏かっこよすぎます!
- 2017-09-28:Joshua
- この曲、個人的にはBrucknerの中では上位で好きな曲です。最近ではシモーネ・ヤングがハンブルクのオケといれたのが好演でした。朝比奈・大阪フィルも最初2楽章は好きです。4番からの高峰が立ち並ぶ中、聴きやすい曲ではあります。第2楽章は、素朴ですが、またそれ故にヒーリング・ミュージックとなり得ます。
 オケはゲヴァントハウスではなく、 ベルリン放送交響楽団ですね。シャイーも後年このオケで3番だけを録れてます。10年ほど経った60年代初頭には、マゼールがヘンデルやバッハをいれてるのが、この ベルリン放送です。コンヴィチュニーとの取り合わせは珍しいですね。
- 2017-09-20:井沢信介
- この曲で感銘を受けたのは久々。実にブルックナーらしい素晴らしい演奏だと思います。
- 2017-09-13:ほんのむし
- いつも私の知らない多様な演奏のコレクションに驚いています。ムラヴィンスキーは、評判のチャイコフスキーとかベートーヴェンを聴いても、ピンとこなかったという人間ですが、これは興味深い。あれこれ聞きすぎて食傷気味のブルックナー8番が、新鮮に聞こえます。オケのすごさも分かる。どうして共感できたりできなかったりするんでしょうか。モノラルってことが全然気になりません。
- 2017-09-13:せいの
- 凄い演奏です!
 
 1番から9番まで聴きました。フルトヴェングラーのような劇的な表現があるわけでもなく、ウィーンフィルのように絹の織物のようなしなやかな「音」があるわけでもなく、ごつごつとした岩石のようというか、ごわごわした麻の織物のような、田舎くさい、洗練されたところのない演奏なのですが、なぜか心にずしんと響いて、虜になってしまいました。
 
 客観的に振り返って、どこに惚れたのかは未だにわからないのですが、わたしの中では、フルトヴェングラーやベーム、ウィーンフィルの演奏に肩を並べる演奏になりました。
 
 これだから音楽鑑賞はやめられません。音楽っていいですね!
- 2017-09-10:原 響平
- 1970年代にFMヨコハマでこの演奏が放送されたのを思い出した。当時の大多数の若者はLPを購入するような金銭的な余裕もなく、殆どFMから流れ出てくる音源を、カセットテープに録音して、それを楽しんでした。さて、このムラビンスキーのブルックナー交響曲No8の演奏は、全体的に冷たい音色に支配されている。所々で金管楽器の泣き叫ぶような強奏が、深遠なる闇の世界と神々しいブルックナー音楽を融合させて、正しくムラビンスキーワールドへと聴く者を導いてくれる。特に、第三楽章の美しい調べに酔いしれて、最終楽章の強靭的な推進力の対比は、人間の「優しさと強さ」をここぞとばかりに見せつける。
- 2017-09-03:yseki118
- シベリウスの交響曲第1番のFLACファイルの提供、ありがとうございました。ストリーミングでも聴くことはできるのですが、やっぱりFLACかWAVで聴かないことにはと思って、今日まで待っていました。
 聴いていて、涙が出てきてしまいました。自分でも、理由が分からないのですが、多分「若さ」に感激したのだと思います。曲の持つ「若さ」+渡邊さんと日フィルの「若さ」+若林さんの「若さ」が組み合わさった結果だと思います。
 このところ、シベリウスの4番の交響曲を色々な人の演奏で聴いていたものですから、精神が彼方の世界の方に行っていたのかもしれません。現実世界に戻った感じです。
 生命力溢れる演奏を聴いて、生き返った気分になりました。
- 2017-09-01:bentianfish
- これは、(よい意味で)皆が一生懸命頑張って演奏しているように聴こえます(笑)。シベリウスならもっとクールに、スタイリッシュに決まってもよさそうなものですが、これはこれで、人間味にあふれていていいですね。私の貧弱な再生装置では、あたかも小さなホールにての演奏を最前席の辺りで聴いているような、とてもアットホームな温もりを感じます。
 
 この5番、確かに祝典的なムードに満たされた曲ではあるのですが、私には何だか、シベリウスが己の祝賀会の真ん中で楽しんでいるわけではなく、そのお祝いを遠くから満足げに、でも少し物哀しげに見つめているような(例えば、八十幾つのおじいちゃんが自分の誕生日でどんちゃん騒ぎをするよりも、パーティを楽しむ親戚一同を隅のソファーに座って眺めているような)、そんな哀愁感が漂う曲に思われます。そこがまた、この曲独自の良い所なんですけれどね。
 
 余談ですが、例のメールの件、(くだらないことを調べるのは大好きなので)ちょっと調べてみました(笑)。どうやらこの交響曲の初稿は確かに4楽章構成だったようですね。ただし、大まかには現在の第1楽章の前半と後半が別々の楽章になっていたようで、メール主さんの「第3楽章で断ち切るのけしからん」という言い分はあまり辻褄が合わないわけですが(笑)。ヴァンスカ指揮の全集に、この初稿版が入っているようです。
- 2017-09-01:ぴらぴらーの
- ざっくり調べた所、4楽章には下記のカットがありました。
 これが演奏時間の短さと思われます。
 
 132-168、188-191、196-199、204-207、212-215、232-259、344-363、415-420、430-437
 
 しかしこのようなカットがあってもメンゲルベルクのチャイコフスキーは歌があっていいものですね。
- 2017-08-27:koinu
- ブルームがホルンの首席奏者に昇進したのがいつかは分かりませんでしたが
 →ほかのサイトで調べてみると、1955という記事ありました。ご参考まで
- 2017-08-26:ファラヴィス
- こういう人の演奏が成立しているのは、社会システムの変化が基本にあると思います。音楽高校・音楽大学では教えられない物があるのだと思います。演奏家の平均値は上がりますが、クラシック音楽で食えるかどうかが、難しいです。
 音楽は、徒弟制度の下で、修行をするのが最も効率が良いのではないかとも、逆説ではなくそう思います。ポリーニの様な、天才的な音楽家。ピアニストは音楽大学関係ないです。演奏スタイルは、チェルカスキーとは表面的には全く異なります。こういう人物は、出現するのを待つしかないのです。あの新古典主義とは関係のない、苛酷に作曲家を評論する、そして音楽を彫塑するような、彫刻のような音楽でした。
 技術的に幾ら高かろうが、自分の心を自分でコントロールする事が、如何に難しい事か。お釈迦様が原始仏教で語られている事です。他人の世界が、真似されて、入って来ているのでは・・・。
 チェルカスキーは、アンコールでアイヴスやシュトックハウゼンも弾いています。アイヴスなんて、後期ロマン派的な響きをする場面と、ケージの先取りのような場面と、余りに古典的な場面と、玩具箱です。彼は音大出身ですが、保険業で財を成していますね。シュトックハウゼンは、このサイトに登場する事は、永久にないでしょう。クセナキスやケージレヴェルで、ユング氏の最も嫌いな音楽でしょう。
 存命中のピアニストで、ショパンをチェルカスキーの如く自在に弾きこなしておられるのは、カツアリス氏位の物でしょうか。技術的にも高くて、ショパンコンクールにも、優勝していますね。ただしレコード部門です。超絶技巧の即興演奏もお得意です。期待できそうなのは、ルイサダ氏でしょうか。居ませんと言うのは言い過ぎですが、チェルカスキーは全盛期から変わった方で、当然ホモでしょうね。
 チェルカスキーのホテル住まいは、彼がユダヤ人である事と、関係が深いと思います。同じユダヤ人のデーブ・スペクターと同じで、不動産の家や車や飛行機などは、所有しても、政治体制が変われば、いつ没収されるか分かりません。演奏して頂くその日の現金だけが重要で、それが一番安全です。彼のロンドンの自宅はアパートで、アップライトのピアノが一台だけあったらしいです。権力などは、表面に出す事は決してないでしょう。
- 2017-08-25:yseki118
- 4番の交響曲のアップ、ありがとうございました。
 早速、スマホ+イヤホンで聴きました。
 4番は「禅問答」みたいな曲なのですが、その中でも勢いを感じさせる演奏に、感銘を受けました。
 ちなみに、「渡邊暁雄 シベリウス」でググってみたら、こんな記事が見つかりました。
 
 「日本コロムビア この一枚 No.51」 ~渡邉暁雄/シベリウス:交響曲全集~(http://columbia.jp/kono1mai/051.html)
 2008年9月、若林氏の追悼の会で参列者に想い出のCDを配布する、という企画が挙がった。氏の多くの録音の中から62年、世界初のシベリウス交響曲全集の中の1枚を選び、渡邉氏のご遺族に伺ったところ、「父は第4番が大好きで、またこの演奏は高く評価されていますので、この曲を是非」とのお言葉があった。
 
 
 4番は渡邊暁雄さんのお気に入りだったのですね。
 
 <追記>
 
 今回、シベリウスの4番を初めて聴かれる方もいらっしゃると思います。
 そこで、アドヴァイスを一つ。
 この曲は、第一楽章が鬼門だと思います。ここで「なんじゃ、こりゃ。」となってしまうと、二度と聴く機会が失われてしまうと思いますので、敢えて第一楽章は避けて、第三楽章から聴き始めます。第三楽章、第四楽章で体(耳)を慣らしてから、第一楽章を聴きます。こうして、第二楽章を聴き終わった頃には、「なかなか良い曲じゃないか」と思っていると思いますから、その勢いで、再度、第三・第四楽章を聴きます。すると、益々、良さが体に滲みてきますから、次回からは第一楽章から聴き始めてもOKだと思います。
 あなたも、「シベリウスの最も偉大な作品を理解する少数の人」になって下さい!?
 
 シベリウスの第四交響曲を深く愛する者からのアドヴァイスでした。(笑)
- 2017-08-23:takanomi
- 懐かしい指揮者名を見て確か生で聞いたことがあるはずと自作のコンサート鑑賞リストをチェックしたところ、1973年8月7日に上野の東京文化会館で東京都交響楽団による演奏を鑑賞していました。
 当時東京都の主催(後援?)ではがきによる抽選で無料コンサートの招待があり、苦学生の身のためせっせとはがきを出してはコンサートに通っていたことを思い出しました。
 残念ながらどのような演奏であったか全く覚えていないのですが、すっとした姿勢の端正な指揮振りであったような記憶があります。
 日本人の指揮者、日本のオーケストラの演奏をもっと取り上げてください。楽しみにしています。
- 2017-08-21:原 響平
- 1970年東京のライブ盤に出会わなければ、間違いなくシベリウス交響曲No2の代表盤だった録音。残念ながらセルはシベリウス作品を積極的に演奏しなかった。この演奏を聴くとセルの正確無比な性格とコンセルトヘボウ管弦楽団の緻密な再現能力が相まって、どこか物悲しくて北欧のメローな響きに統一された素晴らしい演奏。是非とも、他のシベリウスの交響曲を演奏・録音して欲しかった。さて、冒頭でも述べたが、1970年のライブ盤は、このコンセルトヘボウ管弦楽団の演奏とは真逆の演奏で、ライブ特有の熱気がみなぎった演奏。最終楽章は特に、血沸き肉躍るという表現がピッタリの演奏で、これがセルのライブ演奏の神髄とも言うべきもの。当時のセルの人気が絶頂期だったのも判る。特にクリーブランド管の金管は物凄く上手く、こんな演奏に出会う事はもう二度と無い。
前のページ/
次のページ 
[2025-10-31]

ベートーベン:ピアノ三重奏曲第7番 変ロ長調 「大公」 Op.97(Beethoven:Piano Trio No.7, Op.97 in B-flat major "Archduke")
	
	(P)エミール・ギレリス (Vn)レオニード・コーガン (Cello)ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ 1956年録音(Emil Gilels:(Cello)Mstislav Rostropovich (Violine)Leonid Kogan Recorded on 1956)
	
[2025-10-29]

J.S.バッハ:前奏曲とフーガ イ長調 BWV.536(J.S.Bach:Prelude and Fugue in A major, BWV 536)
	
	(Organ)マリー=クレール・アラン:1961年12月10日~12日録音(Marie-Claire Alain:Recorded December 5-8, 1961)
	
[2025-10-27]

ベートーベン:交響曲第6番 ヘ長調 作品68 「田園」(Beethoven:Symphony No.6 in F major, Op.68 "Pastoral")
	
	ジョルジュ・ジョルジェスク指揮 ブカレスト・ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団 1961年10月録音(George Georgescu:Bucharest George Enescu Philharmonic Orchestra Recorded on October, 1961)
	
[2025-10-25]

アーサー・サリヴァン:喜歌劇「軍艦ピナフォア」序曲(Sullivan:Overture from H.M.S Pinafore)
	
	ルネ・レイボヴィッツ指揮 ロンドン新交響楽団 1961年録音(Rene Leibowitz:New Symphony Orchestra Of London Recorded 1961)
	
[2025-10-22]

バターワース:管弦楽のための狂詩曲「シュロップシャーの若者」(Butterworth:A Shropshire Lad)
	
	サー・ジョン・バルビローリ指揮 ハレ管弦楽団 1956年6月20日録音(Sir John Barbirolli:Halle Orchestra Recorded on June 20, 1956)
	
[2025-10-20]

ベートーベン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」 ハ短調 Op.13()Beethoven:Piano Sonata No.8 in C minor, Op.13 "Pathetique"
	
	(P)ハンス・リヒター=ハーザー 1955年11月録音(Hans Richter-Haaser:Recorded on November, 1955)
	
[2025-10-18]

フォーレ:夜想曲第4番 変ホ長調 作品36(Faure:Nocturne No.4 in E-flat major, Op.36)
	
	(P)エリック・ハイドシェック:1960年10月21~22日録音(Eric Heidsieck:Recorded 0n October 21-22, 1960)
	
[2025-10-16]

J.S.バッハ:パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV.582(J.S.Bach:Passacaglia in C minor, BWV 582)
	
	(Organ)マリー=クレール・アラン:1961年12月5日~8日録音(Marie-Claire Alain:Recorded December 5-8, 1961)
	
[2025-10-14]

ワーグナー;神々の黄昏 第3幕(Wagner:Gotterdammerung Act3)
	
	ゲオルグ・ショルティ指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 (S)ビルギット・ニルソン (T)ヴォルフガング・ヴィントガッセン他 ウィーン国立歌劇場合唱団 1964年5月、6月、10月、11月録音(Georg Solti:The Vienna Philharmonic Orchestra(S)Birgit Nilsson (T)Wolfgang Windgassen April May October November, 1964)
	
[2025-10-13]

ワーグナー;神々の黄昏 第2幕(Wagner:Gotterdammerung Act2)
	
	ゲオルグ・ショルティ指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 (S)ビルギット・ニルソン (T)ヴォルフガング・ヴィントガッセン他 ウィーン国立歌劇場合唱団 1964年5月、6月、10月、11月録音(Georg Solti:The Vienna Philharmonic Orchestra(S)Birgit Nilsson (T)Wolfgang Windgassen April May October November, 1964)