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リスニングルームによせられたコメント
リスニングルームによせられたコメントをまとめたコーナーです。多くの方の熱いコメントを期待しています。(2008年3月10日記)
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- 私はコンサートホール・ソサエティの録音が苦手で^^;
でも、ミュンシュの細かいことは気にしない音楽の作り方は好きですね。
オケマンだったミュンシュは細かい指示をオケに出すのは、好まなかったのでオケの自主性にまかせた部分が多かったようです。
フランス国立管との相性は良かったみたいで、ブラームスの交響曲第2番のライブの、あの熱い演奏は何度聴いても素晴らしいです。
- 2022-05-07:コタロー
- マルティノンをアップしていただき、ありがとうございます。
今回のような彼のステレオ初期の演奏は早世したためか、あまり多くありません。このサイトでも他にはウィーン・フィルを指揮したチャイコフスキーの「悲愴」が入っているくらいですね。
他に目をむけると、パリ音楽院管弦楽団を指揮したイベール「喜遊曲」やビゼーなどのフランス音楽を収めたすてきなアルバム、珍しくロンドン交響楽団のボロディン「交響曲第2番」の切れ味抜群の演奏などがあります。これらの演奏にも光を当てていただくのも一興だと思いますが、いかがでしょうか。
- 2022-05-06:コタロー
- さっそく第2部を取り上げてくださってありがとうございます。
この曲は全体的にベートーヴェンの「第九」を思い出させる構成を持っています。
しかし、こちらは「シンフォニア⇒カンタータ」の順に演奏されているので、「第九」に比べて全曲の「すわり」が良くなっている印象を持ちました。
指揮者サヴァリッシュの明快な演奏も立派なものです。また、オーケストラ、声楽陣ともども「一級品」の出来栄えです。
演奏時間が全体で1時間程度かかりますが、あっという間に聴きとおしてしまいました。
- 2022-05-05:コタロー
- この曲は、まさに初耳ですね。
メンデルスゾーンの交響曲2番をレコーディングしたのは、ほかに70年代初頭のカラヤン指揮のがあるくらいじゃないかと思います(ドイツ・グラモフォンの企画による著名な交響曲の全集ものの一環として)。
サヴァリッシュの演奏は音楽のキャラクターを生かして、厳かで、そのくせ瑞々しさを感じられる素晴らしいものです。おかげで気持ちの良い演奏を愉しむことができました。貴重な演奏をアップしていただき、ありがとうございました。
こうなると、第2部も期待されるところですね。
- 2022-05-04:コタロー
- この曲は初めて聴きます。渋さを基調としながら、一気に聴きとおすことができたのは、ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団とデムスの音楽のベクトルの一致が原因だと思います。ありがとうございました。
- 2022-05-02:コタロー
- 以前紹介したかと思いますが、私が小学校高学年のころ、父がコンサートホール・ソサエティに入会していました。
この演奏もその絡みで入手したレコードでした。そしてビゼーの新たなる魅力に目覚めでしまったのです。そういえば、以前このサイトで紹介されていた「序曲・祖国」もこの一枚に収録されていましたね。(あと一曲は、「子供の遊び」でした)。
また、ジャケット写真にある老いたるミュンシュが印象的でした。
音楽の「印象」としては、幾分乾いた音作りですが、快活な音楽は大変好ましいと思いました。アップありがとうございました。とても懐かしい演奏でした。
- 2022-05-02:信一
- 上質なレコードからの再生音、いいですね。いつも楽しませてもらっています。
これはとても懐かしいレコードです。中学生の時、RCAは高くて買えなくてコンサートホールのレコードでミュンシュを知りました。
このビゼーは演奏もいいのですが、ジャケットがいいですねぇ、ミュンシュの人柄が見て取れる。このほかにも、ロッテルダムフィルとのフランクが熱かった!期待して待ってます。
- 2022-04-30:yk
- 懐かしい録音・・・であるのと共に私にとっては今なお”現役”の録音です。バッハのヴァイオリン曲として、無伴奏ソナタ・パルティータ集との区別さえあまり付いていなかった私に、決定的にこのヴァイオリン・ソナタ集の素晴らしさを教えてくれた録音でもありました。しかし、発売当初から何故か”幻の名演”扱いの録音でもあったのは、当時そろそろ”古楽器”演奏が台頭し始めていた時代の録音であった事情にもよるのだったのかもしれません。
その意味で、所謂”古楽器”によるこの曲集の録音も多く出回るようになった現代において再度このバルヒェットの”モダン楽器”による演奏を聴くことは、古楽器・ピリオド演奏の歴史的意味と演奏様式の変遷の意味を俯瞰して考える格好の題材にもなり得る演奏でもあると思います(もう一つ、この時代のモダン楽器によるバロック音楽再発見の演奏として、ラウテンバッハー(S.Lautenbacher)によるビーバーのロザリオ・ソナタの先駆的録音もいつか機会が有ればご紹介ください)。
- 2022-04-30:コタロー
- この曲の自作自演は初めて聴きます。さすがに肝のすわった演奏ですね。それにウィーン・フィルの優雅さが加わって、素晴らしい成果を醸し出しています。演奏時間の15分間があっという間に終わってしまいます。
彼の音楽が弟子筋のジョージ・セルにも確かに引き継がれています。それを自分の耳で確認できるのがこの演奏のおかげですね。
ちなみに、R.シュトラウスがフルトヴェングラーのこの曲の悠然たる演奏を聴いて、「私は彼の演奏時間内にこの曲を作曲してしまったよ」と語ったそうな。
- 2022-04-28:コタロー
- アーベントロートは70年代のなかばに集中的に発売されたのが最初だったと思います。
私が購入したのは、モーツァルトの交響曲第33番と「ハフナー」です。
とりわけ、33番の大変な集中力の高さと音楽が印象に残っています。
この曲もそれに匹敵する集中力を持った優れた演奏です。
ほかにーベントロートの音源があれば、ぜひアップしていただければありがたいです。
- 2022-04-23:joshua
- レコード芸術5月号レビューに推薦となっていたので聴きた直しました。ケンペ、ベルリンの伴奏はあまり特徴は感じられず。メニューヒンは今日的にはうまいとは言えませんが、熱演だし、多少頼り無さが感じられる音ながら、「ちゃんと」弾いていると思います。エルマンを聞いた時も、大丈夫かな?と心配して聞いた技巧的部分、あれはあれで味がありましたし、メニューヒンをソリストに、フルトベングラーほどではないにせよ、ケンペと調和しているようです。これを、ベートーヴェンはように、クレンペラーを持って来なかったのは何故?と考えさせられますが、オイストラフ との企画があったのかもしれません。ベートーヴェンのほうは、クリュイタンスとオイストラフ ですから、組み合わせが妙ですね。
ともあれ、ブルーのセラフィム廉価盤LPよりは感激しました。
- 2022-04-20:joshua
- これもいいですが、5番から更にいいですね。ちょっと弾きにくい感じがまたいい
- 2022-04-19:joshua
- 青春、最近口にされない言葉ですね。青春だからこそ忘れられない演奏のひとつがこれ。シューリヒトは、ウィーンを振ったプラハはもっとまとも。パリ・オペラ座だからの一期一会なんでしょうか。断定はしません。満員電車の中、これを聞いて、青春回顧しているのは私だけでしょうか?シューリヒトがパリで風狂無頼となった貴重なテスタメントです。
- 2022-04-17:エラム
- この曲を過去に作られた曲ではなく「現代の音楽」として聞く羽目になろうとは・・・
- 2022-04-16:ワラビー
- マーラーの交響曲はビフテキよりデブ専の比喩の方が的確ですね。
スワロフスキーが指揮する演奏はダンスの上手なデブだと思って楽しめました。
対比されたバーンスタインの方はアップされていますが、バルビローリの方も是非アップロードをお願いいたします。
- 2022-04-14:コタロー
- 若い頃、サヴァリッシュ指揮のこの曲と「スコットランド」のレコードを聴いていました。「スコットランド」の方は、詰め込みカッティングのためか、響きが窮屈な感じがしました。その点「イタリア」の方は、音にも余裕が感じられて、すてきな演奏でした。
このような演奏をアップしていただき、ありがたく存じます。
- 2022-04-13:toshi
- サヴァリッシュは、ドイツ物はオケ作品だけでなく、オペラ、ピアノでの伴奏、室内楽で堅実な演奏活動をしましたが、レパートリーが狭かったのと、ポストに恵まれなかったのが惜しいですね。
自分に合うオケというのが分からなかったのかも。円熟期にフィラデルフィア管の音楽監督になったのは、私個人としては勿体ない感じがしてました。
イタリア色の強いアメリカのオケ、サヴァリッシュには合わないだろうと思っていましたが・・・
- 2022-04-13:fiorimvsicali
- こんにちは。Blue Sky Labelさんのページを存じ上げる前の1ヶ月ほど前,全曲を下の3つの演奏で楽しみました。
食卓の音楽は,18世紀初頭の欧州貴族の生活を思い出させますが,全体的に実に品の良いメロディーに満ち溢れて,どの曲を聴いても(どの演奏を聴いても)耳にも心にも満足させてくれる逸品となっています。
ストレスばかりの現代社会で,こんな音楽を耳にしながら食事をすれば,いつもの手作りお家ランチでも十分に心もお腹も満たされること間違い無しだと感じます。
こちらの記事を読むまではあまり意識しなかったのですが,フランス・ブリュッフェンとアムステルダム合奏団の演奏は,あらまあ!そうなんですね,モダン楽器演奏だとは意識していませんでした。
確かに,オリジナル楽器の他の2つと比べて見ると,曲の出だしが半音?高いようなピッチに聞こえます。
そして,3つの演奏で気が付いたのは,同時代のヘンデル,彼の作品4と作品7のオルガン協奏曲の何曲かと同じ旋律の部分があることで,これはヘンデルが流用したようですね。
当時は著作権とか剽窃という思想がまるで無かったので,ごく一般的なことだったとは良く言われますが,今この時代で聞いてみると,大作曲家どうしの関係も良く分かり,お互いの作品に対する思いや面白さも深まるものがあると思いました。
- フランス・ブリュッフェン指揮,アムステルダム合奏団 1964年
- ピーター・ジャン・ベルダー指揮 ムジカ・アムフィオン 2003年
- ラインハルト・ゲーベル指揮 ムジカ・アンティカ・ケルン 1988年
- 2022-04-12:豊島行男
- こんばんは。
この演奏を取り上げていただきとても嬉しいです。
晩年のエルマンは大好きでヴァンガードの録音も愛聴しております。
このデッカでのブルッフもボールドのりっぱな伴奏と相まって名演だと思います。
- 2022-04-12:コタロー
- フルトヴェングラーの情熱たっぷりの伴奏指揮が独奏者をインスパイアしていますね。
録音もライヴと思われますが、なかなか優れています。少なくとも聴きづらさは感じませんでした。
昨今のようにすさんだ世の中においては、このような滋味あふれた演奏を聴くことが大きな糧(かて)になると思います。
- 2022-04-11:fiorimvsicali
- 追加され,完成したのが2022年04月08日(金)で,わたしがお伺いしたのが,2022年04月10日(日)でしたので,丁度良いタイミングだったわねぇ,と喜んでおります。
オーナー様がおっしゃるように,ヴィヴァルディは500回のやり方で同じ曲を書き換えた「多芸は無芸」などではなく,それぞれの楽器の特性を活かした協奏曲を恵まれた天分で表わしたバロック音楽の中心的な立役者だったと思います。
彼の曲をこれ以上の演奏の喜びは無いというくらい縦横無尽にこなすのは,わたしのイチオシでは,パイヤール室内管弦楽団だと思います。それに次ぐのが,イ・ソリスティ・ヴェネティでしょうか。
特に,このアルバムでは,「ヴィヴァルディ:ヴァイオリンとオルガンのための協奏曲ヘ長調RV.542」が秀逸だと感じます。
今まで3つの演奏を耳にしましたが,ピカイチということで,こちらのページの評価は10点満点を付けさせて頂きました。
イ・ムジチの演奏は,ヴァイオリンとオルガンの掛け合いが中途半端で辿々しい様子です。メニューイン&ポーランド室内管弦楽団のは,意気揚々颯爽とメリハリのある演奏していますが,緩急に乏しく,温かさが今ひとつという感じです。
パイヤール室内管弦楽団のは,ヴィヴァルディのはかく演奏すべし,という感じで演奏の喜びと満足に演奏者自身が浸りきっている様子が手に取るように伝わります。会場の音の響き具合もエコーが掛かっていて,とても素晴らしいです。全体的に温かく,包まれるような雰囲気にため息が出ます。
因みに,わたしも手にする同様のアルバムは,エラートERA-1066ですけれど,こちらはトランペット協奏曲の代わりに,作品10「夜」の異版のp.401がファゴット協奏曲として納められています。
わたしが今回聞いた感じでは,こちらのページのトランペット協奏曲とのカップリングが好ましいように思います。
それでは,長々と大変に失礼致しました。
- 2022-04-10:yk
- ”名演”かどうかは分かりませんし、ウィーンのデビュタント舞踏会などに相応しい演奏かどうかも怪しげですが、いい演奏ですね(少なくとも私は嫌いじゃない)。同じ楽譜からでも各楽器の聴こえ方が伝統的な演奏とはどこか違うのがスワロフスキー式に”現代的”だったのかもしれませんが、私は何処かシェーッベルク、ベルク、ウェーベルンらによるシュトラウスの編曲モノを思い出しました。ソレ等の曲は彼らの演奏会の謂わば”客寄せ”用に書かれたものでもありますが、彼ら自身は、シュトラウスの編曲は彼らがウィーンの伝統の上に立っていることを示すものでもある・・・と言うようなことを言っている。
スワロフスキーのワルツも、ウィーンの伝統の上に立つ”1950年代という現代”に生きるシュトラウスの表現の一つ・・・とでもいうことでしょうか?
- 2022-04-09:joshua
- 第一楽章を聞いていたら分かりますが、低弦のエイトビート、聴こえて来ますね。トスカニーニとて、決して退屈ではない部分です。18世紀に、エイトビート、ちょっとすごくないでしょうか。
- 2022-04-07:松下守男
- マガロフのショパンは,フィリップスのソロ作品の全集を愛聴しています。マガロフというと奇をてらうことのない清潔な叙情が特色だと思っていましたが,ここで聴かれるソロは、爆演ではないものの,個性的ですばらいいですね。
メンブランの廉価セットで架蔵していることを確認して、うれしく思った次第です。
指揮者は懐かしい名前です。フィリップスの廉価盤シリーズで、通俗名曲の寄せ集めに名前があったのを思い出しました。
それにしても昔の演奏家には個性がありましたね。
- 2022-04-06:松下守男
- ルービンシュタインは前録音を二種類も架蔵しているのですが、この録音は聴いていませんでした。過度のセンチメンタリズムに陥らない節度ある名演だと思いました。
そういう意味で,とてもユニークな演奏ですね。
今、録音の企画としてラフマニノフの協奏曲の録音が立てられたとき、こんな感じの淡々とした演奏は今の演奏家には許されないのはないですかね。
- 2022-04-05:松下守男
- この録音は1500円盤の国内盤を入手した50年近く前に強い印象を持ってきたものです。ドレスデン・アーメンと言われた冒頭の序奏分が印象的で、僕はこの曲がとても好きになったのですが、以降、このサヴァリッシュ盤を超える感銘を受けた録音はないように思います。
サヴァリッシュの60年代から70年代の初めにかけてのフィイップス時代の録音、カラヤンよりもサヴァリッシュだというのが一定の説得力を持った時代でした。当時の録音を聴けることは幸いでですが、その後、サヴァリッシュの至芸に可変かはあるはずもないのに、立ち位置がショービジネス的に中途半端になってしまい、遺産がきちんと残されなかったのは残念ですね。
- 2022-04-04:コタロー
- 私のこの曲のファーストコンタクトは、大学に入ったころに購入したトスカニーニの名盤でした。しかし後年、この演奏はティンパニ・パートを大きく改変したしたものであったことがわかりました。今回のサヴァリッシュの演奏は、以前から聴きたい演奏だったので、アップしていただき本当にありがたいです。ついでに第4番「イタリア」のアップも期待しております。
- 2022-04-01:安達順一
- リスニングルームで取り上げられる演奏を毎日楽しみにしております。ありがとうございます。
イダ・ヘンデルは初めて聞きましたが、このバッハの無伴奏はとても気に入りました。
さて、無伴奏なのに(Vn)イダ・ヘンデル:(P)ウラディーミル・ヤンポルスキ
と紹介されているので、ジャケット写真を見るとGEOFFREY PARSONS pianoとあってヤンポルスキではない。
「悪魔のトリル」や「ラ・フォリア」の曲目もあるけどその前にあるのはincludingかな。ということで検索すると、ヤフオクで落札された商品の画像が残っていました。
それによると、このレコードは2枚組でシャコンヌはVitali の Chaconneでした。多分ピアノ伴奏付きです。
というわけで、なにかの勘違いが起こっているのではないかと僭越ではありますがご連絡まで。
(<管理人の追記>
なんだか最近ミスが多いよなぁ(^^;なので、こういうご指摘助かります。
早速に手直しをしました。
- 2022-03-27:笑枝
- 長年のトスカニーニファンです。
小品はきちんと聴いたことありませんでした。
Yung さまの解説を読み、録音事情がよくわかりました。
力のこもったいい演奏ですね。楽しめました。
トスカニーニのテレビ放送の『アイーダ』のこと、お話しさせてください。
最初にビデオで出されたものを、なんと友人からもらったのです、演奏会形式でつまらないから、って。
小生にとってはお宝ビデオでした。
第一部の後半に入ると、トスカニーニもノリノリ。
胸に左手を当てるしぐさ、オーケストラに、心を込めてうたうように、と。
チェロ演奏家ならではのしぐさですね。
演奏終了後がおもしろいです。
NBC 8Hスタジオ、割れるような拍手。
トスカニーニがステージの袖に引っ込む。
コンマスがとなりと何か話してる様子が写ってます。
マエストロ、ステージに出てくるかな、出てこないよな、って感じの会話。
トスカニーニが、拍手に応えて、再びステージに出て来た?
後ろを振り返ったコンマス、びっくりした表情がいいです。
めったにないことだったんでしょうね。
若き日のテレサ・シュティヒ・ランダル、ステージの椅子からなかなか立ち上がらず、ステージでそっと涙をぬぐってる姿も写ってます。
貴重なドキュメントです。
- 2022-03-26:大串富史
- この音源への感謝を、指揮者とオケと管理人様に表しつつ。
ワーグナーは嫌いではないのですが、いやちょっと賛同しかねるんですがベクトルがどうしても働いてしまうようにも思います… この曲はバックグラウンドミュージックとしてはまあ無難な感じを受けているんですが、当然のことながら当時のドイツの人々と全く一体化し熱狂することはできないんだろうなあと改めて思う次第です…
#余談ですが、スメタナを聴いてもやはり同じものを感じてしまいます… 学校でモルダウを歌ってもさして共感が湧かず(かといって筑後川を歌って共感するかと言えばそうでもなかったりします本当にごめんなさい…)、で歌ではないですがワーグナーを聴いて、あーそういうことですね了解しましたーぐらいなため、このお二人にはただただ申し訳ない次第です… わが祖国を聴いて総立ち号泣とか、楽劇の幕間の度に拍手喝采鳴りやまずとか、本来はそういうものなのでしょうが。
で指揮者とオケの皆さんは、本来はそもそもどういうものだったのかをいわば垣間見させてくださっているわけで、この演奏からもそういった気迫を感じ、感謝です。学生たちにも、まあほどよい迫力(セピア色の記録映画を観るかのような)だと思います。
#この程度だとおうおうおうおうで終わるでしょうが、総立ち号泣とか拍手喝采鳴りやまずという本来の程度を時間を巻き戻してじかに見てみたいような、やっぱり見ないほうがいいような。逆にかのお二人を時間を早送りして現代にお連れするのも一興なのか、それともそれはかなり酷な話なのか…ますし、なんでもっと膨らまさないのかなー、とやはり今でも思いますが、バックグラウンドミュージックとしてはちょうどいい感じがします。
昨晩は遅くまでYouTubeでブルックナーの交響曲第9番(もう一息な第4楽章含む)やラモーの野蛮人の劇音楽バージョン(歌唱のみ入ったもの)から一生懸命MP3を抜き出して聴いていたのですが、結局全部却下になりました… そもそもバックグラウンドミュージックとしては成立しがたく(ダダダンダンダンダンダンって一体何事ですか先生?とか、あれってフランス語で何歌ってるんですか?とかいったツッコミが学生から必ずあることでしょう)、それ以前にバックグラウンドミュージックと言ってもこれやっちゃっていいのかなーという、こちらのサイトに足繁くお邪魔させていただいている原点的な問題があります…
そんなわけでよさげな演奏にブラボー!、管理人様にもブラボー!、リストには…まあ、ありがとうございます、みたいな感じでしょうか。本来はピアノ協奏曲第1番もと狙っていたのですが、改めてダーンダダンダンダダダを聴いて、なんだか却下しかけ中です… やっぱり前奏曲にブラボー!って、文字通りの中二病のような気がしないでもありません…
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[2024-11-24]
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調, Op.98(Brahms:Symphony No.4 in E minor, Op.98)
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1952年9月29日&10月1日録音(Arturo Toscanini:The Philharmonia Orchestra Recorded on September 29&October 1, 1952)
[2024-11-21]
ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調, Op.11(Chopin:Piano Concerto No.1, Op.11)
(P)エドワード・キレニ:ディミトリ・ミトロプーロス指揮 ミネアポリス交響楽団 1941年12月6日録音((P)Edword Kilenyi:(Con)Dimitris Mitropoulos Minneapolis Symphony Orchestra Recorded on December 6, 1941)
[2024-11-19]
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77(Brahms:Violin Concerto in D major. Op.77)
(Vn)ジネット・ヌヴー:イサイ・ドヴローウェン指揮 フィルハーモニア管弦楽 1946年録音(Ginette Neveu:(Con)Issay Dobrowen Philharmonia Orchestra Recorded on 1946)
[2024-11-17]
フランク:ヴァイオリンソナタ イ長調(Franck:Sonata for Violin and Piano in A major)
(Vn)ミッシャ・エルマン:(P)ジョセフ・シーガー 1955年録音(Mischa Elman:Joseph Seger Recorded on 1955)
[2024-11-15]
モーツァルト:弦楽四重奏曲第17番「狩」 変ロ長調 K.458(Mozart:String Quartet No.17 in B-flat major, K.458 "Hunt")
パスカル弦楽四重奏団:1952年録音(Pascal String Quartet:Recorded on 1952)
[2024-11-13]
ショパン:「華麗なる大円舞曲」 変ホ長調, Op.18&3つの華麗なるワルツ(第2番~第4番.Op.34(Chopin:Waltzes No.1 In E-Flat, Op.18&Waltzes, Op.34)
(P)ギオマール・ノヴァエス:1953年発行(Guiomar Novaes:Published in 1953)
[2024-11-11]
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 イ短調, Op.53(Dvorak:Violin Concerto in A minor, Op.53)
(Vn)アイザック・スターン:ディミトリ・ミトロプーロス指揮 ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団 1951年3月4日録音(Isaac Stern:(Con)Dimitris Mitropoulos The New York Philharmonic Orchestra Recorded on March 4, 1951)
[2024-11-09]
ワーグナー:「神々の黄昏」夜明けとジークフリートの旅立ち&ジークフリートの葬送(Wagner:Dawn And Siegfried's Rhine Journey&Siegfried's Funeral Music From "Die Gotterdammerung")
アルトゥール・ロジンスキー指揮 ロイヤル・フィルハーモニ管弦楽団 1955年4月録音(Artur Rodzinski:Royal Philharmonic Orchestra Recorded on April, 1955)
[2024-11-07]
ベートーベン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 作品58(Beethoven:Piano Concerto No.4, Op.58)
(P)クララ・ハスキル:カルロ・ゼッキ指揮 ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団 1947年6月録音(Clara Haskil:(Con)Carlo Zecchi London Philharmonic Orchestra Recorded om June, 1947)
[2024-11-04]
ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調, Op.90(Brahms:Symphony No.3 in F major, Op.90)
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1952年9月29日&10月1日録音(Arturo Toscanini:The Philharmonia Orchestra Recorded on September 29&October 1, 1952)