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リスニングルームによせられたコメント
リスニングルームによせられたコメントをまとめたコーナーです。多くの方の熱いコメントを期待しています。(2008年3月10日記)
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- 家にあるLPよりいい音なので、LPからパソコンに録音するのをやめました。
- 2008-04-29:亜季
- 1950年…没年の録音で、この上なくピュアな美しさと深い孤独が、胸に染みます。
リパッティが不治の病におかされていたことと、彼の演奏に対する評価を結びつけることは邪道かもしれません。
しかし、彼の深刻な病状が、結果的に彼がコマーシャリズムに呑み込まれるのを防いだことも一面の事実だと思います。
彼の発病以降、本人、聴衆、音楽プロデューサーからも「ウケる、売れる」といったコマーシャリズム的要求は一切消失したと想像します。
そして、きらめく結晶のように純粋な演奏が残されました。
- 2008-04-28:hal
- モーツァルトの系譜はメンデルスゾーンへ繋がっている!
この曲を聴く度にそう思わされます。
それは、彼らがどちらも若くして天性の才能を発揮し、そして夭折していったという事実だけに留まらないような気もするのです。
モーツァルトもメンデルスゾーンも、"歌"をその音楽の本質的なところに持っていると言うところは誰しもが認めるところでしょうが、そこに悲しみを内包して見せたのがモーツァルトで、ただ美しいだけで終わってしまったのがメンデルスゾーンであると人は言います。
しかしそれは本当でしょうか。自分はメンデルスゾーンの旋律を聴くたびに、そこに言いようもない深い感情を感じるのです。
この五番は最たるもので、「宗教改革」という副題が指すように信仰心が表れているだけではなく、いや、仮にそうだとしたら私たちは第一楽章の迸る激情や第二楽章の長閑な牧歌を前に何と言えば良いのでしょうか、より普遍的な人間の感情を説いているかのように聞こえます。
それはユダヤ人と宗教の問題を更に超えた、もっと普遍的なところにある様々な感情の葛藤、仮にこのような言い方が許されるのならば、"青春"が、この曲からは聞こえてくるのです。
そしてその葛藤を経た第四楽章、信仰の象徴たる「神はわがやぐら」が有機的に曲を作り出していく時、私は神を寄る辺として生きて行こうとする美しい信仰の告白を聞くと共に、笑われるかもしれませんが、ジュピターシンフォニーの第四楽章の影を聞くのです。
メンデルスゾーンは古典的な様式美を守り通した人物ですから、その音楽は、ロマン的解釈からすれば確かに感情は希薄に聞こえるのかもしれません。
しかしこの21歳の若き作曲家の、青春の慟哭と敬虔な信仰が奇跡的にも一つになったこの曲が
21世紀の私たちの耳に届く時、私たちは本当にそう簡単に言いきってしまって良いのでしょうか。つまりメンデルスゾーンの音楽は低俗で薄っぺらい、と。
ベートーヴェンが讃えられた19世紀にあって、モーツァルトの系譜を歩めた可能性のある作曲家はメンデルスゾーンだけだったように思います。
シューベルトもシューマンもブラームスも、皆自分の内側へ内側へと入っていってしまいました。
しかしメンデルスゾーンだけは、自分自身を遠くから見つめる術を知っていた。
そしてそれこそ、どんな苛酷な時にも楽しく美しい歌を書き続けた、モーツァルトの姿ではなかったでしょうか。
惜しむらくはその彼すらも若くして天に召されてしまったということです。
私は彼の後に、モーツァルトの後継と呼べるような作曲家を知りません。
そして私は、四楽章の終盤(この録音だと11:50ですね)、単に音階を一つ一つ登っていくだけの単純な、それこそモーツァルトのように単純な旋律に、いつも涙するのです。
- 2008-04-26:ますだよしお
- これは隠れた名演ですよ。
凄いスピード!一糸乱れず着いていくシカゴのオケメンたち。
録音がいいので、メカニックの優秀さが一層楽しめます。
もちろんそれだけじゃ、すぐに厭きます。どう言うのかな?
トスカニーニそっくり、は言い過ぎでしょうか?
ともかく、熱さも十分伝わってくる演奏なのです。
ついでながら、アイネクライネも良かったですね。
小生がこの演奏に触れたのは、10代の頃、世界名曲全集モーツァルトの巻でした。このシリーズにはライナーのレアものがあって、田園、ハイドンのV字(88番)など楽しんだものです。
(若杉弘・読響の軍隊・ト短調とか、大橋国一の「楽に寄す」とか今思うと貴重な音源です)
YUNG氏にリクエストですが、ライナー時代のシカゴで、上記の田園、V字のほかに、英雄の生涯、ドンファン、ブラームスの3番シンフォニーなどが入るようでしたら、ぜひアップロードしてください。
当時の主席ホルン奏者フィリップ・ファーカスの「いい音」が楽しめますよ。
- 2008-04-26:kuriking
- 正直、演奏家の方ごとの違いが分かる程、クラシックを
特に同じ曲を聴き比べたコトはないのですが
このピアノの音は大好きです。
こういう音を聴きたくて、クラシックを聴いてる気がします。
- 2008-04-25:
- ラフマニノフの第3番のコンチェルトは、ロマン派のピアノ協奏曲の究極の姿でありこの曲の後にはロマン派のピアノコンチェルトは存在できないということに尽きる。多少近代的ではあるが、プロコフィエフの第3番がこの曲と並列して存在している。このことを下敷きにして、多様な解釈が可能なのだと思う。音楽の歴史はこの曲を肯定している。またこの曲は職業としてのピアニストの存在を私には意識させる。指の動くこと、音量があること、音色の美しいこと、旋律を歌わせることができること、オーケストラと協調できる柔軟さがあること、過度に個性を打ち出さないこと、などなど。この曲の演奏に必要なことは、コンクールの覇者には当然満たされているだろう。話は変わるが、ヨーロッパ初演はコルトーだったとか。録音はあるのだろうか?
- 2008-04-16:作曲家志望
- 早速6番を聴かせてもらいました。
吉松隆経由でこの曲を知って以来一番好きなシンフォニーです。
演奏ですが、とても丁寧なので驚きました。
あまり聴きなれないテンポなので、1楽章の疾走感が薄れるのでは?とも思いましたが
杞憂でした。強すぎず、弱すぎず、とても良い案配でオケが鳴っており、
とても聴きやすかったです。
- 2008-04-13:亜季
- もちろん、他のピアニストの舟歌がダメなわけではありません。
ポリー二の音色は繊細で美しいですし、コルトーの演奏は盛り上がります。
でも、リパッティの舟歌の自然さには、ただ驚嘆するのみです。
他の人の演奏では、どうしてもピアニストの解釈と個性がにじみますが、(当然ですよね)リパッティの舟歌を聞くと、もはやピアニストの存在すら透明になっているようです。
眼前に広がるのは、静かにゆらぐ水面…気がつくと自分は小船の中にいます。
一切の恣意的なコントロールから解き放たれたピアノの音が、とめどなく溢れ出し、ゆらぎ、そっと小船を押してゆくのです。
- 2008-04-12:セル好き
- こういう感じの演奏って、最近じゃ内田光子さんが第一人者ですね。
- 2008-04-07:dive
- とても聴きやすい演奏でびっくりしました。
通常聞く分には全く支障のないレベルです。こういう演奏が聴けて本当に嬉しいです。
ベートーベンのスペシャリストだったというのも理解できます。
この演奏は、今後とも時々聴こうと思います。
アップしてくれて本当にありがとうございます。
- 2008-04-06:ますだよしお
- 昨日清水の夜桜を見てきていたく感動しましたが、YUNG氏のあたりの山桜も盛りではないでしょうか。この曲は若い頃好きでしたね。ジュリアードSQのライブ版CDで知りました。ベー7の終楽章に似た、盛り上がりがこの曲にはあり、同種の聞き方をしている諸氏もおられるのでは?カップリングに多い10番ハープ、この第1楽章もコーダの掛け合いに息を呑みますね。ブダペストはうまいですね。(特にViola) 師匠となるこの団体にはバルトークの録音はなさそうですが、ジュリアードも良く聞いてたんじゃないでしょうか?
小生が中学生の頃馴染んだ廉価版LPシリーズ(モノラルシリーズが多い)がこうやってパソコンで聞けるなんて隔世の感です。長生きはするもんです!その辺の事情はウェストミンスターのバリリ四重奏団も同じ。(30数年前)バリリの癒し(特に13番変ロ長調、作品130)、ブダペストの直截さ(12、14、15番あたり)といったとこでしょうか。
場所時間を選ばず音楽が聴ける、音楽環境の遍在化のおかげですね。
- 2008-04-06:ますだよしお
- 第3楽章レント・アッサイを聞いて思い出すのは、吉田秀和氏がFMで、ブダペストの第1ヴァイオリン、ジョセフ・ロイスマンを追悼して、この楽章をかけていたことです。1970年代。 ステレオ時代のベートーベン全集もいつか聞いてみたいものです
- 2008-04-06:ますだよしお
- ホルン、高嶺の花のように、この楽器は難しく(4オクターブの音域)うまく吹けないのに放っておけず、気になって知らず知らず夢中に聞き続けてしまうのです。オケの中のホルンも個性がそれぞれにあり面白いですが、ブレインで言えば、この2番のコンツェルとがいいですね。
ただ、ブレインでLP時代ブラームスのホルントリオがBBC音源で出ていて、これがモーツァルトの5重奏曲とカプリング、CDになったものはいまだ見つけていません。最高ですよ。
ブレインは、スマートで角が無く、簡単に言うと「かっこよく」吹く、という印象が強いですが、57年(死の年)のこの録音は、ブラームスの終楽章で派手に音を割るし、モーツァルトは
例の44年グリラー四重奏団とのSPより、ずっと克明に天衣無縫の音の上下がとらえられています。たとえば、BPOの歴代主席中では、ラドヴァン・ヴラトコヴィッチが一番ブレインに近いんではないかと思います。バボラクもいいですが、(いわゆる名曲では)やや安全運転。ザイフェルトはソロよりオケマン。ハウプトマンも系統は違えどオケマン。重厚に鳴らす人たちです。
・・・最後にニュースを1つ。
ストリーミングには無いのですが、ブラームスのホルントリオ(ソロ:VPO主席のコッホ氏)をYUNG氏はMP3でアップロードしていただいています。これが、「ウィンナホルンの実にいい音!!」録音もモノラルとは信じがたいほど!コッホの音は、ちなみに、Mozartのディヴェルティメント17番でもや10番グランパルティータでも聞けますよ。ブレインとはまた別の美味な音です。みなさん、Barylliで検索しましょう。
- 2008-04-06:クラ☆おた
- 実は、私、この曲があまり好きではなかったんデス。でも、ある時テレビでチャイコフスキー国際コンクールで優勝した神尾真由子さんの特番をやってたンですね。
その番組の中で、神尾さんが何回かこの曲を演奏してたんデスよ。(たぶん優勝記念の凱旋コンサートかなんかでN響と協演してたとおもいマス。)それ聴いたらいっぺんに好きになっちゃったんですネ。
いや〜不思議なモンですョ。なんか、女性である神尾さんからあふれ出る男らしさと力強さに惚れてしまったというか・・・・。
まぁ、とりあえずそれがキッカケでこの曲を好きになりました!!!
ハイフェッツは力強い、というよりもそのずば抜けた超絶技巧を聴かせる、見せる(魅せる)マジシャン?ってカンジですネ。
- 2008-04-01:クラ☆おた
- ショパンには、〜集(マズルカ集とかポロネーズ集とか。)というものが結構たくさんありますが、私はワルツ集が一番好きデス。(その中でも、特に7番。)
リパッティについては、私はなにも知らなかったのですが聴いてみて、とても良い演奏だな〜。と思いました。まさに「真っ白なショパン」ですね。若々しさにあふれてマス。
- 2008-04-01:クラ☆おた
- 24のカプリースって、24番だけダントツに有名になっちゃってマスよね。(笑)
「1番〜23番も聴いてあげて。」と、言いたくなってしまいます。あまりにもかわいそうデスヨ。
(そんな事言っときながら自分も24番が一番好きなんですケド・・・。)
- 2008-03-31:伊達 容子
- 私の生まれるずーと以前に、こんな演奏があり作曲者ラフマニノフ自身が演奏し、しかもそれが録音され今復活していることの不思議に感動しています。
私もピアニストを目指した一人ですが、この曲をこんなにやすやすと弾ける、大きな手を神から与えられたこと、しかも豊かな感受性もすごいことです。天才に乾杯。
- 2008-03-29:gkrsnama
- ライナーの映像を見たことがある。
昔はいろいろへんな指揮者がいた。手をぶるぶる揺らすだけのフルトヴェングラーだとか、オケに合わせて踊るだけのストコフスキーとか(特に歌っているときは何も指示をしないそうです、それが一番とのこと=本人談)、台のうえで飛び跳ねるバーンスタインとか、足踏みしたり気合を入れるミュンシュやチェリビダッケとか。
でも、なんといってもライナーが一番変わっている。つまり彼は眼力で指揮をするんだ。棒のほうはというと、めったに振らない。フレーズの入りで奏者をぎろりとにらむ。まれに一拍だけチョンと棒を動かすこともあるけれど。
岩城宏之氏は指揮者は胡散臭い商売といっていたが、その意味ではライナーこそが最たるもんだね。
- 2008-03-28:クラ☆おた
- たしかにこの曲はマイナーかもしれません。でも、私はこの曲が数あるバッハ作品の中でも特に好きです。
演奏についてですが、たしかにヴァルヒャさんは、すごい尊敬できる音楽家だとは思っていますが、私はカール・リヒター派デス。
- 2008-03-23:セル好き
- 一聴して感じられるのは、ショルティー時代のけれんみが無く聴きやすいこと。
- 2008-03-22:高崎
- 4楽章がとにかく感動モノです。コーダでヴァイオリンの1stと2ndが掛け合いして最後に1st2ndがハモる箇所がありますが、同時にティンパニがクレッシェンドしてくるため、たいがいの演奏はこのハモりが聴こえません。逆に、ヴァイオリンを聴かせようとしてティンパニが抑えられ、迫力が足りない演奏というのもあります。しかしライナーの演奏ではその両立不可能とも思える要素が両方充分に達成されています。ライナーの手腕の見事さとシカゴ響のパワーの素晴らしさに感動せざるを得ません。フルヴェン以来の名演(フルヴェンもまたVPOとの演奏でこの両方の要素を両立させています)だと確信しています。
- 2008-03-20:ますだよしお
- Y・亜彦氏が春秋社から膨大なディスコグラフィの評価本を出していますが、評価法は、推薦が◎、準推薦が○、ユニークさを評価が☆、であったと思います。このフリッチャイは悲愴が◎、当演奏の5番は☆となっていたと記憶します。今聞いてみて、僕なら○と◎の中間と思いますね。
- 2008-03-20:大石 栄三
- 約50年前に、小生が初めて買ったレコードがトスカニーニ指揮の「新世界」・・・まさに、この演奏です!懐かしく、今聞いても素晴らしい、「名曲名演」だと思います。
ミラノのスカラ座を訪ねた折、トスカニーニの肖像画を見て、「初めて買ったレコードのジャケット!」と発見したことも懐かしい思い出です。
引続き、いろいろな曲を聞かせていただきたいものです。
- 2008-03-16:ますだよしお
- とても28年の録音には聞こえません。素晴らしいとまでは言いませんが、なかなか聞ける。曲を知ってる方は、十分楽しめる演奏です。
ネタばれは構いませんか?4楽章コーダは、例のイントロなしにいきなりトランペットの凱旋歌です。これはBPOとの40年録音も同じですが、演奏はこちらのほうがいいですねえ。
ちなみに、2楽章のクノッフによるホルンソロは期待通りです。
チャイ5といいますと、ユング氏の好きなセルこそが最高の名演でしょう。これも、今は昔、諸井誠がontomoブックスの交響曲名盤100で薦めていたものです。(レコ芸や宇野功芳は、ちっとも触れていませんがね。)2楽章は大抵胃もたれしますが、ユング氏の言うDフィッシャーディースカウ的演奏が多いからでしょうか。セルはもちろん、不思議とこのメンゲルベルグも聞けてしまいます。カラヤンVPOの晩年ものも私は好きです。
- 2008-03-14:no name
- 一度、聞いてみたい演奏でした。
ダウンロードして、MP3プレイヤで通勤の行き帰りに3回聞きました。
いわゆる名演とはいえないが音楽のデモーニッシュな力を感じます。その場にいた人にとって一生忘れられない経験となったものと想像できます。
「時代を証言する力を持っている」というのはしかりです。
47曲のアルトののアリアは圧倒的です。その場の人たちの「共有したもの」のあらわれかもしれないと思いました。
それが何であったか考えてみます。
- 2008-03-12:CM
- ユングさんの仰るとおり、冒頭にはちょっとびっくりします。でも、リヒターもここは、がならせているところです。全体を通して、しみじみと聴ける名演だと思います。ただし、音は当時のものとしても劣悪です。
何よりも、フェリアの歌唱、特にAgnus Deiには胸を撃たれます。ユングさんがこのことに触れておられないのは大変残念です。
フェリアには、カラヤン指揮でこの曲を歌っているのもあります。アメリカのレコード評でそのフェリアを絶賛していましたが、エネスコのもとでのこの歌唱には遠く及びません。
- 2008-03-12:CM
- ユングさんのいろいろな曲、演奏への論評には感銘を受けていますが、一つだけ異論があります。クレンペラーのミサ・ソレムニスを「絶対的」と紹介されていることです。
実はこの曲、5月に歌うべく猛練習中です。この曲にあまりなじみがなかったため、勉強しようと、世評に名高いクレンペラーのCDを選びました。その印象は、「ベートーベンはなんと異様な曲を作曲したのか」でした。歌舞伎18番を大見得を切って演じているように歌っているソリストたち、特にテノール。合唱もそれに引きずられ、目いっぱい歌っています。録音のせいもありますが、ほとんど飽和しきった歌い方です。
ユングさんのおかげで、トスカニーニを聴くことができ、少し落ち着きました。でも、合唱、特にソリストたちは、歌いすぎです。
その後、デイヴィッド・ジンマンの演奏にめぐり合い、納得しました。ジンマンの演奏のオケと合唱はすばらしく、両者によるコラボレーションは見事です。ソリストたちは、よいところもありますが、出すぎ、歌いすぎ、協演して欲しいのに、競演しているところがかなりあります。満点ではありませんが、クレンペラーやトスカニーニよりははるかに良いと思います。
分かってきたことは、ベートーベンのこの曲は、やはりミサ曲なのだと言うことです。そして、非常に繊細な、実に率直な真率の吐露というような内容の曲なのです。ベートーベン本人が演奏したとしたら、内面の純真さを隠さず出してしまったことに照れて、トスカニーニのような演奏をしたかもしれません。でも、この曲はやりすぎたら壊れてしまうような曲なのです。クレンペラーの演奏はすごいとは思いますが、違います。なぜ、ほとんどの評論がクレンペラーをベストとしているのかわかりません。例の宇野功芳氏はなんと言っているか知りませんが、多分褒める方なんでしょうね。
フルトヴェングラーがこの曲を、若いときに取り上げたきり二度と振らなかったのはなぜか。彼の資質、あるいは表現志向と合わないことを感じたからだと思います。そして、1950年代の彼ならば、マタイと同類の、彼らしいすばらしい演奏をしてくれたことでしょう。
- 2008-03-12:久和原 亨
- 私の最高のアイドルです。彼より外にチェリストは居ないと思う位です。なにより好きなのは
彼のリズム感と迫力ある音色です。いまコントラバスで彼の演奏を頼りに練習に励んでいます。感謝!
- 2008-03-10:三上
- この演奏を聞いて、カンテッリという指揮者に大変興味を覚えました。
聴き始めて、まず、前面にフィルターがかかったような音のような気がして抵抗を感じましたが、(恥ずかしいお話ですが、私はこのサイトに出会う前は、これまでだいぶ長い間、古い録音の演奏を、モノラルということで音質が悪いと勘違いして敬遠してまいりました。)
聴き進むうちに哀愁のある旋律が沸き上がるところで、思わず感動をこらえきれなくなり切なくなりました。特に曲の高まりにつれて低音の金管、弦楽器が良く鳴り、打楽器が良く響き、それに、大変アンサンブルに纏まりがあり、気迫を感じました。
ムラヴィンスキーと小林研一郎の指揮のCDは所有しており、折に触れて聞いてはみるものの、これまでこの曲にこれほど感動することはなく過ごしてまいりました。特にムラヴィンスキー、レニングラードフィルの録音を諸評論家の先生方のおっしゃられるように、録音演奏とも最高であるという固定観念にとらわれて聞いていたような気がします。
この録音はこの曲の本質に迫る演奏だと思いました。カンテッリの指揮で他の作曲家の曲も是非聴いてみたいです。
- 2008-03-10:ますだよしお
- ユングさんへ。
懐かしい演奏を聞かせていただいて有難うございます。
このドボ8は、昔ロンドンレーベルの不滅の演奏シリーズで(しかも廉価板で)購入しました。25年前、大学のオケで3番ホルンをこの曲で吹きました。
コンセルとへボウのホルンはクノッフという楽器を使っていて、独特の遠鳴りがします。音の切れ味・抜けも抜群なんです。
cis-c-h-cd-es-es-es-dで始まる1楽章の1・2番ホルンのソロ(a2)などは、あらゆる演奏に冠絶します。1960年カラヤンVPOなどがうるさいだけに聞こえます。
ヨッフムが来日時ブル7をやったとき、クノッフの音は健在でした。メディアでこのクノッフの音に再会したのは、同じドボ8で、アンチェル指揮の演奏でした。
「あ!あの音だ。」三つ子の魂百まで忘れず、よろしく嬉しくてたまりませんでした。
最後に、仮面舞踏会ソフトで、wav化してCDにするつもりですが、ユーザー登録のほうが音はいいでしょうか?
<管理人より>
最近は(2007年の末頃から)データベースの音源もストリーム再生の音源も同じものですが、それ以前にアップした録音に関しては以下のような違いがあります。
ストリーム再生:48Kbps・・・FMラジオの音質です
データベース:128Kbps・・・CD音質です
管理人がこのサイトを始めた頃は未だにブロードバンドは普及しておらず、48Kbpsでエンコードしたファイルならばなんとか途切れずにストリーム再生が出来るかも・・・?と言う時代でした。CD音質の128Kbpsでエンコードしたファイルをストリーム再生するなど到底不可能な時代でした。上記のような使い分けはその様な貧弱なネット環境に対応するためのものでした。
しかし、最近はその様なナローバンドでインターネットに接続しているユーザーは2%前後になっていますので(当サイトのアクセス解析による)昨年末よりストリーム再生の音源もCD音質に引き上げました。
ですから、現時点では大部分の音源で違いが存在します。
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[2026-04-30]

ハイドン:弦楽四重奏曲第64番 変ホ長調, Op.64, No.6, Hob.3:64(Haydn;String Quartet No.64 in E-flat major, Op.64, No.6 Hob.3:64)
プロ・アルテ弦楽四重奏団:1933年12月11日録音(Pro Arte String Quartet]Recorded on December 11, 1933)
[2026-04-28]

リスト:ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調, S.124(Liszt:Piano Concerto No.1 in E flat major S.124)
(P)レナード・ペナリオ:ルネ・レイボヴィッツ指揮 ロンドン交響楽団 1963年3月12日~18日録音(Leonard Pennario:(Con)Rene Leibowit London Symphony Orchestra Recorded on March 12-18, 1963)
[2026-04-26]

ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲 第14番 変イ長調, Op.105(Dvorak:String Quartet No.14 in A-flat major, Op.105)
バリリ四重奏団:1954年録音(Barylli Quartet:Recorded on 1954)
[2026-04-24]

ハイドン:弦楽四重奏曲 変ホ長調, Hob.III:64(Op.64-6)(Haydn:String Quartet in E-flat major, Hob.III:64)
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団:1950年録音(Vienna Concert House Quartet:Recorded on 1950)
[2026-04-22]

ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調, Op.61(Beethoven:Violin Concerto in D major, Op.61)
(Vn)ダヴィド・オイストラフ:アンドレ・クリュイタンス指揮 フランス放送国立管弦楽団 1958年11月8日&10日録音(David Oistrakh:(Con)Andre Cluytens Orchestre national de France Recorded on Novenmber 8&10, 1958)
[2026-04-20]

ルーセル:セレナーデ Op.30(Roussel:Serenade in C major, Op.30)
パスキエ・トリオ:(Fl)ジャン・ピエール・ランパル (Harp)リリー・ラスキーヌ 1955年2月録音(Pasquier Trio:(Fl)Jean-Pierre Rampal (Harp)Lily Laskine Recorded on February, 1955)
[2026-04-18]

ベートーベン:ジュースマイアーの歌劇「スレイマン2世、または3人のサルタン妃」による8つの変奏曲 WoO 76(Beethoven:8 Variations on the Trio Tandeln und Scherzen from Sussmayr's Solimann der Zweite, WoO 76)
(P)アルフレッド・ブレンデル 1958年&1960年録音(Alfred Brendel:Recorded on 1958 & 1960)
[2026-04-16]

リリ・ブーランジェ:詩篇第129篇「彼らは、わたしの若い時から、たびたびわたしを苦しめた」(Boulanger:Psaume 129, Ils m'ont assez opprime des ma jeunesse)
イーゴリ・マルケヴィチ指揮:ラムルー管弦楽団 エリーザベト・ブラッスール合唱団 (Br)ピエール・モレ 1958年録音(Igor Markevitch:Orchestre Des Concerts Lamoureux Elisabeth Brasseurr (Br)Pierre Mollet Recorded on 1958)
[2026-04-13]

ハイドン:弦楽四重奏曲第62番 変ロ長調 Op.55, No 3, Hob.3:62(Haydn:String Quartet No.62 in B-Flat Major, Op.55, No 3, Hob.3:62)
プロ・アルテ弦楽四重奏団:1936年11月19日録音(Pro Arte String Quartet]Recorded on November 19, 1936)
[2026-04-10]

ハイドン:協奏的交響曲 変ロ長調, Hob.I:105(Haydn:Sinfonia concertante in B-flat major, Hob.I:105)
イーゴリ・マルケヴィチ指揮:ラムルー管弦楽団 1957年10月29日~30日録音(Igor Markevitch:Orchestre Des Concerts Lamoureux Recorded on October 29-30, 1957)