第1楽章 Adagio ma non troppo - Allegro appassionato
チェロから始まる変イ短調の重々しい序奏で幕を開けます。この内省的な雰囲気は、ベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲を彷彿とさせます。
一転して明るい変イ長調の「アレグロ・アパッショナート」へ移り、躍動感あふれる第1主題と、3連符のリズムが特徴的な優美な第2主題が提示されます。
展開部ではこれらの主題が緻密に組み合わされ、最後は祝祭的な盛り上がりの中で終わります。
第2楽章 Molto vivace
チェコの民俗舞曲「フリアント」のリズムを取り入れた、非常にエネルギッシュなスケルツォです。
シンコペーションを多用した力強い主部と、対照的に穏やかでロマンティックな中間部(トリオ)から成ります。
第3楽章 Lento e molto cantabile
「歌うように」という指示の通り、極めて美しい旋律が支配する緩徐楽章です。
祈るような穏やかな賛歌から始まりますが、途中でチェロの不穏な響きとともに、ワーグナーの影響を感じさせるような半音階的でドラマチックな展開(中間部)を見せます。
最後は再び冒頭の安らぎに満ちた旋律が戻り、静かに消え入るように終わります。
第4楽章 Allegro non tanto
チェロが突然「うなる」ような短い動機を提示し、一瞬不穏な空気が流れますが、すぐに明るい舞曲風の主題へとはじけます。
ボヘミアの活気に満ちたリズム(ポルカなど)と、第1楽章の回想などが巧みに交差する、構成力の高いフィナーレです。
最後はドヴォルザークの全弦楽四重奏曲の締めくくりにふさわしい、圧倒的な幸福感と歓喜のコーダ(終結部)で幕を閉じます。
ディーリアス:別れの歌(Delius:Songs of Farewell)
マルコム・サージェント指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 ロイヤル・コーラル・ソサエティ 1964年4月22日~23日録音(Sir Malcolm Sargent:Royal Philharmonic Orchestra Royal Choral Society Recorded on April 22, 1964)
エルガー:「ゲロンティアスの夢」第2部 (Elgar:The Dream Of Gerontius, Op. 38 Part2)
マルコム・サージェント指揮 ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団 (T)リチャード・ルイス (MS)マージョリー・トーマス (Br)ジョン・キャメロン ハダースフィールド合唱協会 1954年11月4日~6日録音(Sir Malcolm Sargent:Liverpool Philharmonic Orchestra (T)Richard Lewis (MS)Marjorie Thomas (Br)John Cameron Huddersfield Choral Society Recorded on November 4-6, 1954)
[2026-07-24]
エルガー:「ゲロンティアスの夢」第1部 (Elgar:The Dream Of Gerontius, Op. 38 Part1)
マルコム・サージェント指揮 ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団 (T)リチャード・ルイス (MS)マージョリー・トーマス (Br)ジョン・キャメロン ハダースフィールド合唱協会 1954年11月4日~6日録音(Sir Malcolm Sargent:Liverpool Philharmonic Orchestra (T)Richard Lewis (MS)Marjorie Thomas (Br)John Cameron Huddersfield Choral Society Recorded on November 4-6, 1954)