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リスニングルームによせられたコメント
リスニングルームによせられたコメントをまとめたコーナーです。多くの方の熱いコメントを期待しています。(2008年3月10日記)
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- 1970年代、この曲はベーム指揮ベルリン・フィルの演奏が鉄板でした。そのおかげでこの演奏のレコードをそれこそ耳にタコができるほど聴きました。改めて今この演奏を聴くと、まさに愛聴していた10代の頃が想い出されてとても懐かしいです。
よく「ベームは死後忘れ去られた」ように言う人がいますが、この演奏は構成がしっかりして、横の流れもスムーズで、立派なものです。ベルリン・フィルもカラヤンの時とは違って適度な素朴さが感じられて好感が持てます。特にオーボエのコッホがいい味を出していますね。
点数は8点です。やはり、ベームは20世紀における偉大な指揮者の一人でした。
- 2016-03-19:emanon
- 私が初めてこの曲を聴いたのがこのコンヴィチュニーの演奏でした。廉価盤の1枚物で、第2楽章の途中でレコードを裏返ししなければいけない代物でした。
私見ですが、ブルックナー「7番」の中で最も美しい演奏ではないかと思います。多少緩さも感じますが、何の抵抗感もなくブルックナーの世界に浸らせてくれます。
点数は8点です。素材そのものの味わいを満喫させてくれるのが大きな魅力です。
- 2016-03-18:Sammy
- 既に数え切れぬほど演奏されてきた作品、私もすでに多くの様々な演奏を聞いてきましたが、この昔から評判を聞いてきた演奏をやっと聞いて、なお大変な衝撃がありました。端正でてらうところなく、高度な合奏力に支えられた隙のない集中力と凛とした透明感の高い優れた演奏です。隅々まできりりと引き締まった潔さと、要所要所からあふれる抑制されていながら確かに歌われた抒情の深さが相まって、その勇壮な美しさは深い感動を呼びます。
- 2016-03-18:emanon
- なんと楽しい演奏でしょう!ヤナーチェクの音楽独特の、細胞分裂するような面白さを堪能させてくれます。プロ・アルテ管弦楽団とは聞いたことがありませんが、ここで聴く限り、まずまずの腕を持つオーケストラのようです。
ちなみに、私が初めてこの曲を聴いたのは、クーベリック指揮バイエルン放送交響楽団のものでした。これは立派な演奏でした。現在愛聴しているのは、アンチェル指揮チェコ・フィルのものです。これらの演奏に比べるとマッケラスの演奏は多少緩い感じですが、いわゆる「天然」のヤナーチェクといった魅力を感じます。
点数は7点です。
- 2016-03-18:emanon
- 何という清冽な演奏でしょう。ジョージ・セルはこのような小品にも魅力的な演奏を聴かせてくれたのですね。とりわけ、弦の歌わせ方が見事です。特に第2部に出てくるニ長調のメロディは素敵です。
この曲、LP時代はコンドラシン盤を聴いていましたが、その演奏がいささか通俗的に思えてしまうほどセルの演奏の見事さは際立っています。
点数は10点です。これ以上求めるものは何もありません。
- 2016-03-18:Sammy
- フォーレの晩年の室内楽作品は屈折感の強い作品が多いと思います。この曲の他にもふたつのチェロ・ソナタ、ピアノ五重奏曲第2番、ピアノ三重奏曲、そして絶筆の弦楽四重奏曲などが挙げられますが、考えれば彼の深まる難聴、そして時代を考えれば不思議なことではないように思えます。ヴァイオリン・ソナタ第1番は若書きにして才気あふれる傑作ですが、第2番はそれとはまったく違った意味で深みのある、不思議な世界にいざなわれていくような軽妙さと面さ、複雑さと簡潔さが交錯する独特の傑作であると思います。
ただ、人気作とは言い難いのは確かですし、このようにこのサイトでご紹介いただいていること自体ありがたいことでもあります。フェラスの濃密な情感表現はこの作品の重さにうまく合っていて、とても聞きごたえがありました。バルビゼの透明感のあるやや乾いたタッチのピアノも絶妙に作品の雰囲気にあっているように思えます。
- 2016-03-16:emanon
- バーンスタインは、指揮者・作曲家・ピアニストといった多彩な顔を持っていました。この曲でも彼の弾き振りはとても見事なものです。彼はライブではしばしば弾き振りを行っていたようですが、スタジオ録音ではめったになかっただけに、この演奏は貴重です。ガーシュインとしては、シンフォニックなスタイルですが、素晴らしい演奏です。
それにしても、1989年のカラヤンの死に続いて、後を追うかのように翌1990年にバーンスタインが亡くなってしまったのは、大変残念なことです。クラシック音楽界にとっても大きな損失でした。
点数は9点です。このような軽い曲でも真摯に取り組んでいたバーンスタインは立派なものです。
- 2016-03-16:emanon
- 1950年代後半はバーンスタインの調子が良い時期だったのでしょうか。この「パリのアメリカ人」もノリのいい演奏で、思わず引き込まれてしまいます。
それにしても、短命に終わったガーシュインの管弦楽作品の中では、この曲が最高傑作だと思います。オーケストレーションも見事で、各場面の情景が目に浮かぶかのようです。
点数は9点です。バーンスタインの傑作の一つだと思います。
- 2016-03-16:emanon
- 私が中学時代、初めてこの曲に出会った演奏です。バーンスタインの情熱的な演奏のおかげでこの曲がいっぺんに好きになってしまいました。
その後、ムラヴィンスキー、モントゥー、セル等々いろいろな演奏を聴いて、この曲を楽しんできました。しかし、クラシック音楽というのは、最初に誰の演奏を聴いたかということが重要に思います。つまり、その演奏が「刷り込み」されてしまうように感じるのです(今はモントゥーのエレガントな演奏が一番好きですが)。
点数は9点です。久しぶりに懐かしの名演奏に出会えて大変嬉しいです。
- 2016-03-16:emanon
- マーラーの交響曲第4番に初めて接したのもバーンスタインの演奏でした。なんと雄弁な演奏でしょう。とりわけ色彩豊かな第1楽章と、グリストのソロが魅力的な第4楽章が素晴らしい演奏です。
それにしても、チャイコフスキーの「第5番」でもそうでしたが、1960年ごろのバーンスタインの演奏はとても良いものが多いですね。
点数は9点です。正直に自分の持てる力を発揮しているという印象を受けます。
- 2016-03-14:emanon
- NHK・Eテレの「クラシック音楽館」という番組で、昨年11月に行なわれたビエロフラーヴェク指揮のスメタナ「我が祖国」全曲演奏会が取り上げられていて、大変素晴らしい演奏でした。番組の残り時間でカレル・アンチェル指揮チェコ・フィルの1959年秋の初来日の模様が紹介されていました。具体的には、スメタナ「売られた花嫁」序曲とドヴォルザーク「新世界より」第1楽章でした。アンチェルの指揮姿を見るのはこれが初めてでしたが、とてもきびきびとして、無駄のないものでした。チェコ・フィルの演奏もとても良くまとまって見事なものでした。
前振りが大変長くなってしまいました。アンチェル指揮チェコ・フィルによる「我が祖国」は1963年録音にしてはあまり音が良くないのが残念ですが、ボヘミア魂の詰まったこの作品を的確に表現しており、とても良いと思います。この演奏は、全曲通して聴いてその真価がわかると思います。
点数は9点です。
- 2016-03-14:emanon
- アンチェルは薄幸な指揮者でした。戦時中に家族を襲った悲劇はさることながら、チェコ・フィルの常任指揮者時代の1968年、アメリカへの演奏旅行の最中に、いわゆる「チェコ事件」が起こり、彼はカナダに亡命を余儀なくされました。その後は一度も祖国の土を踏むことなく、1973年にカナダで客死しました。
そんなことを考えながらこの演奏を聴いていると、端正なたたずまいの中に何とも言えない哀しみが漂っているのを感じるのです。チェコ・フィルの演奏も見事なもので、録音も「我が祖国」より古いのに関わらず良好です。
点数は9点です。
- 2016-03-13:原 響平
- この曲の決定盤。アンチェルの指揮はセルに似ていて常に完璧をオーケストラに求める。この演奏を聴くと当時のチェコフィルの技術力は世界でもトップクラスであった事が判る。抑制をきかせながら、それを持続させ最後にはそれを爆発させる技は、巨匠の域にアンチェルが達していた証。目を瞑るとボヘミヤの景色が浮かび上がってくる。ターリッヒ・ノイマン・クーベリック等の名盤もあるが、この演奏の前には影が薄い。この演奏を聴くとアンチェルのライブ演奏、廃盤になっている録音・音源を聴きたい欲望が渦巻く。セル・カラヤンと同時代に活躍していた指揮者なのに、残されている音源があまりにも少なすぎる。これは、アンチェルの活躍していた当時のチェコが社会主義国家だったことに由来する。資本主義社会では録音を商品として販売し利潤を得ているが、当時の社会主義ではその姿勢は非常に少ない。さて、それが原因かどうか判らないが、この音源の弱点は録音が悪い事。
- 2016-03-12:emanon
- この「第九」はカラヤンの一連のベートーヴェンの交響曲録音の中では最も優れた演奏だと思います。スムーズな音楽の進行を見せながら、力強さも十分にあります。
しかも、第4楽章の声楽陣が優れているのも強みです。全体として、とてもバランスが取れた聴き映えのするものになっています。
余談ですが、カラヤンは1970年代の前半、A面に当時のヨーロッパ西側諸国の国歌を、B面に本録音の第4楽章のみを収録したアルバムを発表しています。それで全然違和感を感じないのが「第九」という曲の持つ不思議さだと思います。
点数は9点です。数あるカラヤンの「第九」の中では代表盤といえるでしょう。
- 2016-03-12:emanon
- カラヤンは、この曲のリズム的要素を前面に押し出しており、ある種の生理的快感をもたらす演奏です。とりわけ第4楽章はベルリン・フィルの威力を大いに生かして、物凄いテンポでばく進していきます。いわゆる精神主義をベートーヴェンの音楽に求める人達からはひんしゅくを買う演奏なのかもしれませんが、ここでの音楽の奔流には抗い難い魅力があるのも事実です。
点数は7点です。これはカラヤンにしか出来ない一流のパフォーマンスです。
- 2016-03-12:emanon
- テレマンという作曲家はバッハとほぼ同時代を生きた人ですが、世俗的人気はバッハをはるかに上回っていたそうです。この演奏ではのフルートのランパル、オーボエのピエルロの美音を中心に音の饗宴を繰り広げており。心からの悦楽を味わえます。かつてのモダン楽器を使った演奏スタイルとしてはトップクラスではないでしょうか。
点数は9点です。時代のよる演奏様式の変遷を知る上で、貴重な記録だと思います。
- 2016-03-12:emanon
- モーツァルトのヴァイオリン協奏曲は、比較的若い時期に5曲まとめて書かれています。ピアノ協奏曲の方は、モーツァルトの人生の中でまんべんなく作曲されていることを考えると、何か不思議な感じがします。
ここでのフェラスは華美に流れずにしっとりと音楽を歌わせて、いい味を出しています。しかし時代は容赦なく彼を追い越してしまいます。70年代以降、フェラスの名前はほとんど聞かれなくなりました。そして悲劇的な結末を迎えることになります。何ともやりきれない話です。
点数は8点です。思えば、フェラスには厳しいクラシック音楽界を生き抜くには「したたかさ」が足りなかったのかもしれません。とても残念なことです。
- 2016-03-12:
- 私はベートーヴェンのピアノ協奏曲では、この第4番が一番好きです。そのように思えるのも、このバックハウスの演奏のおかげかもしれません。まったく私情をまじえずに、さりげなくこの音楽が持っている本質を掴み出しており、そこにウィーン・フィルの雅な音が絡んで、絶妙な味わいを醸し出しています。
余談ですが、第3楽章のカデンツァはバックハウスのオリジナルだそうです。
点数は9点です。録音がやや平板に聴こえるのが残念です。でも名盤であることに変わりはありません。
- 2016-03-12:emanon
- フォーレの音楽って本当にいいですね。清純な叙情が心に染み渡ってきます。
フェラスの2度目の録音なのですね。旧盤に比べると、大船に乗ったような安定感が前面に出ています。その代わり、旧盤にあったある種の緊迫感のようなものは少し後退したような感じがします。録音は断然こちらの方がよいので、お互いに一長一短といったところでしょうか。
点数は8点です。旧盤と同じ点数にしてみました。
- 2016-03-12:emanon
- ハイフェッツのヴァイオリンには透徹した美しさがあります。それがこの曲の持っている叙情性とうまくマッチしています。フェラスも良かったですが、ハイフェッツは役者が一枚も二枚も上だと思います。録音も1955年とは思えない良好なものです。
点数は9点です。素晴らしい演奏です。
- 2016-03-12:emanon
- クラシック音楽に50年近く慣れ親しんできた自分が、意外なことに、この曲を一度も聴いたことがなかったのです!しかし、初めて聴いてみると、さすがはモーツァルト、魅力満載です。しかし、そう感じるということは、演奏の素晴らしさによるところが大きいのではないでしょうか。
残念ながら他の演奏を聴いたことがないので、評価の物差しを持ち合わせておりません。しかし素直にいい演奏だと感じたので、点数は8点としたいと思います。
- 2016-03-09:emanon
- ジョージ・セルがベルリン・フィルを指揮したレコーディングは珍しいですが、セルはしばしばベルリン・フィルに客演していたようです。聞くところによると、カラヤンはセルに全く頭が上がらなかったそうです。1970年の万博の時、セルとクリーヴランド管弦楽団、カラヤンとベルリン・フィルがほぼ同時期に来日していたのですが、セルはカラヤンのリハーサル会場に無断で入り込み、カラヤンに向かって、「ヤー、ヘルベルト!」と呼びかけたそうです。当時、帝王カラヤンをファーストネームで呼べたのは、世界広しといえどもセルぐらいだったでしょう。
話が本題からそれてしまいました。この演奏は、高校時代に廉価盤で購入してよく聴いたものです。セルとフルニエが一体になって、大変美しい演奏を繰り広げています。指揮者とソリストが火花を散らしあうような演奏もいいですが、この演奏は、協奏曲の一つの理想形を示していると思います。
点数は9点です。いつまでも聴き飽きることのない名演奏です。
- 2016-03-09:emanon
- ジョージ・セルはピアニストとしても優れた腕を持った人だったようです。この演奏では、セル独特の絶妙なバランス感覚が発揮されていて、今聴いてもまったく古臭い感じがしない立派なものです。H.タークィの「分析的演奏論」という著書によると、セルは、世界的なピアニストたちの代表団からピアノをやめてくれと懇請されたので、ピアノを断念したとのことですが、もしそれが事実だとすれば、とても残念なことです。
後年、セルはカサドシュとモーツァルトのピアノ協奏曲を録音していますが、それがもしセルの弾き振りだったら、一体どんな演奏になっていたでしょう。この演奏を聴いて、ふとそんなことを考えてしまいました。
点数は8点です。ライヴのため録音状態が良くないのが残念ですが、セルのピアノが聴けたことは貴重な体験でした。
- 2016-03-09:emanon
- この演奏は、中学時代にLPで購入して、緩急自在な演奏に大いに興奮したものでした。LPでは音が混濁気味でしたが、ここではかなり聴きやすい音質になっています。またライブだけに、彼の持ち味が強く出ていて、特に後半の2つの楽章は熱狂的といえるような表現を見せています。
無い物ねだりになりますが、フルトヴェングラーが戦後のスタジオ録音でブラームスの交響曲を遺してほしかったと思います。とりわけ彼のシューマンの「第4番」などのスタジオ録音を聴くと、その感を強くします。そこでは、また違った彼の持ち味が楽しめたかもしれません。
とはいえ、この演奏も名演には違いありません。点数は9点です。
- 2016-03-09:emanon
- 私がバッハのクラヴィーア曲に目覚めたのは、グールドの演奏による「フランス組曲」でした。それ以来、彼のバッハをいろいろ聴きあさりましたが、「ゴルドベルグ変奏曲」55年盤はこのサイトで初めて聴きました。何という切れ味鋭い颯爽とした演奏でしょう。一気に聴き通してしまいました。驚くのは81年盤と比べて演奏時間が約10分も短いということです。これは55年盤における演奏の凝縮度が並大抵のものではないことを示しています。
点数は9点です。81年盤とともに未来永劫遺していきたい名演奏です。
- 2016-03-09:emanon
- ランパルの功績として、あまり有名でないバロック時代の作品を積極的に取り上げていることが挙げられます。浅学ながら、サンマルティーニの作品は初めて聴きます。そんな曲をランパルはそれなりに楽しく聴かせてくれます。
点数は7点です。理屈抜きで愉しめるのが魅力です。
- 2016-03-09:Mac Fabiano
- 孤高の大天才(「山のようにいるフルート奏者」の中で、恐らく誰にも影響を受け過ぎることなく徹底的に唯我独尊の精神で全ての音楽を金のフルートで語った、ただ一人の傑人。金製のフルートも今や高校生でも持つ時代だが、完璧なソノリティで維持できてるのはこの方以外には「皆無」であると「私は」思う。一度何かをランパルで聴くとしばらくの間耳から全然離れない!異常だ。私にとってピアノのバックハウス、ヴァイオリンのフランチェスカッティ、指揮のワルター、クナッパーツブッシュなんかと全く同じ次元なんです・・感動がいつまでも続くという意味でね・・21世紀には実際おらんなぁ・・(淋)
- 2016-03-07:emanon
- モーツァルトのディヴェルティメント第2番といえば、ジョージ・セルのスタイリッシュで颯爽とした演奏がありますが、カイルベルトの演奏は手兵のバンベルク響とのものだけに立派なものです。全体にセルの演奏よりも伸びやかな印象で、特に弦楽器の美しさが印象に残りました。
それにしても、この作品、モーツァルトの比較的初期のものにもかかわらず、とても素敵な音楽ですね。もっと広く聴かれてもよいと思います。
点数は7点です。佳曲の佳演です。
- 2016-03-07:emanon
- 私がこの曲に初めて出合った演奏です。カラヤンの壮麗な指揮とウィーン・フィルの魅惑的な音色を目いっぱい楽しめる演奏です。当時のウィーン・フィルは弦楽器の優雅さに加えて、とりわけオーボエやホルンの音色に独自の個性を感じます。
第4楽章再現部のクライマックスで、カラヤンは大きくテンポを落として、劇的な効果を挙げています。そして、その後の第2主題の再現における第1ヴァイオリンのあまりの美しさに陶然となってしまいます。
点数は8点です。思い出深い演奏です。
- 2016-03-06:Joshua
- フェラスはいいですねえ。
昔スプリングソナタなど聞き惚れたものです。
このメンコンは久方に満足でした。
今回、トルコ風もアップしていただいているので今週末は至福のひと時となりそうです。
演奏家の合う、合わない、で言うとカラヤンとムター、は、相性がよかって、ワイセンベルクはまあまあ、フェラスはそうはいかなかったようですね。
レコード会社の組み合わせるままに、僕らは聴いているわけですが、たとえば、オイストラフとカラヤン(beethovenのtripleコンは別として)などで、三大協奏曲とはいかなかった。
希望投票して録音などできなかったんでしょうか(半分まじめに)
異種格闘技、なんて吉井亜彦(つぐひこ)評論家の言葉ですが、 それも売れなきゃ、リリースしないことなのかも。
そうすると、ライブではあったのでは?と想像が想像を呼びYoutubeに出かけてしまいます。
フェラスさんがどういうagreementでカラヤンとの録音にサインしたのか知りませんが、自分を大事にし、時代遅れになっても細く長く信じた音楽をやっていけなかったのか?と思うと、才能あれど時代の流れのなか音楽家の人生もたいへんと嘆息します。
聴いてるほうは気楽ですけどね。
無いものねだりをもうひとつ、あれだけ素晴らしいワルターのMozartにオペラの録音がとても少ない。
魔笛やジョヴァンニとかがあるらしいですが、タワレコみたいなとこでは見当たらない。
ああ、大毎地下上の「ワルツ堂」懐かしきや!
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[2025-03-03]

ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調, Op.68(Brahms:Symphony No.1 in C Minor, Op.68)
アルトゥール・ロジンスキ指揮:ニューヨーク・フィルハーモニック 1945年1月8日録音(Artur Rodzinski:New York Philharmonic Recorded on January 8, 1945)
[2025-02-27]

ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調(Debussy:Sonata for Violin and Piano in G minor)
(Vn)ジネット・ヌヴー (P)ジャン・ヌヴー 1948年録音(Ginette Neveu:(P)Jean Neveu Recorded on 1948)
[2025-02-23]

ドビュッシー:交響的断章 聖セバスティアンの殉教(Debussy: Le Martyre de saint Sebastien)
グイド・カンテッリ指揮 フィルハーモニア管弦楽団1954年6月録音(Guido Cantelli:The Philharmonia Orchestra Recorded on June, 1954)
[2025-02-20]

ボロディン:交響曲第2番 ロ短調(Borodin:Symphony No.2 in D minor)
ジャン・マルティノン指揮 ロンドン交響楽団 1958年3月録音(Jean Martinon:London Symphony Orchestra Recorded on March, 1958)
[2025-02-17]

ショパン:ノクターン Op.15(Chopin:Nocturnes for piano, Op.15)
(P)ギオマール・ノヴァエス:1956年発行(Guiomar Novaes:Published in 1956)
[2025-02-15]

シベリウス:交響曲第4番 イ短調 Op.63(Sibelius:Symphony No.4 in A minor, Op.63)
アルトゥール・ロジンスキ指揮:ニューヨーク・フィルハーモニック 1946年3月5日録音(Artur Rodzinski:New York Philharmonic Recorded on March 5, 1946)
[2025-02-11]

ラヴェル:ツィガーヌ(Ravel:Tzigane)
(Vn)ジネット・ヌヴー (P)ジャン・ヌヴー 1946年録音(Ginette Neveu:(P)Jean Neveu Recorded on 1946)
[2025-02-09]

ベートーベン:ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」 変ロ長調, Op.106(Beethoven: Piano Sonata No.29 In B Flat, Op.106 "Hammerklavier")
(P)エリック・ハイドシェック:1957年9月23日,25日&27日録音(Eric Heidsieck:Recorded 0n September 23,25&27, 1957)
[2025-02-07]

モーツァルト:弦楽四重奏曲第21番 ニ長調 K.575(プロシャ王第1番)(Mozart:String Quartet No.21 in D major, K.575 "Prussian No.1")
パスカル弦楽四重奏団:1952年録音(Pascal String Quartet:Recorded on 1952)
[2025-02-05]

ハイドン:弦楽四重奏曲第49番 ニ長調「蛙」, Op.50, No.6, Hob.3:49(Haydn:String Quartet No.49 in D major "Frog", Op.50, No.6, Hob.3:49)
プロ・アルテ弦楽四重奏団:1937年11月15日録音(Pro Arte String Quartet]Recorded on November 15, 1937)