クラシック音楽へのおさそい~Blue Sky Label~



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[2022-08-16]・・・レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ:ロンドン交響曲(A London Symphony、交響曲第2番)

サー・ジョン・バルビローリ指揮 ハレ管弦楽団 1957年12月28日~29日録音
イギリスという国には不思議な愛国心があるようです。 思い出すのは、イギリスのグラモフォン誌が世紀末に20世紀を代表する指揮者を読者対象のアンケート調査で決めたところ、フルトヴェングラーをおさえて第1位になったのはバルビローリでした。おそら...

[2022-08-15]・・・オッフェンバック:ランタン灯りでの結婚式

ジャン・マルティノン:ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 1951年録音
ジャン・マルティノンと言う人の経歴を眺めてみれば、不運としか言いようがないほど「パブリック・ドメイン」と相性が悪いのです。 もとはヴァイオリン奏者として音楽家人生をはじめるのですが、40代の頃から本格的に指揮活動をはじめ、コンセール・ラム...

[2022-08-14]・・・ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第3番 ニ長調, Op.18-3

レナー弦楽四重奏団:1926年12月2日録音
全くの私見ですが、ベートーベンの弦楽四重奏曲の演奏史を遡っていけば、ブッシュ弦楽四重奏団とブダペスト弦楽四重奏団による戦前の録音あたりで流れが分かれたような気がします。そして、そこから遡って源流を辿ればこのレナー弦楽四重奏団による1930年...

[2022-08-13]・・・ショパン:ノクターン Op.48

(P)アダム・ハラシェヴィチ:1961年録音
アダム・ハラシェヴィチは第5回ショパン国際ピアノコンクール(1955年)で優勝をしています。しかし、その優勝は彼の経歴において必ずしもプラスにはならなかったようです。 何故ならば、その時に2位になったのがアシュケナージであり、その結果は彼...

[2022-08-12]・・・ヘンデル:フルート・ソナタ ト長調 Op.1, No.5, HWV 363b

(Fl)ジョン・ウンマー:(Harpsichord)フェルナンド・ヴァレンティ (Cello)アルド・パリゾット 1954年録音
この録音の演奏家に関しては全く知るところはありませんでした。 ただし、「ヘンデル フルート奏鳴曲集」というレコードの「帯」が何とも時代を感じさせて懐かしくて思わず購入してしまいました。とは言っても一枚700円程度でした。 フルートは...

[2022-08-11]・・・シューマン:交響曲第3番 変ホ長調, Op.97「ライン」

カール・シューリヒト指揮:パリ音楽院管弦楽団 1949年6月13日録音
シューリヒトに対するカルショーの酷評については56年録音の「未完成」の時にふれました。そこでカルショーは、「未完成交響曲の第1楽章を、全てテンポの異なる11の解釈で演奏した」と述べていました。 その評価への私なりの思いはその時に記しておい...

[2022-08-10]・・・シューマン:クラリネットとピアノのための幻想小曲集, Op.73

(Clarinet)ジャック・ランスロ:(P)本庄玲子 1966年録音
ジャック・ランスロの名前は彼の弟子だった濵中浩一(NHK交響楽団首席クラリネット奏者)の熱意によって2012年から「ジャック・ランスロ国際クラリネットコンクール」が行われるようになり、再び人々の記憶に蘇ってきました。このコンクールは2年ごと...

[2022-08-09]・・・J.S.バッハ :平均律クラヴィーア曲集 第1巻(BWV 846‐BWV 851)

(Cembalo)ワンダ・ランドフスカ:1949年3月&1950年2月録音
ランドフスカと言えばチェンバロという楽器を復興させ、バッハをロマン主義的歪曲から救い出した人という評価が為されています。しかし、その反面として、彼女が復興させたチェンバロはモダン・チェンバロと言われ、バロック時代のチェンバロとはかなり異なっ...

[2022-08-08]・・・モーツァルト:セレナード第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」, K.525

イ・ムジチ合奏団 1958年10月10日~20日録音
この録音は大ヒットした「四季」のおよそ半年ほど前のものとなります。 これは全くの受け売りなのですが、あの「四季」の前に彼らは1955年にモノラルで「四季」を録音しています。そして、その演奏は大ヒットした分厚い低声部をベースにしたまろやかな...

[2022-08-07]・・・ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第2番 ト長調, Op.18-2

レナー弦楽四重奏団:1926年9月28日&10月28日録音
全くの私見ですが、ベートーベンの弦楽四重奏曲の演奏史を遡っていけば、ブッシュ弦楽四重奏団とブダペスト弦楽四重奏団による戦前の録音あたりで流れが分かれたような気がします。そして、そこから遡って源流を辿ればこのレナー弦楽四重奏団による1930年...

[2022-08-06]・・・ベートーベン:ヴァイオリンソナタ 第9番 イ長調「クロイツェル」 Op.47

(Vn)マックス・ロスタル:(P)フランツ・オズボーン 1951年録音
「マックス・ロスタル」という名前は私の視野には全く入っていなかったヴァイオリニストでした。しかし、知る人は知るという存在だったようで、クライスラーやティボー、アドルフ・ブッシュなどと肩を並べる存在だという人も多かったようです。 しかし、そ...

[2022-08-05]・・・チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調, Op.36

ヘルマン・シェルヘン指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団 1951年6月録音
演奏の出始めを聞いたときには、「ああ、これもまたリムスキー=コルサコフのシェェラザードと同じ方向性だな」と思いました。やや遅めのテンポで細部の細部まで疎かにすることなく、しずしずと演奏は始まります。おそらく一部に今も根強く残っているシェルヘ...

[2022-08-04]・・・ヘンデル:フルート・ソナタ ロ短調 Op.1, No.2, HWV 360

(Fl)ジョン・ウンマー:(Harpsichord)フェルナンド・ヴァレンティ (Cello)アルド・パリゾット 1954年録音
この録音の演奏家に関しては全く知るところはありませんでした。 ただし、「ヘンデル フルート奏鳴曲集」というレコードの「帯」が何とも時代を感じさせて懐かしくて思わず購入してしまいました。とは言っても一枚700円程度でした。 フルートは...

[2022-08-03]・・・ショパン:ノクターン Op.37

(P)アダム・ハラシェヴィチ:1961年録音
アダム・ハラシェヴィチは第5回ショパン国際ピアノコンクール(1955年)で優勝をしています。しかし、その優勝は彼の経歴において必ずしもプラスにはならなかったようです。 何故ならば、その時に2位になったのがアシュケナージであり、その結果は彼...

[2022-08-02]・・・シューマン:交響曲第2番 ハ長調, Op.61

カール・シューリヒト指揮:パリ音楽院管弦楽団 1952年8月26日~27日録音
シューリヒトに対するカルショーの酷評については56年録音の「未完成」の時にふれました。そこでカルショーは、「未完成交響曲の第1楽章を、全てテンポの異なる11の解釈で演奏した」と述べていました。 その評価への私なりの思いはその時に記しておい...

[2022-08-01]・・・J.S.バッハ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ハ短調, BWV 1024

(Vn)ラインホルト・バルヒェット:(Cembalo)ロベール・ヴェイロン=ラクロワ (Cello)ヤコバ・ムッケル 1961年リリース
バルヒェットという名前に初めてであったのは、彼が主宰するカルテットによるモーツァルトの弦楽四重奏曲の録音によってでした。その鄙びた素朴さの中にえもいわれぬロマンと気品が漂ってくる演奏にはすっかり心を奪われてしまいました。 そして、このバッ...

[2022-07-31]・・・ベートーベン:弦楽四重奏曲第1番 ヘ長調, OP.18-1

レナー弦楽四重奏団:1928年10月25&27日録音
全くの私見ですが、ベートーベンの弦楽四重奏曲の演奏史を遡っていけば、ブッシュ弦楽四重奏団とブダペスト弦楽四重奏団による戦前の録音あたりで流れが分かれたような気がします。そして、そこから遡って源流を辿ればこのレナー弦楽四重奏団による1930年...

[2022-07-30]・・・モーツァルト:セレナード第6番 ニ長調 K.239「セレナータ・ノットゥルナ」

イ・ムジチ合奏団 1958年10月10日~20日録音
この録音は大ヒットした「四季」のおよそ半年ほど前のものとなります。 これは全くの受け売りなのですが、あの「四季」の前に彼らは1955年にモノラルで「四季」を録音しています。そして、その演奏は大ヒットした分厚い低声部をベースにしたまろやかな...

[2022-07-29]・・・シューベルト:ピアノのための舞曲(B面)

(P)イェルク・デームス:1965年9月録音
「ウィーン三羽烏」とはフリードリヒ・グルダ、イェルク・デームス、パウル・バドゥラ=スコダの3名です。ただし、この「ウィーン三羽烏」というのは日本でだけ通用する言い方のようで、英語圏では「ウィーンのトロイカ」(Viennnese Troika...

[2022-07-28]・・・シューベルト:ピアノのための舞曲(A面)

(P)イェルク・デームス:1965年9月録音
「ウィーン三羽烏」とはフリードリヒ・グルダ、イェルク・デームス、パウル・バドゥラ=スコダの3名です。ただし、この「ウィーン三羽烏」というのは日本でだけ通用する言い方のようで、英語圏では「ウィーンのトロイカ」(Viennnese Troika...

[2022-07-27]・・・ショパン:ノクターン Op.32

(P)アダム・ハラシェヴィチ:1961年録音
アダム・ハラシェヴィチは第5回ショパン国際ピアノコンクール(1955年)で優勝をしています。しかし、その優勝は彼の経歴において必ずしもプラスにはならなかったようです。 何故ならば、その時に2位になったのがアシュケナージであり、その結果は彼...

[2022-07-26]・・・モーツァルト:交響曲第35番 ニ長調 "ハフナー" K.385

カール・シューリヒト指揮:ウィーン・フィルハーモニ管弦楽団 1956年6月3日~6日録音
この「未完成」の録音には有名なエピソードが残されています。それは、この録音を担当したカルショーが酷評を書き残しているのです。 ただし、その酷評の前提としてカルショーは最初に次のようにぼやいています、 ウィーン・フィルと上手く折り合えるよ...

[2022-07-25]・・・ヘンデル:フルート・ソナタ ホ短調 Op.1, No. 1b, HWV 359b

(Fl)ジョン・ウンマー:(Harpsichord)フェルナンド・ヴァレンティ (Cello)アルド・パリゾット 1954年録音
この録音の演奏家に関しては全く知るところはありませんでした。 ただし、「ヘンデル フルート奏鳴曲集」というレコードの「帯」が何とも時代を感じさせて懐かしくて思わず購入してしまいました。とは言っても一枚700円程度でした。 フルートは...

[2022-07-24]・・・リムスキー・コルサコフ:交響組曲「シェヘラザード」, Op.35

ヘルマン・シェルヘン指揮:ウィーン国立歌劇場管弦楽団 (Vn)ルドルフ・シュトレンク 1957年録音
今は随分とましになりましたが。シェルヘンという指揮者は誤解されることの多い人でした。その原因は、一頃の評論の風潮にあります。 いわゆる、変わった演奏を探し出してきては「とんでも盤」、通称「ト盤」と言って持て囃す風潮が広がったことがありまし...

[2022-07-23]・・・J.S.バッハ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調, BWV 1023

(Vn)ラインホルト・バルヒェット:(Cembalo)ロベール・ヴェイロン=ラクロワ (Cello)ヤコバ・ムッケル 1961年リリース
バルヒェットという名前に初めてであったのは、彼が主宰するカルテットによるモーツァルトの弦楽四重奏曲の録音によってでした。その鄙びた素朴さの中にえもいわれぬロマンと気品が漂ってくる演奏にはすっかり心を奪われてしまいました。 そして、このバッ...

[2022-07-22]・・・ショパン:ノクターン Op.27

(P)アダム・ハラシェヴィチ:1961年録音
アダム・ハラシェヴィチは第5回ショパン国際ピアノコンクール(1955年)で優勝をしています。しかし、その優勝は彼の経歴において必ずしもプラスにはならなかったようです。 何故ならば、その時に2位になったのがアシュケナージであり、その結果は彼...

[2022-07-21]・・・ブルックナー:交響曲第1番 ハ短調

ヴァツラフ・ノイマン指揮 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 1965年12月13日~14日録音
ヴァーツラフ・ノイマンと言う名前は、私の中では「バリバリの現役指揮者」というイメージがあるのですが、気づいてみれば亡くなってからすでに30年近くが経過するのですね。亡くなったのは75歳の時でしたから早世と言うこともないのですが、クラシック音...

[2022-07-20]・・・ハイドン:交響曲第103番 変ホ長調「太鼓連打」, Hob.1:103

ベルンハルト・パウムガルトナー指揮 ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院管弦楽団 1960年4月録音
パウムガルトナーは若い頃にワルターに師事していて、さらに彼がモーツァルテウム音楽院の学院長をつとめているときの教え子にカラヤンがいます。しかし、こうして3人の名前を並べてみると、ヴァイオリンとは違って、指揮者というのはサラブレッドの血統のよ...

[2022-07-19]・・・モーツァルト:アダージョとフーガ ハ短調 K.546

イ・ムジチ合奏団 1958年10月10日~20日録音
この録音は大ヒットした「四季」のおよそ半年ほど前のものとなります。 これは全くの受け売りなのですが、あの「四季」の前に彼らは1955年にモノラルで「四季」を録音しています。そして、その演奏は大ヒットした分厚い低声部をベースにしたまろやかな...

[2022-07-18]・・・モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調, K.364

カール・ベーム指揮 (Vn)トマス・ブランディス (Va)ジュスト・カッポーネ ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1964年12月録音
協奏交響曲というのは一般的に「交響曲」ではなく「協奏曲」に分類されます。それは複数のソロ奏者とオーケストラとの協演を目的とした楽曲を意味しているからです。 しかし、こういう作品を演奏するときは特別にソリストを招いて演奏することは少なく、オ...
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[2025-12-29]

ドビュッシー:ピアノのために(Debussy:Pour le Piano)
(P)ジーナ・バッカウアー:1964年6月録音(Gina Bachauer:Recorded on June, 1964)

[2025-12-26]

ハイドン:弦楽四重奏曲第58番 ト長調, Op.54, No.1, Hob.3:58(Haydn:String Quartet No.58 in G major, Op.54, No.1, Hob.3:58)
プロ・アルテ弦楽四重奏団:1932年10月6日録音(Pro Arte String Quartet]Recorded on December 6, 1932)

[2025-12-24]

フォーレ:夜想曲第8番 変ニ長調 作品84-8(Faure:Nocturne No.8 in D-flat major, Op.84 No.8)
(P)エリック・ハイドシェック:1960年10月21~22日録音(Eric Heidsieck:Recorded 0n October 21-22, 1960)

[2025-12-24]

フォーレ:夜想曲第9番 ロ短調 作品97(Faure:Nocturne No.9 in B minor, Op.97)
(P)エリック・ハイドシェック:1960年10月21~22日録音(Eric Heidsieck:Recorded 0n October 21-22, 1960)

[2025-12-21]

ベルリオーズ:幻想交響曲 作品14(Berlioz:Symphonie fantastique in C minor, Op.14)
コンスタンティン・シルヴェストリ指揮 パリ音楽院管弦楽団 1961年2月6日~8日&11日録音(Constantin Silvestri:Orchestre De La Societe Des Concerts Du Conservatoire Recorded on June 6-8&11, 1961)

[2025-12-18]

J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調「ドリア調」 BWV.538(J.S.Bach:Toccata and Fugue in D minor, BWV 538)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1961年12月10日~12日録音(Marie-Claire Alain:Recorded December 5-8, 1961)

[2025-12-16]

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第13番変ロ長調, Op.130(Beethoven:String Quartet No.13 in B Flat major Op.130)
ハリウッド弦楽四重奏団:1957年3月23日,31日&4月6日&20日録音(The Hollywood String Quartet:Recorded on March 23, 31 & April 6, 20, 1957)

[2025-12-13]

R.コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」 作品35(Rimsky-Korsakov:Scheherazade, Op.35)
コンスタンティン・シルヴェストリ指揮 ボーンマス交響楽団 (Vn)ジェラルド・ジャーヴィス 1966年12月30-31日(録音(Constantin Silvestri:Bournemouth Symphony Orchestra (Vn)Gerald Jarvis Recorded on Dcember 30-31, 1966)

[2025-12-11]

ベートーヴェン:六重奏曲 変ホ長調, Op.71(Beethoven:Sextet in E-Flat Major, Op.71)
ウィーン・フィルハーモニー木管グループ:1950年録音(Vienna Philharmonic Wind Group:Recorded on 1950)

[2025-12-09]

ベートーベン:交響曲第9番 ニ短調 「合唱付き」作品125(歌唱:ルーマニア語)(Beethoven:Symphony No.9 in D minor, Op.125 "Choral")
ジョルジュ・ジョルジェスク指揮 ブカレスト・ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団 (S)Emilia (Ms)マルタ・ケスラー、(T)イオン・ピソ (Bass)マリウス・リンツラー (Chorus Master)ヴァシリ・パンテ ジョルジュ・エネスコ・フィル合唱団 (Chorus Master)カロル・リトヴィン ルーマニア放送合唱団 1961年8月録音(George Georgescu:Bucharest George Enescu Philharmonic Orchestra (S)Emilia Petrescu (Ms)Martha Kessler (T)Ion Piso (Bass)マMarius Rintzler (Chorus Master)Vasile Pintea Corul Filarmonicii "George Enescu”(Chorus Master) arol Litvin Corul Radioteleviziunii Romane Recorded on July, 1961)