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ジョージ・セル指揮 ルツェルン祝祭管弦楽団 1962年8月録音先日紹介したブラームスの2番はいささか「悪趣味」だとは思ったのですが、常に「完璧」という冠をつけて語られるセルとクルーブランド管のコンビもやはり「人間」だったんだという驚きがあったので、敢えて紹介しました。
そう言えば、某在阪オーケストラ...

(P)ハンス・リヒター=ハーザー:イシュトバン・ケルテス指揮 フィルハーモニア管弦楽団1960年7月20日~23日録音こういう人の演奏を聴かされると本当に困ってしまいます。
オレがオレがと前に出てくるタイプではないので、「こう言うところがなかなかのものでしてね」という体で済ますわけにはいかないのです。
と言うか、そう言う文章を綴るための取っかかりがない...

(P)シューラ・チェルカスキー 1956年3月21日、22日録音この1年ほど、大昔に書いた雑文の中から拾い上げておきたいものを整理しているのですが、その中からチェルカスキーがバッハのシャコンヌを演奏した録音について書いたいたものを見つけ出しました。
「そんな録音もあったね(^^v」と思って久しぶり...

ジョージ・セル指揮 クリーブランド管弦楽団 1957年12月28日録音パブリックドメインになっているセルのライブ録音を少しずつ落ち穂拾いしていこうかと考えています。
とは言え、こういう「落ち穂拾い」は思わぬ「収穫」をもたらすことがあります。
全く持って申し訳ないのですが、この録音の聞き所は第2楽章の冒...

ジョージ・セル指揮 コンセルトヘボウ管弦楽団 1964年12月録音セルはシベリウスの作品をそれほど熱心に取り上げる指揮者ではなかったのですが、この2番だけはよく取り上げています。
私が知る限りでも、以下の録音が残されています。
シベリウス:交響曲第2番 ニ長調 Op.43の録音
ニュー...

(Vn)エリカ・モリーニ:ニコラス・ハーサニー指揮 プリンストン室内管弦楽団団 1965年3月31日&4月1日録音モーツァルトというのは演奏家にとっては恐い存在です。
そんな事を今さら私ごときが言わなくても分かっている話なのですが、このモリーニのモーツァルトを聴いていて、あらためて再認識させられました。
ヴァイオリニストとしてのモリーニの魅力に...

パウル・ファン・ケンペン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1953年6月1日~2日録音何も今さらこんな古い録音を引っ張り出してこなくてもいいだろう、と言う声が聞こえてきそうです。
それに、ケンペンって誰?ケンペの間違いじゃないの、と言う声も聞こえてきそうです。
パウル・ファン・ケンペン:1893年5月16日 -...

キリル・コンドラシン指揮 RCA Victor Symphony Orchestra 1958年10月30日録音コンドラシンの名前が西側に知られるようになったのは、クライバーンが第1回チャイコフスキー・コンクールで優勝したときの伴奏指揮者だったからです。コンクールの伴奏指揮者ほどつまらぬ仕事はないと思うのですが、世の中与えられた仕事を真面目にやってい...

(Vn)エリカ・モリーニ:ニコラス・ハーサニー指揮 (harpsichord)イーゴリ・キプニス プリンストン室内管弦楽団団 1965年3月31日&4月1日録音モリーニのヴァイオリンは常に背筋が伸びています。
最近、暇があるとあちこちのお寺を回っては仏像を見ているのですが、このモリーニの雰囲気に一番ピッタリなのは聖林寺の十一面観音です。
高二メートルを超えるまさに偉丈夫の観音です。
...

キリル・コンドラシン指揮 RCA Victor Symphony Orchestra 1958年10月30日録音コンドラシンの名前が西側に知られるようになったのは、クライバーンが第1回チャイコフスキー・コンクールで優勝したときの伴奏指揮者だったからです。コンクールの伴奏指揮者ほどつまらぬ仕事はないと思うのですが、世の中与えられた仕事を真面目にやってい...

パウル・ファン・ケンペン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1953年5月26日~28日録音何も今さらこんな古い録音を引っ張り出してこなくてもいいだろう、と言う声が聞こえてきそうです。
それに、ケンペンって誰?ケンペの間違いじゃないの、と言う声も聞こえてきそうです。
パウル・ファン・ケンペン:1893年5月16日 -...

イーゴリ・マルケヴィッチ指揮 フランス国立放送管弦楽団 1955年5月26日~27日録音ハイドンの交響曲というのは、どこかコケティッシュで可愛らしい面があります。それは、必ずしも初期の交響曲だけでなく、ザロモン・セットの中に数え入れられる交響曲の中にもあらわれます。
「驚愕」と題された94番の第2楽章や「時計」と題された10...

(Cello)ジャクリーヌ・デュ・プレ:サー・マルコム・サージェント指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 1965年1月12日,14日録音デュ・プレほどイギリスの偉大なるおじさん達から愛された演奏家はいないでしょう。
そんなおじさん達の中でもっともデュ・プレを可愛がって、彼女を華やかな表舞台に導いたのがサージョエントでした。
サージョエントはバルビローリやビーチャムの...

パウル・ファン・ケンペン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1953年5月30日~6月1日録音何も今さらこんな古い録音を引っ張り出してこなくてもいいだろう、と言う声が聞こえてきそうです。
それに、ケンペンって誰?ケンペの間違いじゃないの、と言う声も聞こえてきそうです。
パウル・ファン・ケンペン:1893年5月16日 - 195...

フリッツ・ライナー指揮 Fritz Reiner And His Orchestra 1963年9月18,20日録音さてさて、このハイドンの交響曲をライナーの指揮で聞いてみて、どう考えたらいいものかと悩んでしまいます。悩むというのは、率直に言えば、聞いてみてあまり喜ばなかったと言うことです。
「V字」という不思議なあだ名を持つこの作品は、何故か多くのマ...

(Vn)エリカ・モリーニ:フェレンツ・フリッチャイ指揮 ベルリン放送交響楽団 1958年10月録音モリーニにしてみればどう考えても本線ではないレパートリーですから、彼女自身の希望と言うよりはレーベル側の要望で録音されたモノでしょう。このブルッフと同時にグラズノフのコンチェルトも録音していますからまず間違いないでしょう。
20世紀前...

(Vn)ヨハンナ・マルツィ (P)ジャン・アントニエッティ 1955年11月9日~12日録音最初の1音が出た瞬間から耳は引きこまれ、最後のクライマックスで曲が閉じられたときには呆然たる思いで天井を見上げてしまいました。
マルツィと言えば、その流麗な歌い回しで横へ横へと歌い継いでいく能力に関しては抜きんでたものがありました。ただし...

イーゴリ・マルケヴィッチ指揮 フランス国立放送管弦楽団 1955年5月3日録音ハイドンの交響曲というのは、どこかコケティッシュで可愛らしい面があります。それは、必ずしも初期の交響曲だけでなく、ザロモン・セットの中に数え入れられる交響曲の中にもあらわれます。
「驚愕」と題された94番の第2楽章や「時計」と題された10...

(Vn)ヨハンナ・マルツィ (P)ジャン・アントニエッティ 1955年11月9日~12日録音最初の1音が出た瞬間から耳は引きこまれ、最後のクライマックスで曲が閉じられたときには呆然たる思いで天井を見上げてしまいました。
マルツィと言えば、その流麗な歌い回しで横へ横へと歌い継いでいく能力に関しては抜きんでたものがありました。ただし...

フリッツ・ライナー指揮 Fritz Reiner And His Orchestra 1963年9月18,20日録音さてさて、このハイドンの交響曲をライナーの指揮で聞いてみて、どう考えたらいいものかと悩んでしまいます。悩むというのは、率直に言えば、聞いてみてあまり喜ばなかったと言うことです。
「V字」という不思議なあだ名を持つこの作品は、何故か多くのマ...

フリッツ・ライナー指揮 シカゴ交響楽団 1960年2月6日録音さてさて、このハイドンの交響曲をライナーの指揮で聞いてみて、どう考えたらいいものかと悩んでしまいます。悩むというのは、率直に言えば、聞いてみてあまり喜ばなかったと言うことです。
「V字」という不思議なあだ名を持つこの作品は、何故か多くのマ...

ハンス・クナッパーツブッシュ指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1960年2月15日~17日録音この録音もどうして今までアップしていなかったのだろう、と言う類の一枚です。最近はこの手の「大きな落ち穂」を拾う作業が続いています。(^^;
演奏については、これもまた既に語り尽くされていますから何も付け加えることはないのですが、世間一...

アンドレ・クリュイタンス指揮 パリ音楽院管弦楽団 エリザベート・ブラッスール合唱団 (S)ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレス (BR)ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ (Org)アンリエット・ピュイ・ロジェ 1962年2月4~5日 & 5月25~26日録音ふと気がつくと、これもまたアップしていなかったことに気づきました。デュ・プレのエルガーと言い、「ホンマに迂闊やなぁ」と思いながら聞き直してみて、何故にアップしなかったのを思い出しました。事情はデュ・プレの場合とは違ったのです。
簡単に言えば...

(Cello)ジャクリーヌ・デュ・プレ:ジョン・バルビローリ指揮 ロンドン交響楽団 1965年8月19日録音どうして、この録音を今までアップしていなかったのかと自分でも驚いてしまいます。ただし、理由は簡単で、自分ではとっくの昔にアップしてあるものとばかり思いこんでいたからです。
その思いこみの誤りに気がついたのは、EMIの数少ない(そう、本当に...

レオポルド・ストコフスキー指揮 ロンドン交響楽団 (vn)エリック・グリュエンバーグ 1964年9月22日録音録音と演奏が見事なまでに支え合って、ストコフスキーならではの世界を形作っています。
コルサコフという人も基本的には「外連味」たっぷりな人でしたし、この「シェエラザード」という作品自体がそう言う「外連味」の塊みたいな作品ですから、これを聞い...

マルケヴィッチ指揮 ラムルー管弦楽団 1957年10月21日~25日録 & 11月8日音マルケヴィッチ&ラムルー管によるベートーベン録音のなかで何故か第6番の「田園」だけをアップしていませんでした。どうしてかな?と思って調べてみるとこんな事を書いていました。
私はベートーベンの交響曲を品定めするときは、昔は第3番「エロイ...

マルケヴィッチ指揮 ラムルー管弦楽団 1958年11月20日~24日録音あらためてマルケヴィッチとラムルー管のコンビは凄かったと思わせてくれる一枚です。
楽譜に忠実とか、作曲者の意図に忠実などと言うことはよく言われることですが、それは何も考えずに音符を音に変換して垂れ流すことと同義であるはずがありません。...

(Vn)ジョコンダ・デ・ヴィート & イェフディ・メニューイン:アンソニー・バーナード指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1953年9月14日~15日録音バッハのヴィオリン協奏曲は美しい。それこそ、ため息の出るほど美しい。
とりわけ、この2つのヴァイオリンのための協奏曲のラルゴ楽章は、バッハが書いた美しい旋律のベスト5には入るのではないでしょうか。
だから、どんな様式論議をされようが、最...

ヨーゼフ・クリップス指揮 ロンドン交響楽団 1957年5月録音こうやって、とうの昔に死んじまった爺さんや婆さんたちの録音を取り上げてあれこれ書いていると、これはまさに音楽の骨董いじりだなと思ってしまいます。
言うまでもなく骨董と観賞は違います。
骨董はまずは買ってみて、そして自分の身の近くにお...

(Cello)ザラ・ネルソヴァ (P)アルトゥール・バルサム 1956年録音この人も今となってはかなり忘却の彼方にあるチェリストです。
1918年にカナダのウィニペグで生まれ、2000年にニューヨークで亡くなっていますから、それなりに長生きをした人なのですが、1963年からジュリアード音楽院で教えはじめたことで、...
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[2025-08-26]

フランク:交響詩「呪われた狩人」(Franck:Le Chasseur maudit)
アルトゥール・ロジンスキー指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団 1954年6月27~7月11日録音(Artur Rodzinski:Wiener Staatsoper Orchester Recorded on June 27-July 11, 1954)
[2025-08-24]

J.S.バッハ:トッカータとフーガ ヘ長調 BWV.540(J.S.Bach:Toccata and Fugue in F major, BWV 540)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)
[2025-08-22]

ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(Debussy:Prelude a l'apres-midi d'un faune)
ルネ・レイボヴィッツ指揮 ロンドン・フェスティヴァル管弦楽団 1960年録音(Rene Leibowitz:London Festival Orchestra Recorded on 1960)
[2025-08-20]

エルガー:行進曲「威風堂々」第5番(Elgar:Pomp And Circumstance Marches, Op. 39 [No. 5 in C Major])
サー・ジョン・バルビローリ指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1966年7月14日~16日録音(Sir John Barbirolli:New Philharmonia Orchestra Recorded on July 14-16, 1966)
[2025-08-18]

ベートーベン:交響曲第1番 ハ長調 作品21(Beethoven:Symphony No.1 in C major , Op.21)
ジョルジュ・ジョルジェスク指揮 ブカレスト・ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団 1961年5月録音(George Georgescu:Bucharest George Enescu Philharmonic Orchestra Recorded on May, 1961)
[2025-08-16]

ブラームス:交響曲第2番 ニ長調, 作品73(Brahms:Symphony No.2 in D major, Op.73)
アルトゥール・ロジンスキ指揮:ニューヨーク・フィルハーモニック 1946年10月14日録音(Artur Rodzinski:New York Philharmonic Recorded on October 14, 1946)
[2025-08-14]

ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲&第3幕への前奏曲~従弟たちの踊りと親方達の入場(Wagner:Die Meistersinger Von Nurnberg Prelude&Prelude To Act3,Dance Of The Apprentices)
アルトゥール・ロジンスキー指揮 ロイヤル・フィルハーモニ管弦楽団 1955年4月録音(Artur Rodzinski:Royal Philharmonic Orchestra Recorded on April, 1955)
[2025-08-11]

エルガー:行進曲「威風堂々」第4番(Elgar:Pomp And Circumstance Marches, Op. 39 [No. 4 In G Major])
サー・ジョン・バルビローリ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1962年8月28日~29日録音(Sir John Barbirolli:Philharmonia Orchestra Recorded on August 28-29, 1962)
[2025-08-09]

バッハ:前奏曲とフーガ ホ短調 BWV.533(Bach:Prelude and Fugue in E minor, BWV 533)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)
[2025-08-07]

ベートーベン:交響曲第8番 ヘ長調 作品93(Beethoven:Symphony No.8 in F major , Op.93)
ヨーゼフ・カイルベルト指揮 ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽楽団 1958年録音(Joseph Keilberth:Hamburg Philharmonic Orchestra Recorded on 1958)