クラシック音楽へのおさそい~Blue Sky Label~



Home|更新履歴(リスニングルーム)

更新履歴(リスニングルーム)

前のページ/次のページ

[2022-01-08]・・・ワーグナー:トリスタンとイゾルデ 第3幕への前奏曲

ポール・パレー指揮 デトロイト交響楽団 1956年3月23日録音
ポール・パレーという指揮者の最盛期はデトロイト交響楽団を率いて新興レーベルだったMercuryと組んで次々と録音活動を行っていたころでしょう。しかし、1963年にデトロイト交響楽団を退任したあとは、驚くほどに何の業績も残していません。 こ...

[2022-01-07]・・・デュカス:「魔法使いの弟子」

クレメンス・クラウス指揮:バンベルク交響楽団 1953年1月録音
この録音を聞いて一番驚かされるのは、ある意味ではもっともドイツ的だと言われるバンベルク響がまるでウィーンのオーケストラのような響きで演奏していることです。人によれば、メタモルフォーゼンなどの演奏からは、第2次大戦でなくなった人々への痛切なる...

[2022-01-06]・・・ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」より「夏」

(Vn)ラインホルト・バルヒェット:フリードリヒ・ティーレガント指揮 南西ドイツ室内管弦楽団 1961年録音
今さらヴィヴァルディの「四季」でもないだろうとは思ったのですが、ヴァイオリンのソロが「バルヒェット」とクレジットされていたので思わず手が伸びてしまいました。 ラインホルト・バルヒェットという名前も多くの人の記憶から遠ざかりつつあるのですが...

[2022-01-05]・・・シューマン:幻想小曲集, Op.73(Schumann:Fantasiestucke, Op.73)

(Cello)モーリス・ジャンドロン (P)ジャン・フランセ 1952年8月18日録音(Maurice Gendron:(P)Jean Francaix Recorded on August 18, 1952)
「フランス・チェロ界の至宝」などと言われるわりには、そのディスコ・グラフィを眺めてみると録音には恵まれていないことに気づかざるを得ません。それは、彼よりは一世代前になるピエール・フルニエなどと比較してみればその違いは一目瞭然です。 そして...

[2022-01-04]・・・ラロ:スペイン交響曲 ニ短調, Op.21

(Vn)ユーディ・メニューイン:ピエール・モントゥー指揮 サンフランシスコ交響楽団 1945年1月26~27日録音
メニューインは1945年にピエール・モントゥー&サンフランシスコ交響楽団以下の2曲を録音しています。 ラロ:スペイン交響曲 ニ短調 作品21 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 作品26 この時モントゥーはすでに7...

[2022-01-03]・・・ボッケリーニ(グルツマッヒャー編):チェロ協奏曲第9番 G.482

カール・ミュンヒンガー指揮 (Cello)ピエール・フルニエ シュトゥットガルト室内管弦楽団 1952年録音
フルニエはこのボッケリーニとヴィヴァルディのチェロ協奏曲を50年代と60年代に一度ずつ録音しています。 もちろん、それほど多くのレパートリーがあるジャンルでもありませんし、モノラルとステレオという違いがあるのですから、そう言う形で再録音し...

[2022-01-02]・・・チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調, Op.74 「悲愴」

ヘルマン・アーベントロート指揮 ライプツィヒ放送交響楽団 1952年1月28日録音
ふと気づいてみれば、アーベントロートの録音を一つも取り上げていないことに気づきました。すでに、5000近くの音源を紹介してきているのに、まだまだこういう「欠落」があるんですね。 もちろん、歌曲やオペラ、さらにはフランス近代の音楽などで明ら...

[2022-01-01]・・・ベートーベン:弦楽四重奏曲第7番 ヘ長調「ラズモフスキー1番」Op.59-1

パガニーニ四重奏団 1947年録音
数年ほど前のことですが、オーディオ仲間の間でベートーベンの弦楽四重奏曲を聴くならばどのカルテットで聞きたい?と言うことが話題になりました。まあ、この手の話はよくあることですが、その集まりの年齢層が相対的に高い(^^;事もあって、出てくる団体...

[2021-12-31]・・・モーツァルト:音楽の冗談, K.522

ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団:(Hr)ハンス・ベルガー&Josef Koller (Contrabasss)ヨーゼフ・ハーマン 1954年録音
ウィーンフィルにはコンサートマスターを中心に各パートの首席がカルテットを結成する習慣があります。しかし、このコンツェルトハウス四重奏団はその様な楽団ではなくて、首席奏者の後ろで演奏しているメンバーたちが自主的に結成したものです。 ちなみに...

[2021-12-30]・・・ベートーベン:ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 Op.111

(P)マリア・ユーディナ:1958年録音
マリア・ユーディナほど深い謎と神秘につつまれたピアニストはいません。そして、その思いは、彼女が演奏したベートーベンのソナタをまとめて聞いてみてさらに強くなりました。 おそらく、これほどに主観性に満ちたベートーベンのピアノ・ソナタは滅多にな...

[2021-12-29]・・・ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」より「春」

(Vn)ラインホルト・バルヒェット:フリードリヒ・ティーレガント指揮 南西ドイツ室内管弦楽団 1961年録音
今さらヴィヴァルディの「四季」でもないだろうとは思ったのですが、ヴァイオリンのソロが「バルヒェット」とクレジットされていたので思わず手が伸びてしまいました。 ラインホルト・バルヒェットという名前も多くの人の記憶から遠ざかりつつあるのですが...

[2021-12-28]・・・モーツァルト:フルート協奏曲第2番 ニ長調 K.314(285d)

(Fl)エレイン・シェーファー:エフレム・クルツ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1959年録音
フルート奏者のエレイン・シェーファーも指揮者のエフレム・クルツも、ともに私にとってはほとんど馴染みのない演奏家でした。 調べてみればクルツはロシア生まれで、アンナ・パヴロワの伴奏指揮者として名を知られた人物だったようです。そして、パヴロワ...

[2021-12-27]・・・ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調, Op.125「合唱」

ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮 ウィーン・プロ・ムジカ管弦楽団 (S)ヴィルマ・リップ (A)エリーザベト・ヘンゲン (T)ユリウス・パツァーク (Bs)オットー・ヴィーナ ウィーン楽友協会合唱団 1956年録音
ヤッシャ・ホーレンシュタインと言う名前も今ではかなり忘却の彼方に沈みつつあります。第2次大戦は多くの音楽家に苦難をもたらしたのですが、このホーレンシュタインもその典型のような音楽家人生を強いられました。 ホーレンシュタインはフルトヴェング...

[2021-12-26]・・・シューマン:交響曲第3番 変ホ長調 「ライン」 , Op.97

アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBC交響楽団 1949年11月12日録音
トスカニーニのシューマンというのはかなり珍しいのではないでしょうか。1941年の交響曲第2番はライブ録音ですから、正規録音としてはこの第3番「ライン」だけではないかと思います。 しかしながら、この二つのシューマンを聴いて気づくのは、シュー...

[2021-12-25]・・・ベートーベン:弦楽四重奏曲第5番 イ長調 OP.18-5

パガニーニ四重奏団 1950年録音
数年ほど前のことですが、オーディオ仲間の間でベートーベンの弦楽四重奏曲を聴くならばどのカルテットで聞きたい?と言うことが話題になりました。まあ、この手の話はよくあることですが、その集まりの年齢層が相対的に高い(^^;事もあって、出てくる団体...

[2021-12-24]・・・モーツァルト:交響曲第29番 イ長調, K.201 (186a)

エデゥアルト・ファン・ベイヌム指揮 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 1956年5月録音
これは実に素晴らしいモーツァルトだと感心させられました。 あまり話題になることのない演奏だと思うのですが、ベイヌム&コンセルトヘボウという黄金の組み合わせに相応しいしなやかで芳醇な響きに包まれたモーツァルトです。 50年代のモーツァルト...

[2021-12-23]・・・ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」より「冬」

(Vn)ラインホルト・バルヒェット:フリードリヒ・ティーレガント指揮 南西ドイツ室内管弦楽団 1961年録音
今さらヴィヴァルディの「四季」でもないだろうとは思ったのですが、ヴァイオリンのソロが「バルヒェット」とクレジットされていたので思わず手が伸びてしまいました。 ラインホルト・バルヒェットという名前も多くの人の記憶から遠ざかりつつあるのですが...

[2021-12-22]・・・グラナドス:ピアノ組曲 「ゴイェスカス」

(P)アリシア・デ・ラローチャ:1963年初出
私の中では何故かモーツァルトを演奏する人だという思いこみがあったアリシア・デ・ラローチャの「スペイン舞曲集」を聞いたときはいささか衝撃でした。 もっとも、世間の常識としては「スペインのピアノ曲の専門家」として評価されているのですから、狭い...

[2021-12-21]・・・モーツァルト:フルート協奏曲第1番 ト長調, K.313(285c)

(Fl)エレイン・シェーファー:エフレム・クルツ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1959年録音
フルート奏者のエレイン・シェーファーも指揮者のエフレム・クルツも、ともに私にとってはほとんど馴染みのない演奏家でした。 調べてみればクルツはロシア生まれで、アンナ・パヴロワの伴奏指揮者として名を知られた人物だったようです。そして、パヴロワ...

[2021-12-20]・・・ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 作品95(B.178)「新世界より」

ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 1962年1月録音
ホーレンシュタインという指揮者は本当に謎としか言いようがありません。戦前はフルトヴェングラーの助手も務め順調にキャリアを積み上げていったのですが、ナチスの台頭でアメリカに亡命を余儀なくされ、戦後は1949年にヨーロッパに復帰するものの特定の...

[2021-12-19]・・・ポンキエッリ:ラ・ジョコンダより時の踊り

トスカニーニ指揮 NBC交響楽団 1952年7月29日録音
トスカニーニの「スケートをする人(スケーターズ・ワルツ)」を紹介したときに、「純音楽的表現」等という生易しいものではなくてそう言う上品さを突き抜ける「凄み」があると書きました。 それは「ライト・クラシック」等とよばれることのある作品であるに...

[2021-12-18]・・・ベートーベン:弦楽四重奏曲第4番 ハ短調 OP.18-4

パガニーニ四重奏団 1949年録音
数年ほど前のことですが、オーディオ仲間の間でベートーベンの弦楽四重奏曲を聴くならばどのカルテットで聞きたい?と言うことが話題になりました。まあ、この手の話はよくあることですが、その集まりの年齢層が相対的に高い(^^;事もあって、出てくる団体...

[2021-12-17]・・・ヴィヴァルディ:ピッコロ協奏曲 イ短調, RV.445

ジャン=フランソワ・パイヤール指揮:(piccolo)マクサンス・ラリュー パイヤール室内管弦楽団 1965年初出
50年代から60年代にかけての古楽の復興にはめざましいものがありました。 そして、そこには多くの若手の音楽家たちの挑戦があったことを忘れてはいけません。 ミュンヒンガ^、リヒター、パイヤールなどはそのトップランナーとして新しい道を切...

[2021-12-16]・・・サン=サーンス:ピアノ協奏曲 第4番 ハ短調 Op.44

(P)ジャンヌ=マリー・ダルレ:ルイ・フーレスティエ指揮 フランス国立放送管弦楽団 1956年録音
これもまた中古レコード屋さんをめぐっていて出会った一枚です。実にもって、中古レコード屋とは一期一会の場です。 では、何故にこのレコードが目に止まったかというと、それは「ジャンヌ=マリー・ダルレ」というピアニストが私の視野には全く入っていな...

[2021-12-15]・・・ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 作品68

セルゲイ・クーセヴィツキー指揮 ボストン交響楽団 1945年2月17日録音
これは第2次大戦末期であり、戦争の帰趨はすでに見え始めているものの未だに犠牲者の数も増えていくという中での演奏会です。優秀な録音エンジニアも払拭し、さらにはライブ録音と言うことで、そのクオリティはあまり芳しくありません。 有り体に言えば、...

[2021-12-14]・・・リスト:ピアノソナタ ロ短調

(P)ヴィトルト・マウツジンスキ:1953年3月7日&9日~11日録音
前回紹介したブラームスの協奏曲と同じく、1953年の録音であり、共演しているオーケストラはロンドン響です。 ブラームスの時は指揮者のリーガーが結構泥臭くオケを鳴らしていたので、マウツジンスキも結構それに対抗してピアノをガンガン鳴らしていま...

[2021-12-13]・・・シャブリエ:田園組曲

エドゥアルド・リンデンベルグ指揮 パリ音楽院管弦楽団 1953年6月12日~25日録音
はてさて、今の時代に「エドゥアルド・リンデンバーグ」という名前を聞いて何か具体的なイメージを描ける人ってどれくらいいるのでしょうか。私の場合は、完璧に「Who are You?」でした。そして、こういうサイトを長くやっていて「有り難い」のは...

[2021-12-12]・・・マーラー:交響曲第9番 ニ長調

ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮 ウィーン交響楽団 1952年録音
1952年にこういう演奏と録音が存在していたことに驚かされます。 まず何よりも、この時代にマーラの9番をセッション録音しようとしたレーベルがあったことに驚きです。1960年代初頭でも、ブルックナーの6番を録音したいと提案したクレンペラーに...

[2021-12-11]・・・ベートーベン:弦楽四重奏曲第2番 ト長調 OP.18-2「挨拶」

パガニーニ四重奏団 1953年録音
数年ほど前のことですが、オーディオ仲間の間でベートーベンの弦楽四重奏曲を聴くならばどのカルテットで聞きたい?と言うことが話題になりました。まあ、この手の話はよくあることですが、その集まりの年齢層が相対的に高い(^^;事もあって、出てくる団体...

[2021-12-10]・・・モーツァルト:セレナード第13番, K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」

コリン・デイヴィス指揮:フィルハーモニア管弦楽団 1959年5月21日~22日録音
私がクラシック音楽なるものを本格的に聞き始めたのは1980年頃ですから、コリン・デイヴィスの名前は「バリバリの現役」としてインプットさています。そして、そう言う「位置づけ」の指揮者の録音もパブリックドメインの仲間入りをしてきたことに、ある種...
前のページ/次のページ





[2025-08-24]

J.S.バッハ:トッカータとフーガ ヘ長調 BWV.540(J.S.Bach:Toccata and Fugue in F major, BWV 540)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)

[2025-08-22]

ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(Debussy:Prelude a l'apres-midi d'un faune)
ルネ・レイボヴィッツ指揮 ロンドン・フェスティヴァル管弦楽団 1960年録音(Rene Leibowitz:London Festival Orchestra Recorded on 1960)

[2025-08-20]

エルガー:行進曲「威風堂々」第5番(Elgar:Pomp And Circumstance Marches, Op. 39 [No. 5 in C Major])
サー・ジョン・バルビローリ指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1966年7月14日~16日録音(Sir John Barbirolli:New Philharmonia Orchestra Recorded on July 14-16, 1966)

[2025-08-18]

ベートーベン:交響曲第1番 ハ長調 作品21(Beethoven:Symphony No.1 in C major , Op.21)
ジョルジュ・ジョルジェスク指揮 ブカレスト・ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団 1961年5月録音(George Georgescu:Bucharest George Enescu Philharmonic Orchestra Recorded on May, 1961)

[2025-08-16]

ブラームス:交響曲第2番 ニ長調, 作品73(Brahms:Symphony No.2 in D major, Op.73)
アルトゥール・ロジンスキ指揮:ニューヨーク・フィルハーモニック 1946年10月14日録音(Artur Rodzinski:New York Philharmonic Recorded on October 14, 1946)

[2025-08-14]

ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲&第3幕への前奏曲~従弟たちの踊りと親方達の入場(Wagner:Die Meistersinger Von Nurnberg Prelude&Prelude To Act3,Dance Of The Apprentices)
アルトゥール・ロジンスキー指揮 ロイヤル・フィルハーモニ管弦楽団 1955年4月録音(Artur Rodzinski:Royal Philharmonic Orchestra Recorded on April, 1955)

[2025-08-11]

エルガー:行進曲「威風堂々」第4番(Elgar:Pomp And Circumstance Marches, Op. 39 [No. 4 In G Major])
サー・ジョン・バルビローリ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1962年8月28日~29日録音(Sir John Barbirolli:Philharmonia Orchestra Recorded on August 28-29, 1962)

[2025-08-09]

バッハ:前奏曲とフーガ ホ短調 BWV.533(Bach:Prelude and Fugue in E minor, BWV 533)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)

[2025-08-07]

ベートーベン:交響曲第8番 ヘ長調 作品93(Beethoven:Symphony No.8 in F major , Op.93)
ヨーゼフ・カイルベルト指揮 ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽楽団 1958年録音(Joseph Keilberth:Hamburg Philharmonic Orchestra Recorded on 1958)

[2025-08-05]

ブラームス:クラリネット五重奏曲 ロ短調 Op. 115(Brahms:Clarinet Quintet in B Minor, Op.115)
(Clarinet)カール・ライスター:アマデウス四重奏団 1967年3月録音(Karl Leister:Amadeus Quartet Recorded on March, 1967)