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リスニングルームによせられたコメント
リスニングルームによせられたコメントをまとめたコーナーです。多くの方の熱いコメントを期待しています。(2008年3月10日記)
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- 久しぶりに聴いてみましたが yung様の仰る通りの感想です。
これは相当初期のコレクションで、見開きのレコードジャケットでレギュラー盤でした。
なのでリスナーとして影響を受けている演奏ですが、ほかにいっぱいいい演奏がありますし、特にピアノ原曲のアナトール ウゴルスキー盤を聴いてからは、あのオーケストラ版の大騒ぎは何だったのという感じになってしましまして、現在は、トーマス シッパーズ盤がしっくりきています(パブリックドメインかも)。
東欧の土着性を含めた演奏がすばらしいフリッチャイ盤が見当たらないのが、返す返す悔やまれます。
- 2018-02-06:benetianfish
- このソナタの第1楽章は、その昔ピアノのグレード試験で弾いた曲で、当時は何だかよくわからん曲だな、と思っていました。わかりやすいメロディーの10番ならまだしも、ぱっと聴いただけではよくわからない旋律ばかりで、あまり有名でなくても仕方がないかもしれませんね。ただ、最近はこういうベートーヴェン流にちょっと風変わりな曲も、わかるとまでは言いませんが好きになってきたので、全楽章練習してみようかなとか思っています。
ところで、この9番と11番を足してさらに拡張したら、21番の「ワルドシュタイン」に通じるところがあるような気がするのは、私だけでしょうか(笑)。
- 2018-02-01:benetianfish
- やっとこの曲を聴いてみる事ができました。いやあ、なんともまったりとした音楽ですね。エルガーやドヴォルザークの起伏に富んだ曲も大好きですが、こういうゆったりとした、イギリスのなだらかな丘のような曲も意外と好きです。一人掛けのアームチェアに座って、お茶を飲みながらのんびり聴くのにぴったりな音楽ですね。
- 2018-01-31:たつほこ
- シベリウスの交響曲の中で6番は一番好きです。4楽章の冒頭はチャイコフスキーの弦楽セレナードに似ていますね。7番とカップリングされていたヤルヴィの1980年代のLPで良く聴きました。渡邉暁雄の演奏がyungくんのサイトに載るのもうれしいです。
- 2018-01-27:原 響平
- 当方にとっては、この演奏がクラシック音楽への扉を開けた。この演奏は、当時グラムフォンがLP一枚¥750でカラヤンの拡販用サンプラー盤として販売していた収録曲に含まれていた。金管の強奏は天まで伸び切りワイドレンジで壮麗な演奏に感動したのを覚えている。廉価盤を主に購入してきた耳には余りにも刺激的な録音・演奏であり、その後レギュラープライスのLPを購入するきっかけとなった。さて、この演奏を聴くと当時のカラヤンがベルリンフィルを意のままに操りカラヤン美学の絶頂期を迎えていたのが判る。特に、同時期の1965年に録音したシベリウス交響曲No4は張詰めた緊張感と透き通った美音に支配され、北欧の音楽をまざまざと再現したこの曲の代表盤。カラヤンとシベリウスは相性が良いのが判る。又、カラヤンのサンプラーLPに同時に収録されていたワーグナーのジークフリート葬送行進曲も金管の豪放的な強奏は、神々に対しての人間の悲哀を叫び素晴らし演奏。
- 2018-01-24:たかりょう
- 第2番も聴かせていただきました。
とても素敵です。特にオーケストラの音色が好きです。
(もちろん演奏も!)
シューベルトの交響曲は以前ブロムシュテット/ドレスデンでよく聴いていました。
うまく言葉で表現できないのですが、
やっぱり私は60~70年代のドレスデンの音が好きなのかなと思います。
既にアップされているドレスデンの演奏を探してみると、これとベームのR.シュトラウスのみでした。
(間違っていたらごめんなさい。)
次にまたドレスデンの演奏がアップされるのを楽しみにしています。
- 2018-01-21:Yutaka Inada
- 「この録音から既に半世紀以上が経過したのですが、これよりも美しいモーツァルトのヴァイオリンソナタは未だに生まれていないように思います」とのご意見に賛同します。私は、まだ寒い早春の日だまりで、ハスキルとグリュミオーのこの一連のヴァイオリン・ソナタを聞くのが、とても好きです。
- 2018-01-21:ひろみ
- 哲学的でありながら、呼吸するような余裕のある演奏ですね。
深みがありながら、軽やか。
これを聞いていると、時の流れが少しだけゆっくりしているようです。
慌ただしいデジタルの時代、ほっとひといき、生きている感覚を思い出しました。
- 2018-01-21:名盤探偵
- これは当時の軽音楽とタメを張れる名演じゃないでしょうか?
でもこれってクラシック音楽的には褒めたことになってないかもしれません(笑)
それくらいオリジナルのピアノ曲は完成度は低くてラヴェル編曲という助力あってこそと思わせます。なのでロックバンドEL&Pが歌詞まで載せてしまえるほどオリジナルには許容量もあったとも言えます。
音楽は少々ハッタリじみていてもカッコイイほうが良いものです。
- 2018-01-18:Still Alive
- こ、これはクライバーを聴いた時以来の衝撃です。
間違いなく名盤指定してくださいませ。
- 2018-01-17:たかりょう
- この録音をアップしていただけるとは!私もこのレコードでこの曲を初めて聴いて好きになりました。とても幸福な大切な心の一枚です。
ありがとうございます。
- 2018-01-14:na~san
- ホロヴィッツ以上の名演を聞けるとは!
妖刀村正に例えられるホロヴィッツがスマートに聞こえる。
フルトベングラーのウラニアのエロイカを思い出したのは自分だけだろうか?
- 2018-01-11:そめちゃん
- ミュンシュ パリ管の幻想がパブリックドメインになるなんて、ショックを受けました。まだまだ現役の演奏と録音だと思っていたので、そんなに時間が経過したのですね。
- 2018-01-11:Sammy
- ウィーンフィルの美質を生かした、端正で集中力の高い演奏だと思いました。確かに今となってはそういう録音はほかにもあるだろう、とか、yungさんご指摘の通りフルトヴェングラーらしくないとかいったこともあると思いますが、その辺りをわきにおいて演奏を聴くと、録音も明瞭ですし、いいのでは、と思います。
そして、かつて一度聞いた時に感じられた圧倒的な緊迫感は、今回聞いてみて、厚みのある響きを保ったうえでの疾走感にあったのかな、と再度確かめた感じにもなりましたが、この辺りは私には、指揮者の特徴の一端を反映しているようにも思われます。
- 2018-01-07:ふっちゃん
- フォーレ大好きおやじです。
日頃よりBlue Sky Labelで歴史的名盤を試聴させていただき感謝しています。
フォーレの若き日の歌曲室内楽は気持ちよくて好きです。
このバラードには 晩年の渋い作品のヒントもみられ大変楽しく試聴させていただきました。
- 2018-01-07:north fox
- 私にとってセルは10~20代にかけての頃のリファレンス的存在で、聴く機会も所有したアルバムも多い指揮者でしたが、いつ頃からか次第に遠ざかってしまいました。古希間近の最近になってまた、かつて持っていたアルバムを改めてCDで求めたり、本サイトでダウンロードして聴いています。
自分の感性を疑いつつ聴き直していますが、まだ今のところ私も地獄に堕ちそうです。この録音でも後期交響曲でも、「・・・あつき血汐にふれも見でさびしからずや道を説く君」がふと浮かんできます。かと言って上村松園かというと、それとも違うように感じます。
- 2018-01-05:しょうちゃん
- 初めて聴いた時に、お洒落で心地良くてすぐに好きになった曲です。しかし、有名な音楽雑誌に「フォーレ初期の習作で構成が不明瞭・・・」なんてことが書いてあったのを見てからなかなかこの曲大好きですと人に言えませんでした。そんな自分が恥ずかしいです。人がどう言おうと好きなものは好きなのですね。
- 2018-01-05:しょうちゃん
- 音楽同好会の先輩が「ハスキルはピアノの音の表情が暗いんだよ」と、言っていたことを思い出しました。最近ようやくそれぞれのピアニストには生来持っている「音の表情」があることが判ってきたように思います。それだけにこの曲にハスキルはピッタリではないかと感じています。
- 2018-01-05:ほんのむし
- この曲は「此岸」の響きをも持っているとおっしゃるのは、そのとおりです。確かに第2楽章は、Adagio religioso と呼ばれて、バッハの宗教曲とかベートーヴェンの後期の弦楽四重奏曲ともつながる宗教性を帯びています。でも、その中間部は一種の「夜の歌」で、鳥たちなど命ある者たちが鳴き交わしますすし、第1楽章の冒頭も何だかそれにつながる楽想です。第3楽章は、不治の病を宣告された者の刻々と失われつつある「時間」とその愛惜、残される者への思い(借金を残して寿命もわずか。そして、初演を想定したピアニストの妻がちゃんと生きていけるようにとの思いなのか)が、歌になっているように思われます。これを「退嬰的」って言ったお偉方も多いわけですが、その方々はいったいどこに「進歩」、「前進」なさるつもりだったんでしょうか。
- 2018-01-05:benetianfish
- 私はこの寒々とした、聴いているだけでこたつに入りたくなる曲がなぜだか大好きです。もしかしたら、海の交響曲やロンドン交響曲よりもお気に入りかもしれません。青い氷河と雪原に囲まれて不純物が一切無いような、そんな見事なまでにピュアな情景描写に惹かれるのかもしれません。
- 2018-01-05:Joshua
- 私はCDでこの演奏と出会いました
出だしが、この曲、セル、クリーブランドドソミドの下降音に挟まれている休止をこれほど正確に守っている演奏は他に知りません
ベームでさえ、ヤワなもんです
エロイカの第3楽章のホルン三重奏、じつは、ファーストが C.D.Esと上がって行くところ音の間に休止が書いてあるのに大方は無視して、レガートで吹かせています
スコア重視の行き過ぎは考え物ですが、上記の二例は、50年近く音楽を聴いてきて、説得力を持ってあたまに残っています
ちなみに、サバリッシュが失敗したチャイ5セルは大当たりですね 他方、セルは抽象性の低い、というかストーリー中心のオペラはあまり残していないのは、その辺じゃないでしょうか
音そのものに語らせています
- 2018-01-02:ほんのむし
- 40年も前、高校生のとき、廉価版で買って聞いた演奏の一つです。ジャケットには、パイプをくわえたクレンペラーの横顔。テンポがすごく特徴的でしたね。当時有名だったベーム、ウィーンPOのと何度も何度も聞き比べました。第3楽章では、吉田秀和氏が「めずらしくユーモアも出てくる」なんて言っていました。今日聞くと、何だか違うような印象ですが、すっきりしているのは相変わらず。flacで登場するのも楽しみにしています。
- 2017-12-29:north fox
- 恥ずかしながらサンサーンスのピアノ協奏曲を初めて通して聴きましたが、曲も演奏もなかなか良いですね。ラフマニノフのような聴衆篭絡のためのテクニックや外連味などが少なく、面白みにやや欠けるもしっかりした構成でオーソドックスに思えます。他の協奏曲にも興味が湧きました。若き日のバーンスタインも見直しました。確かにyung氏のおっしゃる通り曲(作曲家)によるばらつきはあるようですが、売れるだけのことはありますね。
- 2017-12-28:禍有修理人
- すばらしい!重心の低さを感じさせつつも鈍重ではなく、血が沸騰するような泥臭さを持ちながらも知性でコントロールされた芸であることを十分感じさせてくれる!これこそ「心の欲する所に従って矩を踰えず」の境涯ではなかろうか?(そうに違いない!反語法)
- 2017-12-27:せいの
- 貴重な音源のアップロードをありがとうございます。あまりに素敵で3回リピートしてしましました。
まさに、ユングさんが書かれているように、フルトヴェングラーやベームが振っていたころのウィーンフィルの美音があふれています。強奏部分でもうるさくなったり、鋭くなったりしない金管楽器、どこかすっとぼけた感じのイントネーションの柔らかい音色の木管楽器、それらを包み込む、分厚くなおかつ絹織物のようにしなやがな弦楽器。ほんとうに素敵な音だと思います。
カラヤン指揮のものも聴いてみましたが、こちらのほうがそういう美感が勝っているような気がします。
たしかにアンサンブルが緩むところもありますが、実演で聴く音楽は大体そんなものじゃないかと・・・。
こんなに心に響く「惑星」を聴いたのは初めてです。
今後「惑星」を聴きたいときの第一選択になりそうです。
- 2017-12-24:信一
- ピアノソナタと交響曲を年代的に対比された解説は、目にうろこでした。初期の2つの交響曲は大好きでよく聞くのですが、確かに、ピアノソナタの成立と対比するとこの二つの交響曲には一つには括れない大きな飛躍の時が挟まっていますね。
- 2017-12-21:CanBeetho
- この曲の録音・演奏会は数え切れない程あるでしょう。
私はその中の百までも聴いたことがありませが、今回初めてオーマンディによるこの録音を聴かせていただいて、私にとっては屈指と言えるすばらしい演奏であることに驚きました。
私は吉田大明神のお言葉などは知りませんでしたが、それでもオーマンディというと軽い扱いをしていました。それが軽率であったことをこの録音は教えてくれました。
感謝。
- 2017-12-20:SR
- バーンスタインとニューヨーク・フィルハーモニックとのマーラー交響曲第5番ですが、
最近ではデジタルリマスターが重ねて行われており、特に2015年以降にでているリマスター盤では驚くほど音質が改善されておりました。
バーンスタインのもつ、客観性と主観性のバランスがうまくとれており感動しました。
- 2017-12-10:コロコロ
- やっときました。ドボロク。この曲は1973年に東京文化会館でスメターチェック指揮の強烈な印象が残っている。とくにスケルツォがすごかった。これはやはり生演奏のおかげだろう。今回ケルテスの録音できくと、残念ながらそうした印象までは再現できなかった。むしろ1973年のあの演奏がすごすぎたのかも知れない。しかし、ユングさんも書いているように、ドボルザークの交響曲は、9番や8番や7番ばかりでない。なぜもっと他の交響曲も注目されないのかね。今後とも、むしろあまり注目されないがよい曲をさらに紹介していただきたい。
- 2017-12-07:benetianfish
- ここ一月ほど室内楽にハマっているのですが、これは面白いくらい厳しい演奏ですね。適当にBGMとして流すのではなく、気合を入れて聴かないと、一発でノックアウトされてしまいそうです。もしハイフェッツが、このノリのままでバルトークなども録音していたら...大変な事になっていたでしょう(笑)。
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[2025-03-28]

ラヴェル:スペイン狂詩曲(Ravel:Rhapsodie espagnole)
シャルル・ミュンシュ指揮:ボストン交響楽団 1950年12月26日録音(Charles Munch:The Boston Symphony Orchestra Recorded on December 26, 1950)
[2025-03-24]

モーツァルト:セレナード第6番 ニ長調, K.239「セレナータ・ノットゥルナ」(Mozart:Serenade in D major, K.239)
ヨーゼフ・カイルベルト指揮 バンベルク交響楽団 1959年録音(Joseph Keilberth:Bamberg Symphony Recorded on 1959)
[2025-03-21]

シューベルト:交響曲第2番 変ロ長調 D.125(Schubert:Symphony No.2 in B-flat major, D.125)
シャルル・ミュンシュ指揮 ボストン交響楽団 1949年12月20日録音(Charles Munch:The Boston Symphony Orchestra Recorded on December 20, 1949)
[2025-03-17]

リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲, Op.34(Rimsky-Korsakov:Capriccio Espagnol, Op.34)
ジャン・マルティノン指揮 ロンドン交響楽団 1958年3月録音(Jean Martinon:London Symphony Orchestra Recorded on March, 1958)
[2025-03-15]

リヒャルト・シュトラウス:ヴァイオリンソナタ 変ホ長調 ,Op.18(Richard Strauss:Violin Sonata in E flat major, Op.18)
(Vn)ジネット・ヌヴー (P)グスタフ・ベッカー 1939年録音(Ginette Neveu:(P)Gustav Becker Recorded on 1939)
[2025-03-12]

モーツァルト:弦楽四重奏曲第22番 変ロ長調 K.589(プロシャ王第2番)(Mozart:String Quartet No.22 in B-flat major, K.589 "Prussian No.2")
パスカル弦楽四重奏団:1952年録音(Pascal String Quartet:Recorded on 1952)
[2025-03-09]

ショパン:ノクターン Op.27&Op.37(Chopin:Nocturnes for piano, Op.27&Op.32)
(P)ギオマール・ノヴァエス:1956年発行(Guiomar Novaes:Published in 1956)
[2025-03-07]

モーツァルト:交響曲第36番 ハ長調「リンツ」 K.425(Mozart:Symphony No.36 in C major, K.425)
ヨーゼフ・カイルベルト指揮 バンベルク交響楽団 1960年録音(Joseph Keilberth:Bamberg Symphony Recorded on 1960)
[2025-03-03]

ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調, Op.68(Brahms:Symphony No.1 in C Minor, Op.68)
アルトゥール・ロジンスキ指揮:ニューヨーク・フィルハーモニック 1945年1月8日録音(Artur Rodzinski:New York Philharmonic Recorded on January 8, 1945)
[2025-02-27]

ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調(Debussy:Sonata for Violin and Piano in G minor)
(Vn)ジネット・ヌヴー (P)ジャン・ヌヴー 1948年録音(Ginette Neveu:(P)Jean Neveu Recorded on 1948)