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リスニングルームによせられたコメント
リスニングルームによせられたコメントをまとめたコーナーです。多くの方の熱いコメントを期待しています。(2008年3月10日記)
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次のページ- 2022-02-16:亜麻亭
- CDで聴いた時の印象より表現の幅が大きく感じられ、良かったと思います。
因みに言及しておられるシルヴェストリの新世界ですが、モノ、ステレオのいずれもフランス国立放送管弦楽団ですよね。ウィーンフィルのものもあるのなら、是非聞いてみたいところですが。
- 2022-02-15:枝
- この演奏、駅売りのワゴンセールでCD を手に入れ愛聴してきました。
ゆったりしたテンポで、サウンドもとてもきれいで、好きな演奏です。
オーボエがなんとも魅力的。あと、スケルツオのトリオのホルン、いろんな演奏聴いてますけど、これが最高です。
ケンペ、かなりテンポののび縮みをしていて、細かなところいじってるのに、全体は悠然たる音楽になってる。
たいへんなマエストロですね。
Yung 様の解説、ベートーベンの凄さ、革命的理由がよく理解できました。
ありがとうございます。
- 2022-02-12:エラム
- あまり期待せずに聞き出したのですがどうしてどうして。大名演であります。
そしてあまり上手く言えませんが、実に先進的な空気も感じる演奏だと思いました。聞いていて終始、2022年現在に演奏されても不思議ではない表現だと感じていましたから。
現代まで時代が下ると、かつては「外道」だった表現が「王道」になってきたのでしょうか。
- 2022-02-11:joshua
- どうして、どうして、この第3楽章の入りなんて極上ですよ。スラブ舞曲を
ウィーンの連中が本気で取り組んでますよ。
- 2022-02-08:toshi
- 個人的に良く思うのは、ケンペが東ドイツの人なのにコンサート指揮者としての活動が多くなってからは西側での活動が多くなっていくことに興味があります。
外貨を稼ぐことが出来る音楽家ということで東ドイツ当局から西側での活動を許されていたのでしょうね。
それに、西側で生活した方が自由も多いし。勿論秘密警察のスパイの監視下だったことは容易に想像がつきますが。
反対にスイトナーはどうして東ドイツで活動をつづけたのかな?
これも外貨を稼ぐということで、東ドイツ当局からの要請が強かったようですが、不思議な感じがします。
- 2022-02-07:tks
- いつも楽しまさせていただいています。今回のI Musiciのバッハ、初めて聴いたはずなのですが、何か懐かしく感じました。ステレオ初期のバロック演奏ってこんな感じのが多かったなあ、今では聴けなくなったスタイルだな、と妙な感慨に耽っていました。yungさんも述べておられますが、カラヤンのバロックと似たねっとり感(特に第2楽章!)があります。同時代でもこのサイトで聴けるSchneiderhanのものは随分スッキリしていますから、ねっとりバロックはこの時代の時流に合っていたんでしょうね。
- 2022-02-06:joshua
- たとえば、アメリカの才媛ヒラリー・ハーンでこの曲を聞いてもちっとも楽しめなかったです。一方同じ才媛でも、アッカルドが伴奏したA・S・ムターの演奏は、どちらかというとこのアーヨに近く、バッハのこの手の曲はロマンチックなアプローチが私には合っています。同じドイツ人のR・バルヒェットも近いものがありました。オイストラッフ父子や佐藤陽子の師匠L・コーガンも、うまく言えませんが、野太い音で濃厚に弾いていて傾聴してしまいます。Grumiaux, Szeryngでは、世評よりも前者グリュミオーがいいですねえ。ただし、四季の冬の場合の Wolfgang Schneiderhanのように、またアーヨの後継者ミケルッチの「四季」のように、豹変して現代風にsharp & molto Allegroな場合もあったりします。
今回も針音の向こうからモノラルLPのいい音が聞こえてきました。
F・アーヨもドッペルコンツェルトの相方R・ミケルッチも「四季」の原体験を作ってくれた人たちです。57年ならぬ55年の「四季」が存在するようですが、聴いてみたいものです。この場でリクエストさせていただきます。
如月初旬の寒中空は晴れ渡り、陽の差す窓辺で懐かしく、手元はかじかんでも心温まる音色を味わっています。明日また、日が昇る前から仕事に向かう途上で思い出して懐石としたい演奏です。音楽は歓楽哀感ドラマはあれど、安全地帯であってくれます。
- 2022-02-03:yk
- アンナ・マグダレーナ・バッハにレオンハルト・・・と聞くと、1967年の映画「アンナ・マグダレーナ・バッハの日記」(ジャン=マリー・ストローブ監督)を思い出しますね。妻の目を通して語られるバッハの生涯・・・と言う体裁の映画でしたが、モノクロ―ム画面の禁欲的で静謐な語り口の印象的な映像作品で、レオンハルトが実際バッハ役で出演し演奏も担当していました。
映画とこの「音楽帳」の録音は必ずしも関係は無いようですが、映画にはケーテン候としてアーノンクールも出演しいて、制作年が近いことを見ると当時の古楽器演奏界の雰囲気を伝えているようでもあり興味深い。そのアーノンクールも自分が指揮者を志した切っ掛けを「入院した病院のラジオで聴いたフルトヴェングラーの演奏だった」・・・と回想していましたが、この録音も映画共々(一部の?)”古楽器演奏”が”ピリオド”を名乗り伝統的な演奏を”誤り”として攻撃する手段としてノン・ビブラートを声高に叫んでドグマティックな運動に変容していく直前の良き時代の記録でもあるようです。
- 2022-02-01:りんごちゃん
- 今月グールドのモーツァルトのK394がアップされておりましたので聞いてみましたが、グールドはK330のソナタのみモノラル時代とステレオ時代の2回録音しておりますので、そちらのお話をしたほうが多分書きやすいでしょう
こちらに上がっておりますモノラル録音で、グールドは体当たりであるいはそのセンスの赴くままにモーツァルトを引き出そうと試みているようにわたしには感じられます
言葉を変えますと、この演奏ではこの曲が一つの統一的イメージとして見えていると言うよりは、そのまだはっきりとしないものを手探りで探り当てようとしているように感じられるのです
一方、こちらに上がっていない音源の話となってしまうのですが、新しい方の録音では全体が統一的な一つのイメージとしてとらえられているように見えます
こちらの演奏はその渾然一体となったイメージが極めて鮮やかに描き出されており、古い録音と比較しますと比べ物にならないほど洗練された演奏であるように思えます
この2つの録音の間には、断絶と言ってもいいくらいの劇的な進歩が間違いなく存在しているのです
その一方で、ステレオ録音の全体を通して聞きますと、どの曲を聞いても似たようなものに聞こえてしまうところがあるのです
極端な言い方をいたしますと、グールドはここでモーツァルトを弾いてはいないのです
わたしたちの耳に届くのは進化し洗練されたグールドの音楽の方なのでして、彼は、歌い上げるべきところは歌い上げ盛り上げるべきところは盛り上げ突っ走るべきところは突っ走るといった、優れた演奏となるために必要な要素を彼なりのやり方で磨き上げ、その借り物の衣装をただ着せているだけなのです
その意味で、グールドの演奏はフルトヴェングラーやトスカニーニと大変良く似たところがあるのです
わたしはよく思うのですが、天才の演奏には有無を言わせぬ説得力のようなものがあります
たとえその演奏に全く同意できなかったとしても、その説得力には感服しないではいられないのです
彼らの演奏はそういったものなのでして、彼らの演奏は必ずしも作曲家の方を向いてはいないのですが、その音楽としての到達地点の高さには惹かれてしまうところがあるのです
グールドの場合、例えばベートーヴェンの最後の3つのソナタなどではその有無を言わせぬ説得力の素晴らしさにわたしは惹かれないではいられません
一方モーツァルトでは、K330の古い方の録音ではそれが明確な形で表現されているとは言えず、新しい方の録音ではそれがモーツァルトと関係のないところで築き上げられたグールド音楽自体の洗練であるように聞こえてしまうのです
モーツァルトの音楽はその演奏効果自体の中にその魅力の中心が存在しておりませんので、歌い上げるべきところは歌い上げ盛り上げるべきところは盛り上げ突っ走るべきところは突っ走るといったところがどれだけ巧みにできていたとしても、それは出発点に過ぎません
ステレオ録音のどれでもよいのですが、例えばK333の3楽章などを聞きますと、この楽章で歌い上げるべきところは歌い上げ盛り上げるべきところは盛り上げ突っ走るべきところは突っ走るといったことを、ここまで説得力豊かに成し遂げている演奏はわたしは聞いたことがありません
グールドはそういった条件を満たすのは極めて巧みなのでして、良い演奏となるために必要な条件は彼のモーツァルトでは十二分に満たされているようにわたしには思えます
その一方で、彼の演奏がどこまでいっても変に聞こえるのは、単に常識的モーツァルト像から極端にずれているからというだけでなく、彼の演奏はモノラル時代はまだモーツァルトに体当りしているところがあったかもしれませんが、ステレオ録音の方ではもうモーツァルトの方を向いていないからなのです
モノラル録音のほうがまだ聞けるように感じられるとしても、その理由はそれがまともな演奏だからでは多分ないでしょう
ステレオ録音は洗練されたグールドすなわち借り物の衣装のファッションショーになってしまっておりますので、その見事さに目が行くほどそれを着ているものの魅力は目に映らなくなってゆくのです
わたしの想像では、グールドはその極めて見事な借り物の衣装のモーツァルトへのミスマッチぶりそのものを楽しんでいるようにも思えます
歌い上げるべきところは歌い上げ盛り上げるべきところは盛り上げ突っ走るべきところは突っ走るといったところが極めて洗練され完成された、良い演奏となるために必要な要素を完全に満たしたかのようなものでありながらそれがミスマッチであるというところに、たぶんこの演奏の魅力あるいはグールドの見せたいものがあるのです
ここまで洗練されたモーツァルトでありながら、それを聞いて吹き出さずにはいられないなどというものを見せてくれるのは、後にも先にも彼一人でしょう
このファッションショーはたぶん最初からそういったものなので、そこにモーツァルトを探すことそのものが最初から間違っているようなところがおそらくあるのです
モノラルの方ではその借り物の衣装が未完成なので、その内側で手探りで作曲者と対話しようとするグールドの姿が見えるからこそ、それが変であってもまだいくらかはモーツァルトであるようにも聞こえるのかもしれません
こう書いてはみましたが、やはりグールドを聞くならわたしは新しい方の録音のほうが遥かに素晴らしいと思うんですけどね
ここに上がっていない録音を褒めてどうするのと思わないでもないですが
新旧2つの録音を残してくれたおかげで、こういったことを勝手に妄想しながら聴き比べることができるというのはありがたいことですね
追記:
皆様今年もよろしくお願いいたします
去年わたしが書き込みました文章をざっと読み返してみましたが随分滅茶苦茶やってますね
文章を書くというのは難しいもののようです
ただの素人の雑談に滅茶苦茶もなにもないんですけどね
明らかな誤りも見つかりましたが素人の雑談なのですからそのままで良いでしょう
今月はモーツァルトのセレナードとディヴェルティメントばかり聞いて過ごしておりました
そういうものの感想を素直に書けるようになれればいいんですが
- 2022-01-30:FLAVER
- この演奏は本当にいいですね。わかりやすく聴かせようという邪心は全くなかった、おっしゃるとおりだと思います。しかし、つくられた音楽は、今はほとんど聴けなくなってしまったようなしっとりした奥深い音で、繰り返して聴きたくなるような、ある種の親しみやすささえ感じさせてくれます。これは今までいろいろな演奏を聴いてきて、感じたことのないものでした。まさに飾ることなく、ありのままを聴かせてくれる最高の職人仕事でしょう。峻厳過ぎはしないが、かといって決して平板ではない、聴き疲れしたり、聞き飽きることがありません。私には最も大切なCDの一つです。
- 2022-01-30:コタロー
- ここに聴く「ダッタン人の踊り」は私が子どもの頃、リーダーズ・ダイジェスト社の「家庭名曲集」という組みもののレコードに収録されていたものと記憶しています(ジャケットの絵画が特徴的でした)。
今聴いても胸に迫るものがあります。またホルンがサックスのように聴こえるのも特徴的でした。まさか、このサイトで再会できるとは!まさにうれしいの一言です。
- 2022-01-26:toshi
- ウィーンフィルという団体はある意味やっかいな団体です。
自分達が尊敬できる価値観を持ち合わせない作曲家の曲や指揮者にとってとことん厄介な存在です。
バーンスタインがウィーンフィルでマーラーの交響曲を振り始めた時はオケの中から呪いの声が聞こえたとか、岩城宏之氏がウィーンフィルを振った時、オケの幹部からウィーンフィルを振ったんだからお前の指揮者としての価値(早い話ギャラ)が上がったんだよと上から目線で言われたり。
尊敬できない指揮者にとっては悪魔のようなオケのようです。クーベリックにとっても、地獄のような時間を過ごしたのでは。
指揮通りに演奏せず、オケが勝手に音楽を作るという。
- 2022-01-25:コタロー
- 意外にもワルターがシューマンの作品を取り上げるのは珍しいことです。他にはモノラル録音の交響曲第3番「ライン」ぐらいではないでしょうか。でもこの演奏はなかなかうまくいっていると思います。何よりも音楽の流れが自然体で、変な力みが感じられないのが良いですね。
- 2022-01-24:ワンダーランド
- ブレンデルは、一番好きなピアニストです。
特に、ベートーヴェンのソナタは最高です。繊細なタッチは、外のピアニストでは聴くことができず、何回聴いても感動します。
今回は、協奏曲を紹介して頂きありがとうございます。至福の時間を過ごすことができました。
今後もこのような演奏をよろしくお願いします。
- 2022-01-23:笑枝
- ヘンデル大好き人間です。
モノラルのボイド・ニール、名盤推薦で購入しましたけど、あまり感銘受けませんでした。
A.シュナイダーの演奏、耀かしい。
くっきりとした拍の取り方、ヘンデルの明るさを満喫しました。
紹介・アップ、ありがとうございました。
- 2022-01-22:コタロー
- エルガーについては、圧倒的に「威風堂々第1番」が有名です。しかし、「威風堂々」は全5曲あって、第2番以降は、まさに二番煎じという感じがします。「ファルスタッフ」については「初耳」です。しかし、音楽としては冗長な感じが否めません。むしろ「謎の変奏曲」や「コケイン」序曲などの音楽の方が、私にとっては耳をそばだてる要素があるような気がします。
- 2022-01-18:HARIKYU
- ワルベルクさんは日本でN響を指揮する時は、ウィンナワルツとかオペラ序曲とかばかりを振らされていたので、当時常任のスイトナーさんとかマタチッチさんとは対極の「軽い」指揮者とでしか認識されなかったのが可哀想でしたね。(確か第九も一度も指揮していない。)
コンサートホールではワーグナーやブルックナーなんかも録音しているんですが・・・。
N響コンサートの番組でゲストの春風亭小朝が「いかにもひ弱そうで、(当時巷に多かった)オヤジ狩りに遭いそうな人ですね。」と言っていたのを記憶しています。
- 2022-01-17:ワラビー
- ブレンデンルのベートヴェンのピアノ協奏曲のアップロードありがとうございます。第4番が気に入りました。清水和音氏のピアノは小生が関西に居た頃、多分1990年代に大阪のシンフォニーホールで聴いたことがありますが、平均的なソツのない演奏で、バックのオーケストラが控えめに演奏していて、ベートヴェンのパッションが伝わってこなかったと記憶しています。当時は中村紘子のベートヴェンのパッショナブルな演奏を気に入ってました。今は還暦を過ぎましたので、ダイナミクスだけでは物足りませんが。
- 2022-01-17:コタロー
- 1970年代初頭には、クラシック音楽の17センチLPが多く出回っていました。その中で、ワルベルク指揮によるメンデルスゾーンの「イタリア」を所有していた記憶があります。
それはさておき、私はベートーヴェンのピアノ協奏曲の第3番はどちらかというと苦手意識を持っていました。しかし、ここでのブレンデルとワルベルクの演奏は変な「力み」がなくて、楽しんで聴くことができました。
今回、ハインツ・ワルベルクという名前に懐かしさを感じて、思わず投稿してしまいました。
- 2022-01-14:ワラビー
- 毎日パブリックドメインがアップされるのを楽しみにしております。ミュンシュはN響で、ソリストがスティーブン・ハフで聞いたことがあります。さて、ドビュッシーの解説の中で触れている、ストラヴィンスキーはアップされないのでしょうか? 20世紀の作曲家だから、プーランク、武満徹とかも取り上げて欲しいと思っております。 ではまた
<管理人より>
よくいただく内容ですが、1971年4月6日に亡くなったストラヴィンスキーは著作権が消失していません。さらに、2018年の法改訂で保護期間が70年に延長した上に、戦時加算と言うペナルティ条項も残ったので、彼の作品がパブリック・ドメインになるのは21世も半分を超えた頃になるでしょう。
プーランク、武満徹等も同様です
- 2022-01-13:tamon
- voxのこのLPを見つけた時の興奮が蘇ります。しかし、帰りの電車で「あれ、1枚しかないよ!」と気付き、見たところ、やっと"first record of the set”とかなんとかあるのを見つけました。そのため、この曲は私にとっては、永い間、2楽章までの曲でした。
10年近く後に、LSOとの演奏CDを見つけ、漸く全曲を聞けるようになりました。
冒頭の、中国的な、といってよいのでしょうか、なんとも不思議な、山水画のような世界を彷彿とさせる曲調が好きでした。いや、今も好きです。
- 2022-01-13:Noname
- 合唱についてなのですが1928年録音のAlexander Kitschin指揮ベルリン・フィル&ウラル・コサック合唱団によるものがこれによく似ているように思います。
- 2022-01-13:コタロー
- 吉田大明神著の「世界の指揮者」(ラジオ技術社)という本のフルトヴェングラーの項で、この演奏をべた褒めしていたのが印象的でした。
その中で、エドウィン・フィッシャーのピアノについても絶賛されていました。
そんな空前絶後の演奏なら一度聴いてみたいものだ、と長年思っていました。それがこのサイトで楽に実現できたのですから、何ともありがたいことですね。
演奏の印象としては、珍しくフィルハーモニア管弦楽団を指揮しているせいか、意外に明快で流れの良いものだと感じました。特に第1楽章は充実感があって素晴らしいです。
- 2022-01-13:さとる
- 初めて聴きましたが、素晴らしい演奏と録音でした♪
- 2022-01-12:tamon
- ホーレンシュタインに関しての、教科書的でない生のコメントを読めてとても嬉しいです。
私は40年以上のファンなので、音源を持っている曲についてはホーレンシュタインが基準になっていますので、「安心して聴ける」とのコメントにはニヤついてしまいました。
「安心して」とはニュアンスが違いますが、確かに、(特に第4楽章は、)フルベンの熱に比べると、穏やかな演奏のような気がします。
他の曲を聴いていて、ホーレンシュタインは即物主義かな?と感じたり、ロマン主義的と感じたり、自分でも分からなくなる時があります。
この部屋のオーナーの他の曲でのコメントを今後楽しみに拝見したいです。
いづれにせよ、今日初めてこのサイトに訪れ、幸せです。今日はいい日です。
ありがとうございました。
- 2022-01-11:田中 斉
- 高校生時代にCBSソニーの廉価版LPでこの曲をこの演奏で知り、今でもそのLPを聴き続けています。
裏面の1番協奏曲は、グールドのものにいで好きですが、4番についてはこの演奏が最高です。ピアノの音色の美しさが、オケの柔らかなリズムとが掛け合いながら、第2楽章から第3楽章に繋がっていくあたりは、いまだにワクワクして聴いています。
これまで、この演奏を誉めるコメントをみたことがなく、どうしたことだ!と寂しくも感じていたのですが、こちらのページで初めてわが意を得た気分です。とても嬉しいです。
- 2022-01-10:コタロー
- グラズノフではバレエ音楽「四季」をネーメ・ヤルヴィが指揮したCDを持っています。「ライモンダ」は初めて聴きますが、「四季」に負けず劣らず美しいメロディ満載の佳作ですね。マタチッチについては、は決してメジャーではないこの作品をまごころ込めて演奏しているのに誠意を感じます。貴重な音源をアップしていただき、ありがとうございました。
それにしても、マタチッチという指揮者は、欧米のオーケストラでは二流扱いだったそうですが、我が国では、NHK交響楽団から厚遇されたのが何よりの救いでした。日本人のクラシック音楽ファンの審美眼もまんざらではないですね。
- 2022-01-08:杉本正夫
- 1992年にベルリンフィルとブルックナー7番を客演した際のリハーサルが残されています。楽員の表情を見るとウンザリしているというか怯えているというか・・・
音楽性云々というよりは、一緒に仕事するのは御免だと思われてカラヤンを選んだのではと考えてしまいます。
- 2022-01-08:コタロー
- ハンガリー弦楽四重奏団のベートーヴェンの弦楽四重奏曲(「大フーガ」含む)を全曲聴くことができました。このサイトで全曲聴いたのは、ブダペスト弦楽四重奏団(ステレオ録音)に次ぐものです。
ベートーヴェンの前期の作品は覇気がみなぎっているのがとても魅力的ですね。ハンガリー弦楽四重奏団の素晴らしいところは、何といってもベートーヴェンの音楽の流れを適確に描き出したことにあると思います。今回、「中期」から聴き始め、「後期」「前期」の順に聴いたのですが、それが良かったように思います。まず「中期」「後期」と聴いて、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲の進化をしっかりと耳に刻みこんでおいて、最後に「前期」の曲を聴くと、この時期の弦楽四重奏曲が持っている「屈託のなさ」に、とても嬉しい気分になりました。得難い体験をさせていただき、本当にありがとうございました。
- 2022-01-07:コタロー
- ベートーヴェンの弦楽四重奏曲の第7番以降の曲について、ハンガリー弦楽四重奏団の中期以降の演奏をひと当たり聴いてみました。
このカルテットの特徴は、流麗でありながら毅然とした態度が一貫していることです。そのためか、どの曲でも聴き手の心にしみこんでいくという趣がします。
あとは残った前期(第1番~第6番)の作品にトライしてみたいと思います。
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[2024-11-24]
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調, Op.98(Brahms:Symphony No.4 in E minor, Op.98)
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1952年9月29日&10月1日録音(Arturo Toscanini:The Philharmonia Orchestra Recorded on September 29&October 1, 1952)
[2024-11-21]
ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調, Op.11(Chopin:Piano Concerto No.1, Op.11)
(P)エドワード・キレニ:ディミトリ・ミトロプーロス指揮 ミネアポリス交響楽団 1941年12月6日録音((P)Edword Kilenyi:(Con)Dimitris Mitropoulos Minneapolis Symphony Orchestra Recorded on December 6, 1941)
[2024-11-19]
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77(Brahms:Violin Concerto in D major. Op.77)
(Vn)ジネット・ヌヴー:イサイ・ドヴローウェン指揮 フィルハーモニア管弦楽 1946年録音(Ginette Neveu:(Con)Issay Dobrowen Philharmonia Orchestra Recorded on 1946)
[2024-11-17]
フランク:ヴァイオリンソナタ イ長調(Franck:Sonata for Violin and Piano in A major)
(Vn)ミッシャ・エルマン:(P)ジョセフ・シーガー 1955年録音(Mischa Elman:Joseph Seger Recorded on 1955)
[2024-11-15]
モーツァルト:弦楽四重奏曲第17番「狩」 変ロ長調 K.458(Mozart:String Quartet No.17 in B-flat major, K.458 "Hunt")
パスカル弦楽四重奏団:1952年録音(Pascal String Quartet:Recorded on 1952)
[2024-11-13]
ショパン:「華麗なる大円舞曲」 変ホ長調, Op.18&3つの華麗なるワルツ(第2番~第4番.Op.34(Chopin:Waltzes No.1 In E-Flat, Op.18&Waltzes, Op.34)
(P)ギオマール・ノヴァエス:1953年発行(Guiomar Novaes:Published in 1953)
[2024-11-11]
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 イ短調, Op.53(Dvorak:Violin Concerto in A minor, Op.53)
(Vn)アイザック・スターン:ディミトリ・ミトロプーロス指揮 ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団 1951年3月4日録音(Isaac Stern:(Con)Dimitris Mitropoulos The New York Philharmonic Orchestra Recorded on March 4, 1951)
[2024-11-09]
ワーグナー:「神々の黄昏」夜明けとジークフリートの旅立ち&ジークフリートの葬送(Wagner:Dawn And Siegfried's Rhine Journey&Siegfried's Funeral Music From "Die Gotterdammerung")
アルトゥール・ロジンスキー指揮 ロイヤル・フィルハーモニ管弦楽団 1955年4月録音(Artur Rodzinski:Royal Philharmonic Orchestra Recorded on April, 1955)
[2024-11-07]
ベートーベン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 作品58(Beethoven:Piano Concerto No.4, Op.58)
(P)クララ・ハスキル:カルロ・ゼッキ指揮 ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団 1947年6月録音(Clara Haskil:(Con)Carlo Zecchi London Philharmonic Orchestra Recorded om June, 1947)
[2024-11-04]
ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調, Op.90(Brahms:Symphony No.3 in F major, Op.90)
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1952年9月29日&10月1日録音(Arturo Toscanini:The Philharmonia Orchestra Recorded on September 29&October 1, 1952)