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リスニングルームによせられたコメント
リスニングルームによせられたコメントをまとめたコーナーです。多くの方の熱いコメントを期待しています。(2008年3月10日記)
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- この音楽を聞いて木々の葉が気まぐれに風にゆれ光を放つ様子を思い浮かべました。
ふと考えると、まっすぐな線で描かれる道路や建物・これらは不自然な形なのに私たちはいつのまにかそこに安定を感じてしまっていたようです。
山も川も海も木々や植物も生物もきわめて不ぞろいに不安定な形で存在していて、それが本来の万物の自然な姿だったことに気づきました。
この音楽は不自然な直線を切り刻みばらばらにして自然な形に戻してゆく音楽のようにも思えます。
- 2012-01-07:ヨシ様
- バーンスタインのマーラーはウイーン・フィルとの映像作品が最高だと思っていますが、このニューヨーク・フィルとの旧盤も捨てがたい魅力、若さがありますね。
その点、最晩年のマーラー録音はあまり好みではありません。
- 2012-01-07:KC好き50代
- 40年くらい前から、国内版LPで愛聴しております。CDも国内版の全集で所有していますが、まだ未聴です。
久しぶりに、じっくり聴いてみようと思います。
- 2012-01-04:中村屋食堂
- 演奏は、ところどころ、表現しようとして、無理している感があります。
例)第4楽章後半、テンポを上げるところ、力が入り過ぎているような気がします。
私にとって交響曲第6番は地表を渡る風のような存在。
まだ宇宙には行っていませんね。
(第7番は、天に昇っていくイメージはありますが。)
第6番は、美しい北の大地を駆け抜けたこころそのもの。
- 2012-01-04:mkn
- 本年もどうぞよろしくお願いします。
さてこの演奏、私は最初輸入盤のLPで聴いたのですが妙な思い出があります。A面に第一楽章、B面に残りの三楽章というものでしたがA面がザクザクの酷い音でした。収録時間の長いB面に入るとそれが一変して...。
わざとやったのではないだろうな、と思ったものです。
- 2012-01-02:ヨシ様
- ステレオ音源での再アップありがとうございます。
このムラヴィンスキーのチャイコフスキー後期3大交響曲はやはり凄い演奏ですね。
オーケストラのパワーが全然違います。
- 2012-01-02:わかまつ
- 今回UPしていただいたムラヴィンスキーのチャイコフスキー後期交響曲(60年ウィーンでのセッション録音)は、LP、CDと愛聴してきたものです。いずれも決定盤と呼ぶにふさわしい名演奏だと思います。ところが、今回聴いて、「おやっ?」と思ったのは、聞こえてくる音がモノラルであるという点です。3曲とも・・・。何か手違いがあったのでしょうか。
<ユング君注>
はい、その通り、全くの手違いです。(^^;
早速に手直しをしていますのでご確認ください。
<注:終わり>
演奏は間違いなく60年ウィーンでのものと同一と思われますが・・。
- 2012-01-02:河合宏一
- フィッシャーとフルトヴェングラーの盤が最高だが、力まず自然で気品のあるこの一枚が最近の愛聴盤。聴けば聴くほどにカラヤンの感性にひかれる。阿片でも入っているのではないかと思えるほど何度も聴きたくなる。もちろんリヒター=ハーザも素晴らしく、この柱の周りを広大な液体が寄せては返す波のよう。第4楽章の地中海的憧れは切なく遠くを眺めるよう。
- 2012-01-02:ほんのむし
- マーラーの交響曲は5,6,7番を聞いていました。1番は、日本出身の世界的指揮者の「名盤」で聞いたことがあります。曲のもっている若さと、そのときの精神状態が相俟ってしまったのか、「巨人」ではなく、「幼稚」という標題の音楽に聞こえて、聞きとおすことができませんでした。バルビローリのこの演奏のおかげで、初めてこの曲を聴きとおしました。人間としての懐の深さを感じさせる演奏です。
- 2012-01-02:ほんのむし
- いろんな先入観なしに音楽として純粋に楽しめて、ある意味でとても新鮮な演奏だと思いました。序奏部つきの第1楽章は、ハイドン、あるいはモーツアルトの「プラハ」の延長線上にあるんでしょうが、辛らつさをも含んだこの精神はベートーヴェンならではもの。3番ほど重くなくて気軽に聞けるのに内容は充実しているから、ついつい手が伸びる曲です。カザルスの指揮で聞いて以来、大好きになりました。
今年もよろしくお願いします。TPPで著作権が70年に延びるかもしれないとのこと、なんだか大変ですね。
- 2011-12-25:たつほこ
- ワルター+ニューヨーク・フィルは、個人的に思い出深い組み合わせです。
むかし、コロンビア響の貧弱な音で、ワルターは もひとつやなぁと思っていました。
楽器と言うかオーケストラの質がある程度よくないと何度も聴けないという感じです。
十分条件ではないが必要条件じゃないかと感じます。
そんな私でしたが、(出町柳の)名曲喫茶で座っていると、ニュアンスにとむ未完成が。。
なんとワルター!
驚いてCD+タンノイは凄い と思ってノートに書き込をして、よく見ると、CDの中で、
その曲だけ、ニューヨーク・フィルとの演奏でした。驚いたというか、納得しました。
今回、29番(1楽章、速すぎて踊れない!)と 35番以降をよく聴いています。
パリが ないのが残念。
このプラハも、良いですね。美しいとおもいます。
ベーム+ベリリンフィルはアタックばっかり。
昔は、この組み合わせ好きでしたが(グレートなんてよくききました。ブラ1も。)
セルのモーツァルトは私の再生装置では良さがわかりませんでした。
(英雄、ピアノコンチェルト4番、グレートは素晴らしい)
というわけで、ワルター+ニューヨーク・フィルを聴いています。
(ジュピターはクーベリックのライブ録音を聴くことが多いです。昔良いと思ったケルテス
+ウィーン・フィルの25、29、40番もワルターの透明感にはおよびません。化粧が濃い
感じがします。あと、33番はクライバーで各種聴いています。)
- 2011-12-20:ベートーベン大好き
- ホントに、ホントに!(笑)ユングさんのおっしゃるとおり!音の悪さにびっくりしました!!
が、聴いているうちにだんだん笑みがこぼれてしまい、ひとりでにんまりです。
何故かはるか昔のSP盤を聴いている気分になってホンワカしてしまいました。
昨今追求される<クリア>にはない温かさがあって、これはこれで私はだいすきです。
フルヴェンは向こうで嫌がっているかもしれませんね・・(^^)
- 2011-12-09:トリス
- 実はこちらのサイトを知るまでこの指揮者について名前だけは知っていましたが演奏を聴いたことがありませんでした。
こちらでブラームスを何曲かDLさせていただき特に悲劇的序曲の細部にまで行き届いた構成のしっかりした演奏でありしかも旋律の歌わせと響きの美しさに魅了させられました。ただいかに絶対音楽であるブラームスの作品であっても曲名の悲劇的というには少し情熱が足りないのではという思いもあったのですがこの演奏を聴いてそんなもの吹き飛んでしまいました。
ブラヴォです。
- 2011-11-13:セル好き
- 指揮者がうまく引き出せたときに聴かせるベルリンフィルの乗りの良さと、端正なお行儀の良さが絶妙に同居しているすばらしい演奏だと思いました。
- 2011-11-13:mkn
- そもそも私にはベームという人がいったいどんな音楽を奏でようとしているのか、ついにわかりませんでした。受ける印象がまるで定まらなかったのです。今回取り上げられたベルリン・フィルとの「ハフナー」、私は6大交響曲のCDで持っていますが2枚通して聴けたことがありません。いつも退屈になって途中で投げ出してしまいます。
吉田秀和さんはベームの演奏に官能性の欠如を聴き止めて「ベームという人に何かが欠けているのだろうか」と述べられたことがあります。ベームが没後急速に忘れられた原因にはそのあたりが関係しているのではないでしょうか。
もう一つ、私のベームについての悪印象に追い打ちをかけたのはアンチ・カラヤンの人たちの多くがベームを奉ったことです。
カラヤンは良くも悪くもクラシックの音楽家の有り様を変えてみせる力を持った人でした。それに対してアンチを唱えるのであればそれにふさわしい人は他にいたはずです。フルトヴェングラーやチェリビダッケ、あるいはバーンスタイン、そのような人たちなら納得できるのですがなぜベームなのか。しかも私の周囲では「ベームっていいおじいちゃんじゃないの」という持ち上げ方をする人が多かったもので(Jung様は私と世代が近いようなのでその頃の様子はご存じかと思います)、今もクラシックつながりの友人はおりません。ベームのせいだ、といっては言い過ぎでしょうか。
- 2011-11-13:mkn
- 「全ての障害物をなぎ倒して押し進んでいく重戦車」
そうです。「重戦車」です。しかしこの重戦車、動いているようには見えないのです。にもかかわらず周りのものはすべてなぎ倒され、気がつくと目の前にやってきているのです。恐ろしい。
ところでここでのハンス・ホッター、あまり調子が良くなかったように聞こえるのは私だけでしょうか。
- 2011-11-09:cappucino
- 歌詞の由来を想うと彼女のオペラ的な歌唱はしっくりくるものがあります。現代ではほとんど聴かれないような表情ゆたかな歌手であり、彼女のシューマンなどは絶品と思います。
- 2011-11-09:eguchi shigekatsu
- バックハウス ゼルキン ギレリス甲乙付けがたいが、ゼルキンは善良に真摯に楽譜に忠実よりベートーベンに忠実もっと評価されるべき演奏家。
- 2011-11-09:ヨシ様
- 確かにその通りですね。
バーンスタインのブルックナーはあることはあるのですがあまり聴きたいとは思いません。
それは他のマーラー指揮者もそうです。
ショルティ、クーベリック、バルビローリ・・・。
マーラーの「巨人」はワルターのステレオ録音が基本だと思っています。
- 2011-11-03:ジェネシス
- EMI盤って、これのフィナーレを少?しユッタリ気味やってるかな?ってトコでしょうか。
でもって大先生方は円熟と連呼されます。
しかし「ザ.グレート」にしてもギレリスとのコンチェルトにしてもEMIの録音が最悪と感じているのは私だけかな。
57,58年あたりの締まったエピックサウンドを聴いてきたセルリスナーとしては、あのシリーズの音採りは受け入れ難いんですよ。
- 2011-10-31:ヨシ様
- オーマンディは通俗名曲と伴奏指揮者に思われ勝ちですがこのシベリウス。とてもいいと思います。
オーマンディは何故か日本では不当に評価されておりますね。
フィラデルフィア管の常任当時のオケの精度は素晴らしいものがあります。
レパートリーの広さはカラヤンに匹敵しますね。
但しオペラの指揮をしなかったことが唯一の欠点かも知れません。
- 2011-10-27:ろば
- 立派な演奏だとは思います。
ただ、何故か自分には響かない。
理由をつらつら考えてみましたが、自分にはこの演奏からは「よろこび」のようなものが感じられません。
ひたすらムチでビシバシしごかれているような、兵隊の行進のように聴こえました。
- 2011-10-26:たつほこ
- 私もベーム・ベルリンドイツオペラを聴いて育ちました。クライバー盤は評判は高かったし、
カルロスのお父さんだしで、買いたかったけど、ずーっとレギュラー盤で高価で買えません
でした。(検索すると、FLACでDLできるサイトもあり、それで聴いております)
序曲では驚きませんでしたが(ベーム盤を聴き慣れている者として全編違和感はありません)、
幕があいて、スザンナの声が聴こえてからは惹きこまれました。
スザンナは大好きなのですが、とくにこのスザンナ、いいですね。
録音が1955年とは思えないほど良く、モーツァルトのオペラらしく、比較的小さな小屋で
聴いている感じが出ています。そのためオールスターの歌手の歌声も、オーケストラの軽快な
伴奏も楽しめます。これだけの録音を残されては、カルロスも取り上げられなかったのだろうなぁ
と感じました。
フィナーレは、ベーム盤のフィッシャー=ディースカウとヤノビッツが千両役者のようですね。
音作りもベーム盤の方が「立派な」感じがしますね。
それにしても、大好きな曲で、どちらも、何度でも聴ける演奏で、うれしい限りです。
- 2011-10-25:新井 久雄
- 20世紀に録音された名盤。今はなきウエストミンスター・レーベルに感謝
- 2011-10-25:山田
- 当時歌劇場の練習用ピアニストだったショルティはエーリッヒ・クライバーの”第五番”の演奏を聴いて指揮者になろうと思ったんだよね。
- 2011-10-23:メフィスト
- この演奏もいいけど・・・
ブラ4は、やっぱりシューリヒト盤(コンサートホール)がいいなぁって僕は思います。
って、レイティングは9にしました。
シューリヒトがアップされたら11か12を着けたいものです。
- 2011-10-10:ヨシ様
- モーツァルトの40番と言えば、ワルターのステレオも定番でしたね。
今こうして改めて聴くと、本当に間の取り方が絶妙です。
余談ですがこれでワルターのステレオは殆ど全てパブリックドメインの仲間入りをしたと思います。
なのでニューヨーク・フィルとのシューベルト「未完成」マーラー「大地の歌」コロンビア響とのマーラー「巨人」も聴きたいです。
- 2011-10-10:Joshua
- 「とっても遅い第4楽章」
14歳でLPを聴いたときの感想です。
それもそのはず、超特急のライナーシカゴのJupiterを聴いてたからです。
ハードカバーの世界音楽全集には、こんな珍演も入ってたのです。
川崎静子のカルメン、山岡重信のト短調、若杉弘のくるみ割り人形なんて具合です。
感想は「第1楽章の第2主題の歌わせ方は他に例がない。 でも録音がよくて細かいところがよく分かる」と続きます。ユングさんの解説が当時あれば、この音にも納得がいったことでしょう。それにしても、当時CBSソニーが出していた、ロココ風絵画のLPジャケットが懐かしいです。
100年、1000年経って、ワルターはどう語られているんでしょうねエ?
- 2011-10-08:m
- ステレオ盤は、私には弦の響きがどうしても耳に心地よく無いので、CDケースからとりだすことが少ない録音でした。
ただいつもながらのユングさんの洞察に賛成します。 テンポ間合いというのでしょうかすばらしいです。 ワルターは1956年にNYPとジュピターを録音していますが、あれがステレオであればと悔やまれます。 ユングさんのHP(の
コメント)でワルターNYPを聞きなおして、58年のシューベルトの未完成の音の厚みの素晴らしさを、その録音を聞き始めて、40年たってはじめてわかったような気になっています
- 2011-10-08:are you ready?
- 弾いたことがありますが、音楽性に富んだ作品です。僕てきにはこっちのほうが有名かも・・・
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[2025-07-11]

ベートーベン:交響曲第6番 ヘ長調 作品68 「田園」(Beethoven:Symphony No.6 in F major, Op.68 "Pastoral")
ヨーゼフ・カイルベルト指揮 バンベルク交響楽団 1960年録音(Joseph Keilberth:Bamberg Symphony Recorded on 1960)
[2025-07-09]

エルガー:行進曲「威風堂々」第1番(Elgar:Pomp And Circumstance Marches, Op. 39 [No. 1 In D Major])
サー・ジョン・バルビローリ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1962年8月28日~29日録音(Sir John Barbirolli:Philharmonia Orchestra Recorded on August 28-29, 1962)
[2025-07-07]

バッハ:幻想曲とフーガ ハ短調 BWV.537(J.S.Bach:Fantasia and Fugue in C minor, BWV 537)
(organ)マリー=クレール・アラン:1961年12月10日~12日録音(Marie-Claire Alain:Recorded December 10-12, 1961)
[2025-07-04]

メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調, Op.64(Mendelssohn:Violin Concerto in E minor Op.64)
(Vn)ヨーゼフ・シゲティ:トーマス・ビーチャム指揮 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 1933年録音(Joseph Szigeti:(Con)Sir Thomas Beecham London Philharmonic Orchestra Recoreded on 1933)
[2025-07-01]

ベートーベン:交響曲第5番 ハ短調 「運命」 作品67(Beethoven:Symphony No.5 in C minor, Op.67)
ヨーゼフ・カイルベルト指揮 ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽楽団 1958年録音(Joseph Keilberth:Hamburg Philharmonic Orchestra Recorded on 1958)
[2025-06-29]

ヘンデル:組曲第12番(第2巻) ト短調 HWV 439(Handel:Keyboard Suite No.12 (Set II) in G Minor, HWV 439)
(P)エリック・ハイドシェック:1964年9月18日~21日&30日録音(Eric Heidsieck:Recorded 0n September 18-21&30, 1964)
[2025-06-27]

ブラームス:ホルン三重奏 変ホ長調, Op.40(Brahms:Horn Trio in E-flat major, Op.40)
(Hr)フランツ・コッホ :(Vn)ワルター・バリリ (P)フランツ・ホレチェック 1952年録音(Franz Koch:(Vn)Walter Barylli (P)Franz Holeschek Recorded on 1952)
[2025-06-25]

バッハ:幻想曲とフーガ ト短調 BWV.542(J.S.Bach:Fantaisie Et Fugue En Sol Mineur, BWV 542)
(organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)
[2025-06-22]

ラヴェル:ダフニスとクロエ第2組曲(Ravel:Daphnis And Chole, Suite No.2)
ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1959年4月19日録音(Eugene Ormandy:Philadelphis Orchestra Recorded on April 19, 1959)
[2025-06-19]

ヘンデル:組曲第16番(第2巻) ト短調 HWV 452(Handel:Keyboard Suite (Set II) in G Minor, HWV 452)
(P)エリック・ハイドシェック:1957年9月30日&10月1日~2日録音