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リスニングルームによせられたコメント
リスニングルームによせられたコメントをまとめたコーナーです。多くの方の熱いコメントを期待しています。(2008年3月10日記)
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次のページ- 2010-10-06:せいの
- わたしはユングさんのいうところのカラヤンの「ゴージャスな弦」にあまり好感を持っていないのですが、ここでは虚飾を排して、音楽そのものが聞こえてきますね。わたしはこういう演奏のほうが幸福感に浸れます。ベルリンフィルとのこの曲の演奏と聞き比べてみましたが、わたしはこちらのほうが圧倒的に好きです。
しかし、もしかしたらクラシック音楽初心者の方はあのゴージャスさを美しいと思い、音楽のすばらしさと思うのかもしれないなと思ったりします。あのスタイルだったからこそ、カラヤンはクラシック音楽ファン以外に広く認知され、クラシック音楽の普及に寄与したのかもしれませんね。どうでしょう?
- 2010-10-03:Sammy
- 堂々たる、自然な演奏で、旧スタイルのひとつの理想形ではないかと思いました。
- 2010-10-03:Sammy
- 録音が今一つで、音割れもあるので、評価しにくいところもあります。
が、あえて言えば印象としては、つらそうな感じに聞こえます。
リズミカルな部分での弾みきれない音は、こんな明るい音楽をどうしてやらざるを得ないのか、とでもいうかのような苦しさ、しんどさのようなものが伝わってきます。投げやりではない、しかしやりきれないように「えい」とぶつけるような強音もまた、がさついた痛々しさを伝えます。2楽章の異様なテンポのよどみと響きの暗さもまた独特です。
出来るものならやめてしまいたいけれども、やる以上はやりぬかないといけない、そういう状況だったのだろうか、などとあれこれ想像してしまいます。
- 2010-10-02:シウッティファン
- ユングさんのコメントはいつもとても楽しみに読ませていただいております。
大変遅れてですが、この文章も大変興味深く拝見しました。
実は、周りには言いづらいことですが、自分はフルトヴェングラーのドイツ音楽がどうも苦手なんです。彼だけでなくカラヤンとかトスカニーニも遠慮しておきたい。
確かに彼らの演奏は個性的で偉大なものだ、ということに疑いをさしはさむつもりはありません。しかしどうしても、指揮者の個性が強すぎて音楽だけを楽しむことが出来ないんです。
一般に言う「精神性」はこの個性が自分の好みとぴったりあったとき感じられるものだと自分は思っています。フルトヴェングラーの演奏に精神性を感じられる方が多いのは、彼が大勢の好みに合う音楽を作れるのが上手かった、ということではないでしょうか。
そして、そういう意味の精神性は、確かにハイティンクとかスイトナーとかカイルベルトのベートーヴェンにおいて強烈ではありません。でも作曲家の個性というものが一番素直に伝わってくるのは、そういう演奏のほうなのではないでしょうか。
クリュイタンスのベートーヴェンはそういった素直な感動にやわらかい洒脱さが加わってとても好きです。
- 2010-10-02:Sammy
- ある意味で、バッハ演奏とのかかわりでは「歴史遺産」ということになるのだろう・・・と思いながら聞き始めて、そう、やはりアリアで、音楽って、時代を超えた感動もあるのかもしれない、と思ったのでした。
また、フルトヴェングラーの「うねり」のイメージを前提に作品の本質が失われた演奏になるのでは、というイメージから見ると、以外にもこの作品の中にある祝祭的躍動感は決して失われないで表現されており、今の耳でも必ずしもとんちんかんではない演奏だといっていいと思います。やはり巨匠は巨匠なのでしょう。
- 2010-10-01:Sammy
- 以前何度か聞き始めては拒絶感があったのですが、ついに通して聞いてみました。興味深い体験となりました。
この作品が作曲された時代に、この作曲家がどのように受容(拒絶)されていたのか、そしてそれにブルックナーがどんな違和感を持っていたか(というか周りの人がブルックナーにどういう違和感を持っていたのか)を感じ取れたように思います。無理に言葉にすれば、19世紀的なロマン主義の甘くあでやかな傾向と、ブルックナーが探求したいわば「高度なつきつめた素朴さ/敬虔さ」のようなものとが、拡大傾向と管弦楽の多彩さにおいて同時代性を持ちつつも、いわば水と油であったということでしょうか。原典版のブルックナーに違和感なく慣れ親しんできた奇特な私としては、吹き出してしまうこと数知れず、で下。
やはりウィーンフィルの美しい音と、クナッパーツブッシュの泰然とした無頓着とでも言いたい堂々たる構成のおかげで、いわば19世紀ロマン派好みに変身したこの作品の姿がストレートに伝わってくるのがこの録音の魅力でしょう。
昔のように演奏が少ない時期には、「なんで改訂版なんだ!」というのも理があったと思いますが、原典版の優れた演奏がそろってきた昨今だからこそ、そろそろこれはこれであり、ということで独自の価値を認めていいと思いますし、ザ・5番としてでなく、改訂版として評価するのもあってよいと思います。
- 2010-09-24:T.KATO
- ボロディンのこの交響曲は、大好きです。スヴェトラーノフ指揮のソビエト国立交響楽団のレコードを持っています。こちらは非常に力強い演奏です。かなり荒いですが、それを補って余りある迫力に圧倒されます。以前から、アンセルメの演奏があるのは知っていたのですが、ここで聴くことができて大変嬉しいです。
なお、このページから再生するとステレオで聴くことができますが、パソコンにダウンロードしたものは、ステレオではなくモノラルになっています。なんとか、ステレオでダウンロードすることはできないものでしょうか。よろしくお願いします。
<ユング君の追記>
私の全くの勘違いで、最初にうっかりとモノラルでエンコードしたファイルをアップロードしてしまいました。
現在はきちんとステレオになっていますので、お手数ですが再度ダウンロードしてください。
- 2010-09-20:クライバーファン
- この曲は、家にバックハウスのステレオ盤があるのみです。そのため、こうして他の人の演奏を聴くことができて、とてもありがたいです。というのも、レコード1種だけ聴いていると曲に対するイメージが固定化してしまうので。
ケンプの演奏では、第2楽章の躍動感が印象に残りました。ほとんどをレガートとペダルでノッペリとつなげてしまうバックハウスにはないものです。
- 2010-09-20:クライバーファン
- 1回しか聴いていないので、慣れてないだけかもしれませんが、第1楽章の和音の鳴らし方が多少粗い感じがします。あまり心地よい感じがしません。第2楽章はやや速めのテンポでサラッと進めていきます。第1楽章に感じた粗さはあまり感じませんが、冒頭主題がとても印象に残るという風でもないです。もう少し遅いテンポでじっくり歌って欲しい気もします。
それにしても、私にとって、この曲は第2楽章だけあれば十分です。第1楽章の良さがわかりません。バックハウスのステレオ版とソロモンの演奏でしか知らなかった曲ですが、それ以外の解釈に触れることができ、ありがたかったです。しばらくしたらもう一度聴きなおしてみます。
- 2010-09-20:sikaura
- このレコードは、3,4年前に中古レコード店で購入していたのですが、リヒテルの演奏に慣れた耳には、なんか音が強すぎるというか、硬すぎる気がしてうまく気分を合わすことが出来ません。
モーツァルト演奏と違い違和感を抱いてしまうのは、リヒテルに慣れ過ぎのせいですかね。
- 2010-09-20:天井桟敷
- おそらく、セルの全集中、最高の出来栄え、構成美と精神性が見事にバランスされ、特に第2楽章は絶品。「幸福感」とはこのようなものだと、高校生から思ってきて60を越えた今も変わらない。
この楽章を聴いて「胸ときめかない人がいたら、その人の心は木石にちがいない」なんていっちやったりして・・・。
とにかく、これはベートーヴェン録音史上のヴィンテージ!!
- 2010-09-19:メフィスト
- エロイカでは一番好きな演奏です。
トスカニーニ・セル・ムラヴィンスキーに近い味わいではありますが、彼らはオーケストラに対して「君臨」していましたが、シューリヒトはどこのオーケストラに対しても客演。だから、オケを引っ張るという感じじゃなくて、オケと楽しんでいる・・・みたいに聴こえてきます。
思い切って、10点入れてしまいました。
- 2010-09-19:メフィスト
- ここ最近の僕は、ロジェストヴェンスキーの全集にハマってますが・・・
http://www.hmv.co.jp/news/article/909180048/
ブル5が原典版しか入れてないのは残念です。
なんて、ブルックナー原理主義の方々から見ると、暴言なんだろうな、多分。
- 2010-09-18:PhiloSophia
- あくまでみずみずしく薫り高くて、時間を忘れて、こころの底からうっとりとしました。昨日から、「わたし」の根底が揺らいで、方向を見失っていたところなのですが、この音楽が、「わたし」を回復するきっかけを授けてくれたような感じがします。 (私などは、比較の対象にすることさえ不遜なのですが、)私も数年前、世間的には「ドロップアウト」して、「徹底的に暴れまくり」まして、私の場合、結局行き着いたのは、この音楽のような「正統的」なところでした。
- 2010-09-16:Ristenpart
- クナッパーツブッシュのこの演奏のLPが私のブルックナー体験の初めでした。
ブルックナーの交響曲の中では5番が一番好きです。
あまりアタマの良い演奏は好きじゃありません。
勝手な判断ですが、ブルックナーと同じ顔つきと体格の指揮者には良い演奏があります。
そうなると、クルト・アイヒホルンがそっくりです。
つまり、クルト・アイヒホルンがバイエルン放送交響楽団とザンクト・フローリアン教会で演奏したライブの演奏がそれです。
教会の棺の中のブルックナーのおかげか、とても雰囲気のある演奏になりました。テンポを落として豪快に終わるフィナーレの部分はブルックナーがその場にいたら、感謝のしるしに揚げパンを山のように楽屋にもってくるだろうと思える出来です。
- 2010-09-16:norry
- スコアで検証したわけではありませんがこれって明らかに改訂版ですよね。その点について何らコメントされておらず、手放しで絶賛されているのは非常に残念です。私なら星ゼロです。第1主題の提示部の終結の部分など噴飯物ですね。クナッパーツブッシュはそれなりに偉大な指揮者だとは思っているのですが、9番のような曲でも平気で改訂版を使うセンスはどうしても理解できません。演奏も例えばVPOとの5番のスタジオ録音ほど上手くいっているようにも思いません。同じくアップされているフルトヴェングラーは原典版ですし、(録音は劣悪でも)この方がはるかにブルックナーの本質に近いと思います。
- 2010-09-15:亜季
- フランソワがこのサイトで聞けるなんて、いい時代ですね!
師であるコルトーも手を焼いたというフランソワ、彼にとっては師匠やお偉い方の評価なんか本当にどうでもよかったんでしょうね。
もう、アタマの中でメロディが鳴っちゃって鳴っちゃって、こうやって弾かないでセンセイの言うとおりに弾いたら彼としては全てが「嘘」になるんだろうなと思います。
そのある意味自分勝手の極みの音楽が、エンターテイメント性と芸術性を兼ね備えているところに妙味を感じます。
コンクールで入賞してお偉い方の評価を勝ち取らないと音楽家としてどうにもならない現代にあっては、もうフランソワのような演奏家は出現しないんでしょうか?
- 2010-09-14:nako
- 自分の意思でもってホロヴィッツという人の演奏を初めて聴いたのが、これと、トスカニーニとのチャイコ協奏曲でした。それまでクライバーンしか聴いたことがなかったので、文字通りひっくり返ったものです。その後、こちらで聴かせていただける他の演奏も含めて、幾つかの演奏を聴いて、やっとこれが特異な?演奏と納得できましたが・・・なんというか。テクニックだけでなく、音色も含めて、彼ひとりだけ、ピアノではない、別の楽器を弾いているような気がしてしまいます。こちらでいろいろなピアニストを聴くにつれ、必ずしも波長が合うヒトではないのですが、なんというか・・・別次元ですね。
ちなみに、こちらでアップされている、より若い時の演奏は、まだ怖くて聴けません(笑)いったい何が待っているのやら。。。
- 2010-09-14:nako
- 組み合わせからして楽しすぎ!
こちらで初めてセルさまという方を知り、その端正な演奏ぶりに惹かれていましたが・・・でも、こういうのもまた良きかな、です(スミマセン(汗)
泣く子と指揮者には勝てない、なんて言葉をどこかで眼にした記憶がありますが、子供の方が指揮者より強いということでしょうか。オケのことなんかほとんどなあんにも考えずに本能の赴くままに弾いている(ようにしか聴こえない)ホロヴィッツさんを横目で見ながら、鬼のセルさまは何を考えていたのでしょうか?案外楽しんでたような気もするのですが。ものすごく興味があります。
- 2010-09-11:千暖寺 魅音
- この曲は、私にとってレクイエムのような存在です。
この曲を聴けば、どんなにつらいことがあっても、忘れることができるし、眠れないときはこの曲を聴くことで、寝ることができます。
皆さんに、もっとこの曲の良さを知ってもらいたいです。
- 2010-09-05:Condor
- ショパンの練習曲はポリーニが決定版と言われているようですが、
私はこの録音のほうがずっと好きです。
フランソワと同様、個性が非常に重要なジャズという音楽を愛しているせいでしょうか。
というか、私にとってポリーニのショパンはつまらんです。
やはり私はリヒテルやフランソワのような、一聴してそれとわかるような奏者のほうが好みのようです。
最近は減っているタイプのようですが。
- 2010-09-05:nako
- フランソワは名前だけ知ってるけど演奏は初めて聴いたという初心者です。ショパンて、どうもしっくりくる演奏がなかなかなかったんですが(リパッティ除く)、この人の演奏を聴いて「これこれ!」と手を打って熱狂してしまいました^^!やっと巡り合えた、て感じです。素敵な演奏をありがとうございます!
- 2010-08-30:nako
- きびきびしていて気持ちがいい!5番もそうですが。60年も前の演奏とはとても思えません。それにしても、こんなに凄いパパを持ちながら、カルロス君、よくぞ指揮者を目指しましたね。それもまた、大したもんだと改めて思います。
- 2010-08-30:m
- 以前来日したメニューヒンの通訳をしていた方から、こんな話を聞きました。 お昼になり彼女が持参したおにぎりを食べようとしたところ、じっと見ていたメニューヒンが食べたいと言い出し、自分用のご馳走を食べずに彼女のおにぎりを分け合って食べたとの事でした。 好々爺でいらっしゃったようです。 ささやかなエピソードですが、人柄が偲ばれます
- 2010-08-30:nako
- いやまあ、若き日のグリュミオーさんの楽しそうなこと!10曲通して美音はじけまくりですね。わたしのi podにくっつけたソ○ーのイヤホンの高音の抜けがやたらいいせいだけではないと思います。同じイヤホンでもモーツァルトはもう少し理性が効いているように聞こえるんで(笑)この勢いやテンポやノリが、ベートーヴェンに合うのかどうなのか、浅学にして存じませんし、ある意味自分だけ楽しんでんじゃないかとひねくれて思っちゃうくらいですが、ここまで嬉しそうにやられちゃうと、なにも言えないですね。脱帽でございます。
- 2010-08-28:ほんのむし
- やっとダウンロードできました。ここまで来るのに2年掛かりました!管理人さんのお話は、素人にとって参考になります。今のCDの事情とか、この方面で話のできる友人がいないので、ああそうなのか、といったことが多いです。セルの8番、もう30年近く昔でしょうか、2枚組みで買いました。もちろんクリーヴランドOです。2600円だったかな。高校生だったので、小遣いを節約してといったところです。安易な「神秘」のかけらもなく、けれども細やかで強く進んでいく。そしてほのかにやさしくて軽い。セル自身は楽団員にとっては怖い指揮者であったようですが、その分、成果がすばらしい。ブルックナーといえば、8番といえば、私にとってはセルでした。ふとしたきっかけでクラシックを十数年ぶりに聞き始めました。この古い録音はさすがに音質はそこそこですが、セルのものなら、一度は聞いてみたいですよね。毎日、パソコンに向かいながら、古典の文献研究をしています。夜中、または夜明け前にほっと一息つくとき、聞きたくなる曲であり、指揮者です。
- 2010-08-28:恒石幸子
- この演奏、ナクソスミュージックライブラリーで見つけたものと同じだと思うのですが、今、CDは出てませんよね。i-tuneでも購入できないみたいですし、もし入手方法があれば教えてください。今はナクソスの音源をmdにつないで録音したものを聴いているのですが、ぼろいpcで、右しか聞けない上、外部の音まで入ってしまい、ひどい録音状態なのです。
- 2010-08-28:ほんのむし
- いま遅い夏休みで帰省中です。また仕事先に戻ると、下宿はネットの接続もしていないので、府立図書館へ行き、このサイトは聞くことしかできません。そこでこの帰省中にできるだけダウンロードさせていただいて、冬休みまで繰り返し楽しもうという魂胆です。でも、こんなにわがままな利用をさせていただいていいんでしょうか。バルトークは大好きで、25年ほど前だったか、フリッチャイによるピアノ協奏曲全集、オケコンなどの入った輸入盤を購入しました。アンダのモーツアルトの協奏曲の弾き振りが暖かくて穏やかで節度があって好きだったし、ラーンキの弾いたバルトークの3番を好きになっていたからです。バルトークはオケコン、ピアノ協奏曲3番など今でもよく聞きます。今、後者はブロンフマン、サロネン、LAPOのものをよく聞きます。でも、フリッチャイ、アンダのような緊張感、重さは影も形もありません。時代のせいで歌のスタイル、祈りの形も「軽やかー」になっちゃったということなのでしょうか。フリッチャイの時代って、大戦の傷も癒えないまま、米ソの対立も激しく、ベルリン封鎖とかあった、って、いまではもう歴史上のお話になってしまいました。でも、みんなが真剣にならざるをえず緊張感があった時代って、そんな簡単に忘れられません。ナチスに噛み付いて故国を追われた闘士バルトークも、後期では平和への祈りが重要な要素ですもんね。
- 2010-08-27:nako
- これを聴いて、クラシック音楽でいうところの「精神性」という言葉の意味がうっすら判った気がします。指揮者とオーケストラの、この曲に込めた気持ちが、ひしひしと伝わってきました。ベートーヴェンがこの時代に生き返って指揮台に上っていたら同じ演奏をしただろうなというところまで、想像できてしまいます。
今の方々の演奏はよくは知りませんが、事実の積み重ねという、学者さんがロボットにさせればいいのじゃないかとわたしなんかは思っちゃうような風潮がまかり通っているのであれば、それは単純に、こういう演奏が逆立ちしても出来ないところから来る負け惜しみではないでしょうかね?
- 2010-08-25:nako
- いろっぽいですね!惚れぼれします。なぜか昔の白黒のフランス映画あたりに出てくる粋なヴァイオリン弾きのおっちゃんを思い浮かべました。といっても、ハイフェッツを貶めているつもりはありません。それどころか、これぞプロフェッショナル!な演奏だと思っています。
昔の大家のみなさまは、ユングさんがよく書いておられる、いい意味での芸人根性をお持ちだったのでしょう。だから当然、小品も守備範囲だし、演奏に粋や艶があるんだと思います。今のみなさまが?よく知らないけど?小品の演奏をしないのは、きっとゲージツカだからなんでしょうね。だけど、芸術一辺倒で、幅広い人々を惹きつけることができるんでしょうか?
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[2025-07-11]

ベートーベン:交響曲第6番 ヘ長調 作品68 「田園」(Beethoven:Symphony No.6 in F major, Op.68 "Pastoral")
ヨーゼフ・カイルベルト指揮 バンベルク交響楽団 1960年録音(Joseph Keilberth:Bamberg Symphony Recorded on 1960)
[2025-07-09]

エルガー:行進曲「威風堂々」第1番(Elgar:Pomp And Circumstance Marches, Op. 39 [No. 1 In D Major])
サー・ジョン・バルビローリ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1962年8月28日~29日録音(Sir John Barbirolli:Philharmonia Orchestra Recorded on August 28-29, 1962)
[2025-07-07]

バッハ:幻想曲とフーガ ハ短調 BWV.537(J.S.Bach:Fantasia and Fugue in C minor, BWV 537)
(organ)マリー=クレール・アラン:1961年12月10日~12日録音(Marie-Claire Alain:Recorded December 10-12, 1961)
[2025-07-04]

メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調, Op.64(Mendelssohn:Violin Concerto in E minor Op.64)
(Vn)ヨーゼフ・シゲティ:トーマス・ビーチャム指揮 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 1933年録音(Joseph Szigeti:(Con)Sir Thomas Beecham London Philharmonic Orchestra Recoreded on 1933)
[2025-07-01]

ベートーベン:交響曲第5番 ハ短調 「運命」 作品67(Beethoven:Symphony No.5 in C minor, Op.67)
ヨーゼフ・カイルベルト指揮 ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽楽団 1958年録音(Joseph Keilberth:Hamburg Philharmonic Orchestra Recorded on 1958)
[2025-06-29]

ヘンデル:組曲第12番(第2巻) ト短調 HWV 439(Handel:Keyboard Suite No.12 (Set II) in G Minor, HWV 439)
(P)エリック・ハイドシェック:1964年9月18日~21日&30日録音(Eric Heidsieck:Recorded 0n September 18-21&30, 1964)
[2025-06-27]

ブラームス:ホルン三重奏 変ホ長調, Op.40(Brahms:Horn Trio in E-flat major, Op.40)
(Hr)フランツ・コッホ :(Vn)ワルター・バリリ (P)フランツ・ホレチェック 1952年録音(Franz Koch:(Vn)Walter Barylli (P)Franz Holeschek Recorded on 1952)
[2025-06-25]

バッハ:幻想曲とフーガ ト短調 BWV.542(J.S.Bach:Fantaisie Et Fugue En Sol Mineur, BWV 542)
(organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)
[2025-06-22]

ラヴェル:ダフニスとクロエ第2組曲(Ravel:Daphnis And Chole, Suite No.2)
ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1959年4月19日録音(Eugene Ormandy:Philadelphis Orchestra Recorded on April 19, 1959)
[2025-06-19]

ヘンデル:組曲第16番(第2巻) ト短調 HWV 452(Handel:Keyboard Suite (Set II) in G Minor, HWV 452)
(P)エリック・ハイドシェック:1957年9月30日&10月1日~2日録音