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カルロ・マリア・ジュリーニ指揮 フィルハーモニア管弦楽団1962年4月10日~11日録音フィルハーモニア時代のジュリーニと言うのは微妙な位置にあったようです。もちろん、コンサートオーケストラの指揮者の道を望んでいた彼にしてみれば願ってもないポジションでした。
実際、フィルハーモニア管での仕事が得られると分かると、彼はさっさと...

(P)ウィリアム・カペル:(Viola)ウィリアム・プリムローズ 1947年5月7日録音カペルのショパンを聴いて「もう少しカペルの録音を聞き込んでみないといけないな」と書いたのは2014年の事だったみたいです。
最近、ふとカペルの録音を引っ張り出してきて聞いてみる機会があったのですが、あらためて「これはすごいや」と思って、自...

ヘルマン・シェルヘン指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団 1951年録音1951年の録音なのですが、40年代後半でもこれよりも優れた録音が多いだけに、このこもり気味の音質はいささか残念です。もう少し鮮明で内部の見通しが良ければもっとはっきりするのでしょうが、それでも、ここにはシェルヘンという指揮者の本質のような...

レナー弦楽四重奏団:1926年11月4&5日録音全くの私見ですが、ベートーベンの弦楽四重奏曲の演奏史を遡っていけば、ブッシュ弦楽四重奏団とブダペスト弦楽四重奏団による戦前の録音あたりで流れが分かれたような気がします。そして、そこから遡って源流を辿ればこのレナー弦楽四重奏団による1930年...

フェルディナント・ライトナー指揮 バイエルン放送交響楽団 1959年4月11日~12日録音これもまた中古レコードが音源です。ネットで何か面白いレコードはないものかと検索しているときに「フェルディナント・ライトナー」という名前が少し興味をひいてポチってしまった音源です。
ライトナーといえばNHK交響楽団の指揮台にもたびたび登場し...

(P)エミール・ギレリス:キリル・コンドラシン指揮 ソビエト国立交響楽団 1952年録音この音源は60年代に発売された国内盤でラフマニノフとリストの協奏曲がカップリングされていました。50年代初頭のソ連での録音と言うことなのですが、ラフマニノフの方はやや苦しい部分はあるのですが、リストの方はまずまずの音質です。
そして、この...

(Fl)ジョン・ウンマー:(Harpsichord)フェルナンド・ヴァレンティ (Cello)アルド・パリゾット 1954年録音この録音の演奏家に関しては全く知るところはありませんでした。
ただし、「ヘンデル フルート奏鳴曲集」というレコードの「帯」が何とも時代を感じさせて懐かしくて思わず購入してしまいました。とは言っても一枚700円程度でした。
フルートは...

クレメンス・クラウス指揮:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1947年5月31日録音ふと気づいたのですが、クレメンス・クラウスは不思議なほどにモーツァルトの作品を取り上げる機会は少なかったように見えます。彼は基本的にオペラ指揮者だと思うのですが、少なくともモーツァルトのペラの録音は「フィガロの結婚」くらいしか残っていないの...

(Cembalo)ワンダ・ランドフスカ:1951年9月~1954年3月録音ランドフスカと言えばチェンバロという楽器を復興させ、バッハをロマン主義的歪曲から救い出した人という評価が為されています。しかし、その反面として、彼女が復興させたチェンバロはモダン・チェンバロと言われ、バロック時代のチェンバロとはかなり異なっ...

コリン・デイヴィス指揮:(Viola)ユーディ・メニューイン フィルハーモニア管弦楽団 1962年10月16日&22日~23日録音まずは、こんな若手の指揮者によくぞこのような作品の録音にOKを出したものだと当時のEMIレーベルには敬意を表します。
ただし、EMIと言えばレッグがクレンペラーからブルックナーの6番を録音したいと言ったときに「そんなマイナーな作品の録音が...

レナー弦楽四重奏団:1932年3月10日&14日録音全くの私見ですが、ベートーベンの弦楽四重奏曲の演奏史を遡っていけば、ブッシュ弦楽四重奏団とブダペスト弦楽四重奏団による戦前の録音あたりで流れが分かれたような気がします。そして、そこから遡って源流を辿ればこのレナー弦楽四重奏団による1930年...

(Vn)ヴァーシャ・プシホダ:ハンス・ミュラー=クライ指揮 南ドイツ放送交響楽団 1953年録音プシホダが録音したバッハ作品の項でも述べたのですが、50年前後からどう考えてもプシホダとは相性がいいとは思えないバッハだけでなく、モーツァルトの作品にも取り組み恥じます。
私の手もとにあるモーツァルトの録音は以下の6点です。
モーツァル...

(Cell)パブロ・カザルス:(P)アルフレッド・コルトー (Vn)ジャック・ティボー 1927年6月20日録音ユーザーの方より、カザルス・トリオの録音が一つもアップされていないようなのですが・・・と言う指摘をいただきました。
そんな馬鹿なことはないだろうと思って確認したところ、本当に一つもアップしていないことに気づきました。いやぁ、穴はあるもので...

ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1962年11月15日録音オーマンディという人はほとんどオペラを振らなかったようです。記録によると、メトで「こうもり」を振っているみたいですが(1950年から53年にかけて15回)、それ以外となると見あたりません。
この記録に気がついて、ストラヴィンスキーがオーマ...

(Fl)ジョン・ウンマー:(Harpsichord)フェルナンド・ヴァレンティ (Cello)アルド・パリゾット 1954年録音この録音の演奏家に関しては全く知るところはありませんでした。
ただし、「ヘンデル フルート奏鳴曲集」というレコードの「帯」が何とも時代を感じさせて懐かしくて思わず購入してしまいました。とは言っても一枚700円程度でした。
フルートは...

(Cembalo)ワンダ・ランドフスカ:1951年9月~1954年3月録音ランドフスカと言えばチェンバロという楽器を復興させ、バッハをロマン主義的歪曲から救い出した人という評価が為されています。しかし、その反面として、彼女が復興させたチェンバロはモダン・チェンバロと言われ、バロック時代のチェンバロとはかなり異なっ...

(P)レフ・オボーリン:アレクサンドル・ガウク指揮 モスクワ・ラジオ交響楽団 1951年10月20日録音この音源は60年代に発売された国内盤でラフマニノフとリストの協奏曲がカップリングされていました。50年代初頭のソ連での録音と言うことなのですが、ラフマニノフの方はやや苦しい部分はあるのですが、リストの方はまずまずの音質です。
そして、この...

レナー弦楽四重奏団:1926年11月7,8&29日録音全くの私見ですが、ベートーベンの弦楽四重奏曲の演奏史を遡っていけば、ブッシュ弦楽四重奏団とブダペスト弦楽四重奏団による戦前の録音あたりで流れが分かれたような気がします。そして、そこから遡って源流を辿ればこのレナー弦楽四重奏団による1930年...

(Cello)ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ:グレゴリー・ストリャーロフ指揮モスクワ放送交響楽団 1953年録音中古レコードをネットであれこれ検索していて出会ったのがこの一枚です。おそらくは20代後半から30代前半という雰囲気の録音だったので、そんな若い時代のロストロポーヴィチの録音ってあったんだと言うことですぐに入手しました。
レコードはドヴォル...

カール・シューリヒト指揮:北西ドイツ交響楽団 1958年8月7日録音シューリヒトという指揮者はベートーベンであれ何であれ、己の理性というか知性というか、そう言うものの中に取り込んで、その枠の中からはみ出すことなくスッキリと仕上げてしまうと言う印象があります。
それは、シューマンやブルックナーのような癖の強い...

エドドゥアルド・リンデンベルグ指揮 パリ音楽院管弦楽団 1953年6月12日~25日録音はてさて、今の時代に「エドゥアルド・リンデンバーグ」という名前を聞いて何か具体的なイメージを描ける人ってどれくらいいるのでしょうか。私の場合は、完璧に「Who are You?」でした。そして、こういうサイトを長くやっていて「有り難い」のは...

ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1960年11月13日録音オーマンディという人はほとんどオペラを振らなかったようです。記録によると、メトで「こうもり」を振っているみたいですが(1950年から53年にかけて15回)、それ以外となると見あたりません。
この記録に気がついて、ストラヴィンスキーがオーマ...

(Cembalo)ワンダ・ランドフスカ:1951年9月~1954年3月録音ランドフスカと言えばチェンバロという楽器を復興させ、バッハをロマン主義的歪曲から救い出した人という評価が為されています。しかし、その反面として、彼女が復興させたチェンバロはモダン・チェンバロと言われ、バロック時代のチェンバロとはかなり異なっ...

ヘンリー・スウォボダ指揮 ウィーン国立歌劇場室内管弦楽団 ウィーン・フィルハーモニー木管グループ 1949年録音こういう録音を今まで見落としてきたとは、不覚としか言いようがありません。それほどに、これは魅力的でもあり、面白い演奏です。
まず、注目すべきは、ともにソリストの魅力が存分に発揮されてると言うことです。
ヴァイオリンとヴィオラのための...

レナー弦楽四重奏団:1938年9月15日録音全くの私見ですが、ベートーベンの弦楽四重奏曲の演奏史を遡っていけば、ブッシュ弦楽四重奏団とブダペスト弦楽四重奏団による戦前の録音あたりで流れが分かれたような気がします。そして、そこから遡って源流を辿ればこのレナー弦楽四重奏団による1930年...

(Cello)ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ:ボリス・ハイキン指揮 モスクワ放送交響楽団 1957年録音中古レコードをネットであれこれ検索していて出会ったのがこの一枚です。おそらくは20代後半から30代前半という雰囲気の録音だったので、そんな若い時代のロストロポーヴィチの録音ってあったんだと言うことですぐに入手しました。
レコードはドヴォル...

(Fl)ジョン・ウンマー:(Harpsichord)フェルナンド・ヴァレンティ (Cello)アルド・パリゾット 1954年録音この録音の演奏家に関しては全く知るところはありませんでした。
ただし、「ヘンデル フルート奏鳴曲集」というレコードの「帯」が何とも時代を感じさせて懐かしくて思わず購入してしまいました。とは言っても一枚700円程度でした。
フルートは...

カール・シューリヒト指揮:バーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団 1962年9月録音シューリヒトという指揮者はベートーベンであれ何であれ、己の理性というか知性というか、そう言うものの中に取り込んで、その枠の中からはみ出すことなくスッキリと仕上げてしまうと言う印象があります。
それは、シューマンやブルックナーのような癖の強い...

(P)アダム・ハラシェヴィチ:1961年録音アダム・ハラシェヴィチは第5回ショパン国際ピアノコンクール(1955年)で優勝をしています。しかし、その優勝は彼の経歴において必ずしもプラスにはならなかったようです。
何故ならば、その時に2位になったのがアシュケナージであり、その結果は彼...

ヘルマン・シェルヘン指揮:ウィーン国立歌劇場管弦楽団 1951年6月録音はてさて、「アラとロリー」に対してこの時代のシェルヘンらしく、細部の細部までを丁寧に描き出すやり方が適しているのかどうか悩んでしまいます。
確かに、こういう演奏で聞かせてもらうと心安らかに聞いていることができます。
例えば、ドラティ盤の...
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[2025-08-24]

J.S.バッハ:トッカータとフーガ ヘ長調 BWV.540(J.S.Bach:Toccata and Fugue in F major, BWV 540)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)
[2025-08-22]

ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(Debussy:Prelude a l'apres-midi d'un faune)
ルネ・レイボヴィッツ指揮 ロンドン・フェスティヴァル管弦楽団 1960年録音(Rene Leibowitz:London Festival Orchestra Recorded on 1960)
[2025-08-20]

エルガー:行進曲「威風堂々」第5番(Elgar:Pomp And Circumstance Marches, Op. 39 [No. 5 in C Major])
サー・ジョン・バルビローリ指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1966年7月14日~16日録音(Sir John Barbirolli:New Philharmonia Orchestra Recorded on July 14-16, 1966)
[2025-08-18]

ベートーベン:交響曲第1番 ハ長調 作品21(Beethoven:Symphony No.1 in C major , Op.21)
ジョルジュ・ジョルジェスク指揮 ブカレスト・ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団 1961年5月録音(George Georgescu:Bucharest George Enescu Philharmonic Orchestra Recorded on May, 1961)
[2025-08-16]

ブラームス:交響曲第2番 ニ長調, 作品73(Brahms:Symphony No.2 in D major, Op.73)
アルトゥール・ロジンスキ指揮:ニューヨーク・フィルハーモニック 1946年10月14日録音(Artur Rodzinski:New York Philharmonic Recorded on October 14, 1946)
[2025-08-14]

ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲&第3幕への前奏曲~従弟たちの踊りと親方達の入場(Wagner:Die Meistersinger Von Nurnberg Prelude&Prelude To Act3,Dance Of The Apprentices)
アルトゥール・ロジンスキー指揮 ロイヤル・フィルハーモニ管弦楽団 1955年4月録音(Artur Rodzinski:Royal Philharmonic Orchestra Recorded on April, 1955)
[2025-08-11]

エルガー:行進曲「威風堂々」第4番(Elgar:Pomp And Circumstance Marches, Op. 39 [No. 4 In G Major])
サー・ジョン・バルビローリ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1962年8月28日~29日録音(Sir John Barbirolli:Philharmonia Orchestra Recorded on August 28-29, 1962)
[2025-08-09]

バッハ:前奏曲とフーガ ホ短調 BWV.533(Bach:Prelude and Fugue in E minor, BWV 533)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)
[2025-08-07]

ベートーベン:交響曲第8番 ヘ長調 作品93(Beethoven:Symphony No.8 in F major , Op.93)
ヨーゼフ・カイルベルト指揮 ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽楽団 1958年録音(Joseph Keilberth:Hamburg Philharmonic Orchestra Recorded on 1958)
[2025-08-05]

ブラームス:クラリネット五重奏曲 ロ短調 Op. 115(Brahms:Clarinet Quintet in B Minor, Op.115)
(Clarinet)カール・ライスター:アマデウス四重奏団 1967年3月録音(Karl Leister:Amadeus Quartet Recorded on March, 1967)