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アンタル・ドラティ指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1966年8月16日~21日録音チャイコフスキーの組曲を4曲まとめて録音していたというのは、さすがは録音活動に極めて熱心であったドラティならではのお仕事でしょう。
この組曲は、規模的には交響曲に匹敵するほどのボリュームがあります。実際、この録音の初リリースもLP2枚組みで...

(Vn)ヨーゼフ・シゲティ (P)ミエチスラフ・ホルショフスキ 1956年4月20日録音おそらく、この演奏を聞いた少なくない人は「なんだかなぁ」と思われたことだと思います。正直言って、私もそのひとりでした。
「でした」と過去形で書いたのは、今は少し違う考えを持つようになったからです。
確かに、この録音を聞く前に、最近し...

(P)ヴィルヘルム・ケンプ:フェルディナント・ライトナー指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1961年7月録音ソリストにはコンプリートする人としない人に別れるみたいな事を書いたことがあります。その二分法を適用すればケンプは典型的な「コンプリートする人」に分類されます。
しかし、そのコンプリートの仕方は一般的なコンプリートする人と較べれば随分と様子...

(P)アルトゥール・ルービンシュタイン:1964年3月4日~6日録音気づいてみれば、ショパンのポロネーズをあまりアップしていないですね。
さらに言えば、60年代以降にルービンシュタインが録音したショパン作品もほとんどアップされていないですね。
ルービンシュタインはショパンのピアノ曲をまとまった形で3...

(Vn)ヤッシャ・ハイフェッツ:セルゲイ・クーセヴィツキー指揮 ボストン交響楽団 1937年12月20日録音ハイフェッツの手になるベートーベンとかブラームスとかメンデルスゾーンなどの大物協奏曲と言えば、50年代のステレオ録音でもって代表するのが常識です。もちろん、それらは全て素晴らしい演奏であり、それでもって代表させられても何の不都合もありません...

ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団 1951年録音 ちなみに、この時代のエリート四重奏団はワルター・バリリをリーダーとしたバリリ四重奏団でした。
まあ、言ってみればバリリ四重奏団の方はウィーン・フィルという「金看板」を背負わざるをえないのですが、コンツェルトハウス四重奏団のほうにはそう...

クルト・レーデル指揮:ミュンヘン・プロ・アルテ室内管弦楽団 1961年録音カール・リヒターとクルト・レーデルはともにミュンヘンを活動の拠点として、ほぼ同じ時期に活動してたいことに気づいて不思議な感情を抱きました。
50年代の初め頃、カール・リヒターは無名の若者であり、ミュンヘンの街角で「僕たちと新しい音楽をやりま...

セルゲイ・クーセヴィツキー指揮 ボストン交響楽団 1935年1月24日録音シベリウスの音楽は何故かイギリスでは積極的に受け入れられました。そして、アメリカではクーセヴィツキーが1930年代にかなりまとまった数のシベリウス作品の録音を残して孤軍奮闘したという雰囲気です。しかし、この前史があったからこそ、戦後のステレ...

ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1958年1月26日録音最近の事ですが、何人かの方々と話し合う機会があり、その時に「名曲喫茶」のことが話題になりました。話題を提供されたのはかなりの年配の方なのですが、大学時代を京都で過ごされた方で、学生の街と言うことで幾つか有名な「名曲喫茶」があって、京大御用達...

ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1958年1月26日録音最近の事ですが、何人かの方々と話し合う機会があり、その時に「名曲喫茶」のことが話題になりました。話題を提供されたのはかなりの年配の方なのですが、大学時代を京都で過ごされた方で、学生の街と言うことで幾つか有名な「名曲喫茶」があって、京大御用達...

セルゲイ・クーセヴィツキー指揮 ボストン交響楽団 1936年12月30日録音すでに紹介してある1945年録音のエロイカは実に外連味溢れる、けったいな演奏でした。そして、それ以後に紹介したブラームスの1番も劇場受けを狙ったような演奏で、ちょっとばかり困ったものだと思いながら、それ以後は何故かあれこれに紛れてクーセヴィ...

(P)アルトゥール・ルービンシュタイン:1964年3月4日~6日録音気づいてみれば、ショパンのポロネーズをあまりアップしていないですね。
さらに言えば、60年代以降にルービンシュタインが録音したショパン作品もほとんどアップされていないですね。
ルービンシュタインはショパンのピアノ曲をまとまった形で3回録音...

(Vn)ワルター・バリリ:クレメンス・クラウス指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1944年4月23日録音ワルター・バリリが独奏者として残した録音は数少ないので、この音源を見つけたときは嬉しかったです。そして、演奏の方も完璧、若きバリリの凄さを再認識させてくれるものだったのですから、まさに二重丸の発見でした。
バリリはわずか17才でウィー...

ディミトリ・ミトロプーロス指揮 ミネアポリス交響楽団 1940年11月4日録音調べてみると、この録音がマーラーの1番の世界最初の録音だったようです。初演はマーラー自身の指揮で1889年に行われていますから、初録音まで随分と時間がかかったものです。おそらく、最大のネックは収録時間が5分前後というSP盤の「器」の大きさに...

(Cell)ルートヴィヒ・ヘルシャー:ヨーゼフ・カイルベルト指揮 ハンブルク国立歌劇場管弦楽団 1958年録音「ルートヴィヒ・ヘルシャー」というチェリストは、これまた私の視野には全く入っていない演奏家でした。しかし、調べてみれば戦時下のドイツでベルリン・フィルの首席奏者をつとめてフルトヴェングラーを支えた存在でもあったようです。
また、ソリストと...

クルト・レーデル指揮:ミュンヘン・プロ・アルテ室内管弦楽団 1961年録音カール・リヒターとクルト・レーデルはともにミュンヘンを活動の拠点として、ほぼ同じ時期に活動してたいことに気づいて不思議な感情を抱きました。
50年代の初め頃、カール・リヒターは無名の若者であり、ミュンヘンの街角で「僕たちと新しい音楽をやりま...

(Vn)ヨーゼフ・シゲティ:トーマス・シャーマン指揮 リトル・オーケストラ・ソサエティ 1954年12月22日録音よくぞこの録音を残してくれたものだと、シゲティには感謝あるのみです。
しかし、調べてみればイェネー・フバイのもとでヴァイオリンを学んだシゲティにとって、その次のステップに歩み出す切っ掛けをくれたのがブゾーニだったことを教えられました。
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セルゲイ・クーセヴィツキー指揮 ボストン交響楽団 1944年11月23,27日録音すでに紹介してある1945年録音のエロイカは実に外連味溢れる、けったいな演奏でした。そして、それ以後に紹介したブラームスの1番も劇場受けを狙ったような演奏で、ちょっとばかり困ったものだと思いながら、それ以後は何故かあれこれに紛れてクーセヴィ...

(P)アルトゥール・ルービンシュタイン:1964年3月4日~6日録音気づいてみれば、ショパンのポロネーズをあまりアップしていないですね。
さらに言えば、60年代以降にルービンシュタインが録音したショパン作品もほとんどアップされていないですね。
ルービンシュタインはショパンのピアノ曲をまとまった形で3回録音...

(Violin)ヤープ・シュレーダー (Harpsichord)グスタフ・レオンハルト (Cell)アンナ・ビルスマ (Theorbo)イゲン・ドンボワ 1964年12月録音「フランス・ブリュッヘン」と言う名前は私の中ではあまり好ましくはありません。何故ならば、その名前は私の中ではピリオド演奏の「元祖」と言うか、「元凶」(^^;と言うか、そう言うものとどうしても結びついてしまうからです。
そんなブリュッヘンも亡...

(Vn)ヤッシャ・ハイフェッツ:サー・トーマス・ビーチャム指揮 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 1949年6月10日録音ハイフェッツの手になるベートーベンとかブラームスとかメンデルスゾーンなどの大物協奏曲と言えば、50年代のステレオ録音でもって代表するのが常識です。もちろん、それらは全て素晴らしい演奏であり、それでもって代表させられても何の不都合もありません...

(P)モニク・アース:ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮 北ドイツ放送交響楽団 1956年録音フランスというのは実に素敵な女性を生み出すものです。
ピアニストで言えば、「マダム・ロン(マルグリット・ロン 1)」や「6人組の女神」とあがめられた「マルセル・メイエル」がいました。ヴァイオリニストならばなんと言っても「ジネット・ヌヴ...

クルト・レーデル指揮:ミュンヘン・プロ・アルテ室内管弦楽団 1961年録音カール・リヒターとクルト・レーデルはともにミュンヘンを活動の拠点として、ほぼ同じ時期に活動してたいことに気づいて不思議な感情を抱きました。
50年代の初め頃、カール・リヒターは無名の若者であり、ミュンヘンの街角で「僕たちと新しい音楽をやりま...

(P)ユージン・リスト:ハワード・ハンソン指揮 イーストマン=ロチェスター・オーケストラ 1957年5月録音ハワード・ハンソンは20世紀のアメリカを代表する作曲家ですが、その現代音楽に対する徹底的に批判的な態度は同時代のサミュエル・バーバーと同じです。また、スウェーデン系移民の両親の下に生まれたということもあるのでしょうか、北欧系の題材を使うこと...

ヘルマン・シェルヘン指揮 イングリッシュ・バロック管弦楽団 1954年9月録音こういう演奏を聞かされると、ヘルマン・シェルヘンという指揮者は実にとらえどころのない人だと思ってしまいます。
ロマン派の交響曲などでは、情緒というものを残酷なまでに切り捨てて、まるで冷血動物のような演奏をするかと思えば、このバッハのような...

セルゲイ・クーセヴィツキー指揮 ボストン交響楽団 1938年12月3日&1939年4月12日録音すでに紹介してある1945年録音のエロイカは実に外連味溢れる、けったいな演奏でした。そして、それ以後に紹介したブラームスの1番も劇場受けを狙ったような演奏で、ちょっとばかり困ったものだと思いながら、それ以後は何故かあれこれに紛れてクーセヴィ...

(Flut)フランス・フェスター (Oboe)アド・マーター (Harpsichord)グスタフ・レオンハルト 1964年12月録音「フランス・ブリュッヘン」と言う名前は私の中ではあまり好ましくはありません。何故ならば、その名前は私の中ではピリオド演奏の「元祖」と言うか、「元凶」(^^;と言うか、そう言うものとどうしても結びついてしまうからです。
そんなブリュッヘンも亡...

(P)アルトゥール・ルービンシュタイン:1964年3月4日~6日録音気づいてみれば、ショパンのポロネーズをあまりアップしていないですね。
さらに言えば、60年代以降にルービンシュタインが録音したショパン作品もほとんどアップされていないですね。
ルービンシュタインはショパンのピアノ曲をまとまった形で3回録音...

(Vn)ヨーゼフ・シゲティ:(P)ミエチスラフ・ホルショフスキ 1956年2月20日, 21日, 24日、3月9日録音よくぞこの録音を残してくれたものだと、シゲティには感謝あるのみです。
しかし、調べてみればイェネー・フバイのもとでヴァイオリンを学んだシゲティにとって、その次のステップに歩み出す切っ掛けをくれたのがブゾーニだったことを教えられました。
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(P)ヴィトルト・マウツジンスキ:1951年6月21日録音一連のリストの作品の録音を聞いてみて感じるのは、やはりマウツジンスキはヨーロッパのピアニストであり、同じヴィルトゥオーゾ・スタイルのピアニストであってもホロヴィッツやカペルなどのようなアメリカンスタイルとは本質的に違うと言うことです。
ホロ...
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[2025-12-29]

ドビュッシー:ピアノのために(Debussy:Pour le Piano)
(P)ジーナ・バッカウアー:1964年6月録音(Gina Bachauer:Recorded on June, 1964)
[2025-12-26]

ハイドン:弦楽四重奏曲第58番 ト長調, Op.54, No.1, Hob.3:58(Haydn:String Quartet No.58 in G major, Op.54, No.1, Hob.3:58)
プロ・アルテ弦楽四重奏団:1932年10月6日録音(Pro Arte String Quartet]Recorded on December 6, 1932)
[2025-12-24]

フォーレ:夜想曲第8番 変ニ長調 作品84-8(Faure:Nocturne No.8 in D-flat major, Op.84 No.8)
(P)エリック・ハイドシェック:1960年10月21~22日録音(Eric Heidsieck:Recorded 0n October 21-22, 1960)
[2025-12-24]

フォーレ:夜想曲第9番 ロ短調 作品97(Faure:Nocturne No.9 in B minor, Op.97)
(P)エリック・ハイドシェック:1960年10月21~22日録音(Eric Heidsieck:Recorded 0n October 21-22, 1960)
[2025-12-21]

ベルリオーズ:幻想交響曲 作品14(Berlioz:Symphonie fantastique in C minor, Op.14)
コンスタンティン・シルヴェストリ指揮 パリ音楽院管弦楽団 1961年2月6日~8日&11日録音(Constantin Silvestri:Orchestre De La Societe Des Concerts Du Conservatoire Recorded on June 6-8&11, 1961)
[2025-12-18]

J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調「ドリア調」 BWV.538(J.S.Bach:Toccata and Fugue in D minor, BWV 538)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1961年12月10日~12日録音(Marie-Claire Alain:Recorded December 5-8, 1961)
[2025-12-16]

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第13番変ロ長調, Op.130(Beethoven:String Quartet No.13 in B Flat major Op.130)
ハリウッド弦楽四重奏団:1957年3月23日,31日&4月6日&20日録音(The Hollywood String Quartet:Recorded on March 23, 31 & April 6, 20, 1957)
[2025-12-13]

R.コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」 作品35(Rimsky-Korsakov:Scheherazade, Op.35)
コンスタンティン・シルヴェストリ指揮 ボーンマス交響楽団 (Vn)ジェラルド・ジャーヴィス 1966年12月30-31日(録音(Constantin Silvestri:Bournemouth Symphony Orchestra (Vn)Gerald Jarvis Recorded on Dcember 30-31, 1966)
[2025-12-11]

ベートーヴェン:六重奏曲 変ホ長調, Op.71(Beethoven:Sextet in E-Flat Major, Op.71)
ウィーン・フィルハーモニー木管グループ:1950年録音(Vienna Philharmonic Wind Group:Recorded on 1950)
[2025-12-09]

ベートーベン:交響曲第9番 ニ短調 「合唱付き」作品125(歌唱:ルーマニア語)(Beethoven:Symphony No.9 in D minor, Op.125 "Choral")
ジョルジュ・ジョルジェスク指揮 ブカレスト・ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団 (S)Emilia (Ms)マルタ・ケスラー、(T)イオン・ピソ (Bass)マリウス・リンツラー (Chorus Master)ヴァシリ・パンテ ジョルジュ・エネスコ・フィル合唱団 (Chorus Master)カロル・リトヴィン ルーマニア放送合唱団 1961年8月録音(George Georgescu:Bucharest George Enescu Philharmonic Orchestra (S)Emilia Petrescu (Ms)Martha Kessler (T)Ion Piso (Bass)マMarius Rintzler (Chorus Master)Vasile Pintea Corul Filarmonicii "George Enescu”(Chorus Master) arol Litvin Corul Radioteleviziunii Romane Recorded on July, 1961)