ようこそ Blue Sky Label へ!
フルトヴェングラーやトスカニーニ、ワルター、バックハウス、ホロヴィッツ、ハイフェッツなどの偉大な音楽家たちの歴史的名演から1960年代のカラヤンやバーンスタインのステレオ録音まで、5000を超える楽曲がフリーで全曲お聞きいただけます。最新の更新/リスニングルームの更新履歴
ベートーベン:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調, Op.19・・・[2023-02-06]
(P)ヴィルヘルム・ケンプ:フェルディナント・ライトナー指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1961年7月録音
ソリストにはコンプリートする人としない人に別れるみたいな事を書いたことがあります。その二分法を適用すればケンプは典型的な「コンプリートする人」に分類されます。 しかし、そのコンプリートの仕方は一般的なコンプリートする人と較べれば随分と様子が異なっています。それは、誤解を恐れずに言えば、例えば世界で初めてベートーベンのピア・ソナタの全曲録音青したシュナーベルが「死ぬような思いをした」と吐露したような悲壮感がほとんど感じられないのです。 その事は、ほとんどの人がそれなりの時間をかけてコンプリ...続きを読む名演奏を聞く
モーツァルト:ファゴット協奏曲変ロ長調 変ホ長調 K.191(K.186e)
(Fagott)カール・エールベルガー アルトゥール・ロジンスキー指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団 1954年録音
いわゆる「ウィーン風」とよばれる演奏スタイルは、ウィーンの音楽家が昔から引き継いできたローカリティなものを再現したものではなくて、戦後になってからアメリカという市場を意識してアメリカ的なものとの対比を強く打ち出すために、より「訛り」を強くしたものです。
ここで聞くことのできるエールベルガーのソロはまさにそう言う「ウィーン風」の演奏です。
しかし、その様に意識して強化された「ウィーン風の訛り」が整然としたオーケストラの響きと出会うことで実に面白い音楽に仕上がっているのです。
【最近の更新(15件)/リスニングルームの更新履歴】
[2023-02-04]
ベートーベン:チェロソナタ第1番 ヘ長調, Op.5-1(Cell)ルートヴィヒ・ヘルシャー:(P)エリー・ナイ 1956年録音
矛盾に満ちた安らぎ
[2023-02-02]
ベートーヴェン:交響曲第2番 ニ長調, Op.36ピエール・モントゥー指揮 サンフランシスコ交響楽団 1949年4月13日録音
オケというのは不思議な存在です
[2023-01-31]
ラロ:スペイン交響曲 ニ短調, Op.21(Vn)ヘンリク・シェリング:ワルター・ヘンドル指揮 シカゴ交響楽団 1959年2月28日録音
ソリストは思う存分に己の音楽を披露することが出来ている
[2023-01-29]
チャイコフスキー:組曲第3番 ト長調, Op.55アンタル・ドラティ指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1966年8月16日~21日録音
よくぞ4曲まとめて録音してくれた
[2023-01-27]
マーラー:交響曲「大地の歌」 イ短調カール・シューリヒト指揮:アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 (Ms)ケルステン・トルボルイ (T)カール=マルティン・エーマン 1939年10月5日録音
一つの時代の相をものの見事に切り取ったような瞬間が刻みこまれている
[2023-01-25]
モーツァルト:交響曲第36番 ハ長調「リンツ」 K.425エーリッヒ・クライバー指揮 ベルリン国立歌劇場管弦楽団 1954年11月録音
息子のカルロスが真っ直ぐに引き継いだもの
[2023-01-24]
エルガー:ヴァイオリン協奏曲 ロ短調, Op.61(Vn)ヤッシャ・ハイフェッツ:サー・マルコム・サージェント指揮 ロンドン交響楽団 1949年6月6日録音
汗の一滴も感じさせない
[2023-01-23]
ショパン:ポロネーズ第7番 変イ長調, Op.61「幻想」(P)アルトゥール・ルービンシュタイン:1964年3月4日~6日録音
ルービンシュタインの「大きさ」
[2023-01-22]
ベートーベン:弦楽四重奏曲第9番 ハ長調「ラズモフスキー3番」Op.59-3ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団 1952年録音
違うからこそいい
[2023-01-21]
ワーグナー:ジークフリート牧歌ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 1962年9月録音
どうしてマイナーな小道を歩み続けたのか
[2023-01-20]
チャイコフスキー:組曲第2番 ハ長調, Op.53アンタル・ドラティ指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1966年8月16日~21日録音
よくぞ4曲まとめて録音してくれた
[2023-01-19]
ベートーベン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調, Op.37(P)ヴィルヘルム・ケンプ:フェルディナント・ライトナー指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1961年7月録音
この上もなく軽やかな(軽い?)ベートーベン
[2023-01-18]
リムスキー・コルサコフ:交響組曲「シェヘラザード」, Op.35ピエール・モントゥー指揮:(Vn)ナウム・ブラインダー サンフランシスコ交響楽団 1942年3月3~4日日録音
オケというのは不思議な存在です
[2023-01-17]
ビゼー:「アルルの女」組曲第2番ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1958年1月26日録音
音楽の楽しさと美しさにひたらせてくれる
[2023-01-16]
ビゼー:「アルルの女」組曲第1番ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1958年1月26日録音
音楽の楽しさと美しさにひたらせてくれる