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ヴィルヘルム・バックハウス(Wilhelm Backhaus) |ベートーベン:ピアノソナタ第14番「月光」
ベートーベン:ピアノソナタ第14番「月光」
(P)バックハウス 1952年11月録音
Beethoven:ピアノソナタ第14番「月光」 「第1楽章」
Beethoven:ピアノソナタ第14番「月光」 「第2楽章」
Beethoven:ピアノソナタ第14番「月光」 「第3楽章」
おそらくはもっとも有名なピアノ曲の一つでしょうね。
幻想曲風ソナタと題したのはベートーベン自身であり、そこからはっきりと彼がこの作品にあたえようとした音楽的な方向性を見て取ることができます。
当時のベートーベンはこのピアノソナタという形式を使って様々なチャレンジを繰り返していましたが、これもまたそのようなチャレンジの一つであることは明らかです。
とりわけ作品1の方はソナタと言いながら一つもソナタ楽章を持たない作品で、どちらかと言えば即興曲のような雰囲気を持っています。またスコアを見てみると終結の縦線がないことから全曲が通して演奏されることを想定していたとも言えます。
その意味でも、この二つの作品が「二つの幻想ソナタ」ではなくて「幻想風ソナタ」となっていることも納得がいきます。
なお、あまりにも有名な月光ソナタですが、このネーミングはベートーベンが与えた物ではありません。後世ににとある詩人がこの作品の第1楽章を評して「ルツェルン湖の月光の波にゆらぐ小舟のようだ」と語ったことに由来します。
第1楽章
アダージョ・ソステヌート 嬰ハ短調 2分の2拍子 三部形式
第2楽章
アレグレット 変ニ長調 4分の3拍子 三部形式
第3楽章
プレスト・アジタート 嬰ハ短調 4分の4拍子 ソナタ形式
私の友人はこの楽章を評して「月を見て狂った」と言いました。言い得て妙です。
バックハウス全盛期の演奏
バックハウスはモノラルの時代とステレオの時代にそれぞれ全集を録音しています。(ただし、29番「ハンマークラヴィーア」のみはステレオでの再録音がされなかったのでモノラル時代の録音が流用されています)
以前は随分と高価なボックスだったように記憶しているのですが、最近はどのような仕掛けがあるのか分かりませんが、イタリア・ユニーバーサルからかなり安価な値段で供給されるようになりました。
ところが、面白いのが、音質的には劣るモノラル録音の方がステレオ録音よりも高く値段が設定されていることです。
この手のものはお店によって価格設定が変わることが多いのですが、私がよく利用しているお店では
モノラル録音が10000円
ステレオ録音が6900円
に設定されています。
こういう古い録音は最終的には需要と供給の関係で決まるようですから、多くの人が音質的には劣ることは分かっているのにモノラル録音を求めることをこの事実は示しています。
理由はいうまでもありません、演奏そのものが圧倒的にモノラル録音の方が優れているからです。
日本では何故かシルバーシート優先で老大家の枯れた演奏を持ち上げる習慣があるのですが、いうまでもなく、その様な「枯れた演奏」よりは脂ののりきった全盛期の演奏の方が優れていることが多いのは自明の理です。とりわけ、この23番のような覇気満々たる作品であるならばそのアドバンテージは絶対的です。
ステレオ録音によるバックハウスしか聞いたことがない人には是非とも一度は聞いてもらいたい演奏です。
この演奏を評価してください。
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いまいちだね。( ̄ー ̄)ニヤリ>>>3~4
まあ。こんなもんでしょう。ハイヨ ( ^ - ^")/>>>5~6
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最高、これぞ歴史的名演(ξ^∇^ξ) ホホホホホホホホホ>>>9~10
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よせられたコメント 2010-04-25:新習志野 この時期のベームと協演したブラームスの協奏曲第1番と、1930年代のボールトとのそれを比較したとき、はたしてバックハウスの1950年代を「最盛期」と呼んでよいかという疑問はあります。1930年代までのすさまじい白熱した音楽は、50年代にはもはや聴けないように思います。
ただ、ステレオ期と比べると、推進力のある速めのテンポと安定したリズム感はよくわかります。これが、ステレオ初期のバッハの録音あたりではいったん崩れてしまって音楽の流れが迷走したようになり(たぶん自分のイメージと実際の指のまわりにずれが生じていたのでしょう)、それを修復して新しいテンポ感を構築したのが、最晩年のステレオのベートーヴェン全集とブラームスの2番の協奏曲であるように思います。
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