クラシック音楽へのおさそい~Blue Sky Label~



AmazonでCDをさがすAmazonでセルのCDをさがす
Home|セル|ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」

ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」

ジョージ・セル指揮 クリーブランド管弦楽団 1952年1月18日録音



Dvorak:交響曲第9番「新世界より」 「第1楽章」

Dvorak:交響曲第9番「新世界より」 「第2楽章」

Dvorak:交響曲第9番「新世界より」 「第3楽章」

Dvorak:交響曲第9番「新世界より」 「第4楽章」


Youtubeチャンネル登録

古い録音が中心ですがYoutubeでも毎日アップしていますので、是非チャンネル登録してください。
チャンネル登録って何ですか?

望郷の歌



ドヴォルザークが、ニューヨーク国民音楽院院長としてアメリカ滞在中に作曲した作品で、「新世界より」の副題がドヴォルザーク自身によって添えられています。

この作品はその副題が示すように、新世界、つまりアメリカから彼のふるさとであるボヘミアにあてて書かれた「望郷の歌」です。

この作品についてドヴォルザークは次のように語っています。
「もしアメリカを訪ねなかったとしたら、こうした作品は書けなかっただろう。」
「この曲はボヘミヤの郷愁を歌った音楽であると同時にアメリカの息吹に触れることによってのみ生まれた作品である」

その言葉に通りに、ボヘミヤ国民楽派としてのドヴォルザークとアメリカ的な語法が結びついて一体化したところにこの作品の一番の魅力があるといえます。
さらに、過去の2作がかなりロマン派的な傾向を強めていたのに対して、この9番は古典的できっちりとしたたたずまいを見せていることも、分かりやすさと親しみやすさを増しているようです。

初演は1883年、ドヴォルザークのアメリカでの第一作として広範な注目を集め、アントン・ザイドル指揮のニューヨーク・フィルの演奏で空前の大成功を収めました。


しみじみとした情緒がただよう第2楽章

セルはこの作品をとても大切にしていたようです。ともすれば通俗名曲というカテゴリーに放り込まれることもあるので、有名指揮者になると「とりあえずは需要があるので録音しみました・・・!」みたいな感じになることが少なくありません。ですから、この作品を演奏する「意味」のようなものが稀薄な録音が少なくないように見えます。
しかし、セルの場合は生涯に3度この作品を録音しているのですが(SP盤の時代にチェコフィルと、そして手兵のクリーブランドとはモノとステレオでそれぞれ1回ずつ録音しています)、いずれも深い共感を感じ取ることが出来る演奏です。もちろん、作品への共感と言っても、民族的な情緒でこの作品を塗り込めてしまうような安っぽいものではありません。セルの場合はまず何よりも技術的な完璧さによって演奏が満たされているのですが、さらに、その完璧さの中からドヴォルザーク作品に共通する「満たされなかった哀しみ」のようなものが浮かび上がってきます。とりわけ、このモノラル録音では、あのあまりにも有名な第2楽章のメロディが、この上もなく深い情緒に満たされていることに驚かされます。
技術的な完璧さやオケの響きの緻密さという点ではステレオ録音に軍配が上がるでしょうが、この曰く言い難い風情というか情緒はこのモノラル録音でしか感じ取ることが出来ません。その辺が今もってこの録音の存在価値が失われない理由なのでしょうか。

この演奏を評価してください。

  1. よくないねー!(≧ヘ≦)ムス~>>>1~2
  2. いまいちだね。( ̄ー ̄)ニヤリ>>>3~4
  3. まあ。こんなもんでしょう。ハイヨ ( ^ - ^")/>>>5~6
  4. なかなかいいですねo(*^^*)oわくわく>>>7~8
  5. 最高、これぞ歴史的名演(ξ^∇^ξ) ホホホホホホホホホ>>>9~10



843 Rating: 7.8/10 (221 votes cast)

この演奏に対するご意見や感想をおよせください。

  1. 件名は変更しないでください。
  2. お寄せいただいたご意見や感想は基本的に紹介させていただきますが、管理人の判断で紹介しないときもありますのでご理解ください
名前*
メールアドレス
件名
メッセージ*
サイト内での紹介

 

よせられたコメント

2009-02-28:かなパパ


2010-01-19:みーママ


【リスニングルームの更新履歴】

【最近の更新(10件)】



[2019-02-17]

マーラー:交響曲第1番 ニ長調「巨人」
カレル・アンチェル指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 1964年12月録音

[2019-02-16]

バッハ:ブランデンブルク協奏曲第2番 ヘ長調 BWV1047
カール・ミュンヒンガー指揮 シュトゥットガルト室内管弦楽団 1950年録音

[2019-02-15]

ベートーベン:ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 作品15
(P)エミール・ギレリス アンドレ・ヴァンデルノート指揮 パリ音楽院管弦楽団 1957年6月19日~20日録音

[2019-02-14]

R.シュトラウス:交響詩「ドンファン」 作品20
カール・ベーム指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1963年4月録音

[2019-02-13]

J.S.バッハ:管弦楽組曲 第3番 BWV.1068 より エアー(G線上のアリア)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 ベルリンフィル 1929年録音

[2019-02-12]

モーツァルト:「魔笛」 K.620 「第2幕」
オットー・クレンペラー指揮 フィルハーモニア管弦楽団&合唱団 (T)ニコライ・ゲッダ (S)グンドゥラ・ヤノヴィッツ (Bass)ワルター・ベリー (S)ルチア・ポップ他 1964年3月~4月録音

[2019-02-11]

モーツァルト:「魔笛」 K.620 「第1幕」
オットー・クレンペラー指揮 フィルハーモニア管弦楽団&合唱団 (T)ニコライ・ゲッダ (S)グンドゥラ・ヤノヴィッツ (Bass)ワルター・ベリー (S)ルチア・ポップ他 1964年3月~4月録音

[2019-02-10]

チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調 Op.48
ウィリアム・スタインバーグ指揮 ピッツバーグ交響楽団 1953年11月30日&1954年4月14日録音

[2019-02-09]

カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ:チェロ協奏曲 イ長調 Wq.172
(Cello)ピエール・フルニエ ルドルフ・バウムガルトナー指揮 ルツェルン音楽祭弦楽合奏団 1961年10月10日~14日録音

[2019-02-08]

チャイコフスキー:幻想序曲「ハムレット」, Op.67a
ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1956年1月録音

[2019-02-07]

ベートーベン:創作主題による32の変奏曲 ハ短調 WoO 80
(P)アルフレッド・ブレンデル 1958年&1960年録音

[2019-02-06]

ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 作品68
カレル・アンチェル指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 1962年1月23日~29日録音

[2019-02-05]

バッハ:ブランデンブルク協奏曲第1番 ヘ長調 BWV1046
カール・ミュンヒンガー指揮 シュトゥットガルト室内管弦楽団 1950年録音

[2019-02-04]

R.シュトラウス:祝典前奏曲 ハ長調 Op.61
カール・ベーム指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1963年4月録音

[2019-02-03]

ベートーベン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 作品37
(P)エミール・ギレリス アンドレ・クリュイタンス指揮 パリ音楽院管弦楽団 1954年3月9日~10日録音