クラシック音楽へのおさそい~Blue Sky Label~



AmazonでCDをさがすAmazonでバックハウスのCDをさがす
Home|バックハウス|ベートーベン:ピアノソナタ第16番

ベートーベン:ピアノソナタ第16番

(P)バックハウス 1953年11月録音



Beethoven:ピアノソナタ第16番 「第1楽章」

Beethoven:ピアノソナタ第16番 「第2楽章」

Beethoven:ピアノソナタ第16番 「第3楽章」


今後は新しい道を進むつもりだ

ベートーベンは友人であったヴァイオリニストに「私は今までの作品に満足していない。今後は新しい道を進むつもりだ」と語ったという話が伝えられています。
伝えたのは自称ベートーベンの弟子出会ったシンドラーです。

この新しい道というのがこの3つのソナタを指しているという説もありますが、詳しいことは分かりません。ただ、この3つのソナタには今までにない新しい作風が顔を出していることは事実です。
とりわけ、「テンペスト」と呼ばれる作品には、緊迫感、劇的な正確、そして渦巻く熱気というような、後のワルトシュタインや熱情へとつながっていくような方向性がはっきりと感じ取れます。

そういう意味では新しい道へと踏み出したベートーベンの姿をこれらの作品からくみ取るのは決して不自然なことではありません。

三つのピアノソナタ Op.31の1
第1楽章
 アレグロ・ヴィヴァーチェ ト長調 4分の2拍子 ソナタ形式
第2楽章
 アダージョ・グラッティオーソ ハ長調 8分の9拍子 三部形式
第3楽章
 アレグレット ト長調 2分の2拍子 ロンド


バックハウス全盛期の演奏

バックハウスはモノラルの時代とステレオの時代にそれぞれ全集を録音しています。(ただし、29番「ハンマークラヴィーア」のみはステレオでの再録音がされなかったのでモノラル時代の録音が流用されています)
以前は随分と高価なボックスだったように記憶しているのですが、最近はどのような仕掛けがあるのか分かりませんが、イタリア・ユニーバーサルからかなり安価な値段で供給されるようになりました。

ところが、面白いのが、音質的には劣るモノラル録音の方がステレオ録音よりも高く値段が設定されていることです。
この手のものはお店によって価格設定が変わることが多いのですが、私がよく利用しているお店では

モノラル録音が10000円
ステレオ録音が6900円

に設定されています。
こういう古い録音は最終的には需要と供給の関係で決まるようですから、多くの人が音質的には劣ることは分かっているのにモノラル録音を求めることをこの事実は示しています。
理由はいうまでもありません、演奏そのものが圧倒的にモノラル録音の方が優れているからです。

日本では何故かシルバーシート優先で老大家の枯れた演奏を持ち上げる習慣があるのですが、いうまでもなく、その様な「枯れた演奏」よりは脂ののりきった全盛期の演奏の方が優れていることが多いのは自明の理です。とりわけ、この23番のような覇気満々たる作品であるならばそのアドバンテージは絶対的です。
ステレオ録音によるバックハウスしか聞いたことがない人には是非とも一度は聞いてもらいたい演奏です。

Youtubeチャンネル登録

古い録音が中心ですがYoutubeでもアップしていますので、是非チャンネル登録してください。

関連記事(一部広告含む)

この演奏を評価してください。

  1. よくないねー!(≧ヘ≦)ムス~>>>1~2
  2. いまいちだね。( ̄ー ̄)ニヤリ>>>3~4
  3. まあ。こんなもんでしょう。ハイヨ ( ^ - ^")/>>>5~6
  4. なかなかいいですねo(*^^*)oわくわく>>>7~8
  5. 最高、これぞ歴史的名演(ξ^∇^ξ) ホホホホホホホホホ>>>9~10



644 Rating: 4.9/10 (118 votes cast)

  1. 件名は変更しないでください。
  2. お寄せいただいたご意見や感想は基本的に紹介させていただきますが、管理人の判断で紹介しないときもありますのでご理解ください
名前*
メールアドレス
件名
メッセージ*
サイト内での紹介

 

よせられたコメント




【リスニングルームの更新履歴】

【最近の更新(10件)】



[2020-05-27]

ベートーベン:ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 Op.111
(P)アルフレッド・ブレンデル 1960年録音

[2020-05-26]

ブラームス:ホルン三重奏変 ホ長調 Op.40
(Vn)アドルフ・ブッシュ:(P)ルドルフ・ゼルキン (Hr)オーブリー・ブレイン 1933年11月13日録音

[2020-05-25]

モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番イ長調 , K.488
(P)リリー・クラウス:スティーヴン・サイモン指揮 ウィーン音楽祭管弦楽団 1965年5月9日~10日録音

[2020-05-24]

ベートーベン:弦楽四重奏曲第15番 イ短調 Op.132
ブッシュ弦楽四重奏団 1937年10月7日録音

[2020-05-23]

ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 作品21
(P)ギオマール・ノヴァエス:ジョージ・セル指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック 1951年1月7日録音

[2020-05-22]

ハイドン:交響曲第57番 ニ長調 Hob.I:57
マックス・ゴバーマン指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団 1960年~1962年録音

[2020-05-21]

ビゼー:「アルルの女」第1組曲&ファランドール(第2組曲)
ジョージ・セル指揮 クリーヴランド管弦楽団 1966年1月25日~26日録音

[2020-05-20]

ベートーベン:ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 Op.110
(P)アルフレッド・ブレンデル 1960年録音

[2020-05-19]

ロッシーニ:「セミラーミデ」序曲
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮 フィルハーモニア管弦楽団1962年12月13日~14日録音

[2020-05-19]

ロッシーニ:「アルジェのイタリア女」序曲
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮 フィルハーモニア管弦楽団1959年6月9日~10日録音