クラシック音楽へのおさそい~Blue Sky Label~



AmazonでCDをさがすAmazonでトスカニーニのCDをさがす
Home|トスカニーニ|ベートーベン:交響曲第2番

ベートーベン:交響曲第2番

トスカニーニ指揮 NBC交響楽団 1951年10月5日&1949年11月7・9日録音



Beethoven:交響曲第2番「第1楽章」

Beethoven:交響曲第2番「第2楽章」

Beethoven:交響曲第2番「第3楽章」

Beethoven:交響曲第2番「第4楽章」


Youtubeチャンネル登録

古い録音が中心ですがYoutubeでも毎日アップしていますので、是非チャンネル登録してください。
チャンネル登録って何ですか?

ベートーベンの緩徐楽章は美しい。

これは以外と知られていないことですが、そこにベートーベンの知られざる魅力の一つがあります。
 確かにベートーベンが最もベートーベンらしいのは驀進するベートーベンです。
 交響曲の5番やピアノソナタの熱情などがその典型でしょうか。
 しかし、瞑想的で幻想性あふれる音楽もまたベートーベンを構成する重要な部分です。


 思いつくままに数え上げても、ピアノコンチェルト3番の2楽章、交響曲9番の3楽章、ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス、ヴァイオリンソナタのスプリング、そしてピアノソナタ、ハンマークラヴィーアの第3楽章。
 そう言う美しい緩徐楽章のなかでもとびきり美しい音楽が聞けるのが、交響曲第2番の第2楽章です。

 ベートーベンの交響曲は音楽史上、不滅の作品と言われます。しかし、初期の1番・2番はどうしても影が薄いのが事実です。
 それは3番「エロイカ」において音楽史上の奇跡と呼ばれるような一大飛躍をとげたからであり、それ以後の作品と比べれば確かに大きな落差は否めません。しかし、ハイドンからモーツァルトへと引き継がれてきた交響曲の系譜のなかにおいてみると両方とも実に立派な交響曲です。

 交響曲の1番は疑いもなくジュピターの延長線上にありますし、この第2番の交響曲はその流れのなかでベートーベン独自の世界があらわれつつあります。
 特に2番では第1楽章の冒頭に長い序奏を持つようになり、それが深い感情を表出するようになるのは後年のベートーベンの一つの特徴となっています。また、第3楽章はメヌエットからスケルツォへと変貌を遂げていますが、これもベートーベンの交響曲を特徴づけるものです。
 そして何よりも第2楽章の緩徐楽章で聞ける美しいロマン性は一番では聞けなかったものです。
 
 しかし、それでも3番とそれ以降の作品と併置されると影が薄くなってしまうのがこれらの作品の不幸です。第2楽章で聞けるこの美しい音楽が、影の薄さ故に多くの人の耳に触れないとすれば実に残念なことです。
 後期の作品に聞ける深い瞑想性と比べれば甘さがあるのは否定できませんが、そう言う甘さも時に心地よく耳に響きます。

 もっと聞かれてしかるべき作品だと思います。


端正ではあるが、緊張感のみなぎった演奏

 雰囲気的には古楽器による演奏を連想させるような風情があります。ただ、楽器間のバランスはキチンととれているので内声部からピーヒャララと管楽器の音ばかりがやけに耳につくということはありません。
 ただ、個人的にはいささか緊張感が強すぎて、この作品の演奏としては、その立派さは認めながらも、ちょっと楽しめない面もあるのは事実です。
[関連ページ]


この演奏を評価してください。

  1. よくないねー!(≧ヘ≦)ムス~>>>1~2
  2. いまいちだね。( ̄ー ̄)ニヤリ>>>3~4
  3. まあ。こんなもんでしょう。ハイヨ ( ^ - ^")/>>>5~6
  4. なかなかいいですねo(*^^*)oわくわく>>>7~8
  5. 最高、これぞ歴史的名演(ξ^∇^ξ) ホホホホホホホホホ>>>9~10



347 Rating: 5.3/10 (134 votes cast)

この演奏に対するご意見や感想をおよせください。

  1. 件名は変更しないでください。
  2. お寄せいただいたご意見や感想は基本的に紹介させていただきますが、管理人の判断で紹介しないときもありますのでご理解ください
名前*
メールアドレス
件名
メッセージ*
サイト内での紹介

 

よせられたコメント

2011-03-01:U-dan




【リスニングルームの更新履歴】

【最近の更新(10件)】



[2018-12-14]

ブラームス:歌曲集
(S)キルステン・フラグスタート (P)エドウィン・マッカーサー 1956年11月22日,23日,26日&27日録音

[2018-12-13]

ビゼー:カルメン組曲
エルネスト・アンセルメ指揮 スイス・ロマンド管弦楽団 1958年5月録音

[2018-12-12]

ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 変ロ長調 op.56a
ヨーゼフ・クリップス指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1963年6月1日録音

[2018-12-11]

モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番 ヘ長調 K.459
(P)クララ・ハスキル フリッチャイ指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1955年9月21日~22日録音

[2018-12-10]

モーツァルト:歌劇「魔笛」序曲 K.620
カレル・アンチェル指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 1960年6録音

[2018-12-10]

ワーグナー:「神々の黄昏」より「夜明け」と「ジークフリートのラインへの旅」
ルドルフ・ケンペ指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団 1956年11月30日&12月5日録音

[2018-12-09]

ビゼー:交響曲 ハ長調
エルネスト・アンセルメ指揮 スイス・ロマンド管弦楽団 1960年10月録音

[2018-12-08]

ワーグナー:「タンホイザー」序曲&第1幕より「バッカナール」「ヴェヌスベルクの音楽」
ルドルフ・ケンペ指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団 1956年11月30日&12月5日録音

[2018-12-07]

コダーイ:「ハンガリー詩篇」Op.13 (Sung in English)
ゲオルク・ショルティ指揮 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 ロンドン・フィルハーモニー合唱団 (T)ウィリアム・マクアルパイン 1954年4月~5月録音

[2018-12-06]

ヘンデル:シャコンヌ ト長調, HWV 435
(Harpsichord)カール・リヒター 1954年3月録音

[2018-12-06]

ドビュッシー:風変わりなラヴィーヌ将軍 (前奏曲集第2巻、第6曲)
ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1965年5月1日&3日録音

[2018-12-05]

ロッシーニ:「ウィリアム・テル」序曲
カレル・アンチェル指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 1960年6録音

[2018-12-04]

バッハ:ブランデンブルク協奏曲第2番 ヘ長調 BWV1047
ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮 北ドイツ放送交響楽団 1961年録音

[2018-12-03]

ベートーベン:交響曲第7番 イ長調 作品92
ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮 北ドイツ放送交響楽団 1961年4月15日録音

[2018-12-02]

ハイドン(レオポルド・ホフマン):フルート協奏曲 ニ長調 Hob.7 f-D1
(Fl)オーレル・ニコレ カール・リヒター指揮 ミュンヘン・バッハ管弦楽団 1960年~1962年録音