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(P)サンソン・フランソワ:コンスタンティン・シルヴェストリ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1960年6月13日~14日録音(Samson Francois:(Con)Constantin Silvestri The Philharmonia Orchestra Recorded on June 13-14, 1960)フランソワのリストについては、すでに紹介しているハンガリー狂詩曲の演奏ですっかり魅せられてしまいました。
劇的な感情の爆発、もの悲しいロマのメロディなどが何の遠慮もなく繰り広げていくところなどは「酒場のピアニスト」だったシフラにも負けない...

フェレンツ・フリッチャイ指揮 RIAS交響楽団 1952年10月14日~15日録音(Ferenc Fricsay:RIAS Symphonie-Orchester Berlin Recorded on October 14-15, 1952)カルメンの前奏曲とバレエ音楽集の強烈な演奏には驚かされたのですが、チャイコフスキーの弦楽セレナードはもしかしたらそれ以上に強烈な印象を与えられるかもしれません。とりわけ、第1楽章のキレキレの表現には度肝を抜かれます。そこにはロシアの憂愁など...

(P)パウル・バドゥラ=スコダ (Cello)アントニオ・ヤニグロ (Violine)ジャン・フルニエ 1952年発行(Antonio Janigro:(P)Paul Badura-Skoda (Violine)Jean Fournier Released on 1952)ピアノ・トリオと言うものはなかなか難しいものです。パスキエ・トリオみたいな弦楽トリオよりは作品のレパートリーは多いのでしょうが、それでも常設で活動するとなるとなかなか難しいものがあるようです。
ボザール・トリオの様な存在は珍しくて、古いと...

(P)パウル・バドゥラ=スコダ (Cello)アントニオ・ヤニグロ (Violine)ジャン・フルニエ 1953年発行(Antonio Janigro:(P)Paul Badura-Skoda (Violine)Jean Fournier Released on 1953)ピアノ・トリオと言うものはなかなか難しいものです。パスキエ・トリオみたいな弦楽トリオよりは作品のレパートリーは多いのでしょうが、それでも常設で活動するとなるとなかなか難しいものがあるようです。
ボザール・トリオの様な存在は珍しくて、古いと...

(Vn)ジノ・フランチェスカッティ:ジョージ・セル指揮 クリーヴランド管弦楽団 1961年録音(Zino Francescatti:(Con)George Szell The Cleveland Orchestra Recorded on 1961)これってまだアップしていなかったか・・・と言うのが率直な思いでした。セル絡みのスタジオ録音でこれほどの「大物」を見落としていたとは我ながら驚きですが、まあ気づいて良かったです。
さて、この演奏なのですが、フランチェスカッティとセル&クリー...

フェレンツ・フリッチャイ指揮 ベルリン放送交響楽団 1956年9月13日~16日録音(Ferenc Fricsay:Berlin Radio Symphony Orchestra Recorded on September 13-19, 1956)この録音のタイトルは「カルメンより前奏曲とバレエ音楽集」となっています。
しかし、カルメン組曲はビゼー自身の手になるものではなく、ホフマンによって勝手に構成されたものです。ですから、後の指揮者の大部分はホフマンの構成をそのまま使う事はなく...

ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮 フランス国立放送管弦楽団 1954年録音(Jascha Horenstein:Orchestre national de la radiodiffusion Francaise Recorded on 1954)こういう録音を聞かされると、あらためてホーレンシュタインと言う指揮者の凄さを再確認させられます。
この作品は正確には「メタモルフォーゼン~23の独奏弦楽器のための習作」と題されていて、単純な弦楽合奏の作品ではありません。シュトラウスはヴァイ...

(P)ヴィルヘルム・ケンプ:1967年1月録音(Wilhelm Kempff:Recorded on January, 1967)ブレンデルはケンプのことを「エオリアン・ハープ」にたとえました。
「エオリアン・ハープ」とは自然に吹く風によって掻き鳴らされるハープのことで、神のはからいでそれが上手く鳴ったときは、誰もかなうものがないほどに見事に鳴り響くと言われています...

イーゴリ・マルケヴィチ指揮:ラムルー管弦楽団 1958年6月11日録音(Igor Markevitch:Orchestre Des Concerts Lamoureux Recorded on june 11, 1958)鳥類には「刷り込み」という習性があることはよく知られています。卵から孵化したときにはじめて見た相手を親だと思ってしまう習性です。
ただし、これとよく似たことが人間にもあってこの「刷り込み」という言葉はよく使われます。
そう言う人間の...

シャルル・ミュンシュ指揮:ボストン交響楽団 1951年4月25日録音(Charles Munch:The Boston Symphony Orchestra Recorded on April 25, 1951)ミンシュの音楽家としてのキャリアは1926年にはライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のプレーヤーとしてスタートしています。指揮者としては1929年にパリでデビューしているのですが、その後も1932年までゲヴァントハウス管弦楽団のコンサート...

イーゴリ・マルケヴィチ指揮:フランス国立放送管弦楽団 1956年10月29日~11月1日録音(Igor Markevitch:Orchestre National de l'ORTF Recorded on October 29-November 1, 1956)少し残念な録音ですね・・・。それが聞き始めたときの第一感想です。
一言で言えば、ややくぐもった録音で細部の見通しがいささか良くありません。スタジオでのきちんとした録音ですし、フランス国立放送管弦楽団はそんなに悪いオケではありません。いや、...

Antonio Janigro:(P)Paul Badura-Skoda (Violine)Jean Fournier Released on 1956ピアノ・トリオと言うものはなかなか難しいものです。パスキエ・トリオみたいな弦楽トリオよりは作品のレパートリーは多いのでしょうが、それでも常設で活動するとなるとなかなか難しいものがあるようです。
ボザール・トリオの様な存在は珍しくて、古いと...

アンドレ・クリュイタンス指揮 フランス国立放送管弦楽団 1953年6月16日録音(Andre Cluytens:Orchestre National de l'ORTF Recorded on June 16, 1953)クリュイタンスのラヴェル録音と言えば61年から62年にかけてまとめて録音したものが思い浮かびます。あの録音は英コロンビアはが4枚セットの箱入りとして発売したのですが、この初期盤は音の素晴らしさもあって今ではとんでもない貴重品となっているよう...

イーゴリ・マルケヴィチ指揮:ラムルー管弦楽団 1958年11月26日録音(Igor Markevitch:Concerts Lamoureux Recorded on November 26, 1958)こういう演奏を聞かされると、あらためてベートーベンというのは160キロを超えるような剛速球をビシビシと投げ込んでくる豪腕投手なんだなと納得させられます。
ベートーベンは常に演奏者に対して全力を投入することを求めるといった人がいました。誰の...

(P)アンドレ・チャイコフスキー:1959年1月26日~28日録音(Andre Tchaikowsky:Recorded on January 26-28, 1959)アンドレ・チャイコフスキーというピアニストは私の視野には全く入っていなかったのですが、その「歌う」能力にはすっかり魅了されてしまいました。さらに、その歌う魅力をより大きなものにしているのは、彼独特の美しいピアノの響きです。
最初はアンドレ...

パスキエ・トリオ:1950年代録音(Pasquier Trio:Recorded on 1950s)それにしても「弦楽三重奏曲と言うのは不思議な演奏形態です。見た目には世間に山ほど存在する弦楽四重奏曲からヴァイオリンが一つぬけただけなのですが、音楽がつくり出す様相は随分と変わってしまいます。
もちろん、ヴァイオリンが一つぬけるのですから...

イーゴリ・マルケヴィチ指揮:ラムルー管弦楽団 1957年11月8日&10日~11日録音(Igor Markevitch:Orchestre Des Concerts Lamoureux Recorded on November8,10-11, 1957)鳥類には「刷り込み」という習性があることはよく知られています。卵から孵化したときにはじめて見た相手を親だと思ってしまう習性です。
ただし、これとよく似たことが人間にもあってこの「刷り込み」という言葉はよく使われます。
そう言う人間の...

(Vn)マックス・ロスタル:(P)ローター・ブロダック 1958年録音(Max Rostal:(P)Lothar Broddack Recorded on 1958)ロスタルの演奏は常に誠実であり、ノーブルであることはいうまでもないのですが、その根っこの部分には古き良き時代のロマンティシズムがあふれていることに気づかされてきました。
しかし、相手がベートーベンとなるといささかそのロマンティシズムが後ろ...

ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮 ウィーン交響楽団団員による室内管弦楽団 1954年録音(Jascha Horenstein:The Chamber Orchestra og Vienna Symphony Orchestra Recorded on 1954)またブランデンブルク協奏曲かー、もうたくさんですよ・・・と言う声が聞こえてきそうです。(^^;
ブランデンブルク協奏曲の録音は随分と数多く紹介してきているのでもういいかな、と、私も思ったのですが、このホーレンシュタインの録音を聞いてしまう...

シャルル・ミュンシュ指揮:ボストン交響楽団 1950年12月26~27日録音(Charles Munch:The Boston Symphony Orchestra Recorded on December 26-27, 1950)ミンシュの音楽家としてのキャリアは1926年にはライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のプレーヤーとしてスタートしています。指揮者としては1929年にパリでデビューしているのですが、その後も1932年までゲヴァントハウス管弦楽団のコンサート...

(P)パウル・バドゥラ=スコダ (Cello)アントニオ・ヤニグロ (Violine)ジャン・フルニエ 1954年発行(Antonio Janigro:(P)Paul Badura-Skoda (Violine)Jean Fournier Released on 1954)ピアノ・トリオと言うものはなかなか難しいものです。パスキエ・トリオみたいな弦楽トリオよりは作品のレパートリーは多いのでしょうが、それでも常設で活動するとなるとなかなか難しいものがあるようです。
ボザール・トリオの様な存在は珍しくて、古いと...

(P)アルフレッド・コルトー:1933年7月4日~5日録音(Alfred Cortot:Recorded on july 4-5, 1933)ギオマール・ノヴァエスの演奏について考え抜いた演奏ということを述べた上で、以下のようなことを書きました。
「考えるな、感じろ!」とはブルー・スリーの言葉ですが、クラシック音楽の世界では真逆で「感じるな、考えろ!」が基本とならなければいけませ...

(P)モニク・アース:フェレンツ・フリッチャイ指揮 RIAS交響楽団 1954年4月27日~30日録音(Monique Haas:(Con)Ferenc Fricsay RIAS Symphony Orchestra Recorded on April 27-30, 1954)モニク・アースと言えばドビュッシーやラヴェルのスペシャリストとして認識されています。そんなわけで、ドビュッシーのピアノ曲がとりわけ苦手な私にはいささか縁遠い存在でした。
実は、私とドビュッシーの相性の悪さはあるコンサートを切っ掛けにしていま...

パスキエ・トリオ:1950年代録音(Pasquier Trio:Recorded on 1950s)それにしても「弦楽三重奏曲と言うのは不思議な演奏形態です。見た目には世間に山ほど存在する弦楽四重奏曲からヴァイオリンが一つぬけただけなのですが、音楽がつくり出す様相は随分と変わってしまいます。
もちろん、ヴァイオリンが一つぬけるのですから...

ウィリアム・スタインバーグ指揮 ピッツバーグ交響楽団 1953年11月30日録音(William Steinberg:Pittsburgh Symphony Orchestra Recorded on November 30, 1953)こういう一連のロシア音楽演奏を聞かされると、スタインバーグというのは実に不思議な指揮者だと思わざるを得ません。まあ、プロコフィエフの音楽を「ロシア音楽」という狭い括りの中に入れていいのかはいささか疑問は残りますが、でも根っこはロシアにあるこ...

(Vn)ルッジェーロ・リッチ:(P)ジュリアス・カッチェン 1956年7月22日~24日&27日録音(Ruggiero Ricci:(P)Julius Katchen Recorded on July22-24&27,1956)「ジュリアス・カッチェン」と「ルッジェーロ・リッチ」という、活きのいい、そしてともに才能に溢れた若手二人によるブラームスです。
ここには、「墓場こそ我が憩い」などと陰口をたたかれた、しんねり、むっつりしたブラームスの姿は微塵もありません。...

ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮 ウィーン交響楽団団員による室内管弦楽団 1954年録音(Jascha Horenstein:The Chamber Orchestra og Vienna Symphony Orchestra Recorded on 1954)またブランデンブルク協奏曲かー、もうたくさんですよ・・・と言う声が聞こえてきそうです。(^^;
ブランデンブルク協奏曲の録音は随分と数多く紹介してきているのでもういいかな、と、私も思ったのですが、このホーレンシュタインの録音を聞いてしまう...

イーゴリ・マルケヴィチ指揮:ラムルー管弦楽団 1959年5月2日~3日録音(Igor Markevitch:Concerts Lamoureux Recorded on May 2-3, 1959)ドビュッシーの「海」という作品はつくづく不思議な音楽です。
ドビュッシーと言えばすぐに思い浮かぶのはその茫漠たる響きです。それは、今まで、どの作曲家も聞いたことのない響きであり、その事によって、行き着くところまで行き着いた後期ロマン派の袋小...

(P)ジョルジ・シフラ:アンドレ・ヴァンデルノート フィルハーモニア管弦楽団 1958年9月録音(Gyorgy Cziffra:(Con)Andre Vandernoot The Philharmonia Orchestra Recorded on September, 1958)ジョルジュ・シフラはリストの再来と言われたピアノのヴィルトーゾとして知られていますが、いわゆるコアなクラシック音楽ファンからは底の浅い指がよくまわるだけのピアニストとみなされてきました。
ピアニストの世界では、バックハウスやケンプのような...

(Vn)マックス・ロスタル:(P)フランツ・オズボーン 1956年録音(Max Rostal:(P)Franz Osborn Recorded on 1956)「マックス・ロスタル」という名前は私の視野には全く入っていなかったヴァイオリニストでした。しかし、知る人は知るという存在だったようで、クライスラーやティボー、アドルフ・ブッシュなどと肩を並べる存在だという人も多かったようです。
しかし、それ...
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[2025-12-29]

ドビュッシー:ピアノのために(Debussy:Pour le Piano)
(P)ジーナ・バッカウアー:1964年6月録音(Gina Bachauer:Recorded on June, 1964)
[2025-12-26]

ハイドン:弦楽四重奏曲第58番 ト長調, Op.54, No.1, Hob.3:58(Haydn:String Quartet No.58 in G major, Op.54, No.1, Hob.3:58)
プロ・アルテ弦楽四重奏団:1932年10月6日録音(Pro Arte String Quartet]Recorded on December 6, 1932)
[2025-12-24]

フォーレ:夜想曲第8番 変ニ長調 作品84-8(Faure:Nocturne No.8 in D-flat major, Op.84 No.8)
(P)エリック・ハイドシェック:1960年10月21~22日録音(Eric Heidsieck:Recorded 0n October 21-22, 1960)
[2025-12-24]

フォーレ:夜想曲第9番 ロ短調 作品97(Faure:Nocturne No.9 in B minor, Op.97)
(P)エリック・ハイドシェック:1960年10月21~22日録音(Eric Heidsieck:Recorded 0n October 21-22, 1960)
[2025-12-21]

ベルリオーズ:幻想交響曲 作品14(Berlioz:Symphonie fantastique in C minor, Op.14)
コンスタンティン・シルヴェストリ指揮 パリ音楽院管弦楽団 1961年2月6日~8日&11日録音(Constantin Silvestri:Orchestre De La Societe Des Concerts Du Conservatoire Recorded on June 6-8&11, 1961)
[2025-12-18]

J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調「ドリア調」 BWV.538(J.S.Bach:Toccata and Fugue in D minor, BWV 538)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1961年12月10日~12日録音(Marie-Claire Alain:Recorded December 5-8, 1961)
[2025-12-16]

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第13番変ロ長調, Op.130(Beethoven:String Quartet No.13 in B Flat major Op.130)
ハリウッド弦楽四重奏団:1957年3月23日,31日&4月6日&20日録音(The Hollywood String Quartet:Recorded on March 23, 31 & April 6, 20, 1957)
[2025-12-13]

R.コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」 作品35(Rimsky-Korsakov:Scheherazade, Op.35)
コンスタンティン・シルヴェストリ指揮 ボーンマス交響楽団 (Vn)ジェラルド・ジャーヴィス 1966年12月30-31日(録音(Constantin Silvestri:Bournemouth Symphony Orchestra (Vn)Gerald Jarvis Recorded on Dcember 30-31, 1966)
[2025-12-11]

ベートーヴェン:六重奏曲 変ホ長調, Op.71(Beethoven:Sextet in E-Flat Major, Op.71)
ウィーン・フィルハーモニー木管グループ:1950年録音(Vienna Philharmonic Wind Group:Recorded on 1950)
[2025-12-09]

ベートーベン:交響曲第9番 ニ短調 「合唱付き」作品125(歌唱:ルーマニア語)(Beethoven:Symphony No.9 in D minor, Op.125 "Choral")
ジョルジュ・ジョルジェスク指揮 ブカレスト・ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団 (S)Emilia (Ms)マルタ・ケスラー、(T)イオン・ピソ (Bass)マリウス・リンツラー (Chorus Master)ヴァシリ・パンテ ジョルジュ・エネスコ・フィル合唱団 (Chorus Master)カロル・リトヴィン ルーマニア放送合唱団 1961年8月録音(George Georgescu:Bucharest George Enescu Philharmonic Orchestra (S)Emilia Petrescu (Ms)Martha Kessler (T)Ion Piso (Bass)マMarius Rintzler (Chorus Master)Vasile Pintea Corul Filarmonicii "George Enescu”(Chorus Master) arol Litvin Corul Radioteleviziunii Romane Recorded on July, 1961)