クラシック音楽へのおさそい~Blue Sky Label~




Home|全集|バッハ:無伴奏チェロ組曲・・・(Vc)トルトゥリエ 1960年録音

振り返ってみると、この60年頃というのはチェリストのビッグネームが目白押しです。

まずは大御所のカザルスは存命中で、指揮活動との両輪で未だに現役でした。さらに、豪快なシュタルケル、美音系の貴公子フルニエなども全盛期でした。それ以外に、思いつくだけでも、カサド、ピアティゴルスキー、ジャンドロン、さらにヤニグロも指揮活動に重点をおくのはこれよりも先の時代でした。そして、若きロストロポーヴィチにデュ・プレなどが登場してくるのもこの時代でした。

そう言うチェリスト戦国時代において「トルトゥリエ」はどのようなポジションを占めていたのでしょうか。
当然のことながらカザルスの風格はないわけであって、シュタルケルほどの豪快さはありませんし、フルニエの美音もありません。そして、ヤニグロの濃厚さとは最も遠いところにいます。
そうですね、あえて名づけるならば「端正系」でしょうか。ただし、こういう言い方は、ともするとそれなりのビッグネームなのだが、聴いてみるとこれと言った特徴がつかまえられないときの「苦し紛れ」として使われることもあるのですが、トルトゥリエのチェロは言葉の正しい意味で本当に「端正」な音楽を聴かせてくれます。
ですから、こういう演奏を若いときに聴くと何とも言えない物足りなさを感じるかもしれません。しかし、年を重ねると、いわゆる「外連」というものがうるさく感じられてくるので、こういう演奏が実に好ましく思えてきます。


バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV1007


バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番 ニ短調 BWV1008


バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調 BWV1009


バッハ:無伴奏チェロ組曲第4番 変ホ長調 BWV1010


バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番 ハ短調 BWV1011


バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番 ニ長調 BWV1012



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