クラシック音楽へのおさそい~Blue Sky Label~



AmazonでCDをさがすAmazonでゲルハルト・タシュナーのCDをさがす
Home|ゲルハルト・タシュナー|フランク:ヴァイオリンソナタ

フランク:ヴァイオリンソナタ

P:ワルター・ギーゼキング Vn:ゲルハルト・タシュナー 1947年10月4日 ライブ録音



Franck:ヴァイオリンソナタ 「第1楽章」

Franck:ヴァイオリンソナタ 「第2楽章」

Franck:ヴァイオリンソナタ 「第3楽章」

Franck:ヴァイオリンソナタ 「第4楽章」


Youtubeチャンネル登録

古い録音が中心ですがYoutubeでも毎日アップしていますので、是非チャンネル登録してください。
チャンネル登録って何ですか?

ヴァイオリンソナタという形式は不思議な形式です。


 もとはヴァイオリン助奏付きのピアノソナタと言った方がいいようなスタイルでした。
 しかし、ヴァイオリンが楽器としても完成され、さらに演奏者の能力も高まるにつれて、次第に二つの楽器が対等にわたりあえるようになっていきます。

 この移り変わりは、モーツァルトの一連のヴァイオリンソナタを聞いていくとよく分かります。
 初期の作品はヴァイオリンはおずおずとピアノに寄り添うだけだったのが、後期の作品になると二つの楽器が対等に自己主張をするようになり素晴らしい世界を展開してくれます。

 ベートーベンはヴァイオリンが持つ表現力をさらに押し広げ、時にはヴァイオリンがピアノを従えて素晴らしい妙技を展開するようになります。
 ヴァイオリンが自己主張する傾向はロマン派になるとさらに押し進められ、ここで聞けるフランクのヴァイオリンソナタはその頂点をなすものの一つです。

 それにしても、これほどまでにロマン派らしいヴァイオリンソナタが他にあるでしょうか!まさに、ヴァイオリンという楽器の持つ妖艶な魅力をいかんなく振りまいています。
 
 もともとユング君はこのような室内楽のジャンルはあまりにも渋すぎてどうも苦手でした。
 でも、初めてフランクのヴァイオリンソナタを聞いたときは、「室内楽は渋いなんて誰が言ったの?」という感じでたちまち大好きになってしまいました。
 誰だったでしょうか、この曲を聞くと、匂い立つような貴婦人が風に吹かれて浜辺に立っている姿がイメージされると言った人がいました。
 まさにその通りです。

 「どうも私は室内楽は苦手だ!」と言う方がいましたらぜひ一度お聞きください。
 そんな先入観なんかは吹っ飛ばしてくれることだけは保証します。


ゲルハルト・タシュナーって、誰れ?

と、言う人が多いでしょうね。実はユング君もそうでした。
ところが調べてみて、ビックリ!

なんと、1940〜45年にかけて、フルトヴェングラーのもとでベルリンフィルのコンサートマスターをつとめたのが、このゲルハルト・タシュナーなのです。聞くところによると大変な録音嫌いで、ソリストとしての演奏がほとんど残らなかったために、いつの間にかその名前も忘れ去られていったようです。

しかし近年、そのわずかに残された録音が発掘されリリースされるようになって、その存在が再び再認識されるようになってきているそうです。(なんだか頼りない書き方ですが、ユング君自身もタシュナーを聞いたのはこれがはじめてなもので・・・)

それにしても、驚くまでに強靱な響きをヴァイオリンから叩き出す人です。(エンコードしたファイルを聞くと、どうしても角が丸め込まれるので、その強靱さはちょっと伝わりにくいかもしれません)
フランクのヴァイオリンソナタにはいささか不向きな音色であることは否めませんが、聞き進むうちに、「まあ、こういうのも有りか!」と妙に納得させてしまう力は持っています。

録音も半世紀以上も前のライブ録音とは思えないほどの優れた音質でよみがえっています。
現代では絶対に聞くことのできない演奏スタイルだけに、興味深い録音だと言えます。

この演奏を評価してください。

  1. よくないねー!(≧ヘ≦)ムス~>>>1~2
  2. いまいちだね。( ̄ー ̄)ニヤリ>>>3~4
  3. まあ。こんなもんでしょう。ハイヨ ( ^ - ^")/>>>5~6
  4. なかなかいいですねo(*^^*)oわくわく>>>7~8
  5. 最高、これぞ歴史的名演(ξ^∇^ξ) ホホホホホホホホホ>>>9~10



189 Rating: 6.7/10 (151 votes cast)

この演奏に対するご意見や感想をおよせください。

  1. 件名は変更しないでください。
  2. お寄せいただいたご意見や感想は基本的に紹介させていただきますが、管理人の判断で紹介しないときもありますのでご理解ください
名前*
メールアドレス
件名
メッセージ*
サイト内での紹介

 

よせられたコメント

2013-08-10:nakamoto


【リスニングルームの更新履歴】

【最近の更新(10件)】



[2019-02-19]

クープラン:コンセール小品集
(Cello)ピエール・フルニエ ルドルフ・バウムガルトナー指揮 ルツェルン音楽祭弦楽合奏団 1963年12月20日~21日録音

[2019-02-18]

ベートーベン:ピアノ・ソナタ第9番 ホ長調 Op.14-1
(P)ヴィルヘルム・ケンプ 1964年11月12日~13日録音

[2019-02-17]

マーラー:交響曲第1番 ニ長調「巨人」
カレル・アンチェル指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 1964年12月録音

[2019-02-16]

バッハ:ブランデンブルク協奏曲第2番 ヘ長調 BWV1047
カール・ミュンヒンガー指揮 シュトゥットガルト室内管弦楽団 1950年録音

[2019-02-15]

ベートーベン:ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 作品15
(P)エミール・ギレリス アンドレ・ヴァンデルノート指揮 パリ音楽院管弦楽団 1957年6月19日~20日録音

[2019-02-14]

R.シュトラウス:交響詩「ドンファン」 作品20
カール・ベーム指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1963年4月録音

[2019-02-13]

J.S.バッハ:管弦楽組曲 第3番 BWV.1068 より エアー(G線上のアリア)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 ベルリンフィル 1929年録音

[2019-02-12]

モーツァルト:「魔笛」 K.620 「第2幕」
オットー・クレンペラー指揮 フィルハーモニア管弦楽団&合唱団 (T)ニコライ・ゲッダ (S)グンドゥラ・ヤノヴィッツ (Bass)ワルター・ベリー (S)ルチア・ポップ他 1964年3月~4月録音

[2019-02-11]

モーツァルト:「魔笛」 K.620 「第1幕」
オットー・クレンペラー指揮 フィルハーモニア管弦楽団&合唱団 (T)ニコライ・ゲッダ (S)グンドゥラ・ヤノヴィッツ (Bass)ワルター・ベリー (S)ルチア・ポップ他 1964年3月~4月録音

[2019-02-10]

チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調 Op.48
ウィリアム・スタインバーグ指揮 ピッツバーグ交響楽団 1953年11月30日&1954年4月14日録音

[2019-02-09]

カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ:チェロ協奏曲 イ長調 Wq.172
(Cello)ピエール・フルニエ ルドルフ・バウムガルトナー指揮 ルツェルン音楽祭弦楽合奏団 1961年10月10日~14日録音

[2019-02-08]

チャイコフスキー:幻想序曲「ハムレット」, Op.67a
ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1956年1月録音

[2019-02-07]

ベートーベン:創作主題による32の変奏曲 ハ短調 WoO 80
(P)アルフレッド・ブレンデル 1958年&1960年録音

[2019-02-06]

ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 作品68
カレル・アンチェル指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 1962年1月23日~29日録音

[2019-02-05]

バッハ:ブランデンブルク協奏曲第1番 ヘ長調 BWV1046
カール・ミュンヒンガー指揮 シュトゥットガルト室内管弦楽団 1950年録音