クラシック音楽へのおさそい~Blue Sky Label~



AmazonでCDをさがすAmazonでワルターのCDをさがす
Home|ワルター|ベートーベン:交響曲第6番 「田園」

ベートーベン:交響曲第6番 「田園」

ブルーノ・ワルター指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1946年1月10&12日録音



Beethoven:交響曲第6番「田園」第1楽章

Beethoven:交響曲第6番「田園」第2楽章

Beethoven:交響曲第6番「田園」第3~5楽章


標題付きの交響曲

よく知られているように、この作品にはベートーベン自身による標題がつけられています。

第1楽章:「田園に到着したときの朗らかな感情の目覚め」
第2楽章:「小川のほとりの情景」
第3楽章:「農民の楽しい集い」
第4楽章:「雷雨、雨」
第5楽章:「牧人の歌、嵐のあとの喜ばしい感謝の感情」

また、第3楽章以降は切れ目なしに演奏されるのも今までない趣向です。
これらの特徴は、このあとのロマン派の時代に引き継がれ大きな影響を与えることになります。

しかし、世間にはベートーベンの音楽をこのような標題で理解するのが我慢できない人が多くて、「そのような標題にとらわれることなく純粋に絶対的な音楽として理解するべきだ!」と宣っています。
このような人は何の論証も抜きに標題音楽は絶対音楽に劣る存在と思っているらしくて、偉大にして神聖なるベートーベンの音楽がレベルの低い「標題音楽」として理解されることが我慢できないようです。ご苦労さんな事です。

しかし、そういう頭でっかちな聴き方をしない普通の聞き手なら、ベートーベンが与えた標題が音楽の雰囲気を実にうまく表現していることに気づくはずです。
前作の5番で人間の内面的世界の劇的な葛藤を描いたベートーベンは、自然という外的世界を描いても一流であったと言うことです。同時期に全く正反対と思えるような作品を創作したのがベートーベンの特長であることはよく知られていますが、ここでもその特徴が発揮されたと言うことでしょう。

またあまり知られていないことですが、残されたスケッチから最終楽章に合唱を導入しようとしたことが指摘されています。
もしそれが実現していたならば、第五の「運命」との対比はよりはっきりした物になったでしょうし、年末がくれば第九ばかり聞かされると言う「苦行(^^;」を味わうこともなかったでしょう。
ちょっと残念なことです。


ワルターがもっとも得意とした作品の一つ

一昔前は「田園」と言えばワルターでした。
とりわけ最晩年のコロンビア響との録音は絶対的な存在として長く君臨してきました。古いクラシック音楽愛好家にとっては牛が鍬を引くジャケットはおなじみの物でした。

ここで紹介している録音はワルター全盛期の物で、オケもフィラデルフィアというめずらしい物です。音質も1946年の録音にしては実に優秀で、若々しいワルターの田園を満喫することができます。

Youtubeチャンネル登録

古い録音が中心ですがYoutubeでもアップしていますので、是非チャンネル登録してください。

関連記事(一部広告含む)

この演奏を評価してください。

  1. よくないねー!(≧ヘ≦)ムス~>>>1~2
  2. いまいちだね。( ̄ー ̄)ニヤリ>>>3~4
  3. まあ。こんなもんでしょう。ハイヨ ( ^ - ^")/>>>5~6
  4. なかなかいいですねo(*^^*)oわくわく>>>7~8
  5. 最高、これぞ歴史的名演(ξ^∇^ξ) ホホホホホホホホホ>>>9~10



140 Rating: 5.4/10 (150 votes cast)

  1. 件名は変更しないでください。
  2. お寄せいただいたご意見や感想は基本的に紹介させていただきますが、管理人の判断で紹介しないときもありますのでご理解ください
名前*
メールアドレス
件名
メッセージ*
サイト内での紹介

 

よせられたコメント

2010-02-17:あんこ





【リスニングルームの更新履歴】

【最近の更新(10件)】



[2019-11-20]

グリーグ:ペール・ギュント組曲 第2番 Op.55
ウィレム・ヴァン・オッテルロー指揮 ハーグ・レジデンティ管弦楽団 (S)エルナ・スプーレンバーグ 1950年12月30日録音

[2019-11-19]

モーツァルト:ピアノ協奏曲第4番ト長調 , K.41
(P)リリー・クラウス:スティーヴン・サイモン指揮 ウィーン音楽祭管弦楽団 1966年9月10日~19日録音

[2019-11-18]

グリーグ:ペール・ギュント組曲 第2番 Op.55
ウィレム・ヴァン・オッテルロー指揮 ハーグ・レジデンティ管弦楽団 1950年12月30日録音

[2019-11-17]

シューベルト:交響曲第8(9)番 ハ長調 「ザ・グレート」 D.944
ルネ・レイボヴィッツ指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 1962年1月16日~17日録音録音

[2019-11-16]

グリーグ:ペール・ギュント組曲 第1番 Op.46
ウィレム・ヴァン・オッテルロー指揮 ハーグ・レジデンティ管弦楽団 1950年12月30日録音

[2019-11-15]

ベートーベン:ヴァイオリンソナタ第10番 ト長調 Op.96
(Vn)ジノ・フランチェスカッティ (P)ロベール・カサドシュ 1958年5月12日~17日録音

[2019-11-14]

ベートーベン:ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 Op.111
(P)ヴィルヘルム・ケンプ 1964年1月26日録音

[2019-11-12]

ラヴェル:弦楽四重奏曲 ヘ長調
パレナン弦楽四重奏団:1950年代初頭録音

[2019-11-11]

ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調 作品10
パレナン弦楽四重奏団:1950年代初頭録音

[2019-11-10]

チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 Op.64
ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮 ミラノ・イタリア放送交響楽団 1960年9月録音