しかしながら、ヘンデルはこれらの作品を書くにあたって、それぞれの作品の独奏楽器を自分なりにイメージしていたようなのです。そして、そのイメージされた楽器がフルートである場合が多く、さらに言えば当時の貴族階級にフルートの愛好家が多かったこともあり「フルートソナタ(音源とした中古レコードには「フルート奏鳴曲集」という時代を感じる表記がさています)」とよばれる事が多くなったようです。
出版された楽譜には英語に訳するならば「Solos for a German Flute a Hoboy or Violin with a Thorough Bass for the Harpsichord or Bass Violin」と記されているようです。「German Flute」はいわゆる一般的なフルート、「Hoboy」はオーボエを意味するようです。
「国際楽譜ライブラリープロジェクト」では「Allegro-Larghetto-A tempo di gavotta-Allegro」の4楽章構成となっているのですが、音源とした中古レコードのライナーノートには「Larghetto-「Allegro-Larghetto-A tempo di gavotta-Allegro」の5楽章の規模の大きな作品と記されています。
これは聞いてみればすぐに分かるように冒頭部分はどう聞いても「Allegro」ではありませんから、「国際楽譜ライブラリープロジェクト」の方のミスでしょう。念のためにエンシェント室内管弦楽団等のクレジットも調べたのですがやはり5楽章構成です。
シューベルト:八重奏曲, Op.166 D.803(Schubert:Octet in F major, D.803)
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団 (Clarinet)レオポルト・ウラッハ (Basson)カール・エールベルガー (Horn)ゴットフリート・フォン・フライベルク (Double bass)ヨーゼフ・ヘルマン 1951年録音(Vienna Konzerthaus Quartet:(Clarinet)Leopold Wlach (Basson)Karl Oehlberger (Horn)ottfried von Freiberg (Double bass)Joseph Hermann Recorded on 1951)