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ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1958年9月録音(Lovro von Matacic:The Philharmonia Orchestra Recorded on December,1954)マタチッチは日本ではN響との結びつきもあって「ブルックナー指揮者」として高く評価されているのですが、ヨーロッパではほとんど無視されていたために、録音の数はそれほど多くはありません。
しかし、調べてみると、50年代を中心にEMIなどでそれな...

(Cembalo)ラルフ・カークパトリック:1962年5月12日~26日&6月15日~27日録音(Ralph Kirkpatrick:Recorded on May 12-26 & June 15-27, 1962)カークパトリックはクラヴィコードを使って1959年に、バッハの平均律第1巻の見事な演奏を録音しています。
にもかかわらず、、1962年にもう一度平均律第1巻を録音していると気づいたときはクエスチョンマークがいくつも頭の中にを駆け回るような思...

(P)サンソン・フランソワ:1953年10月2日,26日&11月16日,26日&12月13日 1954年1月15日&3月29日~30日録音(Samson Francois:Recorded on October 2,26&November 16,26&December 13, 1953 and January 15&March 29-30, 1954)こういう作品になるとフランソワはまさに水を得た魚ですね。まさにフランソワならではの感性が爆発し、その爆発に軽々と指が追随して鍵盤の上を疾走しています。
まさに、彼を遮るものは何もなく、無人の荒野をいくがごとしです。
おそらく、こういう主情...

エデゥアルト・ファン・ベイヌム指揮 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 1955年6月2日&4日録音(Eduard van Beinum:Royal Concertgebouw Orchestra Recorded on June 2&4, 1955)今日は朝から冷たい雨がふっていて終日続くようです。昨日までは初夏を思わせるような日が続いていただけに、年寄りにはいささか辛い気候の変化です。
と言うことで、この鬱陶しさを振り払えるような音楽はないかと物色していて目に止まったのが、ベイヌム...

(P)ギオマール・ノヴァエス:1955年発行(Guiomar Novaes:Published in 1955)ギオマール・ノヴァエスの存在を知ったのは1951年1月7日のニューヨークフィルの定期講演会のライブ録音によってでした。演奏したのはショパンのピアノ協奏曲第2番で指揮者はジョージ・セルでした。
セルという指揮者は協奏曲のソリストの選定に関して...

セルゲイ・クーセヴィツキー指揮 ボストン交響楽団 1936年12月29日録音(Serge Koussevitzky:Boston Symphony Orchestra Recorded on December 29, 1936)シベリウスの音楽は何故かイギリスでは積極的に受け入れられました。そして、アメリカではクーセヴィツキーが1930年代にかなりまとまった数のシベリウス作品の録音を残して孤軍奮闘したという雰囲気です。しかし、この前史があったからこそ、戦後のステレ...

アンドレ・クリュイタンス指揮 フランス国立放送管弦楽団 1953年4月30日録音(Andre Cluytens:Orchestre National de l'ORTF Recorded on April 30, 1953)クリュイタンスのラヴェル録音と言えば61年から62年にかけてまとめて録音したものが思い浮かびます。あの録音は英コロンビアはが4枚セットの箱入りとして発売したのですが、この初期盤は音の素晴らしさもあって今ではとんでもない貴重品となっているよう...

(Cell)ルートヴィヒ・ヘルシャー:(P)エリー・ナイ 1956年録音(Ludwig Hoelscher:(P)Elly Ney Recorded on 1956)ルートヴィヒ・ヘルシャーとエリー・ナイという、ある意味では凄い組み合わせによるベートーベンのチェロソナタ全曲と3つの変奏曲の録音です。
何が凄いのかと言えば、分かる人は分かると思うのですが、ともに元ナチス党員だった過去を持っている二人によ...

(P)エトヴィン・フィッシャー:1933年録音(Edwin Fischer:Recorded on 1933)ピアニストの一覧に「エトヴィン・フィッシャー」の名前がないのですが・・・、と言う指摘をいただきました。そんな馬鹿なことがあるわけなでしょうと思いながら確認したところ、本当に「エトヴィン・フィッシャー」の名前がなかったので、私の方が驚いてしま...

(Fl)ジャン・ピエール・ランパル:パスキエ・トリオ 1956年7月3日録音(Jean-Pierre Rampal:Pasquier Trio Recorded on July 3, 1956)パスキエ・トリオはその名の通りパスキエ3兄弟によって1927年に結成された室内楽団です。彼らは父親はヴァイオリニスト、母親はピアニストという音楽家の家庭で育ち、長男のピエール・パスキエがヴィオラ、次男のジャン・パスキエがヴァイオリン、三男の...

イーゴリ・マルケヴィチ指揮:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1955年録音(Igor Markevitch:Berlin Philharmonic Orchestra Recorded on 1955)このベルワルドの交響曲はイッセルシュテットの演奏で一度取り上げているのですが、本当に聞かれる機会の少ない作品です。実際に聞いてみれば十分すぎるほどに面白くて魅力的な音楽だけに、どうしてここまで無視されるのだろうかと不思議になります。
ただ...

(P)サンソン・フランソワ:1953年10月2日,26日&11月16日,26日&12月13日 1954年1月15日&3月29日~30日録音(Samson Francois:Recorded on October 2,26&November 16,26&December 13, 1953 and January 15&March 29-30, 1954)こういう作品になるとフランソワはまさに水を得た魚ですね。まさにフランソワならではの感性が爆発し、その爆発に軽々と指が追随して鍵盤の上を疾走しています。
まさに、彼を遮るものは何もなく、無人の荒野をいくがごとしです。
おそらく、こういう主情...

ディミトリ・ミトロプーロス指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック 1953月11月2日録音(Dimitris Mitropoulos:New York Philharmonic Recorded on November 2, 1953)いつも思うのですが、この時代の演奏家は一癖も二癖もあるような人が多いです。このミトロプーロスという指揮者もなかなか一筋縄ではいかない音楽家です。
ykさんがフランソワのベートーベン演奏へのコメントとして寄せていただいた文章の中に次のよ...

(Oboe)アド・マーテル (Harpsichord)グスタフ・レオンハルト 1964年録音8(Oboe)Ad Mater (Harpsichord)Gustav Leonhardt Recorded on 1964)「フランス・ブリュッヘン」と言う名前は私の中ではあまり好ましくはありません。何故ならば、その名前は私の中ではピリオド演奏の「元祖」と言うか、「元凶」(^^;と言うか、そう言うものとどうしても結びついてしまうからです。
そんなブリュッヘンも...

フランス・ブリュッヘン指揮 アムステルダム合奏団 (Harpsichord)グスタフ・レオンハルトt (Oboe)アド・マーテル,リリアン・ラガーイ 1964年録音(Frans Bruggen:Concerto Amsterdam (Harpsichord)Gustav Leonhardt (Oboe)Ad Mater, Lilian Lagaay Recorded on 1964)「フランス・ブリュッヘン」と言う名前は私の中ではあまり好ましくはありません。何故ならば、その名前は私の中ではピリオド演奏の「元祖」と言うか、「元凶」(^^;と言うか、そう言うものとどうしても結びついてしまうからです。
そんなブリュッヘンも...

エデゥアルト・ファン・ベイヌム指揮 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 1957年6月7日~8日録音(Eduard van Beinum:Royal Concertgebouw Orchestra Recorded on June 7-8, 1957)今日は朝から冷たい雨がふっていて終日続くようです。昨日までは初夏を思わせるような日が続いていただけに、年寄りにはいささか辛い気候の変化です。
と言うことで、この鬱陶しさを振り払えるような音楽はないかと物色していて目に止まったのが、ベイヌム...

パスキエ・トリオ:1960年代録音(Pasquier Trio:Recorded on 1960s)パスキエ・トリオはその名の通りパスキエ3兄弟によって1927年に結成された室内楽団です。彼らは父親はヴァイオリニスト、母親はピアニストという音楽家の家庭で育ち、長男のピエール・パスキエがヴィオラ、次男のジャン・パスキエがヴァイオリン、三男の...

ルネ・レイボヴィッツ指揮 ロンドン新交響楽団 1961年録音(Rene Leibowitz:New Symphony Orchestra Of London Recorded on 1961)レイボヴィッツの録音活動の少なくない部分を「リーダーズ・ダイジェスト」が占めています。
「リーダーズ・ダイジェスト」は月刊の総合ファミリー雑誌だったのですが、書店売りは行わずに会員制の通信販売というスタイルをとっていました。この販売方法と...

(P)ヴィルヘルム・ケンプ:フェルディナント・ライトナー指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1961年7月録音(Wilhelm Kempff:(Con)Ferdinand Leitner Berlin Philharmonic Orchestra Recorded on July, 1961)ソリストにはコンプリートする人としない人に別れるみたいな事を書いたことがあります。その二分法を適用すればケンプは典型的な「コンプリートする人」に分類されます。
しかし、そのコンプリートの仕方は一般的なコンプリートする人と較べれば随分と様子...

(Cell)ルートヴィヒ・ヘルシャー:(P)エリー・ナイ 1956年録音(Ludwig Hoelscher:(P)Elly Ney Recorded on 1956)ルートヴィヒ・ヘルシャーとエリー・ナイという、ある意味では凄い組み合わせによるベートーベンのチェロソナタ全曲と3つの変奏曲の録音です。
何が凄いのかと言えば、分かる人は分かると思うのですが、ともに元ナチス党員だった過去を持っている二人によ...

(P)サンソン・フランソワ:1953年10月2日,26日&11月16日,26日&12月13日 1954年1月15日&3月29日~30日録音(Samson Francois:Recorded on October 2,26&November 16,26&December 13, 1953 and January 15&March 29-30, 1954)こういう作品になるとフランソワはまさに水を得た魚ですね。まさにフランソワならではの感性が爆発し、その爆発に軽々と指が追随して鍵盤の上を疾走しています。
まさに、彼を遮るものは何もなく、無人の荒野をいくがごとしです。
おそらく、こういう主情...

(Fl)ジャン・ピエール・ランパル:パスキエ・トリオ 1956年6月3日録音(Jean-Pierre Rampal:Pasquier Trio Recorded on July 3, 1956)パスキエ・トリオはその名の通りパスキエ3兄弟によって1927年に結成された室内楽団です。彼らは父親はヴァイオリニスト、母親はピアニストという音楽家の家庭で育ち、長男のピエール・パスキエがヴィオラ、次男のジャン・パスキエがヴァイオリン、三男の...

(Flut)フランツ・フェスター、ヨースト・トロンプ (Org)グスタフ・レオンハルト 1964年録音((Flut)Frans Vester, Joost Tromp (Harpsichord)Gustav Leonhard Recorded on 1964)「フランス・ブリュッヘン」と言う名前は私の中ではあまり好ましくはありません。何故ならば、その名前は私の中ではピリオド演奏の「元祖」と言うか、「元凶」(^^;と言うか、そう言うものとどうしても結びついてしまうからです。
そんなブリュッヘンも...

(Vn)ヨーゼフ・シゲティ (P)ミエチスラフ・ホルショフスキ 1956年2月1-3日録音8Joseph Szigeti:(P)Mieczyslaw Horszowski Recorded on February 1-3, 1956)おそらく、この演奏を聞いた少なくない人は「なんだかなぁ」と思われたことだと思います。正直言って、私もそのひとりでした。
「でした」と過去形で書いたのは、今は少し違う考えを持つようになったからです。
確かに、この録音を聞く前に、最近し...

ディミトリ・ミトロプーロス指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック 1953月11月2日録音(Dimitris Mitropoulos:New York Philharmonic Recorded on November 2, 1953)いつも思うのですが、この時代の演奏家は一癖も二癖もあるような人が多いです。このミトロプーロスという指揮者もなかなか一筋縄ではいかない音楽家です。
ykさんがフランソワのベートーベン演奏へのコメントとして寄せていただいた文章の中に次のよ...

ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1961年12月28日録音(Eugene Ormandy:Philadelphis Orchestra Recorded on December 28, 1961)オーマンディがどうしても低く見られる要因として「オペラ」を指揮しなかったと言うことがあります。実はミンシュもほぼ同様で、彼もまた「オペラ」との縁は非常に少なかった指揮者でした。
そして、アメリカではまだしも、ヨーロッパではその事は決定的な...

(P)ギオマール・ノヴァエス:1955年発行(Guiomar Novaes:Published in 1955)ギオマール・ノヴァエスの存在を知ったのは1951年1月7日のニューヨークフィルの定期講演会のライブ録音によってでした。演奏したのはショパンのピアノ協奏曲第2番で指揮者はジョージ・セルでした。
セルという指揮者は協奏曲のソリストの選定に関し...

パスキエ・トリオ:1935年6月録音(Pasquier Trio:Recorded on June, 1935)パスキエ・トリオはその名の通りパスキエ3兄弟によって1927年に結成された室内楽団です。彼らは父親はヴァイオリニスト、母親はピアニストという音楽家の家庭で育ち、長男のピエール・パスキエがヴィオラ、次男のジャン・パスキエがヴァイオリン、三男の...

(Hr)ジョゼフ・エガー:(P)ヴィクター・バビン 1959年3月12日~14日録音(Joseph Eger:(P)Victor Babin Recorded on March 12-14, 1959)ジョセフ・エガーの名前はこの国ではそれほど知られていない様に思います。そう言う私もこのシェリングなどとの協演によるレコードで初めて彼の名前を知りました。
彼のソリストとしてのキャリアはほぼ50年代に集中しているのですが、それは彼のソリスト...

ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1958年9月録音(Lovro von Matacic:The Philharmonia Orchestra Recorded on December,1954)マタチッチは日本ではN響との結びつきもあって「ブルックナー指揮者」として高く評価されているのですが、ヨーロッパではほとんど無視されていたために、録音の数はそれほど多くはありません。
しかし、調べてみると、50年代を中心にEMIなどでそれな...
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[2025-08-26]

フランク:交響詩「呪われた狩人」(Franck:Le Chasseur maudit)
アルトゥール・ロジンスキー指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団 1954年6月27~7月11日録音(Artur Rodzinski:Wiener Staatsoper Orchester Recorded on June 27-July 11, 1954)
[2025-08-24]

J.S.バッハ:トッカータとフーガ ヘ長調 BWV.540(J.S.Bach:Toccata and Fugue in F major, BWV 540)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)
[2025-08-22]

ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(Debussy:Prelude a l'apres-midi d'un faune)
ルネ・レイボヴィッツ指揮 ロンドン・フェスティヴァル管弦楽団 1960年録音(Rene Leibowitz:London Festival Orchestra Recorded on 1960)
[2025-08-20]

エルガー:行進曲「威風堂々」第5番(Elgar:Pomp And Circumstance Marches, Op. 39 [No. 5 in C Major])
サー・ジョン・バルビローリ指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1966年7月14日~16日録音(Sir John Barbirolli:New Philharmonia Orchestra Recorded on July 14-16, 1966)
[2025-08-18]

ベートーベン:交響曲第1番 ハ長調 作品21(Beethoven:Symphony No.1 in C major , Op.21)
ジョルジュ・ジョルジェスク指揮 ブカレスト・ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団 1961年5月録音(George Georgescu:Bucharest George Enescu Philharmonic Orchestra Recorded on May, 1961)
[2025-08-16]

ブラームス:交響曲第2番 ニ長調, 作品73(Brahms:Symphony No.2 in D major, Op.73)
アルトゥール・ロジンスキ指揮:ニューヨーク・フィルハーモニック 1946年10月14日録音(Artur Rodzinski:New York Philharmonic Recorded on October 14, 1946)
[2025-08-14]

ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲&第3幕への前奏曲~従弟たちの踊りと親方達の入場(Wagner:Die Meistersinger Von Nurnberg Prelude&Prelude To Act3,Dance Of The Apprentices)
アルトゥール・ロジンスキー指揮 ロイヤル・フィルハーモニ管弦楽団 1955年4月録音(Artur Rodzinski:Royal Philharmonic Orchestra Recorded on April, 1955)
[2025-08-11]

エルガー:行進曲「威風堂々」第4番(Elgar:Pomp And Circumstance Marches, Op. 39 [No. 4 In G Major])
サー・ジョン・バルビローリ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1962年8月28日~29日録音(Sir John Barbirolli:Philharmonia Orchestra Recorded on August 28-29, 1962)
[2025-08-09]

バッハ:前奏曲とフーガ ホ短調 BWV.533(Bach:Prelude and Fugue in E minor, BWV 533)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)
[2025-08-07]

ベートーベン:交響曲第8番 ヘ長調 作品93(Beethoven:Symphony No.8 in F major , Op.93)
ヨーゼフ・カイルベルト指揮 ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽楽団 1958年録音(Joseph Keilberth:Hamburg Philharmonic Orchestra Recorded on 1958)