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アンケートのアーカイブ|あなたがお使いのスピーカーは?
アンケートの結果と考察(--;のようなもの・・・
あなたがお使いのスピーカーは?
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投票総数: 303
全体的な傾向を見ると、PCスピーカーをお使いの方が100名、単品コンポのスピーカーをお使いの方もおよそ100名、そしてヘッドホンを使われる方60名と言うところでしょうか。
ただし、単品コンポのスピーカーと言ってもその半数が10万円未満のブックシェルフが半数近くですから、なかなかオーディオにお金を投入できる環境にはないようです。
しかし、この結果を眺めていて、いくつか気づいたことがあります。
まず第1は、それはPCに直接スピーカーをつなぐという形が既に一大勢力になっていることです。そして、「PC付属のスピーカー」、「1万円未満のPC用スピーカー」、「1万円以上のPC用スピーカー」がそれぞれ三分していることです。
おそらく、最初は普通に「PC付属のスピーカー」で音楽を聴いていたのが、少しでもいい音で聞きたいという思いが高まる中で、付属のスピーカーからPC用スピーカーに乗り換えられたのだと思います。
おそらく、オーディオ的なこだわりと言うことに関しては最も遠い位置におられる層だと思うのですが、それでも、「いい音」への要求ははっきりと読み取れるような気がします。
次に驚かされたのは、ヘッドホンユーザーの多さです。
私自身が全くヘッドホンを使わない人なのでこの結果には余計に驚かされたのですが、日本の住宅事情を考えれば当然なのかもしれません。
さらに、考えてみれば、最も少ない投資でできる限りいい音を目指そうとすると、これは賢い選択とも言えます。
一般的にスピーカーから出る音は宿命的に部屋の音響特性の影響を受けます。場合によっては、スピーカーの音を聞いているのか部屋の音を聞いているのか分からないような状態になります。
なかには、マンションが買えるほどのお金を投入しながら、酷い部屋で鳴っているが故に、実に悲惨な結果になっていることも珍しくありません。ご本人は、いつまでたっても解決しない不満を解消すべく、次から次へと買い換えるので、日本経済の活性化には貢献しているのでしょうが、あまり幸せな図とは言えません。
そんな愚かなスパイラルに陥るくらいなら、ヘッドホンというのは実に賢い選択です。
ただし、このヘッドホンというのもピンからキリまでの世界なので、これだけでは、オーディオ的なこだわりがどの程度のものなのかは分かりません。
と言うことで、次回はこのあたりを詳しく探ってみたいと思います。
最後に、10万以上のスピーカーを使われている方は約40名でした。
おそらく、オーディオ的一番こだわりを持つのはこの層なのでしょう。ヘッドホンで高音質再生を目指す方をここに数え入れると、およそ全体の20%でしょうか。
もちろん、投票いただいた方の分母が日本国民の平均と比べると圧倒的に偏っていますので(音楽にもオーディオに関しても強い関心があるという点で!!)、それを考えると、この数値は未だにオーディオの復権は遠いと言わざるを得ないようです。
ここで、うーんと考えます。
もしも私がオーディオメーカーの経営者ならば、USBでPCと接続するだけで、「オオー、すごい!!」と思わせるようなスピーカーを作りますね。「USB DAC」とパワーアンプ内蔵のスピーカーで、驚くほど高音質のものを3万円程度で・・・です。
もちろん、そこそこいい音じゃないですよ、驚くほどいい音・・・です。
今もこれに似たような製品はありますが、私が知る限りではどれもチープなものばかりです。あれでは、オーディオというのがどれほど凄いものなのかを知らない人々にその凄さを知らしめるどころか、逆に、やっぱりつまらん世界だなと悪宣伝しているようなものです。
そして、「3万円」というのも厳しい価格設定ですが、今の若い世代は無駄な買い物はしませんから、彼らの財布がゆるむ範囲で「凄い世界」を見せないと、この世界の復権はないと思うからです。
やっぱり、無理かな・・・。
<追記>
オンキヨー デジタルメディアオーディオシステム ND-S1DP(B)
このあたりは、かなりいい線をいっていると思います。
これは、DAC内蔵のアクティブスピーカー
DP-M1
と最近話題の「ND-S1」をセットにしたもので実売価格も3万円ちょっとにおさまっています。
DAC内蔵のアクティブスピーカー「DP-M1」に関しては、
このあたりをご覧ください。
最近の状況を見る限りでは、国内メーカーで期待できるのはオンキヨーくらいです。
がんばれ、オンキヨー!!(なお、私は決してオンキヨーのまわしものではありません^^;)
[2025-03-28]

ラヴェル:スペイン狂詩曲(Ravel:Rhapsodie espagnole)
シャルル・ミュンシュ指揮:ボストン交響楽団 1950年12月26日録音(Charles Munch:The Boston Symphony Orchestra Recorded on December 26, 1950)
[2025-03-24]

モーツァルト:セレナード第6番 ニ長調, K.239「セレナータ・ノットゥルナ」(Mozart:Serenade in D major, K.239)
ヨーゼフ・カイルベルト指揮 バンベルク交響楽団 1959年録音(Joseph Keilberth:Bamberg Symphony Recorded on 1959)
[2025-03-21]

シューベルト:交響曲第2番 変ロ長調 D.125(Schubert:Symphony No.2 in B-flat major, D.125)
シャルル・ミュンシュ指揮 ボストン交響楽団 1949年12月20日録音(Charles Munch:The Boston Symphony Orchestra Recorded on December 20, 1949)
[2025-03-17]

リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲, Op.34(Rimsky-Korsakov:Capriccio Espagnol, Op.34)
ジャン・マルティノン指揮 ロンドン交響楽団 1958年3月録音(Jean Martinon:London Symphony Orchestra Recorded on March, 1958)
[2025-03-15]

リヒャルト・シュトラウス:ヴァイオリンソナタ 変ホ長調 ,Op.18(Richard Strauss:Violin Sonata in E flat major, Op.18)
(Vn)ジネット・ヌヴー (P)グスタフ・ベッカー 1939年録音(Ginette Neveu:(P)Gustav Becker Recorded on 1939)
[2025-03-12]

モーツァルト:弦楽四重奏曲第22番 変ロ長調 K.589(プロシャ王第2番)(Mozart:String Quartet No.22 in B-flat major, K.589 "Prussian No.2")
パスカル弦楽四重奏団:1952年録音(Pascal String Quartet:Recorded on 1952)
[2025-03-09]

ショパン:ノクターン Op.27&Op.37(Chopin:Nocturnes for piano, Op.27&Op.32)
(P)ギオマール・ノヴァエス:1956年発行(Guiomar Novaes:Published in 1956)
[2025-03-07]

モーツァルト:交響曲第36番 ハ長調「リンツ」 K.425(Mozart:Symphony No.36 in C major, K.425)
ヨーゼフ・カイルベルト指揮 バンベルク交響楽団 1960年録音(Joseph Keilberth:Bamberg Symphony Recorded on 1960)
[2025-03-03]

ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調, Op.68(Brahms:Symphony No.1 in C Minor, Op.68)
アルトゥール・ロジンスキ指揮:ニューヨーク・フィルハーモニック 1945年1月8日録音(Artur Rodzinski:New York Philharmonic Recorded on January 8, 1945)
[2025-02-27]

ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調(Debussy:Sonata for Violin and Piano in G minor)
(Vn)ジネット・ヌヴー (P)ジャン・ヌヴー 1948年録音(Ginette Neveu:(P)Jean Neveu Recorded on 1948)