クラシック音楽へのおさそい~Blue Sky Label~


Home|アンケートのアーカイブ|セルの録音で一番お好きなものは?

アンケートの結果と考察(--;のようなもの・・・



セルの録音で一番お好きなものは?

  • モーツァルト:交響曲第40番
54
  • シベリウス:交響曲第2番(東京ライブ)
45
  • ドヴォルザーク:交響曲第8番
45
  • ベートーベン:交響曲第3番
39
  • ベートーベン:交響曲第5番
23
  • その他
19
  • スメタナ:交響詩「モルダウ」
14
  • コダーイ:組曲「ハーリ・ヤーノシュ」
12
  • ブラームス:交響曲第3番
11
  • ドヴォルザーク:交響曲第9番
10
  • シューベルト:交響曲第9番
9
  • ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
7
  • ブルックナー:交響曲第8番
7
  • ワーグナー:「指輪」ハイライト
7
  • バルトーク:管弦楽のための協奏曲
7
  • ドヴォルザーク:交響曲第7番
6
  • モーツァルト:交響曲第41番
6
  • マーラー:交響曲第6番
5
  • シューマン:交響曲第3番
5
  • ベートーベン:交響曲第9番
5
  • モーツァルト:交響曲第39番
3
  • ベートーベン:交響曲第8番
3
  • プロコフィエフ:組曲「キージュ中尉」
2
  • ヤナーチェク:シンフォニエッタ
2

投票総数: 346


今回のアンケートのポイントは、「ベストと思うもの」ではなくてあくまで「一番好きなもの」を問うていることです。クラシック音楽の世界でよく語られる「ベスト」論争ほど虚しいものはありません。それよりは、私はこれが好きなんだ!というスタンスで風通しよく情報交換した方がはるかに気分もよく、生産的だと思います。
そんなわけで、この私がノミネートしたのですから、ここにノミネートした録音は基本的には全て大好きです。でも、その中からあえていくつか選べと言われれば、

# ベートーベン:交響曲第3番
# シベリウス:交響曲第2番(東京ライブ)
# ブルックナー:交響曲第8番

絶対に一つ!と言われれば、やはりエロイカですね。
しかし、全体のご意見はモーツァルトがトップにきました。なるほど、確かにあの演奏はモダンオケによる一つの到達点を示していることは事実です。あれを乗り越えようと思えば、古楽器による演奏にチェンジしないと不可能でしょう。その意味では、変わるもののない「オンリーワン」の魅力を内包しているが故に好まれるのは当然かもしれません。
東京ライブについては何も加える必要はありません。そして、第3位にドヴォ8、これも妥当でしょう。

全体としてあまりにも当たり前すぎる結果なので、いささか面白味に欠けたかもしれませんね。

<いただいたコメントより>
「ベルリオーズ「ラコッツィ行進曲」(1957年ルガーノでのライブ)  セルのキレっぷりと、最後まで指揮についていったオケに脱帽。」

「George Szellの『最後の勇姿』的存在である,1970年来日したときの録音で,Sibeliusの交響曲第2番。この第4楽章こそ,最期の感動的なフィナーレがあり,この繰り返し,かつ徹底したクレシェンド・フィナーレは,ほんとうに素晴らしい作品です。また同年のMozart作曲の交響曲第40番についても良いと思います。さらにここにもアップしてくれていますが,Dvorakの交響曲第8番や交響曲第9番”新世界より”も名演ですね。

ということで,個人的には,

1.Sibelius:交響曲第2番
2.Dvorak:交響曲第8番
3.Beethoven:交響曲第3番「英雄」
4.Mozart:交響曲第40番」
・・・

「やっぱりドヴォ8 (EMI1970)デス!
 この録音は私が最も尊敬するジョージ・セルという偉大な指揮者に出会えた録音であり、同時にドヴォルザークのよさを知った録音だからデス。
 たぶんこの録音に出会っていなければ、今の自分はいなかったと思いマス。
 少しおおげさかもしれませんが、私の中ではそれくらい大きな意味と存在感を持っているんデスヨ。」
 大好きデス!!!

「ヒンデミットの「ウェーバーの主題による交響的変容」に一票。」

「私の好きなセルの録音はウィーンフィルとの運命です。演奏にキズはありますが、その気迫には圧倒されました。」

「ベートーヴェンの第9に1票!
第4楽章は合唱が違和感がありますが・・・ww

合唱さえ自然であれば世紀の名演になっていたことでしょう。」

【リスニングルームの更新履歴】



[2024-12-17]

ハイドン:弦楽四重奏曲 ニ長調, Op.33, No.6 Hob.3:42(Haydn:String Quartet No.33 in D major, Op.33, No.6, Hob.3:42)
プロ・アルテ弦楽四重奏団:1932年10月7日録音(Pro Arte String Quartet]Recorded on December 7, 1932)

[2024-12-13]

ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調, Op.47「クロイツェル」(Beethoven:Violin Sonata No.9 in A major, Op.47 "Kreutzer")
(Vn)ミッシャ・エルマン:(P)ジョセフ・シーガー 1955年録音(Mischa Elman:Joseph Seger Recorded on 1955)

[2024-12-10]

ショパン:ワルツ 変イ長調, Op.42(第5番)&ショパン:3つのワルツ, Op.64 (第6番~第8番)(Chopin:Waltzes, Op.42&Waltzes No.6, Op.64)
(P)ギオマール・ノヴァエス:1953年発行(Guiomar Novaes:Published in 1953)

[2024-12-05]

モーツァルト:弦楽四重奏曲第18番 イ長調 K.464(Mozart:String Quartet No.18 in A major, K.464)
パスカル弦楽四重奏団:1952年録音(Pascal String Quartet:Recorded on 1952)

[2024-12-01]

グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲イ短調 作品82(Glazunov:Violin Concerto in A minor, Op.82)
(Vn)ナタン・ミルシテイン:ウィリアム・スタインバーグ指揮 ピッツバーグ交響楽団 1957年6月17日録音(Nathan Milstein:(Con)William Steinberg Pittsburgh Symphony Orchestra Recorded on June 17, 1957)

[2024-11-28]

ハイドン:弦楽四重奏曲 ハ長調「鳥」, Op.33, No.3,Hob.3:39(Haydn:String Quartet No.32 in C major "Bird", Op.33, No.3, Hob.3:39)
プロ・アルテ弦楽四重奏団:1931年12月1日録音(Pro Arte String Quartet Recorded on December 1, 1931)

[2024-11-24]

ブラームス:交響曲第4番 ホ短調, Op.98(Brahms:Symphony No.4 in E minor, Op.98)
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1952年9月29日&10月1日録音(Arturo Toscanini:The Philharmonia Orchestra Recorded on September 29&October 1, 1952)

[2024-11-21]

ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調, Op.11(Chopin:Piano Concerto No.1, Op.11)
(P)エドワード・キレニ:ディミトリ・ミトロプーロス指揮 ミネアポリス交響楽団 1941年12月6日録音((P)Edword Kilenyi:(Con)Dimitris Mitropoulos Minneapolis Symphony Orchestra Recorded on December 6, 1941)

[2024-11-19]

ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77(Brahms:Violin Concerto in D major. Op.77)
(Vn)ジネット・ヌヴー:イサイ・ドヴローウェン指揮 フィルハーモニア管弦楽 1946年録音(Ginette Neveu:(Con)Issay Dobrowen Philharmonia Orchestra Recorded on 1946)

[2024-11-17]

フランク:ヴァイオリンソナタ イ長調(Franck:Sonata for Violin and Piano in A major)
(Vn)ミッシャ・エルマン:(P)ジョセフ・シーガー 1955年録音(Mischa Elman:Joseph Seger Recorded on 1955)