クラシック音楽へのおさそい~Blue Sky Label~


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アンケートの結果と考察(--;のようなもの・・・



ベートーベン:交響曲第6番「田園」

  • ワルター
85
  • フルトヴェングラー
46
  • ベーム
44
  • カラヤン
40
  • ムラヴィンスキー
31
  • その他
24
  • トスカニーニ
23
  • バーンスタイン
19
  • セル
17
  • クレンペラー
17
  • クリュイタンス
14
  • E.クライバー
13
  • 朝比奈
11
  • ヨッフム
8
  • テンシュテット
5

投票総数: 397


最近はあまり多重投票がなかったので、投票期間中に整理することもありませんでしたし、また結果に大きな影響を及ぼすこともなかったので無視していました。しかし、今回は念のために行っている投票終了時のチェックで無視できないほどの多重投票があったので、最終的に大幅な順位の入れ替えが起こってしまいました。
おそらくは、票の進行を見ながら投票された方もいたでしょうからこれは実に困ったことです。
ちょっと手間ですが、こんな事が起こってしまうと途中で2回くらいはチェックを入れないと駄目なようですね。

ちなみに、多重投票が多かったのはカラヤンです。
実はカラヤンへの多重投票というのは極めて少数でした。ところが、今回はこんな有様です。

121.3.164.244 20
220.111.245.200 10
122.210.174.123 9
61.112.173.133 5
61.112.173.157 5
60.33.172.58 4
60.45.239.132 3
125.14.0.87 2
221.23.244.169 2

なんと投票総数の半分以上が多重投票という結果です。
これはおそらく私がこんな事を書いたからでしょう。

「指揮者というのは存命中は「巨匠」ともてはやされても、あの世に行ってしまった途端に地盤沈下してしまうのがほとんどです。その最も顕著な例はカール・ベームでしょう。
しかし、ごく一部ですが、あの世に行ってしまってもその威名は衰えることなくこの世界に君臨し続けている爺様たちがいます。フルトヴェングラー、トスカニーニ、ムラヴィンスキーなどなどです。そして、ユング君の予想に反して、そう言う爺様たちの仲間に入りそうなのがカラヤンです。
ユング君は彼があの世に行ったときに、おそらくこれで彼の業績は一気に地盤沈下し忘れ去られていくだろう、ざまあみろ!!と思いました。しかし、1年たっても2年たっても彼に対する評価も悪口も変わる様子がありません。
こんなことは言うまでもないことですが、悪口というのはその人を評価していると言うことのゆがんだ形での表明です。本当に歯牙にもかけていないのならば、その時にとる態度は「無視」です。つまり「愛」の反対語は「憎悪」ではなくて「無視」なのです。大嫌いはちょっとだけ好きと同義語なのです。ですから、彼が亡くなっても彼を評価する声や批判する意見が絶えないというのはちょっと驚きでした。
そして、2年が3年になり、5年、10年と経過してもその評価に変化がないとなれば、その事実は認めざるを得ません。

ユング君はあまりにも最初から彼を嫌いすぎていました。考えてみれば、ほとんどまともに彼の録音とはつきあってこなかったのです。おそらく家中探しても彼のCDは20〜30枚程度しかないでしょう。それもほとんどは60年代の初め頃の録音です。長く聞いていなかったそれらのレコードやCDを聴き直してみると、例えばベルリンフィルとの最初のベートーベンの交響曲全集やシベリウスの後期の交響曲などなかなかに素晴らしい演奏です。
そこで、ユング君は決心しました。今までの経緯は捨てて一度じっくりとカラヤンとつきあってみようと決めました。そして、このリスニングルームでももう少ししっかりと彼の録音を取り上げてみようと思います。」

なんだか隠れカラヤンファンが一気にプッシュしてきたという感じですが、きっとそんなことをしてフォローしなくてもどうやら彼の業績は後の世に残りそうです。この事実だけは残念ながら私も認めざるを得ませんので、出来ればこういう無駄な努力は慎んでいただければと思います。

さて、前置きが長くなりましたが、結果的には予想通りのワルターの圧勝となりました。カラヤンへの多重投票で見た目には接戦だったのですが、実態としては圧勝だったようです。クラシック音楽の世界におけるブランド力というのは思った以上に強固なようです。それにしても、私が強く推したテンシュテットにわずか5票とは・・・トホホです・・・。(^^;

<寄せられたコメントより>

「田園といえば自然とワルターの演奏を基準に考えてしまいます。しかし一位は安泰のようなので、今回聴いた中でもっとも驚かされたライナー指揮シカゴ響に一票を投じました。
同じウィーンフィルでも思索にふけるフルトヴェングラー、どこまでも無骨なベーム、古今独歩のモントゥ、パリ管を振りながらも思慮深いクーベリック、ドレスデンのティンパニが素晴らしいブロムシュテット、誠実なジュリーニなど期待に違わぬ名演を数々聴く事が出来ましたが、一番意外性の大きかったライナーにしました。

開始からなんと穏やかな演奏であることでしょう。弾丸ライナーの影は全くありません。自然で優しい弦の響きは、ショルティでは聴くことがなかったものです。
第一楽章から長閑な雰囲気が横溢して第二楽章に到っても停まることはありません。急きも慌てもせず緩やかな時間だけが流れていきます。『弾丸ライナー』という先入観は毎度良い方に覆されます。」

まとめ、ありがとうございます。m(_ _)m 感謝。

「なんだかんだで、ワルター/コロンビア響 にトドメを刺しますかね〜
他の指揮も素晴らしいのは言わずものがなですが、「田園」という表題に一番ベクトルが合っているのは、この人ではないかと。」

「ワルター=コロンビアに1票です。
第1楽章はトスカニーニNBCの明るさ、
第4楽章はフルトヴェングラーBPO52の迫力でほぼ決まりなんですが、
第5楽章の感謝の歌を聴くと、やはりワルターです。」

「Buruno Walterの”Pastorale”Symphonieに一票!戦前のウィーン・フィルハーモニーとの演奏が一番好きです。」

やはり、コメント欄でもワルターの圧勝です。

「悩んだあげく、バーンスタイン(VPO)にしました。どこぞのサイトに「ベームに比べると愛嬌が感じられて好ましい。」みたいに書かれている方がおり、「その通りだな」と思いました。勿論他にも名演が多い曲であります。ワルター、ベームも当然素晴らしいし、ヴァントやブロムシュテット、コリン・デイヴィス等も好きです。」

「フルトヴェングラーに一票。フルトヴェングラーの祈りが伝わってくる、VPOとのスタジオ録音が最高だと私は思ってます。バーンスタインの言葉である「ブルックナー的な調和」を最も感じることができる演奏だと思いますが、このままでは三位確保も難しいかもしれません。


VPOとのスタジオ録音について言えば、「英雄」も「運命」もすごくいい演奏だと私は思っていますが、ライヴ録音に比べると、人気はイマイチみたいですね…。

フルトヴェングラーの晩年の録音の渋さって、実はポピュラーじゃないのかなぁって、時々思います。」

「カイルベルトに一票。
2枚組1000円の廉価版で買ったのですが、波長が僕によくあっているようで、一番気に入っています。」

「あまりメジャーではないけど、クレンペラーもいい演奏してますよ。特に第三楽章」

「90分カセットの片面に唯一入るのがカラヤンの田園でした。あの軽快なテンポが気に入っています。」

さて、次回はブルックナーの7番です。
これは絶対的な本命が見あたらないためにちょっと面白いアンケートになりそうで今から楽しみです。次回は、多重投票のチェックもきちんとやりますので、皆さんふるって投票してください。

【リスニングルームの更新履歴】

[2018-06-23]

ハイドン:ハイドン:交響曲第15番 ニ長調, Hob.I:15
マックス・ゴバーマン指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団 1960年~1962年録音

[2018-06-22]

ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77
(Vn)レオニード・コーガン:キリル・コンドラシン指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1959年録音

[2018-06-21]

ハイドン:交響曲第94番 ト長調 Hob.I:94 「驚愕」
ヨーゼフ・クリップス指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1957年9月録音

[2018-06-20]

ジョゼフ・カントルーブ:オーヴェルニュの歌
レオポルド・ストコフスキー指揮 (S)アンナ・モッフォ RCA Victor Symphony Orchestra 1964年4月10日~11日録音

[2018-06-19]

ドリーブ:バレエ音楽「コッペリア」
アンタル・ドラティ指揮 ミネアポリス交響楽団 1957年12月21日~22日録音

[2018-06-18]

シベリウス:交響曲第2番 ニ長調 Op.43
サー・ジョン・バルビローリ指揮 ハレ管弦楽団 1966年7月25日~26日録音

[2018-06-17]

バッハ:ピアノ(チェンバロ)協奏曲第7番 ト短調 BWV1058
(P)グレン・グールド ヴラディミール・ゴルシュマン指揮 コロンビア交響楽団 1967年5月4日録音

[2018-06-16]

ベートーベン:交響曲第9番 ニ短調 作品125「合唱」
カール・ベーム指揮 ウィーン交響楽団 ウィーン国立歌劇場合唱団 (S)テレサ・シュティッヒ・ランダル (A)ヒルデ・レッセル・マイダン (T)アントン・デルモータ (Bs)パウル・シェフラー 1957年6月20日~26日録音

[2018-06-15]

バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV 1043
(Vn)レオニード・コーガン&エリザヴェータ・ギレリス:ルドルフ・バルシャイ指揮 モスクワ室内管弦楽団 1959年録音

[2018-06-15]

バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV 1043
(Vn)レオニード・コーガン&エリザヴェータ・ギレリス:オットー・アッカーマン指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1955年録音