クラシック音楽へのおさそい~Blue Sky Label~


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アンケートの結果と考察(--;のようなもの・・・



大好きな指揮者は?〜天国編

  • フルトヴェングラー
116
  • カラヤン
81
  • セル
77
  • その他
72
  • ワルター
61
  • テンシュテット
46
  • バーンスタイン
42
  • クレンペラー
40
  • チェリビダッケ
37
  • ベーム
32
  • リヒター
28
  • トスカニーニ
27
  • バルビローリ
22
  • クナッパーツブッシュ
17
  • シューリヒト
13
  • モントゥー
12
  • メンゲルベルク
9
  • ミンシュ
7

投票総数: 739


たくさんの投票ありがとうございます。m(_ _)m
合わせてコメントもたくさんいただきました。代表的なものとしては、

「ショルティが入っていないのは残念でした。日本ではあまり有名ではない感もありますが、絶える事のない探究心と、レパートリーの開拓に脱帽しました。また、最高の機能性を持つというシカゴ交響楽団との、長期にわたる演奏活動を通して、音楽の都としてのシカゴを有名にするために一役かった功労者だとも思います。」
「私は、セルとワルターが好きですが、はっきり言ってユング君さんのHPを見てから、クラシックを聞き出したに等しいので、聞き比べはまだまだです。ワルターは『田園』が素晴らしいですよね(素人な意見ですが・・・)。 カラヤンは『ハンガリー舞曲』でど肝を抜かれました。 」

本当にありがとうございます。

投票結果は予想通り、フルトヴェングラーがトップでした。
2位がセルというのはこのサイトの特徴を考えると割り引いて考えないといけないでしょう。(^^)
その次にカラヤンとワルターが来たのは流石だな!という感じです。とりわけワルターは亡くなってから既に40年近い年月がたっていることを考えると、その評価はフルヴェンと並んで歴史的に定着したといって過言ではないです。
それに反して、トスカニーニの不人気は残された演奏の録音がよくないし、彼の本当の素晴らしさが記録されていないことを考えるとやむを得ないのかもしれません。また、一部では熱狂的な信者とも言うべき支持者を持っているクナの不人気もちょっと意外でした。
結果として、フルヴェン、ワルターこそが20世紀を代表する指揮者ということになるようです。

その他で興味深かったのはテンシュテットの高評価です。
残された正規録音は彼の真価を発揮しているとは言えないものだけに、この評価は驚きです。やはり二度の来日で超弩級の演奏を聴かせてくれたこと、海賊盤のライブ録音が次々とリリース(?)されて、それが一部のマニア的評論家に高く評価されたこと・・・などが影響しているのでしょうか?
個人的にはテンシュテットを非常に高く評価しているユング君ですからこれはうれしい誤算でした。

逆に信じられない思いだったのがミンシュの不人気ぶりです。実力もあり残された録音も素晴らしいものが多いだけにちょっと考えられない結果でした。
私として、フルヴェン・ワルターは別格、好きなのはセル&テンシュテットで、その次にくるのがクレンペラーやバルビローリ、ミンシュ!!あたりなので個人的にはちょっと意外でした。
バルビローリ、ミンシュはもう少しサイトの中でもフォローしないといけないなぁ!と痛感させられました。お暇があれば是非一度は彼らの演奏を聴いてみてください。絶対に得るものがあるはずです。

投票数も多かったのでそれなりに客観性のある結果だと思いますが、「妥当」と「意外」が入り交じって、あれこれと考えさせられるアンケートでした。
(2002年12月31日 記)

【リスニングルームの更新履歴】



[2024-03-27]

ベートーヴェン:劇音楽「エグモント」序曲, Op.84(Beethoven:Egmont, Op.84)
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBC交響楽団 1939年11月18日録音(Arturo Toscanini:NBC Symphony Orchestra Recorded on November 18, 1939)

[2024-03-25]

モーツァルト:弦楽四重奏曲第2番 ニ長調 K.155/134a(Mozart:String Quartet No.2 in D major, K.155/134a)
パスカル弦楽四重奏団:1952年録音(Pascal String Quartet:Recorded on 1952)

[2024-03-23]

ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲, Op.120(Beethoven:Variations Diabelli in C major, Op.120)
(P)ジュリアス・カッチェン 1960年録音(Julius Katchen:Recorded on 1960)

[2024-03-21]

バルトーク:弦楽四重奏曲第5番, Sz.102(Bartok:String Quartet No.5, Sz.102)
ヴェーグ弦楽四重奏団:1954年7月録音(Quatuor Vegh:Recorded on July, 1954)

[2024-03-19]

パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調, Op.6(Paganini:Violin Concerto No.1 in D major, Op.6)
(Vn)ジノ・フランチェスカッティ:ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1950年1月15日録音(Zino Francescatti:(Con)Eugene Ormandy The Philadelphia Orchestra January 15, 1950)

[2024-03-17]

チャイコフスキー:交響曲第2番 ハ短調 作品17 「小ロシア」(Tchaikovsky:Symphony No.2 in C minor Op.17 "Little Russian")
ディミトリ・ミトロプーロス指揮 ミネアポリス交響楽団 1946年3月10日~11日録音(Dimitris Mitropoulos:Minneapolis Symphony Orchestra Recorded on March 10-11, 1946)

[2024-03-15]

ハイドン:チェロ協奏曲第2番 ニ長調 Hob.VIIb:2(Haydn:Cello Concerto No.2 in D major, Hob.VIIb:2)
(Cello)アンドレ・ナヴァラ:ベルンハルト・パウムガルトナー指揮 ザルツブルク・モーツァルテウム・カメラータ・アカデミカ 1958年録音(Andre Navarra:(Con)Bernhard Paumgartner Camerata Academica des Mozarteums Salzburg Recorded on, 1958 )

[2024-03-13]

ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番, Op.72b(Beethoven:Leonora Overture No.3 in C major, Op.72b)
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBC交響楽団 1945年6月1日録音(Arturo Toscanini:NBC Symphony Orchestra Recorded on June 1, 1945)

[2024-03-11]

ラロ:スペイン交響曲 ニ短調, Op21(Lalo:Symphonie espagnole, for violin and orchestra in D minor, Op. 21)
(Vn)ジノ・フランチェスカッティ:ディミトリ・ミトロプーロス指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック 1957年4月22日録音(Zino Francescatti:(Con)Dimitris Mitropoulos New York Philharmonic Recorded on April 22, 1957)

[2024-03-09]

ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第1組曲(Ravel:Daphnis et Chloe Suite No.1)
アンドレ・クリュイタンス指揮 フランス国立放送管弦楽団 1953年6月22日~23日&25日録音(Andre Cluytens:Orchestre National de l'ORTF Recorded on June 22-23&25, 1953)