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アンケートのアーカイブ|もしもピアノが弾けたら弾いてみたい作曲家は?
アンケートの結果と考察(--;のようなもの・・・
もしもピアノが弾けたら弾いてみたい作曲家は?
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投票総数: 1325
毎回アンケートのテーマとその項目には頭を悩ましているのですが、今回は非常に好評で(自己満足?)、それに気をよくしていつもより長めに投票期間を設定しました。
おかげさまで、1000をこえる投票をいただき、このコーナーもいよいよ調子に乗ってきたと喜んでいます。
最近、掲示板なんかの論争で、「一般的なアンケートでもこういう結果が出てるんだ!」とこのアンケート結果を引用されている方に出くわしたりして驚かされたりもしている次第です。(^^;
さて今回の結果ですが、立ち上がりはラフマニノフが快調にトップを突っ走っていたのですが、投票期間を延長した2ヶ月目の中盤以降から一気にベートーベンの票が伸びて最後の1週間で逆転してしまいました。
やはり、クラシック音楽界におけるベートーベンの位置の高さを思い知らされる結果となりました。
私はヴィルツオーゾ型の作曲家が上位に顔を出すことを当初予想していました。ラフマニノフやショパン、リストなどをステージ上で華麗に弾きこなして拍手喝采をあびるというのは誰しもが夢見る姿でしょうから。
結果はラフマニノフとショパンが上位にきたので予想通りなのですが、そう言う「華やか」志向をうち砕いてトップにくるベートーベンの偉大さを思い知らされました。
また、リストが予想以上に伸びなかったのも意外でした。フジ子・ヘミングウェイの人気の高さもあるのでもっと票を集めるのかとも思ったのですが、こんなところにも昨今のリストの地盤低下が反映しているようです。
そんな中でヴィルツオーゾとは全く縁のなさそうな、ジミーなバッハがラフマニノフと肩を並べた事実には驚かされます。
実はピアノが全く弾けないユング君の希望もバッハでした。
ショパンやラフマニノフはどう転んでも手の届く代物ではありませんから、最初から視野から消えています。でも、バッハの簡単なものなら、ポロンポロンと遊んでいるうちに少しくらいはものになるかな?などと夢を見てしまいます。
そんなユング君の気持ちにピッタリのコメントを寄せてくれた方がいました。
「ベートーベン好きの方はソナタを自分の思い通りに弾いてみたいという欲望をお持ちではないでしょうか。
以前、シンセサイダーかMIDIを使って自分のイメージ通りのベートーベン作りに取り組んでいるという方の話を新聞で読みました。
分かるなーその気持!
私はソナタ32番を自分の心の声を確かめながら音にしてみたいです。」
その通り!
私も、人に聞かせるのではなく、自分のためにだけ、自分と向き合うためにバッハを弾いてみたいと思います。
「自分の心の声を確かめながら音にしてみたいです。」
何とステキな言葉でしょう。
おそらく、そう言う思いがバッハやベートーベンに票を集めたのでしょうね。
ユング君も、もう少し腕があればベートーベンのソナタ31番を「自分の心の声を確かめながら音にしてみたいです。」