クラシック音楽へのおさそい~Blue Sky Label~


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アンケートの結果と考察(--;のようなもの・・・



もしもピアノが弾けたら弾いてみたい作曲家は?

  • ベートーベン
234
  • ショパン
216
  • バッハ
210
  • ラフマニノフ
206
  • リスト
107
  • モーツァルト
92
  • ドビュッシー
45
  • シューマン
35
  • ラヴェル
33
  • ブラームス
31
  • その他
24
  • シューベルト
24
  • バルトーク
19
  • ピアノは弾きたくない!
15
  • ショスタコーヴィッチ
13
  • メンデルスゾーン
12
  • ハイドン
9

投票総数: 1325


毎回アンケートのテーマとその項目には頭を悩ましているのですが、今回は非常に好評で(自己満足?)、それに気をよくしていつもより長めに投票期間を設定しました。
おかげさまで、1000をこえる投票をいただき、このコーナーもいよいよ調子に乗ってきたと喜んでいます。
最近、掲示板なんかの論争で、「一般的なアンケートでもこういう結果が出てるんだ!」とこのアンケート結果を引用されている方に出くわしたりして驚かされたりもしている次第です。(^^;

さて今回の結果ですが、立ち上がりはラフマニノフが快調にトップを突っ走っていたのですが、投票期間を延長した2ヶ月目の中盤以降から一気にベートーベンの票が伸びて最後の1週間で逆転してしまいました。
やはり、クラシック音楽界におけるベートーベンの位置の高さを思い知らされる結果となりました。

私はヴィルツオーゾ型の作曲家が上位に顔を出すことを当初予想していました。ラフマニノフやショパン、リストなどをステージ上で華麗に弾きこなして拍手喝采をあびるというのは誰しもが夢見る姿でしょうから。
結果はラフマニノフとショパンが上位にきたので予想通りなのですが、そう言う「華やか」志向をうち砕いてトップにくるベートーベンの偉大さを思い知らされました。
また、リストが予想以上に伸びなかったのも意外でした。フジ子・ヘミングウェイの人気の高さもあるのでもっと票を集めるのかとも思ったのですが、こんなところにも昨今のリストの地盤低下が反映しているようです。

そんな中でヴィルツオーゾとは全く縁のなさそうな、ジミーなバッハがラフマニノフと肩を並べた事実には驚かされます。

実はピアノが全く弾けないユング君の希望もバッハでした。
ショパンやラフマニノフはどう転んでも手の届く代物ではありませんから、最初から視野から消えています。でも、バッハの簡単なものなら、ポロンポロンと遊んでいるうちに少しくらいはものになるかな?などと夢を見てしまいます。
そんなユング君の気持ちにピッタリのコメントを寄せてくれた方がいました。

「ベートーベン好きの方はソナタを自分の思い通りに弾いてみたいという欲望をお持ちではないでしょうか。
以前、シンセサイダーかMIDIを使って自分のイメージ通りのベートーベン作りに取り組んでいるという方の話を新聞で読みました。
分かるなーその気持!
私はソナタ32番を自分の心の声を確かめながら音にしてみたいです。」

その通り!

私も、人に聞かせるのではなく、自分のためにだけ、自分と向き合うためにバッハを弾いてみたいと思います。
「自分の心の声を確かめながら音にしてみたいです。」
何とステキな言葉でしょう。
おそらく、そう言う思いがバッハやベートーベンに票を集めたのでしょうね。

ユング君も、もう少し腕があればベートーベンのソナタ31番を「自分の心の声を確かめながら音にしてみたいです。」

【リスニングルームの更新履歴】



[2025-08-16]

ブラームス:交響曲第2番 ニ長調, 作品73(Brahms:Symphony No.2 in D major, Op.73)
アルトゥール・ロジンスキ指揮:ニューヨーク・フィルハーモニック 1946年10月14日録音(Artur Rodzinski:New York Philharmonic Recorded on October 14, 1946)

[2025-08-14]

ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲&第3幕への前奏曲~従弟たちの踊りと親方達の入場(Wagner:Die Meistersinger Von Nurnberg Prelude&Prelude To Act3,Dance Of The Apprentices)
アルトゥール・ロジンスキー指揮 ロイヤル・フィルハーモニ管弦楽団 1955年4月録音(Artur Rodzinski:Royal Philharmonic Orchestra Recorded on April, 1955)

[2025-08-11]

エルガー:行進曲「威風堂々」第4番(Elgar:Pomp And Circumstance Marches, Op. 39 [No. 4 In G Major])
サー・ジョン・バルビローリ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1962年8月28日~29日録音(Sir John Barbirolli:Philharmonia Orchestra Recorded on August 28-29, 1962)

[2025-08-09]

バッハ:前奏曲とフーガ ホ短調 BWV.533(Bach:Prelude and Fugue in E minor, BWV 533)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)

[2025-08-07]

ベートーベン:交響曲第8番 ヘ長調 作品93(Beethoven:Symphony No.8 in F major , Op.93)
ヨーゼフ・カイルベルト指揮 ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽楽団 1958年録音(Joseph Keilberth:Hamburg Philharmonic Orchestra Recorded on 1958)

[2025-08-05]

ブラームス:クラリネット五重奏曲 ロ短調 Op. 115(Brahms:Clarinet Quintet in B Minor, Op.115)
(Clarinet)カール・ライスター:アマデウス四重奏団 1967年3月録音(Karl Leister:Amadeus Quartet Recorded on March, 1967)

[2025-08-03]

コダーイ: マロシュセーク舞曲(Zoltan Kodaly:Dances of Marosszek)
ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1962年11月15日録音(Eugene Ormandy:Philadelphis Orchestra Recorded on November 15, 1962)

[2025-08-01]

ヨハン・シュトラウス2世:喜歌劇「こうもり」序曲(Johann Strauss:Die Fledermaus Overture)
ルネ・レイボヴィッツ指揮 ロンドン新交響楽団 1961年録音(Rene Leibowitz:New Symphony Orchestra Of London Recorded 1961)

[2025-07-30]

エルガー:行進曲「威風堂々」第3番(Elgar:Pomp And Circumstance Marches, Op. 39 [No. 3 in C Minor])
サー・ジョン・バルビローリ指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1966年7月14日~16日録音(Sir John Barbirolli:New Philharmonia Orchestra Recorded on July 14-16, 1966)

[2025-07-28]

バッハ:前奏曲とフーガ ハ長調 BWV.545(Bach:Prelude and Fugue in C major, BWV 545)
(Organ)マリー=クレール・アラン:1959年11月2日~4日録音(Marie-Claire Alain:Recorded November 2-4, 1959)