ドビュッシー:3つの交響的スケッチ「海」
アンセルメ指揮 スイスロマン度管弦楽団 1947年録音
Debussy:交響詩「海」より第1楽章 海の夜明けから真昼まで
Debussy:交響詩「海」より第2楽章 波の戯れ
Debussy:交響詩「海」より第3楽章 風と海との対話
ドビュッシーの管弦楽作品を代表する作品
「牧神の午後への前奏曲」と並んで、ドビュッシーの管弦楽作品を代表するものだと言われます。そう言う世間の評価に異議を唱えるつもりはありませんが、ユング君の率直な感想としては、この二つの作品はたたずまいがずいぶん違います。
いわゆる「印象派」と呼ばれる作品ですが、この「海」の方は音楽に力があります。そして曖昧模糊とした響きよりは、随分と輪郭線のくっきりとした作品のように思えます。
正直申し上げて、ユング君はあのドビュッシー特有の茫漠たる響きが好きではありません。眠たくなってしまいます。(^^;
そんな中で、結構CDでよく聞くのがこの「海」です。
作曲は1903年から1905年と言われていますが、完成後も改訂が続けられたために、版の問題がブルックナー以上にややこしくなっているそうです。詳しくはこちら。→
ドビュッシーの「海」
一般的には「交響詩」と呼ばれますが、本人は「3つの交響的スケッチ」と呼んでいました。作品の雰囲気はそちらの方がピッタリかもしれません。
描写音楽ではありませんが、一応以下のような標題がつけられています。
1 「海の夜明けから真昼まで」
2 「波の戯れ」
3 「風と海との対話」
パワフルで色彩感にあふれ演奏
アンセルメは数学者でもあったことはよく知られた話です。
ここでも、数学者らしく、いわゆる「印象派」というイメージに寄りかからず、実にくっきりとした姿で作品を造形しています。音楽もパワフルで色彩感にあふれ、一般的な「海」のイメージとはちょっと違った演奏です。
でも、トスカニーニもこんな雰囲気で「海」を演奏していたような記憶があります。
誰が書いていたのかは思い出せませんが、こういう演奏を聴くと、ぼけた演奏を「印象派」と言う言葉でごまかしてきた指揮者の無能ぶりがよく分かります。(ユング君が書いたのではありません。どなたかがそう書かれていたのですよ・・・。(( ( (ヽ(;^^)/逃げろ〜)
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