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[2022-04-11]・・・オッフェンバック:地獄のオルフェ 序曲

ジャン・マルティノン:ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 1951年録音
ジャン・マルティノンと言う人の経歴を眺めてみれば、不運としか言いようがないほど「パブリック・ドメイン」と相性が悪いのです。 もとはヴァイオリン奏者として音楽家人生をはじめるのですが、40代の頃から本格的に指揮活動をはじめ、コンセール・ラム...

[2022-04-10]・・・チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調, Op23

(P)アルトゥール・ルービンシュタイン:ディミトリ・ミトロプーロス指揮揮 ミネアポリス交響楽団 1946年11月16日録音
ルービンシュタインは天才肌のピアニストでした。若くしてその能力を開花させあまり練習しなくてもそこそこには聴衆を満足させることの出来る能力を持っていました。 そんなルービンシュタインに衝撃を与えたのがホロヴィッツの登場でした。時代が19世紀...

[2022-04-09]・・・ヨハン・シュトラウス II:ワルツ「ウィーンの森の物語」 Op.325

ハンス・スワロフスキー指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 1957年9月19日録音
ハンス・スワロフスキーと言えば指揮法の名教師でありながら指揮者としては今ひとつというのが常識でした。 「音楽は楷書的でしっかりしたものではあったが、あまり面白いものではなかった。」とか「尋常でないほど音楽の運びがぎくしゃくしがちな指揮者」...

[2022-04-08]・・・ヴィヴァルディ:2つのヴァイオリンと2つのチェロのための協奏曲 ト長調, RV.575

ジャン=フランソワ・パイヤール指揮:(piccolo)マクサンス・ラリュー パイヤール室内管弦楽団 1965年初出
50年代から60年代にかけての古楽の復興にはめざましいものがありました。 そして、そこには多くの若手の音楽家たちの挑戦があったことを忘れてはいけません。 ミュンヒンガ^、リヒター、パイヤールなどはそのトップランナーとして新しい道を切...

[2022-04-07]・・・モーツァルト:交響曲第41番ハ長調 K.551「ジュピター」

ヘルマン・アーベントロート指揮 ライプツィヒ放送交響楽団 1956年3月26日録音
この録音は私の中にあったアーベントロートという指揮者に対する「思いこみ」を根っこから覆してくれました。 その思いこみというのは、少し前に紹介したチャイコフスキーの「悲愴」などによって作られたものでした。それは、主情に貫かれた演奏と言うのが...

[2022-04-06]・・・モーツァルト:メヌエット ハ長調, K.409

アンタル・ドラティ指揮 フェスティヴァル室内管弦楽団1965年8月4日録音
フェスティヴァル室内管弦楽団と言うオケに関してはいろいろ調べたんですが、結局は正体は不明でした。ただし、基本的なレベルはよく分からないのですが、ドラティという人はどんなオケであってもそれなりのレベルの演奏に仕上げてしまうと言う技を持っていま...

[2022-04-05]・・・タルティーニ:ヴァイオリンソナタ ト短調 「悪魔のトリル」

(Vn)イダ・ヘンデル:(P)アルフレード・ホレチェク 1962年録音
彼女がアンチェル&チェコ・フィルと共演して録音した「スペイン交響曲」やラヴェルの「ツィガーヌ」を「純度の高い美しい響きの中でヘンデルという美しい花がその存在を誇示している水中花」と評したことがあります。 ヴァイオリンは何といっても美音が魅...

[2022-04-04]・・・リヒャルト・シュトラウス:町人貴族, Op.60(抜粋)

サー・トーマス・ビーチャム指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 1947年2月23日~24日,3月24日&29日,10月15日&11月5日~6日 & 1948年3月20日録音
ビーチャムのリヒャルト・シュトラウスってこんなにも面白くて楽しい演奏だったんだと感心させられました。 それは、細部に至るまでビーチャムの意志が貫き通されていて、その意志は「イギリス最後の偉大な変人」と言われたビーチャムのユニークさがすみず...

[2022-04-03]・・・メンデルスゾーン:交響曲第5番 ニ長調, Op.107 「 宗教改革」

ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1966年6月録音
サヴァリッシュのメンデルスゾーンと言えば、1967年にニュー・フィルハーモニア管弦楽団と録音した「全集」を想起するのが普通でしょう。 ところが、このメンデルゾーンの各曲の初出年がなかなか確定できませんでした。 しかし、漸くにして1966年...

[2022-04-02]・・・テレマン:ターフェルムジーク第1集 ソナタ ロ短調&終曲 ホ短調

(Flut)フランス・ヴェスター (Harpsichord)グスタフ・レオンハルト (Cello)アンナー・ビルスマ 1964年録音
「フランス・ブリュッヘン」と言う名前は私の中ではあまり好ましくはありません。何故ならば、その名前は私の中ではピリオド演奏の「元祖」と言うか、「元凶」(^^;と言うか、そう言うものとどうしても結びついてしまうからです。 そんなブリュッヘンも亡...

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