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[2022-05-25]・・・ショパン:ノクターン, Op.9

(P)アダム・ハラシェヴィチ:1961年録音
アダム・ハラシェヴィチは第5回ショパン国際ピアノコンクール(1955年)で優勝をしています。しかし、その優勝は彼の経歴において必ずしもプラスにはならなかったようです。 何故ならば、その時に2位になったのがアシュケナージであり、その結果は彼が...

[2022-05-24]・・・ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ短調, Op.22

(Vn)ミッシャ・エルマン:エードリアン・ボールト指揮 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 1956年録音
エルマンの晩年については否定的な評価が定着しているようです。その際たるものが、Deccaのプロデューサーだったカルショーの次のような記述でしょう。 キルステン・フラグスタートに働きかけて引退から復帰させたことはフランク・リーの主要な業績で...

[2022-05-22]・・・ブラームス:クラリネット五重奏曲 ロ短調, Op.115

(Clarinet)ジャック・ランスロ:ミュンヘン弦楽四重奏団 1965年録音
その演奏は昨今のハイテクカルテットとは対極にあるもので、その鄙びた素朴さの中にえもいわれぬロマンと気品が漂ってくる事にすっかり魅了されたものです。 そして、その後、ソリストとしてのバルヒェットの録音も幾つか聞くようになり、その魅力にすっか...

[2022-05-21]・・・ビゼー:小組曲「子どもの遊び」

シャルル・ミュンシュ指揮 フランス国立管弦楽団 1966年10月~11月録音
ミンシュの録音と言えば「RCA」と強く結びついていますから、「コンサートホール(Concert Hall Society)」にも録音をしていたことに驚きました。もっとも、今頃何を言っているんだと言われそうなのですが、考えてみれば1962年に...

[2022-05-20]・・・オッフェンバック:青ひげ

ジャン・マルティノン:ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 1951年録音
ジャン・マルティノンと言う人の経歴を眺めてみれば、不運としか言いようがないほど「パブリック・ドメイン」と相性が悪いのです。 もとはヴァイオリン奏者として音楽家人生をはじめるのですが、40代の頃から本格的に指揮活動をはじめ、コンセール・ラム...

[2022-05-19]・・・リヒャルト・シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」, Op.40

サー・トーマス・ビーチャム指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 1958年4月17日&22日録音
ビーチャムのリヒャルト・シュトラウスってこんなにも面白くて楽しい演奏だったんだと感心させられました。 それは、細部に至るまでビーチャムの意志が貫き通されていて、その意志は「イギリス最後の偉大な変人」と言われたビーチャムのユニークさがすみず...

[2022-05-18]・・・ワーグナー:「リエンツィ」序曲

ハンス・スワロフスキー指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 1952年7月15日録音
ヨハン・シュトラウスのワルツなどを紹介したときにも感じたのですが、スワロフスキーという人にはウィーンの伝統を根っこにしっかりと保持しながら、その上でスワロフスキーならではの造形を見せてくれます。 その特徴は、同時代の巨匠たちのワーグナー演...

[2022-05-17]・・・メンデルスゾーン:交響曲第1番 ハ短調, Op.11

ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1967年6月録音
サヴァリッシュのメンデルスゾーンと言えば、1967年にニュー・フィルハーモニア管弦楽団と録音した「全集」を想起するのが普通でしょう。 ところが、このメンデルゾーンの各曲の初出年がなかなか確定できませんでした。 しかし、漸くにして19...

[2022-05-15]・・・ヴォーン・ウィリアムス:グリーンスリーヴスによる幻想曲

サー・ジョン・バルビローリ指揮 ハレ管弦楽団 1954年6月5日録音
イギリスという国には不思議な愛国心があるようです。 思い出すのは、イギリスのグラモフォン誌が世紀末に20世紀を代表する指揮者を読者対象のアンケート調査で決めたところ、フルトヴェングラーをおさえて第1位になったのはバルビローリでした。おそら...

[2022-05-13]・・・モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調, K.581

(Clarinet)ジャック・ランスロ:バルヒェット四重奏団 1959年2月録音
これもまた中古レコード屋で見つけた一枚なのですが、私の興味をひいたのは「バルヒェット四重奏団」というクレジットでした。随分昔に彼らのモーツァルトの弦楽五重奏曲の録音を聞いてすっかり気に入っていたからです。 その演奏は昨今のハイテクカルテッ...

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