Home|Blue Sky Label~更新履歴

作曲家で選ぶ

演奏家で選ぶ





前のページ/次のページ

[2022-04-29]・・・J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調, BWV1015

(Vn)ラインホルト・バルヒェット:(Cembalo)ロベール・ヴェイロン=ラクロワ 1960年録音
バルヒェットという名前に初めてであったのは、彼が主宰するカルテットによるモーツァルトの弦楽四重奏曲の録音によってでした。その鄙びた素朴さの中にえもいわれぬロマンと気品が漂ってくる演奏にはすっかり心を奪われてしまいました。 そして、このバッ...

[2022-04-28]・・・モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 K364

クルト・レーデル指揮 (Vn)ヨゼフ・スーク (Va)ミラン・シュカンバ チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 1961年録音
私にとってこの作品の刷り込みはセル&クリーブランド管による録音でした。 何故ならば、この作品は青春というものがもつ悲しみを痛切に描ききっているのであって、それを彼らほど見事に演奏した例を他に知らないからです。おそらくこの作品の第2楽章ほど...

[2022-04-27]・・・モーツァルト:ディヴェルティメント 第7番 ニ長調, K.205 /167a

ヘルマン・アーベントロート指揮 ライプツィヒ放送交響楽団 1956年3月26日録音
この録音は私の中にあったアーベントロートという指揮者に対する「思いこみ」を根っこから覆してくれました。 その思いこみというのは、少し前に紹介したチャイコフスキーの「悲愴」などによって作られたものでした。それは、主情に貫かれた演奏と言うのが...

[2022-04-26]・・・メンデルスゾーン:交響曲第3番 イ短調 作品56 「スコットランド」

メンデルスゾーン:ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1967年6月録音
サヴァリッシュのメンデルスゾーンと言えば、1967年にニュー・フィルハーモニア管弦楽団と録音した「全集」を想起するのが普通でしょう。 ところが、このメンデルゾーンの各曲の初出年がなかなか確定できませんでした。 しかし、漸くにして19...

[2022-04-25]・・・ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調, Op.21

ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮 フランス国立放送管弦楽団 1963年10月録音
ホーレンシュタインとフランス国立放送管弦楽団とのベートーベンのライブ録音が手もとに二つあります。1952年に録音された第8番と1963年に録音された第1番です。 聞いてみて面白いのは第1番です。指揮者の気迫が凄くて、オケもまたその熱気に煽...

[2022-04-24]・・・モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K.219

(Vn)ミッシャ・エルマン:ヨーゼフ・クリップス指揮 新交響楽団 1955年録音
エルマンの晩年については否定的な評価が定着しているようです。その際たるものが、Deccaのプロデューサーだったカルショーの次のような記述でしょう。 キルステン・フラグスタートに働きかけて引退から復帰させたことはフランク・リーの主要な業績で...

[2022-04-23]・・・ヨハン・シュトラウス:ワルツ「春の声」Op.410

ハンス・スワロフスキー指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団 1951年録音
ハンス・スワロフスキーと言えば指揮法の名教師でありながら指揮者としては今ひとつというのが常識でした。 「音楽は楷書的でしっかりしたものではあったが、あまり面白いものではなかった。」とか「尋常でないほど音楽の運びがぎくしゃくしがちな指揮者」...

[2022-04-22]・・・ベートーベン:ピアノ・ソナタ第12番「葬送」 変イ長調 Op.26

(P)マリア・ユーディナ:1958年録音
マリア・ユーディナほど深い謎と神秘につつまれたピアニストはいません。そして、その思いは、彼女が演奏したベートーベンのソナタをまとめて聞いてみてさらに強くなりました。 おそらく、これほどに主観性に満ちたベートーベンのピアノ・ソナタは滅多にな...

[2022-04-21]・・・J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ロ短調, BWV1014

(Vn)ラインホルト・バルヒェット:(Cembalo)ロベール・ヴェイロン=ラクロワ 1960年録音
バルヒェットという名前に初めてであったのは、彼が主宰するカルテットによるモーツァルトの弦楽四重奏曲の録音によってでした。その鄙びた素朴さの中にえもいわれぬロマンと気品が漂ってくる演奏にはすっかり心を奪われてしまいました。 そして、このバッ...

[2022-04-20]・・・リヒャルト・シュトラウス:ドン・キホーテ, Op.35

サー・トーマス・ビーチャム指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 (Cell)ポール・トルトゥリエ (Va)レナード・ルーベンス (Vn)オスカー・ランペ 1947年10月4日&7日^8&1948年3月20日録音
ビーチャムのリヒャルト・シュトラウスってこんなにも面白くて楽しい演奏だったんだと感心させられました。 それは、細部に至るまでビーチャムの意志が貫き通されていて、その意志は「イギリス最後の偉大な変人」と言われたビーチャムのユニークさがすみず...

前のページ/次のページ


歴史的音源の紹介


PCオーディオ実験室


管理人ブログ


エッセイ集


クラシック音楽への第一歩~ここから聞きたい50曲