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(Fl)カミッロ・ヴァナウゼク:ヨーロッパ四重奏団のメンバー 1965年発行この録音は独奏フルートに「カミッロ・ヴァナウゼク」、弦楽には「ヨーロッパ四重奏団のメンバー(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)」と記されているのですが、困ったことにこの両者の正体が全く不明です。かろうじて「カミッロ・ヴァナウゼク」はオーストリ...

コリン・デイヴィス指揮 シンフォニア・オブ・ロンドン 1960年11月27日~28日録音コリン・デイヴィスのデビューに至る経緯はすでに紹介したことがあるのですが、少し時もたっていますのでもう一度簡単に紹介しておきます。
彼は貧しい家庭に育ったためにピアノを買うことができず、そのために最も値段の安かったクラリネットで音楽の...

(Vn)ヨーゼフ・シゲティ:ハミルトン・ハーティ指揮 ハレ管弦楽団指揮 1928年録音今、私の手もとにはシゲティによるブラームスの協奏曲の録音が3種類あります。この3つの録音を聞き較べることはシゲティと言うヴァイオリニストを考える上で興味深いものがあります。
その3種類の録音とは以下の通りです。
(Vn)ヨーゼ...

カール・シューリヒト指揮:チューリヒ・バロック・アンサンブル 1966年5月録音このシューリヒトのブランデンブルグ協奏曲の全曲録音は随分昔に聞いて感心させられたことがあります。
しかし、こういうサイトをやっているとその録音がパブリック・ドメインかどうかと言うのも大きなポイントになってしまうと言う悪癖が身についてしまって...

(Vn)ヴァーシャ・プシホダ:エンニオ・ジェレッリ指揮、RAIトリノ交響楽団 1957年録音プシホダが録音したバッハ作品の項でも述べたのですが、50年前後からどう考えてもプシホダとは相性がいいとは思えないバッハだけでなく、モーツァルトの作品にも取り組み恥じます。
私の手もとにあるモーツァルトの録音は以下の6点です。
モー...

レナー弦楽四重奏団:1926年12月3日&1927年1月17日録音全くの私見ですが、ベートーベンの弦楽四重奏曲の演奏史を遡っていけば、ブッシュ弦楽四重奏団とブダペスト弦楽四重奏団による戦前の録音あたりで流れが分かれたような気がします。そして、そこから遡って源流を辿ればこのレナー弦楽四重奏団による1930年...

フェリックス・プロハスカ指揮 (Br)パウル・シェフラー ウィーン国立歌劇場管弦楽団 1955年録音 他と言うことで、これはまず最初に誰がどの作品を演奏したのかを明らかにしないといけません。まさに、己の耳と検索能力が試されるという雰囲気なので、妙なところで俄然やる気が出てきました。
まずは耳の方ですが、音質的にワーグナーのマイスタージン...

フェリックス・プロハスカ指揮 (Br)パウル・シェフラー ウィーン国立歌劇場管弦楽団 1955年録音と言うことで、これはまず最初に誰がどの作品を演奏したのかを明らかにしないといけません。まさに、己の耳と検索能力が試されるという雰囲気なので、妙なところで俄然やる気が出てきました。
まずは耳の方ですが、音質的にワーグナーのマイスタージン...

ジョン・バルビローリ指揮 ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団 1941年11月3日録音バルビローリによるモーツァルトの録音というのは珍しいのではないでしょうか。戦前は協奏曲の伴奏をよくつとめていましたが、戦後はオペラの序曲などの小品がほとんどで、このような交響曲の録音は珍しいのではないかと思います。
ですから、モーツァルトと...

ヘルマン・シェルヘン指 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 1951年6月5日録音カリンニコフの交響曲は「青春の交響曲」と呼ばれてきました。聞けば分かるように、ロシア民謡の素材を上手に使うことで成り立っている国民楽派の交響曲と分類できる音楽です。ですから、多くの指揮者は、作品が持つメランコリックな憂愁や突き進む激情みたい...
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