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[2022-08-06]・・・ベートーベン:ヴァイオリンソナタ 第9番 イ長調「クロイツェル」 Op.47

(Vn)マックス・ロスタル:(P)フランツ・オズボーン 1951年録音
「マックス・ロスタル」という名前は私の視野には全く入っていなかったヴァイオリニストでした。しかし、知る人は知るという存在だったようで、クライスラーやティボー、アドルフ・ブッシュなどと肩を並べる存在だという人も多かったようです。 しかし、そ...

[2022-08-05]・・・チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調, Op.36

ヘルマン・シェルヘン指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団 1951年6月録音
演奏の出始めを聞いたときには、「ああ、これもまたリムスキー=コルサコフのシェェラザードと同じ方向性だな」と思いました。やや遅めのテンポで細部の細部まで疎かにすることなく、しずしずと演奏は始まります。おそらく一部に今も根強く残っているシェルヘ...

[2022-08-04]・・・ヘンデル:フルート・ソナタ ロ短調 Op.1, No.2, HWV 360

(Fl)ジョン・ウンマー:(Harpsichord)フェルナンド・ヴァレンティ (Cello)アルド・パリゾット 1954年録音
この録音の演奏家に関しては全く知るところはありませんでした。 ただし、「ヘンデル フルート奏鳴曲集」というレコードの「帯」が何とも時代を感じさせて懐かしくて思わず購入してしまいました。とは言っても一枚700円程度でした。 フルートは...

[2022-08-03]・・・ショパン:ノクターン Op.37

(P)アダム・ハラシェヴィチ:1961年録音
アダム・ハラシェヴィチは第5回ショパン国際ピアノコンクール(1955年)で優勝をしています。しかし、その優勝は彼の経歴において必ずしもプラスにはならなかったようです。 何故ならば、その時に2位になったのがアシュケナージであり、その結果は彼...

[2022-08-02]・・・シューマン:交響曲第2番 ハ長調, Op.61

カール・シューリヒト指揮:パリ音楽院管弦楽団 1952年8月26日~27日録音
シューリヒトに対するカルショーの酷評については56年録音の「未完成」の時にふれました。そこでカルショーは、「未完成交響曲の第1楽章を、全てテンポの異なる11の解釈で演奏した」と述べていました。 その評価への私なりの思いはその時に記しておい...

[2022-08-01]・・・J.S.バッハ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ハ短調, BWV 1024

(Vn)ラインホルト・バルヒェット:(Cembalo)ロベール・ヴェイロン=ラクロワ (Cello)ヤコバ・ムッケル 1961年リリース
バルヒェットという名前に初めてであったのは、彼が主宰するカルテットによるモーツァルトの弦楽四重奏曲の録音によってでした。その鄙びた素朴さの中にえもいわれぬロマンと気品が漂ってくる演奏にはすっかり心を奪われてしまいました。 そして、このバッ...

[2022-07-31]・・・ベートーベン:弦楽四重奏曲第1番 ヘ長調, OP.18-1

レナー弦楽四重奏団:1928年10月25&27日録音
全くの私見ですが、ベートーベンの弦楽四重奏曲の演奏史を遡っていけば、ブッシュ弦楽四重奏団とブダペスト弦楽四重奏団による戦前の録音あたりで流れが分かれたような気がします。そして、そこから遡って源流を辿ればこのレナー弦楽四重奏団による1930年...

[2022-07-30]・・・モーツァルト:セレナード第6番 ニ長調 K.239「セレナータ・ノットゥルナ」

イ・ムジチ合奏団 1958年10月10日~20日録音
この録音は大ヒットした「四季」のおよそ半年ほど前のものとなります。 これは全くの受け売りなのですが、あの「四季」の前に彼らは1955年にモノラルで「四季」を録音しています。そして、その演奏は大ヒットした分厚い低声部をベースにしたまろやかな...

[2022-07-29]・・・シューベルト:ピアノのための舞曲(B面)

(P)イェルク・デームス:1965年9月録音
「ウィーン三羽烏」とはフリードリヒ・グルダ、イェルク・デームス、パウル・バドゥラ=スコダの3名です。ただし、この「ウィーン三羽烏」というのは日本でだけ通用する言い方のようで、英語圏では「ウィーンのトロイカ」(Viennnese Troika...

[2022-07-28]・・・シューベルト:ピアノのための舞曲(A面)

(P)イェルク・デームス:1965年9月録音
「ウィーン三羽烏」とはフリードリヒ・グルダ、イェルク・デームス、パウル・バドゥラ=スコダの3名です。ただし、この「ウィーン三羽烏」というのは日本でだけ通用する言い方のようで、英語圏では「ウィーンのトロイカ」(Viennnese Troika...

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