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ヘルマン・シェルヘン指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団 1951年録音1951年の録音なのですが、40年代後半でもこれよりも優れた録音が多いだけに、このこもり気味の音質はいささか残念です。もう少し鮮明で内部の見通しが良ければもっとはっきりするのでしょうが、それでも、ここにはシェルヘンという指揮者の本質のような...

レナー弦楽四重奏団:1926年11月4&5日録音全くの私見ですが、ベートーベンの弦楽四重奏曲の演奏史を遡っていけば、ブッシュ弦楽四重奏団とブダペスト弦楽四重奏団による戦前の録音あたりで流れが分かれたような気がします。そして、そこから遡って源流を辿ればこのレナー弦楽四重奏団による1930年...

フェルディナント・ライトナー指揮 バイエルン放送交響楽団 1959年4月11日~12日録音これもまた中古レコードが音源です。ネットで何か面白いレコードはないものかと検索しているときに「フェルディナント・ライトナー」という名前が少し興味をひいてポチってしまった音源です。
ライトナーといえばNHK交響楽団の指揮台にもたびたび登場し...

(P)エミール・ギレリス:キリル・コンドラシン指揮 ソビエト国立交響楽団 1952年録音この音源は60年代に発売された国内盤でラフマニノフとリストの協奏曲がカップリングされていました。50年代初頭のソ連での録音と言うことなのですが、ラフマニノフの方はやや苦しい部分はあるのですが、リストの方はまずまずの音質です。
そして、この...

(Fl)ジョン・ウンマー:(Harpsichord)フェルナンド・ヴァレンティ (Cello)アルド・パリゾット 1954年録音この録音の演奏家に関しては全く知るところはありませんでした。
ただし、「ヘンデル フルート奏鳴曲集」というレコードの「帯」が何とも時代を感じさせて懐かしくて思わず購入してしまいました。とは言っても一枚700円程度でした。
フルートは...

クレメンス・クラウス指揮:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1947年5月31日録音ふと気づいたのですが、クレメンス・クラウスは不思議なほどにモーツァルトの作品を取り上げる機会は少なかったように見えます。彼は基本的にオペラ指揮者だと思うのですが、少なくともモーツァルトのペラの録音は「フィガロの結婚」くらいしか残っていないの...

(Cembalo)ワンダ・ランドフスカ:1951年9月~1954年3月録音ランドフスカと言えばチェンバロという楽器を復興させ、バッハをロマン主義的歪曲から救い出した人という評価が為されています。しかし、その反面として、彼女が復興させたチェンバロはモダン・チェンバロと言われ、バロック時代のチェンバロとはかなり異なっ...

コリン・デイヴィス指揮:(Viola)ユーディ・メニューイン フィルハーモニア管弦楽団 1962年10月16日&22日~23日録音まずは、こんな若手の指揮者によくぞこのような作品の録音にOKを出したものだと当時のEMIレーベルには敬意を表します。
ただし、EMIと言えばレッグがクレンペラーからブルックナーの6番を録音したいと言ったときに「そんなマイナーな作品の録音が...

レナー弦楽四重奏団:1932年3月10日&14日録音全くの私見ですが、ベートーベンの弦楽四重奏曲の演奏史を遡っていけば、ブッシュ弦楽四重奏団とブダペスト弦楽四重奏団による戦前の録音あたりで流れが分かれたような気がします。そして、そこから遡って源流を辿ればこのレナー弦楽四重奏団による1930年...

(Vn)ヴァーシャ・プシホダ:ハンス・ミュラー=クライ指揮 南ドイツ放送交響楽団 1953年録音プシホダが録音したバッハ作品の項でも述べたのですが、50年前後からどう考えてもプシホダとは相性がいいとは思えないバッハだけでなく、モーツァルトの作品にも取り組み恥じます。
私の手もとにあるモーツァルトの録音は以下の6点です。
モーツァル...
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