モーツァルト:交響曲第33番
カラヤン指揮 ウィーンフィル 1946年録音
Mozart:交響曲第33番「第1楽章」
Mozart:交響曲第33番「第2楽章」
Mozart:交響曲第33番「第3楽章」
Mozart:交響曲第33番「第4楽章」
モーツァルトの田園交響曲
モーツァルトの最後のザルツブルグ時代に残した3曲のシンフォニーの一つです。
この3曲は似たような構成を持ちながら、性格は全く異なります。
それがモーツァルトのモーツァルトらしいところなのですが、32番の劇的な性格、34番の壮麗な音楽とくらべると一番こぢんまりした印象を与えるのがこの33番のシンフォニーです。編成もトランペットとティンパニーが省かれているためそう言う印象がより強くなります。
このシンフォニーの何よりもの特徴はその牧歌的な明るさです。有名なモーツァルト研究家は「奴隷的なザルツブルグでの拘束の中においても、モーツァルトが明るく満ち足りた時間を過ごした事を示す」とも書いています。まさに、モーツァルトの田園交響曲と言っていい作品です。
若き日のカラヤン
若き日のカラヤンの演奏です。
カラヤンは決して評価しないユング君ですが、50年代前半以前の若き日の演奏には結構魅力を感じるものが多いです。また、カラヤン嫌いの人でもベルリンを追われてからの最晩年の演奏を評価する人も多いです。この最晩年の演奏はCDの値段が高いので(^^;、ユング君はほとんど聞いていませんので何ともコメントはできません。
ただ、カラヤンという人は権力の座にいないときの方がいい音楽をするといえば、言葉がきついでしょうか?
よせられたコメント
2022-10-29:コタロー
- 「カラヤンという人は権力の座にいないときの方がいい音楽をする」
けだし名言です。
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