Home|Blue Sky Label~更新履歴
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(P)ジュリアス・カッチェン ペーター・マーク指揮 ロンドン新交響楽団 1955年8月29日&31日録音カッチェンのモーツァルト録音はそれほど数は多くはありません。
「ブルドーザー」と形容されたほどにパワフルな演奏活動を行ったことを考えれば、それははっきりと「少ない」と言った方がいいのかも知れません。
私の記憶では(いつものことながら便利な...

カール・ベーム指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1953年6月録音ベームのような演奏を聞いていると、これに変わりうるものはいくらでもあるような気がします。
もちろん、だからといってそれは凡庸な演奏だというわけではなくて、それは疑いもなくベートーベンやブラームスを強く感じさせてくれる立派な音楽になっていま...

ルドルフ・バルシャイ指指揮 モスクワ室内管弦楽団 1958年録音 バルシャイとモスクワ室内管弦楽団による演奏と、ティボール・ヴァルガの率いる管弦楽団による演奏を聞きくらべてみればそこに様々な感情が去来してくる事は否めません。
ヴァルガとそのオケによる音楽からは一切の雑じりけなしに、音楽をすることの喜びが...

ティボール・ヴァルガ指揮 ティボール・ヴァルガ音楽祭管弦楽団 1965年録音バルシャイとモスクワ室内管弦楽団による演奏と、ティボール・ヴァルガの率いる管弦楽団による演奏を聞きくらべてみればそこに様々な感情が去来してくる事は否めません。
ヴァルガとそのオケによる音楽からは一切の雑じりけなしに、音楽をすることの喜びが...

ルドルフ・バルシャイ指揮 モスクワ室内管弦楽団 録音年不詳(1963年初出)バルシャイとその手兵であるモスクワ室内管弦楽団のアンサンブルの精緻さは演奏史における一つの頂点を示すものであったことは疑いはありません。しかし、そこまでの技術的な成果を上げながら、その事への評価は決して高いものではありませんでした。
そう...

(P)グレン・グールド ヴラディミール・ゴルシュマン指揮 コロンビア交響楽団 1967年5月2日録音率直に言って、このバッハのピアノ(チェンバロ)協奏曲には驚かされました。
グールドは以下のような顔ぶれと日程で、バッハのピアノ(チェンバロ)協奏曲を録音しています。
ピアノ(チェンバロ)協奏曲第1番 ニ短調 BWV1052...

(Org)マルセル・デュプレ 1957年10月録音ヴィドールは晩年になると教育活動に熱を入れ、とりわけパリ音楽院で教えたダリユス・ミヨーやマルセル・デュプレなどが特に有名です。特に、マルセル・デュプレはサン・シュルピス教会のオルガニストにも就任していますから、フランク、ヴィドールと受け継が...

(P)ヴィルヘルム・ケンプ 1965年1月11日~12日録音演奏家の本質的な部分を考える上で「コンプリートする人」と「コンプリートにはこだわらない人」というのは一つの指標になるはずです。
しかし、世の中は常に「例外」が存在するのであって、この二分法が全く意味をなさない演奏家というものも存在します。...

ポール・パレー指揮 デトロイト交響楽団 1962年3月録音パレーという人の経歴を調べてみると録音活動の中心がデトロイト響だったために、ともすればアメリカの指揮者と誤解される事が多いようです。
しかし、彼は生まれも育ちもフランスであり、さらには、アメリカで長く活動しながら最後までほとんど英語を話せな...

ルドルフ・バルシャイ指揮&Viola (Vn)ダヴィッド・オイストラフ モスクワ室内管弦楽団 1959年3月22日録音「ルドルフ・バルシャイ」と言う名前は、私にとってはケルン放送交響楽団と録音したショスタコーヴィッチの交響曲全集と結びついて記憶されています。
サラッと一通り聞いたような記憶はあるのですが、どう考えてもショスタコーヴィッチの良い聞き手とは言...
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