Home|Blue Sky Label~更新履歴
作曲家で選ぶ
演奏家で選ぶ
[2018-07-17]・・・モーツァルト：ピアノ協奏曲第14番 変ホ長調 K.449
モーツァルトのピアノコンチェルトと言えばセルとカサドシュのコンビによる録音が一つのスタンダードでした。このコンビによる録音でモーツァルトと出会い、以来40年近くにわたって聞き続けてきました。 今さらいうまでもないことですが、とても立派なモ...
[2018-07-16]・・・グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 作品16
これは実に不思議な録音です。 リンパニーは1951年にアメリカのテレビ局経営者のベネット・コーンと結婚して渡米するのですが、それをきっかけとしてピアニストとしての活動を縮小していき、50年代後半にはほぼ引退と同じような状態になります。...
[2018-07-15]・・・ハイドン:交響曲第7番 ハ長調「昼」, Hob.I:7
世間ではこれを、「現在のピリオド楽器演奏の原型ともいうべき、スリムで新鮮な演奏を繰り広げて」いると評しているのですが、それは少し違うような気がします。 おそらく、ピリオド楽器による演奏というスタイルがクラシック音楽の演奏史における一つの到...
[2018-07-14]・・・サン＝サーンス:ピアノ協奏曲第2番 ト短調 作品22
この類い希なるパワフルなピアノはリンパニー以外ではなかなかに聞くことの出来ないものです。 それを世間では一般的に「個性」というのでしょうが、その言葉にはどこかしっくり来ない部分があります。 例えば、フルトヴェングラーのドラマティックな音楽...
[2018-07-13]・・・チャイコフスキー：交響曲第5番 ホ短調 作品64
こういう録音を聞いてしまうと、ウィーン・フィルがクリップスを追い出してしまったことは大きな傷手だったと思わざるを得ません。 しかし、そうは思いつつも、先に少しふれたように、これは当時のウィーン・フィルが自らをブランド化していく上では微妙に...
[2018-07-12]・・・モーツァルト：ピアノ協奏曲 第13番 ハ長調 K.415 /387b
モーツァルトのピアノコンチェルトと言えばセルとカサドシュのコンビによる録音が一つのスタンダードでした。このコンビによる録音でモーツァルトと出会い、以来40年近くにわたって聞き続けてきました。 今さらいうまでもないことですが、とても立派なモ...
[2018-07-11]・・・シューベルト：交響曲第7(8)番ロ短調 D.759「未完成」
マルケヴィッチは、若い頃は「作曲家」として活躍し期待もされていました。 13才の時にスイス来訪中のコルトーに自作（おそらくはピアノ組曲「結婚」）を演奏して認められ、パリ留学を勧められるるのが音楽家としてのキャリアの始まりです。そして、その...
[2018-07-10]・・・チャイコフスキー：ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
コーガンは直接学んだわけではないのですが、「師弟関係」という血統ではハイフェッツと同様にアウアー門下と言うことになります。 そう言う意味では、とびきりのテクニックでもって作品が持つ本質をギリギリのところまで掘り下げて表現しつくすという共通...
[2018-07-09]・・・ハイドン:交響曲第6番 ニ長調「朝」, Hob.I:6
世間ではこれを、「現在のピリオド楽器演奏の原型ともいうべき、スリムで新鮮な演奏を繰り広げて」いると評しているのですが、それは少し違うような気がします。 おそらく、ピリオド楽器による演奏というスタイルがクラシック音楽の演奏史における一つの到...
[2018-07-08]・・・ワーグナー：ジークフリート牧歌
この作品には、ワーグナー作品に珍しくと言っては語弊があるかも知れませんが、雑じりけのない幸福感に溢れています。 そして、そう言う幸福感をワルターは見事に表現しています。 人が生きる世の中の「ろくでなさ」というものは、空から降る雨のよ...