Home|Blue Sky Label~更新履歴
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(Cell)アントニオ・ヤニグロ (P)イェルク・デムス 1964年録音ヤニグロというチェリストと初めてであったのは、リヒャルト・シュトラウスの交響詩「ドン・キホーテ」でした。その外連味満点の演奏には驚かされるとともにすっかり感心させられたものでした。
ところが、その後シューベルトのアルペジョーネ・ソナタを聞...

(P)クリストフ・エッシェンバッハ:ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1966年11月30日~12月1日録音これは不思議な録音です。
何故ならば、初発のレコードのジャケットを見てみると右下に大きく「1」と記されているからです。これは、上の方に大きく「Concerto for Piano and Orchestra No.1 in C major...

ゲオルク・ショルティ指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1959年5月録音私の中ではショルティと言えばつい最近なくなったような感覚があるのですが、確認してみれば20世紀の終わりには既に亡くなっているのであって、没後から既に20年以上の歳月が過ぎ去っているのです。
これは何とも言えず不思議な感覚であって、そう言え...

フェレンツ・フリッチャイ指揮 (P)マルグリット・ウェーバー ベルリン放送交響楽団 1960年6月3日~6日録音フリッチャイは早死にはしたのですがそれなりの数の録音は残しました。しかし、ラフマニノフに関してはどうやらこれ一枚だけのようです。
そのあたりは同郷の指揮者、ジョージ・セルと全く同じです。
この、結果としてのラフマニノフに対する冷淡さ...

フリッツ・ライナー指揮シカゴ交響楽団 1954年4月26日録音1956年という年はクラシック音楽界にとっては一つの画期となった年でした。
何故ならば、その年はモーツァルトの生誕200年にあたる年であり、そこに向けて実にたくさんのモーツァルト録音が計画され、そしてリリースされたからでした。
今で...

カルロ・マリア・ジュリーニ指揮 フィルハーモニア管弦楽団1959年6月4日&8日-10日録音フィルハーモニア管の時代のジュリーニは一筋縄ではいかないところがあります。
概ねはがっしりとした造形で見通しの良い音楽を形づくっているのですが、驚くほど遅いテンポでネッチリと歌い上げる(ブラームスの1番)ときもあります。
かと思えば、そ...

ハンス・クナッパーツブッシュ指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1956年6月3日~6日録音クナッパーツブッシュと言うのは本当に不思議な、その意味では希有の指揮者だったとと言うことを、こういう録音を聞いていると改めて思い知らされます。
この「神々の黄昏」からの2曲、「夜明けとジークフリートのラインへの旅」 と「ジークフリート...

ゲオルク・ショルティ指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1958年9月録音私の中ではショルティと言えばつい最近なくなったような感覚があるのですが、確認してみれば20世紀の終わりには既に亡くなっているのであって、没後から既に20年以上の歳月が過ぎ去っているのです。
これは何とも言えず不思議な感覚であって、そう言えば...

ピエール・モントゥー指揮 ボストン交響楽団 1953年12月30日~31日録音バレエ指揮者というのはコンサート指揮者と較べると一段落ちるように見られる傾向があります。しかし、例えばフィストラーリの手になるバレエ音楽などを聞いていると、いわゆるコンサート指揮者がつくり出す「立派なバレエ音楽」とは異なる魅力があることに気...

(P)レオン・フライシャー:ジョージ・セル指揮 クリーブランド管弦楽団 1956年10月26日録音セルにとってラフマニノフというのは非常に珍しいプログラムだと思われます。
私の知る限りでは、おそらくこれ一枚だけです。
だいたいこういう場合というのはレーベル側からの断りきれない依頼という場合が多くて、演奏者サイドからしてみれば気が乗らな...
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