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[2019-04-07]・・・ベートーベン:ピアノ・ソナタ第12番「葬送」 変イ長調 Op.26

(P)ヴィルヘルム・ケンプ 1965年1月14日~15日録音
演奏家の本質的な部分を考える上で「コンプリートする人」と「コンプリートにはこだわらない人」というのは一つの指標になるはずです。 しかし、世の中は常に「例外」が存在するのであって、この二分法が全く意味をなさない演奏家というものも存在します。...

[2019-04-06]・・・ベルワルド:交響曲第1番 ト短調「厳粛な交響曲」

ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮 ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団 1962年2月録音
イッセルシュテットにしてみれば非常に珍しい録音だと思われます。そして、はてさて、どういう経緯でこのような作品を録音することになったのかと思案してみれば、そうか、イッセルシュテットは1955年から1964年までストックホルム・フィルハーモニー...

[2019-04-05]・・・ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲 ト長調 RV 413

(Cello)エンリコ・マイナルディ ルドルフ・バウムガルトナー指揮 ルツェルン音楽祭弦楽合奏団 1958年録音
「手の中に入っている」という表現があります。 「熟練している」事をあらわす言い回しなのですが、それは自分の「所有物」になることから転化した表現なのでしょう。 つまりは、そのものを隅から隅まで所有しているのであるならば、それを自由自在に解...

[2019-04-04]・・・バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調 BWV1009

(Cell)ガスパール・カサド 1957年録音
ガスパール・カサドと言えば伝説のピアニストと言われる原智恵子の夫であり、さらにはカザルスの弟子としても有名なチェリストでした。しかし、チェリストとしてはどうしても師であるカザルスの陰に隠れてしまって影が薄いと言わざるを得ません。 しかし、...

[2019-04-03]・・・ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 変ロ長調 op.56a

ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮 ウィーン交響楽団 1959年11月録音
サヴァリッシュがこの世を去ってから6年の時が過ぎてしまいました。早いものです。 サヴァリッシュと言えば、良くも悪くもつねにN響の指揮台に立っていた人であり、それ故に、良くも悪くも私たち日本人にとっては実になじみ深いマエストロだったわけです。...

[2019-04-02]・・・ベートーベン:ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス第2番 ヘ長調 Op.50

(Vn)ヨハンナ・マルツィ パウル・クレツキ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1955年12月22日~23日録音
ヨハンナ・マルツィの録音活動はほぼ1950年代に限定されています。残した録音もLPレコードにして20枚にも満たないもので、1950年代の初めにグラモフォンと行った録音と、その後1954年から始まったEMIでの録音がその大部分を占めています。...

[2019-04-01]・・・ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 作品104

(Cello)ヤーノシュ・シュタルケル:アンタル・ドラティ指揮 ロンドン交響楽団 1962年7月6日~7日録音録音
気がつけば、長い間この録音をアップするのを忘れていました。そして、その理由は、シュタルケルがワルター・ジュスキント&フィルハーモニア管と録音をアップしたときにこんな事を書いてたからです。 振り返ってみると、シュタルケルのコンチェルトを...

[2019-03-31]・・・バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番 ニ長調 BWV1050

カール・ミュンヒンガー指揮 シュトゥットガルト室内管弦楽団 1950年録音
この録音をめぐっては幾つか情報が混乱しています。 それは、このモノラルによるブランデンブルグ協奏曲の録音年に関して1950年とするものと、1955年とするものが入り交じっているのです。ただし、両者ともに「Decca」録音であることは間違い...

[2019-03-30]・・・ラヴェル:スペイン狂詩曲

ポール・パレー指揮 デトロイト交響楽団 1962年3月録音
パレーという人の経歴を調べてみると録音活動の中心がデトロイト響だったために、ともすればアメリカの指揮者と誤解される事が多いようです。 しかし、彼は生まれも育ちもフランスであり、さらには、アメリカで長く活動しながら最後までほとんど英語を話せ...

[2019-03-29]・・・リヒャルト・シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」 作品28

カレル・アンチェル指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 1962年8月録音
チェコフィルのリヒャルトシュトラウスというのはそれほど録音は多くないようです。さらに、アンチェルもまたそれほど録音はしていないように思われます。おそらく、ナチスとの関係を考えてみれば、アンチェルにしてもチェコフィルにしてもそれほど喜んで取り...

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