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[2020-03-23]・・・シューベルト:交響曲第8(9)番 ハ長調 「ザ・グレート」 D.944

ハンス・スワロフスキー指揮 ウィーン交響楽団 1957年1月2日録音
グルダの「怪演(^^;)」を紹介したときに、指揮者のハンス・スワロフスキーに注目したコメントをいただきました。 グルダの録音の中でも何故この演奏が際立って”奇矯”なのか?・・・については、今となっては判りませんが、一つには指揮を執っている...

[2020-03-22]・・・プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調 Op.63

(Vn)ヤッシャ・ハイフェッツ:シャルル・ミュンシュ指揮 ボストン交響楽団 1959年2月23~25日録音
この作品を有名にした功績はハイフェッツにあります。 しかし不思議なのは、彼はこれほども第2番の協奏曲に入れ込んだにもかかわらず、私が調べた範囲では第1番の協奏曲は一度も録音を行っていないのです。 これは考えてみれば不思議なことです。...

[2020-03-21]・・・ラヴェル:ボレロ

ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1960年3月19日録音
吉田秀和氏がラヴェルの音楽をあまり評価していなかったという話を聞いたことがあります。 ラヴェルと言えば真っ先に思い浮かぶのは「スイスの時計職人」という言葉です。彼の作品は、例えばピアノ曲であれば、極限まで進歩したコンサート・グランドの全ての...

[2020-03-20]・・・モーツァルト:ピアノ協奏曲第15番 変ロ長調番 k.450

(P)リリー・クラウス:スティーヴン・サイモン指揮 ウィーン音楽祭管弦楽団 1966年6月13日録音
私の知人で、リリー・クラウスの最後の来日公演を聴いたことがあるという人がいます。彼の言によれば、その演奏会は惨憺たるもので二度と思い出したくもないような代物だったようです。 演奏家の引き際というものは難しいものです。 最近の例で言え...

[2020-03-19]・・・ヴィヴァルディ:チェロ・ソナタ第1番 変ロ長調 RV 47

(Cello)アントニオ・ヤニグロ:(Cemalo)ロベール・ヴェイロン=ラクロワ 1950年代前半録音
ヴィヴァルディのことを「品のない音楽」という人もいるのですが、それは演奏の仕方にも問題があるのではないかと気づかせてくれたのがこのヤニグロによる録音です。 ピリオド演奏が隆盛を極めた21世紀初頭にはこういう作品も録音される機会が増えていき...

[2020-03-18]・・・プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 Op.26

(P)サンソン・フランソワ:ヴィトルド・ロヴィツキ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1963年6月27日~29日録音
ロシアの作曲家のピアノ協奏曲というのはオーケストラの分厚い響きが独奏ピアノに覆い被さってくるような印象があります。 それはチャイコフスキーにおいてもそうですし、ラフマニノフも同様です。そして、その極めつけがこのプロコフィエフでしょう。 ...

[2020-03-17]・・・ウェーバー:交響曲第1番ハ長調 Op.19

エーリッヒ・クライバー指揮 ケルン放送交響楽団 1956年1月録音
この作品の演奏については、比較対照できるほどの視聴経験がないのであまり断定的なことはいえないのですが、それでも、エーリッヒ・クライバーがこの作品を録音してくれていたことに感謝せざるを得ません。それも、この時代としては信じがたいほどの優秀なス...

[2020-03-16]・・・メンデルスゾーン:「夏の夜の夢」序曲 作品21

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1947年9月28日録音
メンデルスゾーンはナチス政権下において、最も過酷に抑圧され、最も不当な評価を押しつけられた作曲家でした。それ故に、フルトヴェングラーもナチスが政権を握るとメンデルスゾーンの作品はぱったりと取り上げなくなります。唯一の例外は1934年2月のベ...

[2020-03-15]・・・ブラームス:交響曲第1番ハ短調作品68

ジョージ・セル指揮 クリーヴランド管弦楽団 1966年10月7日録音
セルのブラームスのステレオ録音の初出年がなかなか確定できないと言うことを書いたところ、数人の方から貴重な情報をいただくことができました。 結論から言えば、以下の録音は全て1967年までにリリースされていたことが分かり、ぎりぎりアウトではなく...

[2020-03-14]・・・ベートーベン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」 ヘ短調 Op.57

(P)アルフレッド・ブレンデル 1962年3月録音
ブレンデルの録音活動は「Philips」と強く結びついています。 何しろ、同じレーベルで2度もベートーベンのピアノ・ソナタの全曲録音を行っているのです。一度目は1970年~1977年にかけて、2度目は1992年~1996年にかけてです。 ...

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